wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

ぱしふぃっくびいなす 熱海・伊勢・大洗クルーズ1(1日目・乗船編)

2018-08-25 22:08:19 | ぱしふぃっくびいなす(熱海・伊勢・大洗クルーズ)
ぱしふぃっくびいなすで3泊4日の熱海・伊勢・大洗クルーズに行ってきました(2018年8月19-22日)。何回かに分けて紹介していきます。まずは1日目の乗船編です。

ぱしふぃっくびいなすによる「夏休み熱海花火と伊勢・紀州クルーズ」が代金15%割引になる横浜市民クルーズとして募集されていました。娘が小学校に入ったし、夏休みで仕事の休みも取りやすいし、クルーズはもう7年も行ってないし、前から行きたかった方面だしと、条件がそろったので応募してみたところ、無事当選したので行ってきたという次第です。1日目は横浜出港後、船上から熱海花火見物、2日目は伊勢寄港、3日目は紀州寄港、4日目は横浜帰港というスケジュールです。ただし台風19号の影響で、3日目の寄港地は紀州から大洗に変更になりました。


大さん橋のカフェblue terminalで少しのどを潤して、


ぱしふぃっくびいなすに乗船します。
本船の基本データを下記に示します。今年で就航20周年になります。タイプとしては小型のクルーズ客船ですが、乗ってみると広さを感じますよ。
総トン数:26,594トン、全長:183.4m、乗客定員:620名、就航:1998年4月、船籍:日本、運航会社:日本クルーズ客船株式会社


タラップで船の6Fから入ります。ここは我々の船室のある階です。


部屋では、タオルで作った犬のオブジェが出迎えてくれました。


部屋のようす。


避難訓練の後、8Fのボートデッキに出て、出航のセレモニーに参加します。大さん橋側には多数の見送り客がいました。テープを投げます。大さん橋の反対側には飛鳥Ⅱが停泊しています。


スパークリングワインで乾杯。


15:00に出航しました。


メインホールではオリエンテーションが行われ、台風19号の影響で波が高くなっていて、西のほう、つまり今回の寄港地である和歌山(紀州)には行けないので、


伊勢の後は大洗に行くという説明がありました。


船は大黒海づり公園のところを通過して、横浜港を出ました。


船内を探索します。5、6、7Fは吹き抜けのエントランスロビーになっています。5、6Fは主に客室、7Fはダイニングやサロンなどが集まっています。


7Fメインラウンジ。


6Fライティングルーム、図書室です。いい雰囲気ですよ。


6F客室の廊下。

つづく

横須賀美術館ー三沢厚彦 ANIMALS IN YOKOSUKAほか

2018-08-19 08:22:11 | 美術館・展覧会
横須賀美術館に行って「三沢厚彦 ANIMALS IN YOKOSUKA」ほかを見てきました(2018年8月12日)。

横須賀美術館に行ったのは9年ぶりくらいです。前行ったときは車ででした。ドライブで行くような場所にあるのですが、今回は横須賀線で馬堀海岸駅まで行き、そこからバスで約10分かけて着きました。遠いところに来た感はありますが、アクセスはそんなに不便ではなかったです。


横須賀美術館は4層建てくらいになっているのですが、とても平面的に見えます。


ここは屋上の雰囲気がよくて、山から海につながるような眺めになっています。


平面の屋根の向うは海、船の行き交う東京湾の風景につながっています。


エントランスでは、三沢厚彦の動物の彫刻たちが出迎えます。


企画展「三沢厚彦 ANIMALS IN YOKOSUKA」展は撮影禁止でしたが、上の階からはこのように撮ることができました。
実物とおなじくらいの大きさに彫られた動物や想像上の動物の彫刻が集められた展覧会でした。精密な動物の模写でもなく、異常にデフォルメされているのでもなく、何かを訴えようとしているわけでもなく、むしろ健全さというか無垢な生き物の姿を現わしているように感じました。この作家さんは、純粋にこういう造形が楽しくて作っているんだろうなと思わせる作品群です。








ここからは所蔵品展第2期の「特集 中園孔二展 外縁-見てみたかった景色」です。2015年に25歳で夭折した作家です。こちらは撮影可能。


描かれているものはよくわかりませんが、ずっと見ていると何かが見えてきそうです。




美術展、図書室、レストラン、ショップを廻った後は、親子で鬼ごっこ。


美術館前の海岸。


観音崎の東京湾海上交通センター。この奥に灯台があります。

はまぎんこども宇宙科学館の科学実験教室

2018-08-11 21:40:14 | 博物館・科学館・図書館
はまぎんこども宇宙科学館の科学実験教室に行ってきました(2018年8月5日)。

夏休み中は、あちこちで子供向けの科学教室が開かれています。はまぎんこども宇宙科学館でも様々な科学教室が行われていますが、「コンクリートでモアイ人形を作ろう!」というのに応募したら、抽選に当選したので娘と行ってきました。


