3月の連休に愛知県犬山市にある「博物館明治村」に行ってきました。
新幹線で名古屋まで約30分、名鉄バスセンターから明治村行きのバスに乗って約1時間で着きました。
明治村は明治時代を中心とした建造物を保存展示する野外博物館として、昭和40年に犬山市郊外の丘陵地100万㎡に開村しました。各地で解体されていく建造物の中から価値あるものを移築復元し、現在までに68件が集められています。
近代建築ファンとしては一度は見ておきたいと思っていたところで、今回思い切って行ってみました。
先ずは、明治村入口の門から。
これは、名古屋大学の前身、第八高等学校の正門です。
建築年1909(明治42)年。登録有形文化財。
門を入った広場にあるモニュメント風建造物。
中央は明治44年、皇居内に創建された内閣文庫正面のメダリオン(紋章)。
左右は明治40年に作られた金沢監獄の門扉。
池の中のタイルは、愛知県蒲郡にあった常磐館浴室の壁のタイル。
周りのレンガは東京汐留から発掘されたものです。
池の中のタイルがかわいい。
500円で1日乗り降りフリーの村営バス。
一先ずこれに乗って、1丁目から一番奥の5丁目まで行き、建物を見物しながら入口に向かって帰ってきました。
入鹿池という江戸時代に農業用ため池として作られた大きな池のほとりのあちらこちらに建物が建てられています。
1日ではなかなかゆっくり見られない程広いですが、頑張ってほぼ全部の建造物を眺めてきました。中をじっくり見学というより、「外から眺めて廻る」という駆け足でしたが。
<<明治村のデータ>>
開村時間 9:30~17:00 (※冬期11月~2月は~16:00)
休村日
・12月31日
・12月、1月、2月の毎週月曜日(祝日及び正月期間は開村)
・1月の平日にメンテナンス休あり
※平成23年は1月17日(月)~21日(金)の5日間
・3月から11月までは毎日開村しています。
入村料金
大人(18才~64才)1,600円
シニア(65才以上)1,200円
高校生 1,000円
小中学生 600円
(毎週土曜日は小中学生無料)
アクセス
名古屋駅からの直通バスの他、
JR高山線鵜沼駅へ、名鉄で新鵜沼から犬山駅へ、そこからバスで20分