先日、妻の誕生日でしたが、娘が仕切ってプレゼントや飾り付けを準備したり、花を買いに行ったりしたのでした。
娘が準備した飾り付け、「おたんじょうび41」と書いてあります。41は自称です。
私も折り紙や絵付けをお手伝いしました。
桜の絵を描こうと言われて、娘と私が書きました。まったく画風が違います。さあ、どちらが娘の絵で、どちらが私の絵でしょうか?
上にあるのはメッセージを入れた封筒。
そして締めは、金沢まいもん寿司・港南台店で。横浜に居ながらにして金沢の高級寿司が食べられる貴重なお店。金沢で食べるときより価格は5割増しくらいになりますが、たまのめでたい日のためのぜいたくです。
娘用に頼んだキッズ・セットは船盛でやってきました。サーモンのペロペロキャンディー付きです。700円とリーズナブル。
もう2017年も4月になりましたけれど、今年、横浜港に寄港する外国客船のリストをまとめてみました。横浜市港湾局発表の2017年4月5日現在のスケジュールをもとにしています。
今年寄港する外国客船は多くなりました。数えると56隻あります。2010年から毎年このリストを作っていますが、2010年は9隻、2011年は東日本大震災と原発事故の影響でわずかに3隻、2012年から増えてきて17隻というぐあいでしたから、ずいぶん増えたものです。今年の特徴は、香港を拠点とするスター・クルーズのスーパースター・ヴァーゴが7月から11月まで毎週日曜日発着のクルーズを行うことです。それと、去年に引き続きダイヤモンド・プリンセスが4月から11月まで約1週間のクルーズを連続して行います。また、最近来ているセレブリティ・ミレニアムが今年は5回、フォーレンダムが4回寄港します。そして日本船もいますので、今年の大さん橋はにぎやかになりそうです。
なお、横浜市は2018年中に新たに新港ふ頭と大黒ふ頭を客船岸壁として供用することを目指すとしています。
2017年横浜港寄港外国客船リスト
(土日祝日メーデーのため見に行きやすいものには〇を、平日だけど日をまたいで停泊するので夜なら見れるものに△を付けました。「着岸場所は調整中」は、大さん橋以外に着岸する可能性があるものです。)
・3月14日(火)7:00~14日(火)22:00 フォーレンダム(61,214t、238m)
・4月11日(火)6:30~11日(火)18:00 フォーレンダム(61,214t、238m)
・4月15日(土)7:00~15日(土)23:00 ドーン・プリンセス(77,491t、261m、〇)
・4月20日(木)6:00~20日(木)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m)
・4月22日(土)7:00~22日(土)17:00 セレブリティ・ミレニアム(90,228t、294m、〇)
・4月25日(火)6:30~25日(火)16:00 フォーレンダム(61,214t、238m)
・4月29日(土・祝)6:00~29日(土・祝)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m、〇)
・4月30日(日)9:00~30日(日)17:00 セレブリティ・ミレニアム(90,228t、294m、〇)
・5月6日(土)6:00~6日(土)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m、〇)
・5月7日(日)9:30~8日(月)17:00 セレブリティ・ミレニアム(90,228t、294m、〇)
・5月8日(月)8:00~9日(火)23:00 シーボーン・ソジャーン(32,346t、198m、★初入港、△)
・7月3日(月)6:00~3日(月)22:00 マジェスティック・プリンセス(143,000t、330m、★初入港、着岸場所は調整中)
・7月5日(水)6:00~5日(水)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m)
・7月9日(日)15:00~9日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、★初入港、〇)
・7月13日(木)6:00~13日(木)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m)
・7月16日(日)15:00~16日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、〇)
・7月21日(金)6:00~21日(金)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m)
・7月23日(日)15:00~23日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、〇)
・7月26日(水)6:00~26日(水)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m)
・7月30日(日)15:00~30日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、〇)
・8月4日(金)6:00~4日(金)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m)
・8月6日(日)15:00~6日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、〇)
・8月12日(土)6:00~12日(土)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m、〇)
