ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

きんし丼

2006-09-13 04:25:38 | 近江の国
滋賀と京都の境目辺り、昔の東海道逢坂関跡近くにあるうなぎ料理屋さん「かねよ」にうなぎを食べに行きました。


名物の「きんし丼」。うな丼の上に大きな出し巻き卵が乗っています。
おいしかったー。


広い日本庭園の中に茶室風の建物が点在していて、お庭を眺めながら食事ができるようになっています。
レトロな洋館もありました。創業明治5年です。


「名にしおはば逢坂山のさねかづら 人に知られで来るよしもがな」のさねがずらがありました。
まだ実が青かったけど。


左の方に見える木から垂れ下がっているかずらがサネカズラです。


「鬼の念仏」くん。


日本一のうなぎ「かねよ」
電車なら京阪京津線「大谷駅」下車すぐです。




近くに蝉丸神社がありました。
「これやこの 行くも帰るも わかれては 知るも知らぬもあふさかの関」
の蝉丸法師がこの近くに庵を結んで住んでいたそうです。


蝉丸神社の入口に、東海道に敷かれていた「車石」が残されていました。
荷車が通りやすいように、轍の幅に合わせて溝が掘られています。

いつも京阪電車か車で通り過ぎるだけだけれど、にぎやかな国道をちょっと入ると昔の街道のたたずまいを残した風景が残っていて、別世界に落ち込んだような不思議な感じがしました。このまま山を越えて京の方まで歩いて行くのもおもしろいかもしれません。

コメント (10)
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