小学1年生の娘は、学校で育てたアサガオを夏休みのため家に持ち帰ってきました。朝、晴れだと花はしぼんだままですが、曇りだと咲きます。きれいな色です。


こども宇宙科学館の2F実験室で科学教室は行われます。教室が始まるまで、部屋の前にある電気と光のデモンストレーションをさわって遊びます。








このプラズマ放電みたいのはなかなかの見ものです。


これが今日参加する科学教室の紹介。


参加者20名に対して、講師は木更津高専の先生です。アシスタントとしてそこの学生さんが6名、あと科学館の職員約2名がつくという、なかなか手厚い指導が行われました。


一定量のセメント、砂、水が材料。それをよく混ぜて、台の上に載せたゴム製の型枠に流し込んで作ります。


これが完成品。ちょっとカッコいい置物になります。右が一回目の作製、左が二回目の作製。一回目の作製では、空気が入ってしまい穴や凹みができてしまいましたが、二回目ではていねいに空気を抜く作業をしたおかげで完成度が高まりました。
子供たちは何かを学んだことでしょう。

そんな夏休みの一コマでした。

あつい夏におすすめしたい音楽・第1弾

2018-08-04 21:11:22 | 音楽
暑いですね。こんな夏におすすめしたい音楽を選んでみました。

ときどきYouTubeの音楽をリンクする以外、音楽関連の投稿はほとんどしませんが、音楽とくに洋楽好きのwakabyとしてこのあつい夏に何を聞いたら涼しくなるのか考えて、アルバムを3枚選んでみました。

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「Boy Child: Best of 67-70」スコット・ウォーカー
スコット・ウォーカーって知ってますか?私は最近になって知りました。レディオヘッドのOKコンピューター時代のツアードキュメンタリーDVD「ミーティング・ピープル・イズ・イージー」の中で流れているとても印象的な曲があったのですが、クレジットにも書かれていなくていったい誰の曲だろうとずっと気になっていました。あるとき、インターネットでスコット・ウォーカーの「on your own again」という曲だということがわかり、行き着いたのがこのベスト盤です。もともとウォーカーブラザースというバンドにいて、その後ソロになったアーティストです。ストリングス中心のオーケストラにボーカルが載る構成なので、昔の映画音楽のようなノスタルジーも感じますが、曲調は超クールです。陰鬱さはありませんが、とにかくつめたい。私はこういう音楽を他に知りません。日本ではほとんど知られていないアーティストかもしれませんが、デヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ、レディオヘッドや、多くのとくにイギリスのミュージシャンからレスペクトされています。

このベスト盤から1曲どうぞ。
Scott Walker - Copenhagen


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「Radiodread」イージー・スター・オールスターズ
次は、イージー・スター・オールスターズというレゲエ・ミュージシャンの集団が、レディオヘッドのアルバム「OKコンピューター」の曲たちを丸ごとレゲエ・フォーマットでカバーしたものです。元の曲群は格調高くヨーロッパ的なものでしたが、弛緩したレゲエによく変換できたものだと感心しました。なんだか熱いのだか冷たいのだかよくわからなくなっていますが、おもしろい感覚なのでぜひ聞いてみてください。

カーマ・ポリスです。
Easy-star all-stars - Karma police (Radiodread)


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「Holiday for pans」ジャコ・パストリアス
3番目に紹介するのは、ジャズベースの天才ジャコ・パストリアスの作品としては異色のもの。スチールドラムをフィーチャーして作られたカリビアン・サウンド+ジャズな音楽です。ジャコのエレクトリック・フレットレスベースの出番は少なくなっています。明るいカリブの太陽と海を感じさせますが、ぜんぜん暑くありません。彼はポール・マッカートニーが好きなんでしょうね。別のソロアルバムでは「ブラック・バード」をカバーしていましたが、ここでは「シーズ・リービング・ホーム」をやっています。

アルバムの中から1曲。
Jaco Pastorius Elegant People Holiday For The Pans


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以上ご紹介した3つのアルバムはどれも唯一無二の音楽世界を展開しています。メジャーではありませんが、聴いて損はない音楽たちだと私は思いますので、ぜひどうぞ。
(続く)