ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

上七軒通り

2006-02-26 07:25:06 | ぶらり都めぐり
2月25日、北野天満宮に行く時に、千本通りから今出川通りの混雑を避けて天神さんの東門に向かって斜めに歩きました。ここが京都花街の一つ、上七軒通りでした。室町時代に北野天満宮再建の時にあまった材木を使って七軒の茶店を建てたのが始まりと言われています。
いつもは静かなこの通りも、梅花祭のこの日は人通りが多く、天神さんの手前の道には古着や骨董品を売るお店が並んでいました。

通りの入り口近くに瓦屋さんがあり、屋根の上がショーウィンドウになっていました。おもしろい形の瓦や鐘軌さんがいっぱい。



老舗和菓子屋さんの「老松」さん。こちらのお菓子を梅園でいただきました。梅園内に売店も出ています。

「上七軒」については、大和なでしこさんのブログに詳しく書かれて」います。

上七軒歌舞練場に最近オープンしたという「茶(さ)ろん上七軒」にも行きたかったのですが、時間がなくて・・・また今度。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天神さん(梅花祭と御土居)

2006-02-26 05:24:48 | 御土居堀
2月25日は北野天満宮で梅花祭があったので見物がてら、また梅園が公開されているので、かねてから見たかった御土居を見に行ってきました。

しかし、大変な人出、烏丸今出川で地下鉄からバスに乗り換える時から、バスを待つ人が並んでいて、臨時バスが来ると書いてありましたが、一向に来ません。
北野天神を通るバスは満員でドアを開けてくれません。仕方がないので、千本今出川までのに乗りました。

お参りするにも長い行列が並んでいました。



境内の梅はまだ咲いている木が少なく、一番よく咲いているのでこのくらいです。



境内の一角が幕で区切られていて、上七軒の芸舞妓さんによるお茶の接待を受けられる所も行列ができていて、券(お菓子、おみやげつきで1,500円)を買ってからでも40分待ちだと言っていました。
幕の外から覗き見するだけにしときました。



参道の一番奥と本殿の裏西側の二ヶ所に梅園と御土居への出入り口があります。



梅園の梅もまだ1部咲きというところでした。



梅園の右奥の方が高くなっていて御土居の土塁です。土塁の上が地道になっていて、そこが御土居の上側にあたります。

土塁を超えて紙屋川に下っていく道があり、かなりの高低差、10メートル以上はありそうです。この辺りの御土居は紙屋川の河段段丘の自然地形を利用していて、人力で築いたものではないそうです。右手の土手が御土居の崖、紙屋川が堀の役目を果たしています。



この辺りも御土居梅園になっていて、しだれ梅の木がたくさんあったので、もう少ししたらきれいだろうと思います。



低木のサザンカがきれいに咲いていました。



梅園への入園料は500円ですが、老舗老松のお菓子「菅公梅」とこぶ茶がいただけました。参拝の混雑もここまでは入ってこず、花を愛でながら、太閤の昔をしのびながら、ゆっくりと園内を散策して、お菓子もいただけて、ここはいいと思いました。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする