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ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

京都大学舞鶴水産実験所を見学

2015-10-07 23:34:22 | 遠出(国内)
京都大学舞鶴水産実験所は、京都大学フィールド科学教育研究センターの海域ステーションで、舞鶴市長浜で舞鶴湾に面して建っています。1972年5月に京都大学農学部附属水産実験所として設置され、2003年4月に舞鶴水産実験所と改称されました。沿岸生態系の環境と生物の研究と、大学生・院生の教育および地域の社会教育に貢献することを目標とした活動をしています。

普通は公開されていませんが、特別に見学させていただく機会を得て、見せていただくことができました。

始めに二階の部屋で職員の方から魚の観察などの研究の内容を説明していただきました。映像を使っての説明では、魚を使った料理のレシピまであって、とても面白く興味深いお話でした。



敷地の横がすぐ舞鶴湾になっていて、実習用の船が係留されています。
右側の船が老朽化して長い予算要求の末、やっと左側の船が措置されましたが、大きさは一回り小型になってしまったそうです。



魚の観察のために、月2回づつ敷地の周りの海岸に沿って潜水して歩き、見える魚の種類、数、行動などを記録しています。人の目で見るほうが水中カメラなどの機械で見るよりも正確に観察できるのだそうです。



魚の飼育もしていますが、ここでは養殖の研究は行っていません。
森から海に続く生態系の間のつながりを総合的に研究しているのです。

貸切遊覧船で舞鶴湾をめぐる

2015-10-07 21:32:08 | 遠出(国内)
舞鶴引揚記念館に行く前に舞鶴湾の一部を船で巡りました。


遊覧船乗場は東舞鶴の舞鶴市役所の東、赤れんが博物館の横にあります。
貸切でなくても、3月21日~11月末間の土日祝日、ゴールデンウィーク、お盆に11時、12時、13時、14時からそれぞれ約30分の運航をしています。(有)舞鶴港遊覧船の運航で、料金は大人1000円、小人500円です。

コースは、海上自衛隊舞鶴警備隊→小樽行きフェリー乗り場→海上自衛隊舞鶴飛行場→ジャパンマリンユナイテッド(株)舞鶴事業所→東郷邸→海上自衛隊舞鶴地方総監部→海軍記念館→海上自衛隊北吸桟橋→文庫山学園
というものですが、いずれも海上から遠く眺めるものです。

海上から遠く赤れんがパーク方面を振り返った眺め。




ジャパンマリンユナイテッド(株)(JMU)は 2013年にユニバーサル造船株式会社と株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドが合併し発足、その元は石川島播磨重工業と日立造船・日本鋼管に由来していて、さらにその昔はかつての舞鶴海軍工廠です。明治34年から駆逐艦、水雷艇などの小型鑑建造と水中兵器の生産を特色とする工廠として発達し、広大な敷地の中に26件のレンガ建造物が残っています。
この日もドッグに大きな船が停まっていました。



長大な海上自衛隊北吸桟橋に、護衛艦、補給艦、輸送艦、ミサイル艇、掃海艇などが並んで停泊しています。
とにかく大きくて、高いビルを見上げるような艦艇の大きさです。湾内には常に軽飛行機が飛びまわっていて異様な雰囲気、まさに舞鶴湾すべてが軍港という感じでした。



これらの艦艇も今は撮影できるけれど、もう少しして機密の部類に入れられる時代になると、うっかり撮影すると逮捕、ということにもなりかねないかもしれません。