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村上春樹

2008-01-17 23:17:10 | 読む
久々にブックカフェへ。

読みかけの本が2冊あって、三浦しをんの「風が強く吹いている」と
山田詠美の「風味絶佳」、どっちを読むか迷っていたら、
ちょうどこの本が目に入った。


村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」。

久しぶりにこの人の文体に触れたいなあと思い、
軽い気持ちで読み始めたら、
ぐぐぐと強い力で本の世界に引っぱられ、
コーヒーを飲むのも忘れて閉店間際まで没頭した。



コーヒーは飲み忘れたけど、あんみつは忘れずに完食した。
あんみつ>春樹>コーヒー、ということか。





脳と政治とインテリジェンス

2008-01-14 22:02:09 | 読む
きのう図書館で借りてきた本。


年明けということで、普段は縁のない書棚を巡ってみた。

さっそく読み始めたのが「国家の罠」。
面白くてどんどん頁が進む!



                       



去年の7月から「住民税還元キャンペーン」と称して
週末にせっせと図書館に通ってます。
が、借りるだけ借りて読まずに返す本ばかり。ぜんぜん還元してない!

今年は借りた本をここにUPして、己に読書を促そうかと思った次第。
斜め読みでもいいから、少しは目を通した状態で返却するぞ。


<追記>
「国家の罠」は途中まで読んだところで返却期限が来てしまった。
他の3冊も、目を通さないまま返却。



ゴッホの手紙

2007-07-18 23:00:21 | 読む


タイトルのとおり、フィンセント・ファン・ゴッホが友人や弟に宛てた手紙。
上中下の3巻あり、上巻は友人ベルナール宛て。中・下巻は弟のテオ宛て。


手紙から感じるゴッホの印象は、
これまで勝手に思い描いていた「悲惨で薄幸」とはかなり異なる。

自分は絵を描いて生きていく。色彩に重点を置いて描いていく。
当面の間は認められないと思うけど、きっといつか認められるはずだ。

という、揺るぎない強い意志が文面に漲っている。
自分の進むべき道がしっかり定まって、迷いがない人の文章は
清清しくて気持ちが良い。


もうひとつ驚いたことは、日本に対する憧憬や尊敬の念が
手紙のあちこちに出てくること。

自分のルーツであるオランダと同じくらいの頻度で
日本の風景、日本の陽光、日本人画家の絵に言及している。

南仏に移り住んだのも、日本の風土に近いところを求めた結果らしい。
(ほんとは日本に行きたかったけど遠すぎるから南仏でいいか、みたいなニュアンスだった。
 これにはびっくり。妥協した結果が南仏だったのか・・・)



上巻、中巻と読んできて、そろそろ下巻に入るところ。
ゴッホはアルルの家でゴーガンを迎える準備をしていて、
手紙の文面も希望と期待に満ちている。

事実としての結末は知っているけれど、
当の本人がどのような心境の変化を辿ったのか、
それが文面にどう表れるのか、気になるところである。




セロひきのゴーシュ

2007-06-11 23:00:04 | 読む
お気に入りの喫茶店でみつけた、「セロひきのゴーシュ」の本。


なつかしいなぁ。何年ぶりだろう。


さっそく読み始め、さっそく没頭。


この話、私の頭の中では
「動物たちが一堂に会して、ゴーシュの弾くチェロに耳を傾ける」
という場面が勝手に出来上がっていたのだけど、


実際にはそんな場面はなく、
動物たちがそれぞれ別の場所でゴーシュのチェロを聴いていたことが判明。

(一体どこでそんな思いこみが生まれたんだろう??)