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ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

もう一つのモネの庭、「ガーデンミュージアム比叡」

2012-08-05 23:48:45 | お庭
先日訪れた高知県の「北川村モネの庭マルモッタン」は少々遠くてという方には、京都近辺で同じような「モネの庭」風のお庭を見ることができます。

こちらにも8月初めに行ってみました。

こちらも「モネの庭」そっくり!


そして、ここは京都市からは別天地のような涼しさを味わうことができるのが何よりのうれしさです。
しかも、夏の間 7/14〜8/31の土日祝と、8/8〜8/16は、10:00〜21:00のナイター営業をしているので、夏の夜の夕涼みには最適。
午後3時以降なら叡電出町柳から八瀬までの電車とケーブルカー、ロープウエーの往復券と、ミュージアムの入園料が込みで1500円という超お得な切符も販売されていましたが、

現在はナイター営業は終了していて、10:00〜17:30(入園は17:00まで)の営業なので、記事が遅く間に合わなくてすみません。




夕方なので、スイレンは咲いていませんでしたが、


ダリアやフロックス等のたくさんの花がきれいに咲いていました。







ここはその昔、「比叡山頂遊園地」で子供を連れて遊びに来る所だったのですが、「陶板名画の庭」になり、今は「ガーデンミュージアム」になってしまいました。
陶板は今もモネ、ルノワール、ゴッホなどの絵が庭園のあちこちに飾られています。


おおっ!この建物は遊園地時代のメインのタワーではありませんか。
今でも姿はそのままに残っていて、中はギャラリーのようになっていて階段を登って上の階にもあがれるようになっていました。その昔は(昔の話ばかりで恐縮ですが)このタワーの上の階がゆっくりと回転していて、レストランに座りながら四方の景色を楽しめたのですが、今は回転はしなくなっています。(残念!)
しかし、今もこの建物が残っていたとは、うれしい限り! 「京都の昭和遺産」に認定するべきです。



タワーに登らなくても園内からは京都市街も琵琶湖もよく見渡せます。
こちらは琵琶湖の大津市から瀬田川あたり。



最近は足湯も始めているようでした。



カフェで夕食を食べている間に日も沈んできて、




園内のあちらこちらにライトアップやLED照明の飾りが灯されてきました。
風が強くてすんごく涼し~いです。





そして、京都側、琵琶湖側どちらも街の灯りが美しい。
京都市街はくっきりと縦横の街路に沿った灯りの線が表れていて、見事です。
この日は空気が澄んでいて特にきれいに見えました。


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北川村モネの庭

2012-07-30 02:38:06 | お庭
北川村温泉ゆずの宿を出発して、向かったのが「北川村モネの庭マルモッタン」。

村営バスの時間では早すぎてもう少しゆっくりしたかったので、お願いしたら、親切にも宿の車で10時にモネの庭まで送っていただきました。車で20分はありそうな距離なのに、ありがたかったです。

さて、高知県になぜ「モネの庭」があるのでしょうか。
高知県東部の過疎山間地、北川村は工業団地の誘致に挫折した後180度の方向転換を計って、本家フランス・ジヴェルニーに似た気候(?)、地の利を利用して応募し、世界で初めて「モネの庭」を称する事を許されて作ったのだそうです。














ここで初めて咲かせることに成功した青いスイレンだそうです。






モネの庭に似せた「水の庭」の他に、「花の庭」「光の庭」があり、モネの家の様子を紹介するギャラリーやショップ、レストランもある中で、


おおっ!このトイレのタイルは、モネの住んでいた家の台所の壁に貼られていたのと同じタイルではありませんか。
同じタイルを1枚お土産に買ってかえりました。


700円の入場券の半券を持って本家フランスの「モネの庭」に行くと、共通券として無料で入れるそうです(ただし、期限あり)。なかなかフランスまでは行けないなあ。

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野村碧雲荘の花菖蒲、見事!

