ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」に行ってきました。
会場は横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜市開港記念会館の3か所ありますが、この日行ったのはメイン会場の横浜美術館だけです(2017年10月9日)。他の会場については後日紹介します。会期は2017年8月4日~11月5日なので、もうすぐ終わりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/16/084801896d7f986d0e0219cc283fb03c.jpg)
三年に一度開催されるこのイベントは、今年で6回目とのこと。私としては初めての参加です。「接続性」と「孤立」から世界のいまをどう考えうるか?というテーマで、「島と星座とガラパゴス」というタイトルになったそうです。世界の40組のアーティストが選ばれて、テーマに沿った作品を出展しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/93/730b16123ebc3dd3a28d208c3399592c.jpg)
野毛の横浜市立中央図書館で私用を済ませてから、桜木町を経由して横浜美術館に向かう途中、日本丸がちょうど、帆を張る総帆展帆(そうはんてんぱん)をやっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/53/8e449102c288bd2aff43177d8d680be7.jpg)
けっこう沢山の人たちが作業していました。約100名のボランティアだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/7e/f82078a31f73438ab93d70d1224961cb.jpg)
横浜美術館に着きました。外壁になにやら飾り付けがされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/20/058b5222afa41cf3ae3358ec66f9edec.jpg)
アイ・ウェイウェイの作品です。これは欧州の難民たちが使った救命ボートを表しているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/bf/9f09a3f5e148c1cb6a779a97e66706b0.jpg)
これは実際に使われた救命胴衣だそうです。
作家のアイ・ウェイウェイは先日紹介した「めくるめく現代アート」にも掲載されていた中国人の著名な現代アート作家で、最近まで中国当局に監禁されていて、解放後はベルリンに在住している反骨のアーティストです。こういう中国人がいることを知ると、中国もまだ捨てたもんじゃないなと思ったりするわけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/c6/523f3a35375bc7f3cabf97d2bd9e1587.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/1e/6cc5c664507b83f88a6f4a65a6079017.jpg)
ジョコ・アヴィアント。竹を編み上げているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/92/a93dbe6d06f8f4c7c2cd35678cabecaf.jpg)
マップオフィスという作家チームの作品の一つ。どの作家もそうですが、複数の作品を組み合わせてインスタレーションのような形の展示になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1c/8d868d90a30605306616a7e809581edd.jpg)
ミスター。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/50/1c4d4a1e48602418eafcffdafe8129ab.jpg)
ロブ・プルイット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/55/d99eb543a50ec4c9e9bfe904a84e5977.jpg)
アン・サマット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/c1/788973ddfc3ad4b1b754ad2a5e68a4f6.jpg)
ザ・プロペラ・グループ、トゥアン・アンドリュー・グエン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/c1/24629bb2d757d25d8b133fa2a6cdd4d7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/3d/ac6017444deb0f96d2d1e17dd59beb4b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/32/e0d51915fb8711976156a79c88aaee30.jpg)
上の人体を拡大すると。
ここまでマウリツィオ・カテラン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/fd/6fa7a4352087e73581caaacdf7f1ebc6.jpg)
>
風間サチコ。
第二次世界大戦ごろの日本の価値観のような。
これは妙なインパクトがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/52/9d223a9f2bbedff464997c56f8be1365.jpg)
マーク・ステファニアーニ。
これはトンネルが続いているように見える仕掛けです。実際は続いていません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/33/a7ae0a8ce5ac540efe97c5d77273f20c.jpg)
パオラ・ピヴィ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/16/3e10c2292a9f4008e874ef5349b7d767.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/3d/5fee105851c0dd6a335163c1f19eaa10.jpg)
オラファー・エリアソン。
ワークショップをやっていて、賛同者がグリーンライトを組み立てているようなのです。それを我々観客に見せているのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/78/aeff20cbaabf355d051db7c97cfa1352.jpg)
最後に、養老孟司氏のこんなメッセージが出ていました。「なんだこれは」「わけがわからない」でいいんですよね、現代アートを見るときは。氏の意見に賛同です。理屈を考える以前に、見てびっくりしたり、おもしろがっていればいいんですよね。そうさせる作品がいい現代アートなんだと思います。
現代アートに合う音楽は、ポップミュージックより、むしろ前衛的なモダンジャズだと思います。マイルス・デイヴィスのビッチズ・ブリューはBGMにいいんじゃないかな。
Miles Davis - Bitches Brew
