この夏は福岡伸一にどっぷり漬かってます。

ときどき覗くブログで「生物と無生物のあいだ」が紹介されていた。
その後、本屋で平積みになっているのを見かけて購入。
新書だし、とっつきやすいタイトルだし、
「軽い文章で書かれたやさしい科学エッセイ」かな、と思いきや
最初の数ページで浅薄な先入観が見事に覆った。
こんな叙情的な文章を書く科学者がいるなんて!
言葉遣いや文章の佇まいが独特で、すごく文学的。
文章そのものが心地よいなんて、このジャンルの本では初めて。
中身は難しかったけど、文章が好きだったので
わからないなりに読み進めていたら、
終盤にさしかかったある瞬間にパッと視界が開けた。
これまで読んできた個々の章の内容が
ひとつの大きなうねりになって、
本のテーマが浮かび上がった。
あの章の内容も、この本のタイトルも、
「そういうことだったのかー!」と一気に納得。
文章だけじゃなくて構成力も凄い。
「生物と…」の読後まもなく「世界は分けてもわからない」を購入。
こちらは「生物と…」よりも読みやすい部分が多く、さくさく進んだ。
コンビニ弁当の章は特にわかりやすかったし、
第9章以降はドキドキしながら最後まで疾走するごとく読んだ。
最新の著書を読み終えた今は、図書館で過去の著作を借りてきて
せっせと読んでます。
それにしても。
今年は浅田次郎に福岡伸一と、
文章の名手に2人も出会ってしまった。
「この人の本を全部読みたい!」と思えるような人なんて
滅多に会えるもんじゃない。
文学的出会いの当たり年というか。
ひょっとして、あと1人や2人、
すごい作家or文筆家に出会えるんじゃないか!?
読まず嫌いは封印して、手当たり次第にいろいろ読んでみようかな。

ときどき覗くブログで「生物と無生物のあいだ」が紹介されていた。
その後、本屋で平積みになっているのを見かけて購入。
新書だし、とっつきやすいタイトルだし、
「軽い文章で書かれたやさしい科学エッセイ」かな、と思いきや
最初の数ページで浅薄な先入観が見事に覆った。
こんな叙情的な文章を書く科学者がいるなんて!
言葉遣いや文章の佇まいが独特で、すごく文学的。
文章そのものが心地よいなんて、このジャンルの本では初めて。
中身は難しかったけど、文章が好きだったので
わからないなりに読み進めていたら、
終盤にさしかかったある瞬間にパッと視界が開けた。
これまで読んできた個々の章の内容が
ひとつの大きなうねりになって、
本のテーマが浮かび上がった。
あの章の内容も、この本のタイトルも、
「そういうことだったのかー!」と一気に納得。
文章だけじゃなくて構成力も凄い。
「生物と…」の読後まもなく「世界は分けてもわからない」を購入。
こちらは「生物と…」よりも読みやすい部分が多く、さくさく進んだ。
コンビニ弁当の章は特にわかりやすかったし、
第9章以降はドキドキしながら最後まで疾走するごとく読んだ。
最新の著書を読み終えた今は、図書館で過去の著作を借りてきて
せっせと読んでます。
それにしても。
今年は浅田次郎に福岡伸一と、
文章の名手に2人も出会ってしまった。
「この人の本を全部読みたい!」と思えるような人なんて
滅多に会えるもんじゃない。
文学的出会いの当たり年というか。
ひょっとして、あと1人や2人、
すごい作家or文筆家に出会えるんじゃないか!?
読まず嫌いは封印して、手当たり次第にいろいろ読んでみようかな。