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宮本輝「森のなかの海」

2008-07-19 03:30:56 | 読む


読んでいる最中は、続きが気になって仕方がなかった。

読み終わった後は、穏やかで充たされた気分がずっと続いた。

素晴らしい小説だとしみじみ思った。



森のなかの海(上)(下)
宮本輝・著 / 光文社


備忘録(借りた本、買った雑誌)

2008-05-18 21:41:47 | 読む
◇仏像、魁夷、佐藤優


薬師寺展で見た仏像の解説を斜め読み。
・東山魁夷も同じような読み方をした。
・どっちも展覧会前に読んで予習しとくんだった。
・「国家の罠」は1月に読みかけのまま返却してたので、続きを読んだ。
 前回なんで途中でやめちゃったんだろうと不思議に思うくらい
 ぐんぐん読み進め、あっさり読了。


◇佐藤優週間、ときどきコータロー


・「国家の罠」を読んだ勢いで、佐藤優の本をごっそり借りてきた。
・伊坂幸太郎の本は初めて。
 佐藤優の著作をぐぐったときに、「ゴールデンスランバー」と合わせて
 紹介してるページがあったので興味を持った次第。
・「ゴールデンスランバー」は予約待ちが数十人だったので諦め、
 たまたま棚に並んでた「終末のフール」と「チルドレン」を借りた。
・「終末のフール」は今日読了。引力のある作品だった。
・沢木耕太郎の「無名」は佐藤優「獄中記」の隣にあったので借りた。
 これも引力強力。


◇隣町の図書館で、好きな作家を中心に。


・さいきん利用者登録をした隣町の図書館で借りた本。
・最初に借りるのは好きな作家の本を、と思って借りたのがこれら。
・河童のスケッチブックは以前も読んだことがある。それ以外は初めて。
・関係ないけど、私の好きな作家は五十音の「み」~「や」に多い。
 宮本輝、三浦しをん、村上春樹、山田詠美。
 だから図書館に行くと必ず「ま行」と「や行」の棚の前に行く。


◇雑誌あれこれ


・1ヶ月に1~2回、むしょうに雑誌を買いたくなるときがある。
・この4冊は全部同じ日に買った。帰り道はホント重かった。
・「女子カメラ」は今まで気になってたけど、買ったのは初めて。
 カメラマンが自分の作品を解説して
 「こういう雰囲気を出したくて、こういう設定で撮りました」とか
 コメントしてるページがすごく参考になった。
・「InRed」も初めて買った。オマケのトラベルクロックが目当て。




大人の見識

2008-03-11 22:20:04 | 読む

阿川弘之が語ったことを文字におこしてまとめた本。
そのせいか、(良くも悪くも)軽くサラリと読めた。
終盤はエピソードの羅列に終始した印象も少々。
スタミナが切れたように感じたのは気のせいか。

全体としてはまあ面白かった。



大人の見識
阿川弘之・著 / 新潮新書




読む音楽

2008-02-15 00:05:13 | 読む
この1週間で読んだ音楽関係の新書2冊。


西洋音楽史 「クラシック」の黄昏
岡田暁生・著 / 中公新書

私たちがクラシックと呼ぶ音楽がどういう歴史的背景で生まれ、
どのように変遷していったのかが、広い視野で描かれている。

歴史と文化の密接な関係は、他の分野の芸術だけじゃなく
音楽にもあてはまることだった。
当たり前のことだけど、今さらながら驚き、感心した。




音楽を「考える」
茂木健一郎、江村哲二 / ちくまプリマー新書

面白いなと思ったのは、「聴く」ことも創造であるというくだり。
その他、音楽以外の分野にも広くあてはまるような
示唆に富んだ内容が多く、興味深く読んだ。
独創性やブーイングについては異議あり。