wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

コスタ・ビクトリア(横浜港大さん橋)

2013-08-31 12:09:00 | コスタ,MSC,ロイヤルカリビアン,アイーダ,ノルウィージャン
8月から10月にかけて、イタリア船コスタ・ビクトリアの横浜港寄港が8回予定されています。先日、そのコスタ・ビクトリアを見てきました(2013年8月24日)。

HISによる横浜発着チャータークルーズが6回あって、そのための横浜港寄港です。この8月24日発の設定は北海道一周クルーズで、青森、小樽、コルサコフ、知床、釧路を周ります。夏には魅力的なコースです。安さがとりえのコスタ・クルーズですが、座礁したコスタ・コンコルディアの事故はまだ記憶に新しく、安全面での信頼感はどうしても低い船会社です。

それにしても、最近客船を見に行く機会が減りました。昨年11月に車を手放してからのようです。そう、私の愛車遍歴は約25年でいったん幕を閉じたのです。車があったときは、気軽に大さん橋までドライブがてら船を見に行っていたのですが、鉄道で移動するのが必須となった今、行くのがおっくうになってますね。


大さん橋に停泊中のコスタ・ビクトリア。




右舷前方のあたりにデコボコが目立ちます。
操船技術が低いのか、よく桟橋にぶつけるんでしょうね。
イタリア人はどうも信用できません。最近も、仕事上で頼みごとをしても非常に対応がわるいんです。




乗客のトランクを積み込むところ。


すでに船に乗り込んで、キャビンのバルコニーから外を眺めているお客さんもいます。ワクワク感が伝わってくるようです。


後斜めからの全景。




ファンネルとプール・デッキのあたり。


大さん橋ターミナル内の乗船受付け。


タラップを通って船に乗り込む乗客。


左舷の側面では船が付いて何やら作業しています。なぜかときどきファンネルから黒煙が吐き出されます。




山下公園の花壇。


仕事か趣味かわかりませんが、客船をバックにフィギュアの撮影をしている人がいました。なんか、前にも会ったような気がします。常連さんなのかな。


夏の安曇野散策・2日目

2013-08-24 13:19:00 | 長野・山梨・静岡
こんな暑い夏だから、少しでも涼しいところに行きたい。そう思って行ってきた信州は安曇野、8月9-10日の2日間の旅の2日目を紹介します。

朝、ホテル近くの常念岳ビューポイントまでの散策からスタート。穂高駅に行って周遊バスで安曇野ちひろ美術館に行き、穂高駅に戻って大糸線で松本に移動、松本市を少し散策し日本蕎麦を賞味して松本駅からあずさで帰りました。もう少し行ってみたいところもありましたが、小さな子連れなので、このくらいで良しとしましょう。


朝、近くまで散歩に出発。


ビューポイントから見えた常念岳(2857m)。
大気がかすんでいて見えにくかったので、画像修正してやっとこんな感じに。


穂高駅から乗った周遊バスから見えた有明山(2268m)。
富士山型のきれいな山でした。これも画像修正後の写真。


妻の希望で行った安曇野ちひろ美術館です。広い庭園に囲まれています。


建物の玄関。


たくさん絵本が置かれたカフェで、娘に絵本を見させてあげます。


中庭にはこんなデッキチェアも並んでいますが、暑いので使っている人はいません。


絵本の原画の他、世界のいろんなオブジェが並んでいましたが、こんなかわいくて幻想的なものもありました。
ポーランドの絵本作家ユゼフ・ヴィルコンが倒木を使って作った動物たちのオブジェだそうです。


敷地内にあるお花畑。


北アルプスの湧水から引きこんだ小川が作られていて、入ってみたら水が冷たくて気持ちがいいこと。
この後、穂高、松本、帰途へと向かいました。


夏の安曇野散策・1日目

2013-08-17 17:47:00 | 長野・山梨・静岡
こんな暑い夏だから、少しでも涼しいところに行きたい。そう思って行ってきたのは信州の安曇野です。8月9-10日の2日間の旅の1日目を紹介します。

前日まで娘が風邪で熱を出していたのですが、出発日の朝には完全に平熱に戻ったので旅行することに決定。ただし熱を出したあとはイヤイヤ状態になるので、特に食事の時の暴れん坊ぶりにはホトホト手を焼きました。会長とか大魔王とか呼んでいます。
この日は、中央線で松本まで行き、大糸線に乗り換えて穂高で下車しました。昼間の暑さは横浜とかわりありませんが、夕方から朝にかけてはかなり涼しくなり、夜寝苦しくありません。さすがは高原!と思いました。


中央線の小淵沢あたりから八ヶ岳が見えます。
いつか登りたいです。
2年前にふもとの清里高原に行ったときのレポートはこちら


列車が進むとどんどん山の姿が変わっていきます。


穂高に到着して、周遊バスで向かった先は大王わさび農場。


北アルプスからの雪解け水、蓼川(たてがわ)の流れがなんとも涼しげで癒されました。


黒澤明の映画「夢」のロケ地になったという水車小屋のあたり。


このようにラフティングのようなボートも運航しています。


娘は病み上がりなので、長時間日射の当たるところには出さないようにしていましたが、歩かせると楽しくてしかたがないようです。


周遊バスで穂高に戻る途中で見えた、広い田んぼと山の風景。
こんな眺めが正直言って安曇野で一番感動した風景でした。


穂高ビューホテルに泊まります。
ホテルのロビーはアールデコ風の落ち着いたいい雰囲気でした。


ホテルの中庭は芝生で周りが森に囲まれています。


ホテルの周囲には散策路があってプチ山歩き気分が味わえます。
壊れたプールが残っていて、小さな子供には危険なところがあったのが妻には不評でしたが。


円覚寺で参禅2回目

2013-08-11 21:35:00 | 瞑想・仏教
鎌倉・円覚寺の坐禅会への参加2回目です(2013年7月27日)。
今回は、土曜坐禅会2回目以上の会に参加しました。

初心者の会の参加者は20代から50代くらいまでの男女で、友人同士などで誘い合わせてきている人が多く、白人が1割ほどいました。一方、2回目以上の会の参加者は、30代から60代くらいまでの男女で、個人で来ている人が多く、外国人は見当たりませんでした。

2回目以上の会では、作法などの説明が一切ないので、少し難易度高かったですね。お堂の門、玄関、部屋、自分が座る場所に出入りするときは合掌して一礼することなど、周りの人のやり方を見よう見まねで真似しました。こういうのは初心者の会にはありませんでした。坐禅中、お腹の調子がゴロゴロしてきて、終わりまで大丈夫だろうかなどと、雑念がどんどんわいてきます。家で坐禅する時もそうですが、そうそう集中できるもんじゃありません。まあ、感情がおだやかに流れていればいいかなという気持ちでやっています。25分くらいの坐禅を2本やって終わりです。いちおう流れはわかったので、次回からはもう少し集中できるかもしれません。8月中は休会です。

坐禅会の後、横田管長による臨在録提唱というのを聴講しました。臨済宗の経典の解説みたいなものです。この横田管長という方、見るからに若々しい。老師ともよばれるお方だから70代くらいの方を想像しましたが、ずいぶん若く見えるし、話し言葉も切れがいい。調べてみたら、私と同い年の40代だそうです。45歳の若さで臨済宗円覚寺派管長になったということです。同い年の人から説教を受けるというのも、ちょっと微妙なもんですが。


円覚寺のいちばん外側の門は横須賀線の外側にあるので、線路を越えて寺内に入ることができます。


佛日庵。
川端康成の千羽鶴の舞台になったといわれています。


坐禅会参加者の列に並んで、居士林に入って坐禅をします。

坐禅をやっていることを友人に話したら、悩みでもあるのか、と聞かれましたが、たしかに悩みは尽きないですからね。
一昔前にくらべたらずいぶん落ち着きましたが。
信心深いとかいうのではなくて、自己と宇宙の探求の方法の一つかなと思ってやっています。今の自分にとって坐禅とは非日常ですが、身につけたら究極の日常なんでしょうね。