wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

PICAさがみ湖と周辺探索3ー石老山歩き

2023-04-15 08:07:37 | 裏丹沢

PICAさがみ湖にキャンプに行った2日目、近くの石老山を歩いてみました(2023年3月21日)。石老山(702m)は、丹沢山地の最北端に位置しますが、丹沢には入れない場合もあるようです。体調や時間的な制約もあるので、頂上まで登れるかどうかはわからないけれど、行けるところまで行ってみることにしました。

 

向うに見えるのが石老山。いったん丘を降りて、登り返すことになります。

 

石老山入口バス停の近くから山への道を入っていきます。古い「石老山」の石碑が立っています。

 

とても大きなしだれ桜が見えます。

 

登山道を入ってすぐに、「三界万霊(さんかいばんれい)」と書かれた石碑が立っています。「三界万霊」とは、仏教で三界(欲界・色界・無色界)におけるすべての霊あるものの意味だそうです。

 

杉の木が倒れているむこうに屋根が見える建物は、高野山真言宗の顕鏡寺です。このあたりは霊域なのですね。

 

桜山展望台は、近くに小さな桜の木と、遠方の眺めがよい場所です。高尾山の方面です。

ここでお湯を沸かして昼食を摂りました。これはドライカレー。

 

めずらしい富士宮焼きそばの缶詰を温めて食べました。味は期待したほどのものではなかったかな。

 

そして、カップヌードル。

 

このあたりは巨石が多く、この岩の上には木が生えていました。よくこんなところに根をはって生長できたものです。

妻の花粉症による鼻水が止まらないため、このあたりで登山を断念して引き返すことにしました。登頂はお預けです。

 

帰り道、こんな珍しい形の桜の木がはえていました。根元からたくさんの小さな幹に分かれているのです。

 

プレジャーフォレスト内にある「さがみ湖温泉うるり」で湯につかってからビールを飲んで、疲れをいやして(登山は2時間程度だったのでそんなには疲れていませんが)帰りました。

 

「PICAさがみ湖と周辺探索」完


チャレンジ丹沢‐南山&権現平

2013-06-02 13:54:00 | 裏丹沢
丹沢・宮ヶ瀬湖の北にある南山と権現平に行ってきました(2013年5月18日)。
南山登山口を入ってすぐに、狩猟者が連れてきた猟犬がリードから離された状態ですぐそばまでやってきたのには閉口しました。丹沢では今年、数百頭の鹿捕獲が計画されているので、鹿の狩猟者かもしれません。まあ安全にやってもらいたいものです。南山と権現平は低山で登山者も少ないので、宮ヶ瀬湖と丹沢の山並みを眺めながら静かな山歩きを楽しみました。

今回の行程は下記の通りです。
本厚木駅→(バス)→半原→南山登山口→南山(544m)→権現平(569m)→鳥居原園地→宮ヶ瀬→(バス)→本厚木駅
この日の歩数は21,847歩、歩行距離は16.9kmでした。


半原バス停でバスを降りて中津川を渡ります。宮ヶ瀬湖から宮ヶ瀬ダムを落ちて流れてきた川です。このあたりはなかなかいい風景じゃないですか。


しばらく車道を歩くと南山への登山口が見つかりました。


林床がシダでおおわれた杉林。


南山の頂上。開けていて眺めがいいです。


宮ヶ瀬湖と丹沢山地。


権現平に到着。展望台があります。


展望台から見える宮ヶ瀬ダム。


右が高取山(705m)、左奥が仏果山(747m)。以前、仏果山に登った時のレポートはこちら


宮ヶ瀬虹の大橋が見えました。あとでここを渡ります。


登山道はここで終わり、あとはずっと車道を歩きます。


鳥居原園地。ここからは橋本駅行きのバスが出ていますが、次のバスまで2時間も待つので、先に歩いて行きます。


宮ヶ瀬湖と、左が南山方面、右が高取山方面。


虹の大橋を渡りました。


宮ヶ瀬公園。


宮ヶ瀬公園には、土産物屋や食堂などが集まっています。
ここの宮ヶ瀬バス停から本厚木駅行きバスに乗って帰りました。


チャレンジ丹沢‐仏果山と経ヶ岳編

2011-11-06 20:57:00 | 裏丹沢
これまで山登りどころか、スポーツも何もやっていなかったのが、去年の秋ぐらいから山に興味を持ちだして少しずつ登っています。目的は体力づくり、ストレス解消、単純に楽しみ(趣味)のためといったところでしょう。いま、丹沢で鍛えようと思っていて、丹沢に行くことが増えてきました。そこで「チャレンジ丹沢」とテーマを付けてみたのです。家が横浜なので、丹沢には比較的アクセスしやすく(それでも2時間くらいかかりますが)、神奈川県の西に鎮座する大きな山塊で地球物理学的な成り立ちも興味深く、今でも標高が高くなっているなど、私にとっては謎のエリアであり、いまターゲットにしているわけです。

先日(2011年10月29日)行ってきたのは、仏果山(747m)と経ヶ岳(633m)です。低山ではありますが、それなりに歩きがいのあるコースでした。この日の歩数は21,669歩、歩行距離は15.4km。コースは次のとおりです。

本厚木駅→(バス)→半僧坊前バス停→経ヶ岳→半原越→革籠石山→仏果山→愛川ふれあいの村センター前バス停→(バス)→本厚木駅


登山道にあった丹沢山地の案内パネルの写真を利用して、私の丹沢登山記録を作ってみました。赤丸は登頂済、青丸は途中まで登ったが未登頂という意味です。これを見るとわかるように、丹沢山地の周囲にある山からチャレンジしています。今回登った山は北東に位置しています。


半僧坊前バス停の近くからこれから登る山を見る。たぶん左奥が経ヶ岳で、仏果山は右奥の方向だと思います。


このへんの山道は、杉林から始まってしばらく上まで続きます。


経ヶ岳と仏果山にはシカ除けの金網がいたるところに張り巡らされていました。


経ヶ岳到着。ここまではそんなに大変ではありませんでした。


経ヶ岳頂上からは、奥に大山、その手前に大山三峰山が見えました。


さきに進むと、道をふさぐようにあらわれた経石。弘法大師が経文を納めた石と伝えられています。


半原越という林道と交差した峠に来ました。ここから見える右の山がおそらく仏果山。


革籠石山(640m)。


このあたりからは麓の愛川町やそのさきの相模原市が見通せます。


仏果山頂上手前のせまい岩尾根をロープにつかまって渡っていきます。ここを通過するのに難渋している方もいました。


仏果山頂上に到着。


頂上は木に覆われているので、展望台の上から景色を見渡します。


丹沢山地のパノラマ写真。
奥は左から大山、表尾根、丹沢主脈、手前は宮ヶ瀬湖。


ハイコントラストモノクロというモードで撮ってみました。左は大山、右は三ノ塔。


下山途中、色付いてきた木の葉やススキに秋を感じます。


今下りてきた方向を振り返ります。見えているのは尾根のコブで、仏果山はその後ろにあるんだと思います。