仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

中みそ(青森県弘前市)

2013年12月16日 | 青森県

Dscf0278_冬季雪に覆われてしまう弘前では身体が暖まるような味噌ラーメンも人気。


弘前における”キング・オブ・味噌ラーメン”として圧倒的な支持率を誇るのが中三デパート地下1Fフードコートにある「中みそ」の味噌ラーメンです。


中三(なかさん)にある味噌ラーメンなので「中みそ」と呼称されていたのがいつの間にか店名になってしまいました。旧店名は「チャイナドール」


←「なかみそラーメン(小)」500円Dscf0272__2


綺麗にとられた白濁ガラベースはクセが無くミルキーな風味。味噌ダレは赤味噌ブレンドのやや塩強めをサラッと配合。


玉ネギとひき肉でぎゅっと自然の甘味を加えて、キャベツの芯の部分で更に甘さをプラス。豚はバラ肉が乗っかります。


更に生姜とおそらく砂糖投入で照りを出し、ニンニクで充実感を持たせる。味噌とマッチする煮干しで魚介系を補い、豚脂等は少なめ、挽き肉が効果的に肉味を底上げしてます。


味噌ダレに動物系、野菜、穀物の甘さをコラボレーションさせる事でこの上ない甘めの味噌スープに仕上がってますね。


弘前はスープが甘めなお店が多いですが中でも「中みそ」がトップクラスに甘いと思います(^^; (13/02/18食)



120917124917←過去食の「なかみそラーメン(小)」500円120917131442


中細の麺は食堂チックなソフトメン食感ですがスープとベストマッチ。何だか後をひく美味しさ、…麺も甘いんじゃないかと勘繰ってしまいます(笑)


注目すべきは、ただ甘くしているのではなく、肉や野菜で風味を充実させてあるので何ら不足感のない、身体がすんなり受け入れてくれるような甘さなんですよね。


ある意味卑怯な美味しさ。しかも油量も控えめだから年輩の方にも受け入れられそう。(12/09/17食)






(小)で他店の並程度な麺のボリュームがあり、スープを楽しむには(小)で十分に思います。ワンコインで収まっちゃいますし、キャベツ等野菜を咀嚼しているうちにお腹も一杯になれてヘルシー。これは良い。仙台にも中みそインスパイア店出せたら善戦するのではないかなと思っちゃいます。


120917123818_(12/09/17)
中みそ/青森県弘前市土手町49-1 中三弘前店 B1F

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支那そば マル金(青森県弘前市)

2013年12月13日 | 青森県

101216223733チャルメラの音を聞いたら夜鳴きラーメン!


ってのが冬の風物詩。夜食の代名詞だった屋台ラーメンですが、新規開店が条例等で禁止になる地域が全国で増えており弘前でももう屋台ラーメンはお目にかかれなくなりました。


今回は弘前で最後の屋台ラーメン?かな? メディアイン樹木店(TSUTAYA)(昔はマルホンでしたっけ)の駐車場に屋台で夜のみ営業していた「支那そば マル金」の懐かしい一杯。101216223444


屋台と言っても移動するのは車部分のみで黒い木造の小屋は据え置き。


中はかなり質素な(失礼)小部屋ですが、冬でも最低限の寒さは防げます。(※たしか小型のストーブが置いてあったはず。)


照明はぼんやり灯る程度でスポーツ新聞読むのにはこれで十分。舟歌@八代亜紀クリックでYoutubeへのようなほの暗さが雰囲気あり。日本酒が飲みたくなりますな。


メニューは潔くラーメンのみ。普通盛り、大盛り、チャーシュー抜きから今回は普通に「ラーメン・普通盛り」600円を注文。


写真でパンのように見えるトッピングはお麩。ラーメンにお麩が乗るのって秋田北部から青森まででたまに見られます。101216223504


スープは無化調の仕立て。豚ガラベースに昆布を効かせたまろみのある醤油ダレを適量ブレンド。煮干しなどの魚介系の僅かな酸味に、香味野菜の滋味深さが漂います。見た目あっさりながら割と動物系のコクがありますね。