・8月13日(日)12:30~13日(日)20:00 コスタ・ビクトリア(75,166t、252m、〇)
・8月13日(日)15:00~13日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、着岸場所は調整中、〇)
・8月20日(日)6:00~20日(日)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m、〇)
・8月20日(日)15:00~20日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、着岸場所は調整中、〇)
・8月27日(日)15:00~27日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、〇)
・8月28日(月)6:00~28日(月)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m)
・9月3日(日)15:00~3日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、〇)
・9月5日(火)6:00~5日(火)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m)
・9月10日(日)15:00~10日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、〇)
・9月13日(水)6:00~13日(水)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m)
・9月17日(日)15:00~17日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、〇)
・9月18日(月・祝)6:00~18日(月・祝)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m、〇)
・9月23日(土・祝)4:30~24日(日)21:00 セレブリティ・ミレニアム(90,228t、294m、〇)
・9月24日(日)15:00~24日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、着岸場所は調整中、〇)
・9月26日(火)6:00~26日(火)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m)
・10月1日(日)6:00~1日(日)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m、〇)
・10月1日(日)15:00~1日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、着岸場所は調整中、〇)
・10月4日(水)8:00~6日(金)20:00 セレブリティ・ミレニアム(90,228t、294m、△)
・10月8日(日)15:00~8日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、〇)
・10月9日(月・祝)6:00~9日(月・祝)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m、〇)
・10月13日(金)7:00~13日(金)20:00 フォーレンダム(61,214t、238m)
・10月15日(日)8:00~16日(月)17:00 アムステルダム(62,735t、238m、〇)
・10月15日(日)15:00~15日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、着岸場所は調整中、〇)
・10月17日(火)6:00~17日(火)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m)
・10月22日(日)15:00~22日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、〇)
・10月26日(木)6:00~26日(木)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m)
・10月29日(日)15:00~29日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、〇)
・11月5日(日)15:00~5日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、〇)
・11月10日(金)6:00~10日(金)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m)
・11月12日(日)15:00~12日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、〇)
・11月19日(日)6:00~19日(日)17:00 ダイヤモンド・プリンセス(115,875t、290m、〇)
・11月19日(日)15:00~19日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、着岸場所は調整中、〇)
・11月26日(日)15:00~26日(日)23:59 スーパースター・ヴァーゴ(75,338t、268m、着岸場所は調整中、〇)
