ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

「美のかけはし」国立京都博物館

2006-09-01 03:40:53 | 建物(京大以外の京都府の)
国立京都博物館に「美のかけはし」展を見に行きました。



国宝、重文ずらりと並んでさすがに京博と感心いたしました。
この期間の目玉は「源頼朝像」、教科書でよく見た絵ですが、実物は予想を超える大きさでした。

この博物館が立っている土地が、平家の繁栄、後白河法皇の院政の地、そして、秀吉の方広寺の跡と、歴史の真っ只中の地であることにからめた展示がされていておもしろかったです。

「美のかけはし」の役割を果たしてきた博物館の意味もよくわかる展示会でした。

でも、一番興味を惹かれたのは、この博物館建物の設計者片山東熊があれこれデザインに苦心したことがわかる設計図など。
そして、建物正面玄関の上で、洋風の建物に似合わぬ着物?(又は中国風)身なりで対面して横たわっている男女二人の像、長いこと疑問だったけれど、木製原型が展示されていて、美術工芸の神、毘首羯磨(びしゅかつま)と技芸天の像だとわかりました。ギモン解決。
しっかし、販売されていた図録には建物のことは全然出ていなかったのだ。

コメント (4)
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