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wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

雨引観音で2016年正月大護摩供養

2016-01-11 08:08:45 | 茨城・栃木・埼玉
今年の正月も茨城の実家に帰り、雨引観音で大護摩供養を受けてきました(2016年1月2日)。

この真言宗のお寺で受ける正月の護摩供養はもう20年以上続けているので、毎年欠かすことはできません。
他力本願ですが、これによって守ってもらっているという実感はありますね。密教系ですから、禅宗と違って霊力みたいなものも信じる世界なので。


多宝塔。


大護摩が行われる本堂。


この寺にゆかりのあるマダラ鬼神によるパフォーマンス。


1時間に一回行われる大護摩供養。毎回僧侶たちの出入があります。


本堂に入ります。


私たち家族は護摩壇の前に陣取って、大護摩供養が始まるのを待ちます。


大護摩が終わり護摩札や御供物を受け取ってから、境内を廻ります。
池の近くにはいつも見るクジャクがいました。


雨引山の中腹にある境内からの眺めはよく、筑波山など関東平野が見渡せます。
もう日没なので帰ります。


仁王門。

真岡鉄道でSLに乗車

2015-01-17 22:21:48 | 茨城・栃木・埼玉
茨城に帰郷した2日目に真岡鉄道のSLに乗車してきました(2015年1月3日)。

私が高校生のときまで住んでいた実家のある筑西市の下館駅から茂木駅までをつなぐ非電化路線の真岡鉄道。しかし、私はこの路線をついぞ利用する機会がなく、今回初めて乗ることになりました。SLは土日祝日に1往復だけ運行されています。SLで下館から益子まで行って戻ってくることにしました。


すでに下館駅で待機しています。
蒸気機関車が3両の客車を牽引します。


C11型蒸気機関車、やや小ぶりな感じ。


2015新年号のプレート付き。


娘にはポッポヤ(鉄道員)になってもらいました。


扇風機がついているレトロな客車。
このくらいの客車には子供のころ乗っていました。


益子駅で下車。SLを見送ります。


益子といえば焼き物。街を散策しながら良さげな店を覗いたりしました。
焼き物好きの妻は目ざとくいい店「民芸店ましこ」を見つけたそうです。




登り窯。こんな窯で陶器が焼かれています。


そして益子駅に戻りました。
こんなオブジェが駅のシンボルになっています。


これに乗って下館駅に戻ります。

雨引観音で護摩祈願とおよばれ

2015-01-11 13:53:59 | 茨城・栃木・埼玉
今年の正月は茨城にある私の実家に帰って、毎年恒例の雨引観音の護摩祈願に行ってきました(2015年1月2日)。

雨引山の中腹にあるこのお寺の正式名は真言宗豊山派の雨引山楽法寺。もう20年くらい毎年正月の護摩祈願に行っています。今年は、護摩のあとに私たち5名(私たち家族3名と両親2名)が本坊にお招きいただきお茶とお菓子をふるまわれるという特別なおもてなしをして頂きました。住職も顔を出されて少し話をして下さいました。家族がここでの護摩祈願を長く続けてきたからでしょうか、それともたまたま選ばれただけでしょうか。どちらかはわかりませんが、ありがたいことです。


多宝塔。


本堂。
ここで護摩祈願が行われます。
うちの娘は、2013年の時は護摩の太鼓のリズムに合わせて踊っていました。2014年の時はさすがに踊りませんでしたが、護摩のあと拍手をしていました。今年は、護摩が始まるまではイヤイヤ言ってあばれていましたが、始まると踊りもせず拍手もせず静かに見ていました。だんだん分別がついてきつつあります。仏様のような存在からより人間らしくなってきていて、ちょっと淋しくも思います。


護摩のあとにおよばれした本坊。


本坊の部屋。


お茶とお茶菓子を頂きます。


ここからは眺望がよくて、左に筑波山、右に東京など関東平野が一望できます。


このお寺ではいろんな鳥が放し飼いにされています。
これは立派なオンドリ。


クジャク。


ガチョウの行進。


ケージの中には別の種類のクジャクが。


雨引山の上には月が出てきました。

次の日(1月3日)は、真岡鉄道で蒸気機関車に乗車しましたので、今度紹介します。

雨引観音護摩祈願と春風萬里荘訪問

2014-01-13 19:31:00 | 茨城・栃木・埼玉
正月に茨城の実家に帰った時に行ったのが、雨引観音と春風萬里荘です(2014年1月3日)。

雨引観音は地元のお寺で、もう20年くらい毎年正月の護摩祈願に行っています。
春風萬里荘は陶芸家・北大路魯山人が北鎌倉に住んでいた住居を、1965年に陶芸の町笠間市に移築したものです。


雨引観音の仁王門。正式には真言宗豊山派の雨引山楽法寺といいます。
今年は50年ぶりに、秘仏である本尊「延命観世音菩薩」が御開帳され、拝観することができました。
平安前期の作だそうです。


本堂の護摩壇の前。
昨年は太鼓とお経と護摩の炎に触発されて、当時1歳の娘が踊り出して度肝を抜きましたが、今年は大人しく見ていました。
護摩が終わってから拍手はしていましたね。


護摩のあと、境内の様子。


次の護摩祈祷へと向かうお坊さんたち。1時間に1回やっています。


次に行ったのが、春風萬里荘。
ここは笠間日動美術館の分館であり、敷地には魯山人の住居とともに庭園が整えられています。


住居の全景。






外観。
茅葺き屋根の古ぼけた民家ですが、中もきれいに作られていて重厚感を感じました。


住居の北側には石庭が作られています。
建物内は撮影禁止ですが、中から外の庭は撮ってもいいということでした。


敷地の全景。
笠間の里にしっとりと馴染んでいる屋敷でした。
魯山人の陶器などの作品も展示していればもっとよかったのにと思いました。


雨引観音で護摩祈願

2013-01-06 10:51:00 | 茨城・栃木・埼玉
茨城県の楽法寺(通称雨引観音)で護摩祈願を受けてきました(2013年1月3日)。
正月に実家に帰った時に、毎年家族でこの真言宗のお寺で護摩祈願を受けるようになって20年くらいたつと思います。うちの毎年恒例の行事になっています。今年は1歳になった娘もいっしょです。


車での道中、雨引山の南に連なる加波山が見えます。


雨引山の中腹に雨引観音があります。


雨引観音の境内からは筑波山が望めました。


雨引観音の仁王門。


多宝塔と本堂。


これからお坊さんたちが着座して護摩祈願の始まりです。
太鼓のドンドコドコドコという音と読経の声がリズムを作っていて、娘はそれに合わせて体を左右に揺らして踊りはじめました。ふだんから音楽に合わせてよく体を揺らしている(ロック好きの両親の血が流れているからか)のですが、護摩祈願も彼女にとっては気持ちのいい音楽に聞こえるようです(私はよくPILのフラワーズオブロマンスを連想します)。そして護摩を焚き始めると燃え上がる炎を見てキャーキャー歓声を上げて拍手していました。大人たちはみな神妙な顔をしていますが、感覚で反応する小さな子供にとってはとてもエキサイティングなイベントなのかもしれません。護摩とは、本来そういうエネルギーに満ちていて人を元気にしてくれるものなんだろうな、などと思ったのでした。