会場は横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜市開港記念会館の3か所ありますが、この日行ったのはメイン会場の横浜美術館だけです(2017年10月9日)。他の会場については後日紹介します。会期は2017年8月4日~11月5日なので、もうすぐ終わりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/16/084801896d7f986d0e0219cc283fb03c.jpg)
三年に一度開催されるこのイベントは、今年で6回目とのこと。私としては初めての参加です。「接続性」と「孤立」から世界のいまをどう考えうるか?というテーマで、「島と星座とガラパゴス」というタイトルになったそうです。世界の40組のアーティストが選ばれて、テーマに沿った作品を出展しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/93/730b16123ebc3dd3a28d208c3399592c.jpg)
野毛の横浜市立中央図書館で私用を済ませてから、桜木町を経由して横浜美術館に向かう途中、日本丸がちょうど、帆を張る総帆展帆(そうはんてんぱん)をやっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/53/8e449102c288bd2aff43177d8d680be7.jpg)
けっこう沢山の人たちが作業していました。約100名のボランティアだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/7e/f82078a31f73438ab93d70d1224961cb.jpg)
横浜美術館に着きました。外壁になにやら飾り付けがされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/20/058b5222afa41cf3ae3358ec66f9edec.jpg)
アイ・ウェイウェイの作品です。これは欧州の難民たちが使った救命ボートを表しているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/bf/9f09a3f5e148c1cb6a779a97e66706b0.jpg)
これは実際に使われた救命胴衣だそうです。
作家のアイ・ウェイウェイは先日紹介した「めくるめく現代アート」にも掲載されていた中国人の著名な現代アート作家で、最近まで中国当局に監禁されていて、解放後はベルリンに在住している反骨のアーティストです。こういう中国人がいることを知ると、中国もまだ捨てたもんじゃないなと思ったりするわけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/c6/523f3a35375bc7f3cabf97d2bd9e1587.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/1e/6cc5c664507b83f88a6f4a65a6079017.jpg)
ジョコ・アヴィアント。竹を編み上げているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/92/a93dbe6d06f8f4c7c2cd35678cabecaf.jpg)
マップオフィスという作家チームの作品の一つ。どの作家もそうですが、複数の作品を組み合わせてインスタレーションのような形の展示になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1c/8d868d90a30605306616a7e809581edd.jpg)
ミスター。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/50/1c4d4a1e48602418eafcffdafe8129ab.jpg)
ロブ・プルイット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/55/d99eb543a50ec4c9e9bfe904a84e5977.jpg)
アン・サマット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/c1/788973ddfc3ad4b1b754ad2a5e68a4f6.jpg)
ザ・プロペラ・グループ、トゥアン・アンドリュー・グエン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/c1/24629bb2d757d25d8b133fa2a6cdd4d7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/3d/ac6017444deb0f96d2d1e17dd59beb4b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/32/e0d51915fb8711976156a79c88aaee30.jpg)
上の人体を拡大すると。
ここまでマウリツィオ・カテラン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/fd/6fa7a4352087e73581caaacdf7f1ebc6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/5f/9edb2fc066720ee68bf1a65a10a4cf92.jpg)
風間サチコ。
第二次世界大戦ごろの日本の価値観のような。
これは妙なインパクトがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/52/9d223a9f2bbedff464997c56f8be1365.jpg)
マーク・ステファニアーニ。
これはトンネルが続いているように見える仕掛けです。実際は続いていません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/33/a7ae0a8ce5ac540efe97c5d77273f20c.jpg)
パオラ・ピヴィ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/16/3e10c2292a9f4008e874ef5349b7d767.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/3d/5fee105851c0dd6a335163c1f19eaa10.jpg)
オラファー・エリアソン。
ワークショップをやっていて、賛同者がグリーンライトを組み立てているようなのです。それを我々観客に見せているのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/78/aeff20cbaabf355d051db7c97cfa1352.jpg)
最後に、養老孟司氏のこんなメッセージが出ていました。「なんだこれは」「わけがわからない」でいいんですよね、現代アートを見るときは。氏の意見に賛同です。理屈を考える以前に、見てびっくりしたり、おもしろがっていればいいんですよね。そうさせる作品がいい現代アートなんだと思います。
現代アートに合う音楽は、ポップミュージックより、むしろ前衛的なモダンジャズだと思います。マイルス・デイヴィスのビッチズ・ブリューはBGMにいいんじゃないかな。
Miles Davis - Bitches Brew