煮干しが突出はしておらず、古くからの津軽中華スタイル+鶏油を少な目ながら乗せてやや現代風にアレンジしたスープ組立て。素朴ながら素性の良さを感じさせます。


麺は津軽らしい強い縮れのある細麺で加水率は中程度。チャーシューは焼豚タイプ。肉味がふんだんに有りなかなかのもの。




2011年3月に店舗営業に切り替わっており現在は市役所近くに出店。店名も「中華そば マル金」に変更になってます。平成の世に対応して店舗はリニューアル。でも味は無化調にこだわり、何時までもこのまま手作りの味わいを守っていて欲しいですね。


101216223352(10/12/16)
支那そばマル金/青森県弘前市大字樹木4-6-1

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三忠食堂 本店(青森県弘前市)

2013年12月11日 | 青森県

Dscf0296_津軽地方には明治・大正時代から続いているラーメン店がいくつか現存しており、幅広く老若男女の支持を得られている模様。昔ながらの中華そば文化が色濃く残っています。


こちら「三忠食堂 本店」も創業百年を超える超老舗。Dscf0297__2


伝統料理「津軽そば」を継承するお店で、そば粉のつなぎに大豆を使い「煮おき」で提供される独特なスタイル。


煮おきなので提供は数分だが、昔ながらの製法で麺作りには三日もかかるらしい。そんなやり方を平成の世になっても続けているという。じょっぱりだ。


そんな「津軽そば」も魅力的ですが、ここはやはりラーメンを頂きたい。


中華そば」550円


スープは油浮き少なめで澄んだ醤油色。店内照明が反射して綺麗ですね。澄んだガラベースは極々あっさり。スープは焼干しっぽいですが節?を微かに香らせて、昆布を効かせた醤油ダレがあっさりと風味を漂わせます。


優しいスープ仕上がりにネギが薬味を与え、麺は強い縮れの津軽麺が合せられます。歯ごたえがありそうなモモ肉のチャーシューが実にスタンダード。このスープにはこれですよね。津軽リンゴが一切れサービスで付いてきました。


そういえば「三忠食堂」は弘前城の桜祭りに毎年出店されてます。こけしヘアースタイルのお嬢ちゃんと、逆さ絵のような白髭のおじいちゃんがソバを食べている絵柄の看板は地元ではおなじみのもの。Santyu1


それにしても絵柄が渋い。萌え絵や初音ミ○が逆立ちしても出せない味わいは「三忠食堂」のラーメンに通じるものがありますね。流行には乗らない。どこまでも孤高でじょっぱりだ。


Dscf0292_(13/02/18)
三忠食堂 本店/青森県弘前市大字和徳町164

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食処ザ・アレー(青森県青森市)(2)

2013年12月08日 | 青森県

K3401056_2青森の夏は短い。

そんな夏の終わりを飾るのは岩木山のふもと嶽(だけ)地区で収穫される「嶽きみ」

Dscf1833__4Dscf1983__4

シーズンになると季節販売店が道路沿いに立ち並びます。

店頭で食する朝採れ茹でたての嶽きみはこの上なく甘い。糖度が18~20度もあるらしい。俄には信じがたい数字だが実際食べてみると納得の美味しさ。

毎年だいたい同じ店が同じ場所に出店していて、地元ナンバーの車は迷わずお気に入りの店に向かっている模様。店によって微妙に茹で方が異なるようで自分も○年目でようやく目星がついてきました。

“お盆明けから9月下旬まで採れる「嶽きみ」は絶対お勧め!”

産地レポート:2010年9月号:嶽きみブランドの危機もあったけど、やっぱり嶽きみ!…小田桐農園(弘前市)|青森のうまいものたち

贅沢な自然の甘味を味わうためならば仙台からの片道400km弱のロングドライブも苦にならないから不思議。右下の写真は国道7号北秋田市の鷹ノ巣近辺で朝5時頃の光景。Dscf1792__2

幻想世界を走っているような大規模な朝もやが夏の東北らしい一枚。やっぱドライブは下道が良い。高速道路は味気なくてあまり好きになれない。

や、決してお金が無いからでは…(笑)



そして今回青森に行ったら絶対に確認したかったのがこちら

「ラーメンはいちご味!!」看板(写真上)の真相について!!

