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ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

『らん布袋』でお茶を

2009-03-22 22:47:39 | ぶらり都めぐり
初めて三条商店街を通ったので、和カフェ『らん布袋(らんほてい)』に寄ってみました。

昼から雨がひどくなって雷さんも鳴り出したので、千本通りから堀川通りまでの長い長いアーケード街はありがたかったです。

商店街の中程で『らん布袋』を発見!
いろんな方のブログで紹介されていたので、いっぺん行ってみたいと思っていたので、ちょうどよかったと寄らせてもらいました。


お店の中は大きな梁や箱階段がある立派な町家。
奥の座敷のお席の向こうには灯籠に灯が灯った坪庭もあります。


しかも、↑こんな風にステンドグラスもうまく取り入れています。
大きな窓の向こうに見えるのは向かいの靴屋さん。



座ったお席はカウンターで、この布袋猫さんの前でした。
店内のあちこちに布袋さんが飾られています。


シフォンケーキがふわふわでメッチャおいしかったです。



コーヒーカップも素敵
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2009年3月嵯峨野めぐり もくじ

2009-03-16 00:06:35 | ぶらり都めぐり
2009年3月15日嵯峨野に行きました。









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嵯峨鳥居本

2009-03-16 00:04:34 | ぶらり都めぐり
あだしの念仏寺からさらに坂を登って行きました。

念仏寺の前から道の両側には京都郊外の藁屋根の大きな古民家が並ぶ町並み保存地区になっています。


お土産屋さんやお休み処もたくさんあります。


やがて、突き当たりに赤い鳥居が見えてきて、


この鳥居は愛宕神社の一の鳥居です。


鳥居の下から振り返って坂を見たところ。


鳥居を超えたところにあるのが平野屋です。昔からの姿そのままで何とも風情のある建物です。

平野屋は、400年前から愛宕神社の一の鳥居の茶屋として営業を続け、多くの参詣者が愛宕山に登る前にここで甘い「志んこ餅」とお茶で一息入れてから頂上をめざしたものです。他にも、鮎料理や湯豆腐等の季節の料理も提供しています。
残念ながら、時間もなくて、宵闇が迫ってきたので、「志んこ」をいただくことはできませんでした。



この日、「さがの人形の家」の招待券をいただいたおかげで、何年ぶりかで嵯峨野を訪れ、しかも、清凉寺、あだし野念仏寺、鳥居本とこれまでに行ったことのなかった箇所を巡ることができて、思わぬ収穫でした

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あだしの念仏寺

2009-03-16 00:03:21 | ぶらり都めぐり
「博物館さがの人形の家」を出て、愛宕道の坂道を登って行くと、約10分ほどで「あだし野念仏寺」に着きます。

道から少し上に向かって歩いた所に門があります。


境内には、昔あだし野一帯に葬られていた人々のお墓8000体の石仏、石塔が集められて並んでいます。化野一帯は平安時代には風葬の地だったところ、その悲惨さに心を痛めた空海が五智山如来寺を建立して、遺骸を埋葬したのがこのお寺の始まりと伝えられています。

毎年8月23・24日の夕刻には、これらの無縁仏にローソクをお供えする千灯供養が行われ、その様子は写真などでよく見られます。



出産前に亡くなった水子ををお祀りする水子地蔵堂です。

裏山に続く竹林がきれいに整備されていました。

咲いていたのはヒュウガミズキかな。

 京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
 JR嵯峨嵐山駅から徒歩約25分
 京都駅から京都バス「嵐山・清滝」行き鳥居本下車(約40分)
 三条京阪から京都バス「嵐山・清滝」行き鳥居本下車(約40分)
 
 開門9:00~16:30(受付終了)
 (12,1,2月は15:30まで、4,5,10,11月の土日祝日は17:00まで)
 拝観料:500円
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愛宕道の慈眼堂