2012-06-16 22:53:48 | お庭
岡崎お屋敷街の国指定重要文化財、野村碧雲荘の内部公開は「現在公開予定はありません」なので、せめて外濠に咲く花菖蒲だけでも見させていただこうと、雨模様の16日に行ってみると、




「構内への立入はご遠慮ください」という札が。。。(涙・涙

真正面の長門門のすぐ手前に花菖蒲の咲く流れがあるのです。

仕方なく、いつもの観察場所の横手の道路から望遠で見させていただきました。



遠ーくの方にたくさん咲いているのが見えます。










それでも、何とかまだ美しい花が梅雨空に生き生きと咲いているのを見ることができました。






「ご遠慮下さい」の柵がはずされていたという情報もあったのに。。
野村さーーん、もうちょっと「太っ腹」続けてよー

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諸戸氏庭園

2012-05-06 02:27:18 | お庭

旧諸戸邸のすぐ隣、敷地を接して諸戸氏庭園があります。

元はここに室町時代に「江の奥殿」と呼ばれた矢部氏の屋敷がありましたが、1686(貞享3)年)に山田彦左衛門が購入、カキツバタ池を中心に築庭、拡張整備しました。

明治時代に初代諸戸清六の所有となり、西隣に新しく御殿を建て、庭園を拡張しました。御殿の玄関は当時の外務省の玄関を模し、広間は西本願寺の広間を模していると言われていますが、内部は見ることができませんでした。
この時は改修工事中でした。


巨岩がたくさん使われていて、滝組があったり、大規模な庭園です。

池は「潮入りの池」と称され、海水の干満に応じて景観が変化していましたが、現在は海水は入ってきていません。







藤やツツジがきれいに咲いていましたが、花菖蒲の頃も見物だろうと思われます。




道路に面した本邸は大店の店造りになっています。付属して小さな洋室があり、ルイ16世様式のフランスのサロン風な調度で統一されているそうです。



同じ道路に面して煉瓦造倉庫が何棟もあります。




旧諸戸邸と諸戸氏庭園のすぐ前を流れる揖斐川の堤防。
左側に揖斐川が流れています。

このすぐ側に旧東海道の「七里の渡し」跡と桑名城跡があります。

あの「その手はくわなの焼きハマグリ」っていうあの有名な旧跡です。
これは食べないでは帰れないと、桑名駅に戻って焼き蛤を探しましたが、残念、売り切れていたので、乾燥蛤のお吸い物を買って帰りました。




    公開日時:平成24年11月1日~11月30日
         月曜休園
    公開時間:10時から17時(入園16時まで)
    入園料:500円

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東福寺光明院

2011-12-25 21:37:45 | お庭
東福寺塔頭、光明院にも重森三玲作庭の庭(波心庭)があります。

東福寺の中心境内から少し南に外れた位置にある塔頭なので探すのに少し迷いました。
こちらの庭園は拝観できますが、観光寺院ではないので、入口でいくらでも志納金を納めて中に入らせていただきます。案内の人もいませんが、お寺なので静かに拝観させていただきます。



数年前には「そうだ、京都、行こう!」のキャンペーンに使われて賑わったようですが、今は訪れる人も少しです。

誰もいないこの本堂からお庭を長い時間眺めていられるのは幸せです。






悟りの窓(?)。




内側から見るとこうなっています。


同じ部屋の中から眺めたお庭。

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東福寺霊雲院

2011-12-24 22:19:25 | お庭
東福寺の塔頭、霊雲院にも重森三玲作庭の庭があります。


書院の前庭は「九山八海の庭(霊の庭)」と言われています。






庭の中央にあるこの塊りは何?
何とも異様な構造物です。
これは「遺愛石」といって、熊本藩主細川家から寺に贈られたもので、須弥台と石船を象っています。
この庭は遺愛石のある庭として江戸時代にも有名でしたが、その後荒れていたのを、重森三玲氏が修復して「九山八海の庭」としたのです。