場所は青森駅前アウガ4階にあるフードコーナー「食処ザ・アレー」 こちら隣にはゲームコーナーがあるような普通のフードコートです。メニュー表を見てもごく普通の飲食メニューのみ。制服姿の女性店員さんにおもむろに訪ねてみる。

「裏メニューでいちごのラーメンがあると聞いたのですが…」

すると「イチゴ…ですね!?」と驚いたように確認する店員さん。どうやらあまり出ていないメニューらしい(^_^

「それ、お願いします。」

(数分後)呼び出されて向かった受渡し口で、女性店員さんからブツが手渡される。

「イチゴですよ!?」って笑顔で手渡ししてくれた女性店員さんの表情が妙に楽しそうだった。何だかウケてる?(笑)

Dscf1841_いちご」(裏メニュー)400円

氷を浮かべた冷や盛りのつけ麺スタイル。スープは…スープというかジュースというか、イチゴ果汁たっぷりのベースはごく自然な甘さで加糖はされてない感じ。Dscf1842_

醤油ダレやダシとの合わせかと推測してましたが、思いっきりドストレートな苺味で逆に清々しい。

甘酸っぱい天然の旨味がギュッと詰まった汁に、縮れた細麺をつけて啜るとこれが案外悪くない。甘さ控えめなのもまた良い塩梅。

他のフルーツに比べて苺は意外と麺に合います。個人的にはメガ盛りでもいけそうな程。こんな組み合わせをよく見つけたもので。驚きの前衛的メニューが400円ってのも良心的ですし、おやつにも良い。ピンクのナルトがお洒落です。Dscf1844_

食処ザ・アレー@津軽ラーメンあーかい部さん

上記ブログ参照させて頂きました。(勝手にリンクスイマセン)この情報が無かったら”いちご煮”のラーメンだと勘違いしたままでした。まさか裏メニューだなんて…。

Combine_images2_2しかし…

「カレーライスは飲み物!!」はウガンダ氏の名言だからまぁわかるとして、

「ソフトクリームはアツアツ!!」って何?無理じゃん溶けるじゃん(笑)

謎が謎を呼ぶ「食処ザ・アレー」次行ったらこちらも解明しないとですね。

(13/08/25)
食処ザ・アレー/青森県青森市新町1-3-7 アウガビル4F

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食処ザ・アレー(青森県青森市)

2013年12月03日 | 青森県

Dscf1839__ちょっと前に「ラーメンはいちご味!!」と言う衝撃画像が一部で話題になりましたが

【画像】青森のラーメンがヤバイと話題に

本当に苺味なのか?何処のまとめサイトにも実物の写真が無くて真相は闇の中。

八戸には”いちご煮”画像というウニとアワビを使った郷土料理がありますので、そういうラーメンなのかな。

いちご煮って高級素材を使っているだけあって超絶美味いです。それで磯の風味のラーメン作ったらそりゃぁ美味いでしょうなぁ(^^

八戸いちご煮と言えば”美人すぎる市議”藤川優里がプロデュースした「藤川優里のいちご煮日記弁当」という駅弁もありましたっけ。

藤川優里 - NAVER まとめ

自画撮りとか自分が可愛いのをわかっててやってて、それでも人気があるから面白い。

いつぞやの参院選でZ民党から国政への転身を打診された時でも「地方自治に専念したいので…」と固辞する賢明さを持ち合わせ、実は地元では二世議員で鞄も看板もあったりして、政治家としても案外逞しい。しばらくは安泰な模様。

安泰ついでに八戸アピールDVDの第2弾は出さないのかな?(^^



さぁ盛大に話が逸れましたが、

先日青森に行きましたのでその問題の「ラーメンはいちご味!!」の「食処 ザ・アレー」に行ってきました。

そ、そしたらなんと!

次回へ続く←引っ張ってみたりして

Dscf2143_(13/08/25)
食処ザ・アレー/青森県青森市新町1-3-7 アウガビル4F

←何故か持ってる弁当特典の生写真(笑)

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