2009-03-16 00:02:18 | ぶらり都めぐり
嵯峨清涼寺からまっすぐ西へのびる道は愛宕山へ向かう愛宕道で、両側の一帯が中院と呼ばれ、12世紀の末頃、藤原定家が山荘を営み、しばしば訪れた地です。

辺りには京郊外風の民家が今も残っていて、しっとりとしたたたずまいです。(賑やかな観光客が通らなければ)


道の途中に慈眼堂(じがんどう)という小さなお堂があります。


慈眼堂の本尊、木像千手観音は中院観音と呼ばれ、藤原定家の念持仏であったものが土地の人に受け継がれたもので、鎌倉時代初期の藤原風仏像の特徴を備えた保存状態のいい像で、京都市指定有形文化財になっています。
お堂の外からはお姿を見ることはできませんでした。

慈眼堂では、毎年正月14日の夜から15日の日出まで「日待ち」の行事を行い、また定家とその子の為家の法要も営んでいます。
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嵯峨釈迦堂(清凉寺)

2009-03-15 23:59:45 | ぶらり都めぐり
たまたま通りかかった嵯峨釈迦堂(清凉寺)。お祭りの賑わいにつられて、境内に入り、この日が涅槃会だと知り、折角だからと参拝させていただくことにしちゃいました。(不心得なことで

境内の様子や涅槃図のことは先に載せましたが、お堂の中からお庭のほうの様子ももう一度アップします。

この地は、もともと嵯峨天皇の皇子・左大臣源融(みなもとのとおる)の別荘・栖霞観(せいかかん)があったところだとか、では、源氏物語にも関係が。。。
その後、宋に渡って五台山を巡って帰国した然(ちょうねん)が、987(寛和3)年に創建したお寺です。宋の清涼寺の「涼」はさんずいですが、ここの「凉」はにすいです。
この時宋で作らせた釈迦像が国宝となっていますが、この日はおもしろいお坊さんの解説つきでたっぷりとご尊顔を拝することができました。この胎内から出てきた布製の五臓六腑の模型は人間の身体の中をそのまま表していて有名です。


釈迦堂の裏手には池が広がっていました。


庫裏の玄関の方にまわると、

たくさんの提灯や、

高張り提灯が用意されていました。

この夜本堂の前に13本の高張り提灯が並べられ、その高低によって江戸時代には米相場を、近世では株価を占っているのだそうです。

前にも書いたように、午後8時30分からは大松明に火が点けられ、その年の稲作の豊凶を占う京都の三大火祭りの一つの行事ですが、冷え込んできたのと、嵯峨からの帰り道が遠いこともあって、残念ながら見ることはできませんでした。


清凉寺
   京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
   JR嵯峨嵐山駅から徒歩約15分
   開門時間:9:00~16:00(4,5,10,11月は17:00まで)
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嵯峨大念仏狂言を見る

2009-03-15 23:58:41 | ぶらり都めぐり
3月15日(日)嵯峨釈迦堂(清涼寺)で行われていた嵯峨大念仏狂言を見ました。

嵯峨大念仏狂言は念仏の教えを無言劇としたもので、嵯峨野に七百年余り昔から伝わり、重要無形民俗文化財になっています。
この日たまたま嵯峨野に行って通りかかったので、初めて見ることができました。


境内の狂言堂で演じられます。


今年の演目は、「とろろ」(3時半)、「釈迦如来」(5時)、「土蜘蛛」(6時半)となっていましたが、「釈迦如来」の全部と「土蜘蛛」をちょっとだけ見ました。

鐘と太鼓だけでカン、デン、カン、デンと単調なリズムの音が奏でられ、役者はパントマイムのように無言で演じます。
話の筋を知らなかったので、動きだけではちょっとわかりにくかったです。

 