こんな変わった灯籠もありました。




書院の西側にあるのは「臥雲の庭」。
雲と水の流れを表わしていてとても現代的なデザインです。



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晩秋の東福寺

2011-12-23 23:56:18 | お庭
紅葉の季節の人混みを避けて12月下旬になってから、東福寺に行ってきました。


紅葉はもうほとんど終りかけていましたが、所々にはこんなに真っ赤なもみじも見ることができました。


臥雲橋から見上げると、


通天橋の辺りの木々はほとんど冬枯れの様相になっています。


が、その足元を見れば、散りモミジで地面が赤く染められていました。















三門(国宝)。巨大です。



開山堂(重要文化財)。



方丈の周りには作庭家重森三玲が昭和14年に作った「八相の庭」があります。

東庭は北斗七星をかたどっていて「北斗の庭」と呼ばれています。



南庭は五山八海を表わす枯山水の庭です。



西庭はさつきの刈り込みと砂地で市松模様を作っている「井田市松の庭」です。



北庭はウマスギゴケと敷石で表わした「小市松の庭」です。
四面の庭の中ではこの庭が一番好みやわ~。


北庭の側に突き出た通天台からは、宋から渡来したといわれる唐楓「通天紅葉」が黄金色に輝いているのを見ることができました。


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平重盛の庭、積翠園

2011-12-18 16:12:39 | お庭
東大路七条東の妙法院北側にある東山武田病院がまもなく閉院して、ホテルに建て替えられるとか。

この辺りは昔、平重盛(小松殿)の邸宅があった所だそうなので、なくなる前に一目、と見に行きました。日曜日のため病院がしまっていて、危うく諦めかけていたところ、同じように見に来ていた方が親切に教えてくれて、救急の受付で頼めば、お庭の見学ができることがわかりました。

わざわざ追いかけて知らせていただいた親切な方、ありがとうございました。


積翠園(しゃくすいえん)。
とても広い池があって、亀島鶴島があり、立派なお庭でした。




鶴島の縁に沿って、5つの石が並んでいるのは、宝を載せた船を現わす夜泊石(よどまりいし)という古い庭園にあるもので、平安時代末期の作庭ではないかといわれています。


池の周りを一周して散歩できるようになっていて、病院の患者さん達の憩いの庭になっていたようです。



病院は20日で閉院だそうなので、見られるのはあとわずかです。

来年になったら、大河ドラマも始まるのに・・・。


外国人向けの高級ホテルが建っても、このお庭はなるべくこのまま残してほしいものです。

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米原青岸寺で精進料理を楽しむ

2011-11-13 22:49:12 | お庭
11月12日、滋賀県米原までドライブしました。


JR米原駅のすぐ近くにある曹洞宗青岸寺

元は室町時代佐々木道誉によって建てられた米泉寺でしたが、その後焼失、本尊聖観音像のみ残っていたのを、江戸時代初期に彦根大雲寺の末寺として再興され、伊井家からも援助を得て曹洞宗の寺院として立て直されたものです。


門をくぐると、


一面のイワヒバが青々として広がっています。
これは自生したもので、このお寺は別名、「岩桧葉の寺」とも言われています。


本堂裏の築山林泉式枯山水庭園。国の名勝に指定されています。
現在の形は1678(延宝6)年に彦根城玄宮園・楽々園築造に関わった井伊家家臣の香取氏が作庭したものです。

庭園の特徴は、石組が多く、中央高みに三尊石と枯れ滝組が表わされ、池の部分は枯山水ではあるが、石ではなく、一面の苔でなっています。
この苔は夏でも水は撒かなくても青々としていて、梅雨時、台風の大雨の時などには自然に澄んだ水が湧き出てきて、池になった水を通して苔の緑が見えるのもまた一段と美しいそうです。
そんな時に是非また行ってみたいものです。

回廊を伝って一段高い所に建つ書院にも上がることができ、そこからも庭園を見渡すことができます。

この書院は明治37年、永平寺の森田悟由禅師によって、地方寺院の行脚から永平寺に帰る際に休憩する場として建てられたものです。



書院から本堂を眺めたところ。
あの本堂のお座敷でこの美しい庭園を眺めながら、精進料理をいただきました。


お料理は前日までに予約しておくといただくことができます。
ということは、このお料理はお寺の奥さんとお嬢さんが2日がかりで作ってくださった手の込んだお料理ということで、この美しいお庭を眺めながら、とってもおいしいありがたーいお食事をいただくことができました。


