下手の横好き日記

色々な趣味や興味に関する雑記を書いていきます。
ミステリ・競馬・ピアノ・スポーツなどがメイン記事です。

星野ジャパンの船出

2007-01-30 23:59:59 | スポーツ
昨日、北京オリンピックに向けた全日本チームのコーチ陣が発表されました。
かねてからの予想通りの布陣でしたね。
田淵幸一氏、山本浩二氏、大野豊氏。
星野監督(こう書けるのが嬉しい)と田淵コーチ、山本コーチは同級生の大親友。
こういう場合に友情を優先するのはどうかという見方もあると思いますが、
グラウンドでは厳しい関係だというように、力量を認めた上での人選なのでしょう。

星野監督自身は駆け引きもするし、計算高い部分もある人だと思います。
自分の発言や行動の影響力を考えながら行動する人でもあると思うし。
だからこそ身近な部署には、気心が知れていて信頼の置ける人間を置きたかったはず。
試合の相手に集中するには、身内で腹芸してる場合じゃないですもんね。

田淵・山本両コーチが、実務的なコーチの役目をできるのか、という声もあるみたいですけど、
高校生を鍛えるわけじゃなし、一応のレベルの選手ばかりなのでしょうから、
それほど心配することではないのではないでしょうか?←素人考え(^^;

大リーグに行っている選手はシーズン中だから、もちろん出場できないでしょう。
松坂選手が抜けたのは大きいかな・・・イチロー選手も松井秀樹選手も無理だろうし。
予選も11月で調整も難しそうな時期なので、かなり厳しい戦いにはなりそうです。

それを考えても、オリンピック競技としての野球の存在意義には「?」ですね。
アマチュアというラインを撤廃したときから、中途半端なプロの参戦というのがあり、
そうなるとプロとしての仕事(シーズン)との兼ね合いもあって、
参加国によっては、本当にベストのチームを組織するのは難しいわけで。
色んな制約の中で戦うことになってしまうんですよね・・・
う~ん。でもそれ考えてたら、他の競技だってゴニョゴニョ・・・(混乱)

ふう。
ただ・・・何となく気分は盛り上がってきました(笑)
「ハンカチ王子」ならぬ「星野王子さま」(星野氏・談w)の活躍、見守っていきたいです♪

バルバロ安楽死

2007-01-30 23:59:59 | 
昨年のアメリカケンタッキーダービーを無敗で勝ったバルバロは、
その次のレースのスタート直後に骨折、引退&療養に入っていました。
その後、私は勝手に回復したものだと思い、気にもしてなかったのですが、
結局容態は回復することなく、8ヶ月の闘病生活の後、安楽死になったそうです。

海外競馬に特別詳しいわけでもないのですが、ちょっとした感慨を持ちました。
競走馬が事故でその競走能力を失ったとき、治療不能つまり「予後不良」の判断が出ると、
その馬は安楽死処分になるわけです。
内情は分からないけど、その馬の実績なんかによっても判断される気がします。
例えば未勝利馬と重賞勝ち馬では、同程度の骨折だったら違う判断なんじゃ?

今回のバルバロの場合、その闘病期間が8ヶ月の長期にわたり、
途中で蹄葉炎(馬にとって致命的な病気)を発症したのに、さらに治療が続いたのは、
やはり、種牡馬としての価値に大きな期待を持っていたからなんでしょう。
ディープインパクトの51億円に劣らない額が動いたはずですから・・・

この件で思い出すのは、やはり日本のテンポイントのこと。
リアルタイムでは知らないけど、彼もまた骨折後、治療の決断がされました。
66.5キロのハンデでの出走、複雑骨折・・・悲惨な事故です。
テンポイントも蹄葉炎を発症。42日間の闘病期間の後、天国へ。
末期はかなり苦しんだそうですから、バルバロの8ヶ月は想像を絶する闘病だったのでは?

競馬を良く知らないときには、思ったものでした。
なんで骨折くらいで死んでしまうんだろう。
こんなに医療技術が発達しているんだから、骨折なんか治せそうなものなのに。
でも、現実には馬は草食動物の宿命どおり、足が命なんですよね。
治療することで余計に苦しい思いをさせるのはかわいそうだし、
でも、治るものなら治したい人間の思いもあり・・・
その葛藤が、バルバロの8ヶ月だったかもしれません。

そう言えば、種牡馬も引退して余生を送っていたアンバーシャダイも事故で安楽死になりました。
30歳。彼の死は、皆に見守られながらの安らかなものだったと思います。