2019年11月3日に、京都市南区にある京都市立凌風小中学校で開催されていた第27回東九条マダンを見に行きました。
“マダン”とは“広場”の意味です。「東九条で、韓国・朝鮮人と日本人がひとつのマダンに集い、一つになってみんなのまつりを実現したい」--このような思いをこめて、1993年から毎年開催されてきています。今では、韓国・朝鮮人、日本人だけでなく、いろいろな民族の人々や障碍者・健常者もまつりに参加し、そのことを通して、それぞれの自己解放と真の交流の場を作っています。
第 27 回 東 九 条 マ ダ ン
2019年11月3日(日)午前10時~午後3時ごろ
主 催:東九条마당(マダン) 実行委員会
協 賛:凌風学園PTA
後 援:京都府・京都市・京都府教育委員会・京都市教育委員会
主 な 内 容:プンムルノリ、マダン劇、和太鼓&サムルノリ、シルム(相撲)大会、民俗あそびコーナー、タル(仮面)絵付けコーナー、楽器体験コーナー、出店、ほか
賛 助 出 演:ちゃんへん. :「大道芸ワールドカップ2002」で最年少17歳で第一位に、以来プロとなり、世界82ヶ国でパフォーマンスを披露してきたちゃんへん. さんのジャグリング等の芸が演じられました。
民族舞踊で使われる仮面を収集している方のコレクションが各地方ごとに展示されていました。
日本の獅子舞のような踊り。
韓国時代劇でよく王宮で演じられているような扇の舞。
チマチョゴリを着る体験ができるコーナーもありました。
いろいろな食べ物の屋台もたくさんあり、食べ歩きました。
日本の太鼓と朝鮮の太鼓が共演する「和太鼓&サムルノリ」。
やがて、日本も朝鮮も入り乱れて太鼓を打ち鳴らし、踊り、歌い、飛び入りもして会場全体で盛り上りました。
韓国時代劇のドラマや映画で見てきた大道芸の数々が目の前で繰り広げられて、楽しかったです。「王の男」でイ・ジュンギちゃんが演じた芸人もこんな風に太鼓を鳴らしていたなあ。