上部には仏像、下部はキリシタンの十字形をしている寄せ灯篭。



ツワブキの花がきれいでした。

ここの庭園では例年紅葉は遅いほうだそうですが、今年は特に遅くてまだまだ青い葉が大部分でした。

この庭園の手入れは、滋賀県の財政援助が得られなくなってから、京都造形芸術大学の学生さんにボランティアで手入れしてもらっていますが、松の木の雪吊りだけはプロの造園師さんにも来てもらって作業しているそうです。




拝観料300円、拝観時間9:00~17:00(毎週火曜日定休日)

精進料理は拝観料込みで2,500円(予約電話番号 0749-52-0463)
お食事の時間10:00~17:00

お抹茶、珈琲、甘味などもあるようです。


JR米原駅東口から徒歩5分と、電車ででもアクセスしやすいので、滋賀県観光の穴場だと思います。



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料亭「京都 阪口」の庭園

2011-09-10 22:51:46 | お庭
9月初旬東山二年坂から産寧坂へと下って来て、観光客の溢れかえる通りの横にこんな門があって、

あの化粧品屋さんと、く○ちく(和小物屋さん)、う○や(蕎麦屋さん)と、八つ橋屋さん、漬物屋さん、イ○ダ珈琲店といずれも京都のあちこちに展開している名の知れ渡ったお店が集合している一画ですが、ここは平成12年までは料亭「京都 阪口(霊鷲山荘)」だった所。今は「青龍苑」として、複合商業施設になっています。


「京都 阪口」は一見さんお断りの料亭だったそうですが、今でもここで営業しているようで、予約すれば誰でも入れそうですが、それでもやはり敷居が高くてなかなか入る機会がありません。









ま、誰でも入れるようになったお庭だけ楽しませていただきましょう。

ここは豊臣秀吉の正室北政所の甥、木下長嘯子(勝俊)の隠棲の地であり、古くから文芸的な雰囲気に包まれていたことに由来し、苑内にはいくつもの茶室があります。

一番高い位置にあるのが真の茶室「三玄(山の茶室)」。裏千家十一代・玄々斎精中によって江戸の徳川家領内に造営された茶室の主要部材を移築。近世の茶文化の一つの流れを生み出した記念碑的な建物だそうです。


左側池の上にあるのが、行の茶室「長嘯庵」。木下長嘯子にのっとり造られた草庵形式の茶室です。


池の手前にあるのが、草の茶室「清涼」。大正時代に開催された東山大茶会の一席になったと記録されている草庵形式を色濃く残した茶室です。

他に、高低差約五メートルの滝を眺めながらそのせせらぎを聞くことができる「滝見の待合」や、立派な構えの南側の門もあります。


手入れの行き届いたお庭を楽しませていただいた後は、こちらへ。

原発NO!の集会、円山公園音楽堂はぎっしりの人でした。
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浜離宮恩賜庭園から日の出桟橋へ

2010-12-22 01:15:38 | お庭
東京庭園巡りの最後は、

浜離宮恩賜庭園です。

江戸時代には江戸城の出城としての機能を果たしていた徳川将軍家の庭園。
明治以後は皇室の離宮となっていたのが、昭和20年11月に東京都に下賜されたので恩賜庭園と言われています。国の特別名勝及び特別史跡。

海水を引き入れた広い池に多くの海水魚や水鳥が生息しています。

広々としていていい気分。バックの高層建築も違和感がありながら、今では風景の一部になっている。


お伝い橋を渡って中島の御茶屋に行きます。

118mもある総檜造りの橋。



園内には二つの鴨場があり、将軍がよく鴨狩りを楽しんでいました。
鴨池から囮のアヒルと餌で鴨をこの狭い引き堀におびき寄せ、

こちら側の小窓から様子を伺っていて、機を見て土手の陰から網ですくいとったそうです。

この鴨場で皇室のさるお二人が交際を始めた頃にデートされたとか、きっと閉園の日に庭園を借り切って楽しんだのでしょうな。


池の突端にある水門。

その向こうは東京湾に続いています。


「将軍お上がり場」。将軍が舟でやってきて上陸する場所でした。



園内には水上バスの乗り場もあり、浅草、お台場海浜公園、豊洲、晴海、東京ビッグサイト、パレットタウン等への船が出ていますが、

時間もなかったので、日の出桟橋まで約5分間だけ船に乗り、夕陽のレインボーブリッジを見て東京庭園巡りの旅を終えました。

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清澄庭園

2010-12-22 01:13:11 | お庭
皇居から移動して、東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅から徒歩3分の所にある「清澄庭園(きよすみていえん)に行きました。