仏像が動いて、参拝者がずっこけているところ。


見目よい参拝の婦人にお釈迦様が魅せられて、一緒に連れ立って逃げ出してしまう場面(?)らしいです。



お寺の中を参拝してからもう一度狂言堂に来て見ると、「土蜘蛛」を演じていましたが、あまりに冷え込んできたので、退散することにしました。

暗くなってあわてて写したので、ブレブレになってしまいました。



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さがの人形の家

2009-03-15 23:57:26 | ぶらり都めぐり
3月15日に嵯峨野に出かけたのは、「さがの人形の家」の招待券をいただいたため。

お雛様の季節には特別展が開かれるので、よく名前を目にしていたけれど、訪れたのは初めてです。


清凉寺から愛宕道を歩いて約10分のところにある茅葺門から入ります。

この日はやはりお雛様がたくさん飾られていました。


お雛様用台所セットも。

そして、今年の呼び物は薩摩からやってきた糸雛でした。
鹿児島地方の郷土雛である「薩摩糸雛」は、頭部も手足も省略した紙の立雛で、竹を雛の首に見立て先端に付けた麻糸を髪としています。五、六枚の色紙を重ねて厚みを出した衣装の正面に描かれた絵で、男雛女雛の区別をします。かつてはこれを3月の節句に内裏様に添えて飾ったものです。

「孝明天皇愛玩のお雛様とさつまの糸雛展」は4月5日まででした。


お雛様の他にもたくさんの人形が展示されています。

嵯峨人形はとても精巧で、美しく目を引きました。
木彫で衣裳部分は胡粉絵具を厚く盛り上げ、金箔をはって絢爛美麗に仕上げた人形です。江戸時代に京都で製作され、のちに江戸でも作られました。彩色技法などから考えて、仏師が余技として作ったと考えられ、人形の表情に非常に厳しいものが表れています。からくり作りになっているものもあるようです。
↑これは牛若丸の嵯峨人形。凛々しいお姿にしびれてしまいました。




大阪の商家に伝わる人形や道具を展示したコーナー。
この博物館を運営しているのが、大阪のイケマンという企業なので、その関連からの展示なのでしょう。

縁起物が多いです。

この犬がご愛嬌でした。



大きな張子の犬もいました。



他にも、神戸のはいから人形や、からくり人形、御所人形など、いろいろ展示されていましたが、二階に上がってみると、

たくさんの郷土人形がぎっしりとケースに入れられて部屋中に並んでいて、びっくり。よくこんなにたくさん集められたものだと感心してしまいました。


日本各地で親しまれ、その土地の風土・風習をおりまぜて作られた郷土人形。土で作られたものは伏見人形を源とし、その他紙で作られた張子、おがくずとふのりを混ぜて作られた練人形、木くずで作られたものなどもあります。

高知市五台山で作られたものもありました



あと、嵯峨野では硯石が作られていたことがあるそうで、その収集品もありました。

人形は全部で2万点もあるそうです。

さがの人形の家
京都市右京区嵯峨鳥居本佛餉田町12
開館:午前10時~午後5時
休館日:火曜
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嵯峨清凉寺の涅槃会・お松明

2009-03-15 23:55:49 | ぶらり都めぐり
何年ぶりかで嵯峨野方面に出かけました。

清凉寺(嵯峨釈迦堂)に通りかかると、お寺の参道から境内まで屋台のお店がたくさん出ていて、小中学生がたくさんうろついていて何やらお祭りがあるようです。



本堂の前にはこんなしつらえが。

知らなかった! 毎年3月15日の夜に涅槃会(ねはんえ)の法要のあとに、「お松明(たいまつ)」の行事が行われる日だったのです。

三基の大松明は赤松と藤のつるでできていて、それぞれの燃える炎の勢いによって、その年の稲作で早稲、中稲、晩稲のどれが豊作かを占うものだそうです。

思わぬよい日に巡りあわせて、お堂、お庭も拝観、「インド - 中国 - 日本」三国伝来という国宝釈迦像のご開帳を拝し、釈迦涅槃図も間近で見ることができました(しかも、無料で!)。