デヴィッド・ボウイの人生と作品を回顧する展覧会「DAVID BOWIE is」の売店で購入した。デヴィッド・ボウイの伝記的な本はたくさん出ているが、とくに日本とのかかわりについて書いてあるこの本が気になって選んだ。読んでみると、新聞記事調で出生から死亡までの出来事や活動が過不足なく淡々と記述されている。日本とのかかわりについては様々な局面が確かに書かれてはいるのだが、私としては京都とのかかわりについてもっとたくさんページを費やして記述してほしかった。また、筆者の個人的なボウイへの熱い思い入れが感じられず、淡白すぎる文章には物足りなさも感じるが、きっちりと事実関係が書かれた記録としての価値はあるのだろう。
本書の中で、とくに興味を感じたところ、おもしろかったところを下記にまとめた。
・ボウイはバイ・セクシャルとしてのイメージがあるが、それはプロモーションのための作られたイメージのようで、「ハンキー・ドリー」時代に行ったゲイ宣言は妻のアンジーのアイデアだという。だからこの本の中にも、男性の恋人はいっさい出てこない。
・もともと飛行機嫌いで、1973年4月5日の初来日の時は客船オロンセイ号でロスアンジェルスから横浜港大さん橋にやってきた。その後、飛行機嫌いは克服している。
・「ロウ」を出した後の1977年にプロモーションで来日したとき京都にも行き、このころからボウイの京都愛は始まった。京都の定宿は俵屋旅館、好きなそば店は晦庵河道屋(みそかあんかわみちや)、散策したのは東山の古川町商店街、鰻の蒲焼を野田屋で買った。このあたりに行けば、ボウイの足跡をたどれるのだろう。また、よく行ったライブハウスは「礫礫」や「クラブ・モダーン」であった。東山の九条山に住んでいたという都市伝説があったが、そこに住んでいたのは友人で名前の似たデヴィッド・キッドという中国文化を研究する米国人で、ボウイはそこに泊まることはよくあった。だからボウイは京都に家まで持っていたわけではない。
・ボウイの音楽はニューウェイヴの出現に大きな影響を与えた。私は「スケアリー・モンスターズ」あたりがニューウェイヴの音楽的原型になったと思っていたが、このアルバムの発売は1980年なので、1970年代後半に出現したニューウェイヴよりタイミング的にすこし後になる。筆者の吉村によれば、ニューウェイヴ・バンドの多くはジギー・スターダストを観て音楽に目覚め、その後の「ヤング・アメリカンズ」「ロウ」といった変身するボウイを目の当たりにして、音楽に常識は必要がないということを信じた世代で、自由な発想で斬新な音楽を次々と生み出した、と述べている。一方のボウイも、ニューウェイヴ・バンドが好きだったようで、ボウイが会場で目撃されたライブや会っていたアーティストとして、ヒューマン・リーグ、ブロンディ、トーキング・ヘッズ、スージー・アンド・ザ・バンシーズ、クラッシュ、ジョー・ジャクソン、ゲイリー・ニューマン、ブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフが挙げられている。ヴィサージのスティーブ・ストレンジは「アッシェズ・トゥ・アッシェズ」のPVに出演している。ボウイとニューウェイヴ・アーチストたちは双方向に影響し合っていたようだ。
・ローリング・ストーンズのビル・ワイマンは、ニュー・オーリンズの音楽に東洋や沖縄音楽の要素をミックスした「泰安洋行」など細野晴臣の音楽に夢中になっており、ボウイに紹介したところボウイも愛聴していたという。ロックへの民族音楽の導入の先駆けであったようだ。
・日本のアーティストとしては他に、サンディー・アンド・ザ・サンセッツが好きだった。ロンドンでサンディー・アンド・ザ・サンセッツが客演するジャパンのコンサートがあり、楽しみに会場に行ったところ、ジャパンのツアー・マネージャーから招待リストにボウイの名前がないと言って追い返されてしまった。それ以来、互いにへんなしこりができてしまったのだろうか。ジャパンは私が好きなバンドの一つだが、音楽やファッションは、グラム、ヨーロピアン、民族音楽趣味のところがデビッド・ボウイの影響を受けており、とくにボーカリストのデヴィッド・シルビアンは髪型、スタイル、ステージ上での動きなど明らかにボウイの真似をしていることがうかがえる。そんなデヴィッド・シルビアンは、ボウイへの追悼コメントの中で「僕はマニアじゃない。ボウイのアルバムはもう何十年も聴いていない。非難もお勧めもお断りします」と書いている。大好きだったと言えばいいのに、相変わらずひねくれた人だ。
・1996年6月に日本ツアーが行われ、4、5日の日本武道館コンサートの前座は布袋寅泰だった。私はこの5日のコンサートを見に行ったが、訳あってコンサートの最初のほうしか見れていない。コンサートの途中で帰ることなど後にも先にもこの時くらいしかないだろう。
円覚寺の土曜坐禅会で坐禅を組んできました(2017年3月25日)。
ひさびさです。前回、円覚寺で坐禅したのは2016年6月11日ですから、9ヶ月ぶり、20回目の参禅です。
最近は家でマインドフルネス瞑想を実践しているので、数息観によるいわば正統的な坐禅というものはしていないのですが、マインドフルネスの中にも坐禅の要素は入っているので、坐禅と似たようなことは続けているわけです。
やっぱりお寺での坐禅には、緊張感と共に気持ちよさもあるので、ひさびさに体感してこようと思って行ってきたのでした。居士林で坐ってみると3月とはいえまだまだ寒くて、体が冷え切ってしまいました。少しだけ修行気分を味わった参禅でした。
横須賀線の線路ごしに見る円覚寺の総門。
坐禅会場の居士林の前に参加者が集まってきました。私も後ろに並びます。
居士林のようす。手前の木は梅です。
坐禅が終わってから、すこし円覚寺境内を散歩します。
ここは居士林のとなりにある塔頭だと思いますが、看板も出ていないのでなんという名前かわかりません。
苔むした地面に小さな石像が並んでいて、ちいさいんだけど世界が表現されているような、印象的な庭を見ることができます。