ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

これでいいのか奈良(奈良市登大路町)

2020-04-03 01:14:09 | これでいいのか奈良
2020年4月1日、奈良ホテルに泊まった翌日、奈良の名庭、吉城園(よしきえん)に行ってみました。

奈良ホテルから歩いて行く道すがら、あちこちに馬酔木の花が咲いていました。



東大寺の南大門を抜けて、大仏殿に向かう道。この途中で左に折れて進んで行くと、依水園と吉城園があります。



実はこの日の主な目的は、依水園に行くことだったのですが、依水園は新型コロナウィルスのためにこの日から休園になっていたのでした。


そこで、すぐ隣にあり、休園ではなかった吉城園に行くことにしました。
吉城園には前に2017年6月18日にも行ったことがあり、その時の様子はこちらです。

吉城園は、「興福寺古絵図」によると同寺の子院の摩尼珠院(まにしゅいん)があったところとされています。明治に民間の所有となり、1919(大正8)年に現在の建物と庭園が作られました。企業の迎賓施設の時代を経て、昭和の終わりから奈良県が所有し庭園を公開しています。

○開園時間
 9:00~17:00(ただし、入園は16:30まで)
○入園料
 前回行った時には250円だったのに、なんと! 2020年4月1日から無料になったところでした。


何故、急に無料に???




主屋「旧正法院家住宅」(奈良県指定文化財)と「池の庭」。



池の庭の小高い丘の上には東屋があり、東側の依水園と東大寺などが見渡せます。



茶室と「苔の庭」。



「茶花の庭」の塀越しに見ると、南側に何棟かの建物が改修工事を行っているところでした。
知事公舎、副知事公舎、警察部長官舎、旧青少年会館など、1920年頃から建てられた和洋折衷のモダンな建物が残っている、この辺り一帯の建物を外観を残して、または解体して最高級の国際ホテルやレストランを建設することが、前回来た時に懸念されていましたが、ついに現実のものになったのでしょうか? 吉城園もそのホテルの一部にされることになり、主屋は建築家隈研吾がデザインして、宿泊施設に変えられると言われていましたが、外観は変わっていませんでした。
吉城園の入場料が無料になったのは、ホテルの敷地内になるから、庭園入場は無料ということなのでしょうか?
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