旧暦二月十五日(三月十五日)は釈迦の入滅の日。
多くの弟子や動物達がお釈迦様の死を悲しんでいる図で、左下の方、象と駱駝の間に(行灯の影の中に入って見にくいですが)猫も描かれています。猫が描かれている涅槃図は珍しいのだそうです。

この日は、境内の狂言堂で、重要無形民俗文化財の「嵯峨大念仏狂言」も公演されていて、これも見ることができて、思わぬ収穫でした。

でも、「お松明」は夜の8時からだというので、狂言を見てすっかり身体が冷えてしまったし、残念ながら見ることができませんでした。
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石塀小路

2009-03-13 07:11:41 | ぶらり都めぐり
本日3月13日(金)から22日(日)、東山一帯で京都・花灯路2009が開催されています。

一足早く8日にこのあたりを歩いてみると、行灯の準備がすでにできていました。

一番好きな石塀小路辺りの様子をどうぞ。









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雪割草

2009-03-13 06:28:07 | その他の植物


ユキワリソウが咲きました。(3月12日)

雪を割って咲いてくるというには少し遅いのですが。

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おかめ桜

2009-03-10 12:35:16 | ぶらり都めぐり
同じ知恩寺のおかめ桜はまだこれからです。
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知恩寺の富士桜

2009-03-10 12:32:50 | ぶらり都めぐり
百万遍知恩寺の富士桜が満開です。
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早春の渉成園

2009-03-01 06:17:29 | ぶらり都めぐり
2月28日に東本願寺の飛地別邸渉成園(枳殻邸)に行って来ました。

お雛様の展示を見に行ったついでに、お庭も拝見させてもらったものです。


広い庭園の中に大きな池と芝生があり、ゆったりと巡りながら楽しむことができます。

橋を渡って入り組んだ島を巡り、変化にとんだ景色を楽しむことができます。


お茶室「漱枕居(そうちんきょ)」。

池の中に光源氏のモデルと言われている源融の供養塔があります。


回棹廊。


傍花閣はまわりに桜の木が多く、この時はまだ蕾でしたが、花を見るのにちょうどいい建物でしょう。



代笠席(たいりつせき)という煎茶席の東側には茶畑もありました。


梅園では梅の花が咲いていて見頃でした。

馬酔木(あしび)の花も。

藪椿も。

遣り水を覗くとシジミらしき貝(の殻)がいっぱいありました。
邸内の池の水は琵琶湖疏水から東本願寺の防火のために引かれたものなので、琵琶湖の生物も流れこんできているようです。


門を入った所にある高石垣の石はいろいろな形の石が組み合わされています。

おや、こんな所に石臼が!


何(○)年か前に訪ねた時には、向かいに高いホテルが一つできて景観が害されたと嘆いていましたが、今ではさらにいくつもの高い建物ができていて、写真に入らないように写すのに苦労しました。

それでも、都会の真ん中でこんなに広々とした緑の園でゆったりできるなんて、お勧めの場所。
さらに、受付で500円以上の志納金を収めると、写真が美しい立派なガイドブックが戴けるのでとってもお得な気分になれます。
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渉成園でお雛さまを見る

2009-03-01 05:35:19 | ぶらり都めぐり
2月28日と3月1日の2日間だけ、東本願寺渉成園で「林駒夫一門 雛の会」が開催されていると新聞に出ていたので、見に行ってきました。


渉成園門前には紅梅と水仙が咲き揃って、いい香りがしていました。

人形展があったのは園内の滴翠軒、池に張り出したところが人形が飾られていたお部屋です。


桐塑人形で人間国宝の林駒夫さんと全国の弟子22人の方が作られたお雛様や犬筥(いぬばこ)が並んでいて、上品できりりとして美しいものでした。


林駒夫さんのお作。




人形展だけなら無料でしたが、庭園を見るのに協力金500円が要りました。
渉成園に行ったのは本当に久しぶり、園内の様子はまた後ほど書くことにします。
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