今年のGWに茨城へ帰省したときのレポートです(2025年5月1日~5月3日)。まずは、ネコ屋敷のその後について。
2021年7月頃からネコを飼い始めた実家では、だんだんネコの匹数が増えていき、2025年1月時点ではカオス状態に突入していました。家の中で8~15匹(うち約10匹は家を出入している)のネコたちが駆け回り、家中に悪臭が充満し床は汚れ、人にとってもネコにとっても悪辣な環境になってしまいました。
この状況に対して、私1人ではどうすることもできませんでしたが、妻が解決に向けて活躍してくれました。実家にいるネコを増やしてしまったひきこもり人(アニマルホーダーという精神的障害者の一種と言ってもいいでしょう)とその影響下にあった父を説得することで、地元の動物愛護のボランティアさんの助けを借りて、だいぶ匹数を減らすことができました。こういう時、私よりコミュ力が高くて言葉の圧が強い妻は力を発揮するのです。
では、実家のネコを見ていきましょう。
No.1(シロ、凶暴ネコ)は、エサが合わなくて体調不良のようですが、私がケージの前を通ったときに、爪を出してひっかかれましたので、油断できません。
No.3(アビシニアン似、茶トラネコ)は、臆病で私がいるとすぐ隠れてしまいます。これは、コタツに隠れているところ。
No.4(シャム似ネコ)はあいかわらず人懐っこいです。
他には、家に入ってきた母ネコが生んだ子猫5匹と、家に出入りしていた野良ネコ10匹については、引き取り先が見つかったか、里親募集をしているネコカフェに入ってもらいました。これらについては、去勢・不妊手術をしてから引き渡していますので、それなりの出費はありました。母ネコについては、きほん外で生活していて、この6日間くらいは家に来ていないとのこと。家に出入りしていた野良ネコのうち病弱だった1匹については、家で引き取ったそうで、最近、口内炎で手術を受けさせたとのこと。このネコは、No.3ネコよりさらに臆病で、部屋の暗いところにひそんでいます。ひきこもりネコといってもいいかもしれません。これを含めた4匹は、家で飼っても、それなりの面倒は見てやれるキャパシティー内でしょう。
未解決案件としては、下写真の野良ネコ1匹がまだ家に出入しています。
そして、外にはエサが置かれていて、野良ネコ約1匹が食べにくるそうです。この2匹をなんとかするように、強く頼んできました。まだ完全解決までには至っていませんが、多頭飼育崩壊になる直前で食い止めることができました。昔と違って、動物愛護や動物福祉について社会の理解が深まり、それに向けた行政や民間による啓蒙活動や保護活動も盛んになっています。そういう新しい情報を集めたり、そうした人たちに助けを求めることで、思った以上に問題を小さくすることができるものだというのが、今回の実感ですね。
wakabyさんよりも奥様の方がコミュニ
ケーション能力に長けているのでしょう
か?(笑) 奥様が助けてくれてよかった
ですねえ。。。
しかし大変なものです。
ニンゲンの心理っていろいろあります
ね。それぞれ人にその時の気持ちが
あるのでしょうが、それはあらゆる人に
受け入れられるものではなく、
またネコにとっても、近隣にとっても
問題含みなので、粘り強く解決
するしかないですね。
お疲れ様です。
ありがとうございます。
私は、対人間での突破力が弱いので(家族に対しても)、性格の違う妻がいることでバランスが取れているところがあります。
実家については、今回の多頭飼育は家の問題の表出の一部であって、根底には8050問題というやっかいな問題があるんです。人間の心の脆弱さは、ほんとうに怖いと思います。
心ある人なら、野良ネコが可哀そうだなと思う気持ちはあるもんですよね。問題なのはその後の行動ですね。周りの人や動物の迷惑も考えずに独りよがりの方向に進んでしまうことのないように、自分も含めて気をつけなければと思います。