ここも三菱関係の庭園です。元は紀伊国屋文左衛門の屋敷跡とも言われていますが、1880(明治13)年に岩崎弥太郎が社員の慰安や賓客を招待する場所として造園し、「深川親睦園」として開園しました。
またまた岩崎家の膨大な財力を感じてしまいました。


隅田川から水を引いた広い池と、各所に全国から取り寄せた名石が配され、回遊式林泉庭園になっています。



磯渡り。


庭園では結婚式を挙げられたカップルが記念撮影をしていました。

名石でできたいろいろな蹲もあって、それぞれに石種が書かれていました。

石は伊豆磯石、伊豆式根島石、伊豆青石、生駒石、佐渡赤玉石、相州真鶴石、備中御影石、加茂真黒石、京都保津川石、讃岐御影石、利根川石などです。


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皇居東御苑(1)二の丸庭園

2010-12-22 01:11:09 | お庭
西本智実指揮の「第九」を聴いた日本武道館は皇居北の丸公園にありますが、その翌日に皇居東御苑に行ってみました。

これは泊まった竹橋駅近くのホテルからの眺め。皇居一円とはるかに東京タワーも見渡せました。


皇居東御苑に入るには大手門、平川門、北桔橋門(きたばねばしもん)の三箇所からお堀を渡って入ることができます。橋を渡った所にある発券所で入場券をもらって入り、どの門でもいいので、出る時に券を戻して出ます。入場料は無料なのでうれしいです。

ホテルから近い平川門から入りました。
平川門は城内に死人や罪人が出た時に出す門であり、また大奥の人達が出入りした門でもありました。


先ず、一番近くにある二の丸庭園を散策しました。
三代将軍家光の時に作られたけれど、火災等で消滅していたのを、昭和43年に九代将軍家重の時代の庭園図を参考にして復元し、一般に公開されたもので、池泉回遊式の庭園です。



12月末だというのに、まだ紅葉がきれいに残っていました。


諏訪の茶屋。
この近くに日本各県の都道府県の木も植えられていました。
(京都は北山杉)


武蔵野の風情を残した雑木林もあります。

花菖蒲園もありました。花の咲いている時に来てみたいものです。


皇居正門石橋旧飾電灯。皇居正門石橋はいわゆる二重橋のこと、そこに明治21年から設置されていた飾り電灯で、現在のものと同じだそうです。
どうしたわけか、1個だけここに鎮座していました。



御苑のあちこちに冬の花もたくさん咲いていました。







ピンクのサザンカ。


ツワブキに


ムラサキシキブも。


早くも梅やボケも咲いていました。



大都会の真ん中にこんなに広くて静かな庭園があるとは、全く意外でした。しかも、無料で、人が少なくて緑いっぱい、心の休まる庭園でした。東京駅や大手町駅からも歩いてすぐに行けるので、東京でちょっと時間が空いた時に散策してみるのもいいと思います。


皇居東御苑の休園日は基本的に以下の通り、
(1)月曜と金曜日
(2)12月28日から翌年1月3日まで
(3)行事の実施,その他やむを得ない理由のため支障のある日
詳しくは、こちらを。

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半夏生の庭

2010-07-05 12:57:23 | お庭
先週末の土砂降りの雨があがって、今日は蒸し暑いながら、梅雨のあいまのありがたいお天気です。
建仁寺両足院のお庭で半夏生(ハンゲショウ)の葉が白く色付いて見頃でした

7月11日(日)まで特別公開されています(10時~17時)。


カメラを持って行くのを忘れ、携帯カメラでしか撮れず、折角のきれいなお庭の写真がこれだけしかなくて残念です


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松花堂庭園の椿

2010-04-30 12:44:55 | お庭
松花堂庭園ではたくさんの種類の椿と竹が植えられています。
椿は4月末にはもうほとんど終わりかけていましたが、まだ少し咲いているのもありました。


日光(じっこう)。





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