wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

ホタルナで行く隅田川クルーズ

2012-09-23 11:53:00 | その他の船
浅草散歩の後、隅田川クルーズの船に乗ってきました(2012年8月17日)。乗ったのは東京都観光汽船(Tokyo Cruise)の運航するホタルナです。松本零士がプロデュースする船の第2弾として今年デビューしたばかりの、一度乗ってみたいという気にさせる宇宙船のような外観の船です。

クルーズのコースは次の通り。
浅草→日の出桟橋→お台場海浜公園

ホタルナのプロフィールは下記の通り。
全長40m、総トン数167t、航海速力11.3ノット、旅客定員数261名。


浅草発着場にホタルナがやってきました。ご覧の通り平べったくて未来的な外観をしています。


Uターンして発着場に付けます。




乗り込み口が宇宙船のハッチのようです。


出港しました。
中はこんな感じ。運転席(ブリッジ?)の方向。


後方。


船内から見るスカイツリー。


首都高。


13の低い橋をくぐりますが勝鬨橋が最後です。このあとはレインボーブリッジのみです。


お台場方面。


勝鬨橋をすぎると屋上のデッキに出れるようになります。
日の出桟橋に着きます。


隅田川上流方面。
船内よりも屋上からの眺めのほうが気持ちいいです。


日の出桟橋を離れました。
レインボーブリッジ。


終着点のお台場海浜公園。


下船したホタルナ。
これはこれでおもしろい船でしたが、隅田川風景を楽しむのであれば窓ガラスがない船のほうがいいかもしれません。


しらせ(横浜港大さん橋)

2012-09-09 15:26:00 | その他の船
マカフィーのウイルス対策ソフトに問題があってまるまる1週間インターネットができなかったりしたので、久しぶりの更新です。
今日は客船じゃありませんが、南極観測船「しらせ(2代目)」の紹介です。この船は海上自衛隊が保有していて、そちらでのよび方は砕氷艦になります。海上自衛隊が運用して、南極観測隊を輸送するわけです。
2012年9月1‐2日にあった大さん橋新ターミナル10周年記念イベントの一環としてとして、南極観測船「しらせ」の艦内見学会がありました。私が訪れたときには見学会がすでに終わっていたので、外から眺めるだけになりました。

しらせの基本データは下記のとおりです。
海上自衛隊所属、全長138m、排水量12,500トン、2009年就役、乗員179名、隊員80名。


大さん橋に停泊するしらせを山下公園から撮影。




舳先は、海上の氷に乗り上げて砕く独特の構造をしています。小さな穴が開いているところから放水できるらしいです。


見張り塔みたいなタワーがあります。


南極の気候に耐えるためでしょうか、窓が小さいです。


これから船上でなにかのイベントがあるらしく、ギャングウェイの上では士官が来客を待ち構えています


この鉄の骨組みのところにはコンテナを収納して運搬するようです。


後部はヘリポートになっています。ヘリコプターは3機搭載できるらしいですが、この時は見えませんでした。かわりに作業員が集まって、これからのイベントの準備でしょうか作業をしていました。


いつも見慣れた客船とはずいぶんおもむきが違っていて、機能満載の基地のような船でした。


エクスプローラー(横浜港大さん橋)

2012-04-22 13:56:00 | その他の船
今回紹介する客船は、少し異色のエクスプローラー。2012年4月14日、横浜港大さん橋で見てきました。

エクスプローラーは洋上大学船とよばれ、バージニア大学(アメリカ)を事務局に洋上大学として運航している客船で、約3カ月間の世界一周クルーズを年2回実施。アメリカの大学生が乗船し、船内では歴史や文化をはじめ、グローバルな視点によるさまざまな講義が行われている。世界各地(ブラジル、南アフリカ、インド、シンガポール、ベトナム、中国、日本、ハワイなど)を巡り、停泊中には各国を実体験するスケジュールが組まれているという。(ヨコハマ経済新聞より)


この船なかなかスタイリッシュで、へたな日本の客船よりずっとカッコよかったです。でも、お金持ちの子息じゃないと乗れなそうです。

エクスプローラーの基本データは下記のとおり。
Institute for Shipboard Education Semester at Seaが運航、全長180m、総トン数24,318トン、竣工2001年、乗客定員920人。


山下公園では花壇展というのをやっていましたが、悪天候のためだれも見に来ていません。


最近、外国客船が来ると天気が荒れることが多いのはどういうことか。この日も海岸はけっこうな嵐でした。




浮き輪と人型の浮きが浮いてましたが、だれも気にとめてる人がいません。訓練なのかなんなのか。






海での2学期制、という意味のようで。


バルコニー付キャビンもあります。教授陣用の部屋でしょうか。なんともうらやましい仕事です。給料もらって世界一周クルーズができるとは。






雨にもかかわらず、学生たちは船から横浜の街に繰り出していました。



ボーリング船の正体は「ちきゅう」

2011-07-11 21:55:43 | その他の船
きのう紹介したなぞのボーリング船の正体がわかりました。
海洋研究開発機構地球深部探査センターというところが運用している「ちきゅう」という船でした。

この船の簡単なデータを紹介します。
全長210m、総トン数56,752トン、船底からの高さ130メートル。どうりで高いわけです。総トン数は飛鳥IIよりちょっと重いくらいでしょうか。 そして凄いのが、ドリルストリング長10,000m、富士山3個分。マントルや巨大地震震源域まで直接掘って調査してしまうのだとか。


ホームページからお借りした「ちきゅう」の写真です。
まさにこのタワーが見えてました。
やっぱり、7月3日~10日に航海前準備作業ということで横浜港にいたそうです。そして、7月10日~12月は資源掘削のため、スリランカ沖にいる予定とのことです。


横浜港に正体不明のタワーが出現?

2011-07-10 19:51:05 | その他の船
家の窓から、この2、3日、気になるものが見えるようになりました。ベイブリッジの右のほうに突如タワーのような建造物が出現したんです。


右のほうの、高速道路の奥にあるタワーのようなものがそれなんですが。
電力不足対策で急遽、火力発電所が増設されているのかとも思いましたが、地図を見てもこの辺りには東電はありません。


夜も明るく照らして作業しているようです。
インターネットで調べても、それらしきものが建てられているという情報は得られません。


ところが、今日の午後見たらタワーが移動しているではないですか。ベイブリッジの左のほうに来ていました。そしてゆっくり左のほうに移動しています。

これで何だったのかがおおよそわかりました。海底を掘削するボーリング船が三菱重工のドックに入って点検を終えて、今移動中なのでしょう。それにしても、このボーリング船のタワーはかなり高いです。ベイブリッジの下に見える白い灯台みたいなのが横浜港シンボルタワーですが、高さが58.5mあります。たぶん家からの距離は同じくらいだと思うので、ボーリング船のタワーの高さはその2倍以上ありそうです。はたしてこのボーリング船、どこに向かうのでしょうか。