夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
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カルガモのおともだち

2015年11月19日 21時23分09秒 | 自然の育み・環境
カルガモのおともだち

夕暮れの本明川に、たくさんの小さなコガモがはしゃいでいます。
街の小さな用水路に、綺麗なカルガモが泳いでいますので階段を下りて、近く行きますと、流石に街にいるカモガモさんは人に馴れている様子で手を出すと近くに寄って来ます。しかし近くに来るとプイとユータンして仲間たちの処に行ってしまいます。
若い頃十一月の狩猟解禁になりますと、父と一緒に、英国ポインター犬を連れ立って、雉の狩猟に朝早くから山に行っていました。しかし二連の散弾銃で雉めがけ撃ちますけど当りません。今迄一度も鳥に当った事がありません。
一度は渓谷で山鳥が優美な長い長い羽を、たなびかせ谷を舞い降りて、目の前に来た時も当りませんでした。
それ以降は狩猟に行く事はありませんでした。






今考えますと私に打ち落とす意思と気迫が無かったのではないかと思えます。
どうもその様なことは私には不向であったのでしょう。
しかし良い面も学びました。
口から吐く息が白くけむり、手がカジカミ、朝陽の当る山肌の斜面に出ると、鳥たちが土浴びをしている跡が見受けられ、
自然と共に生きる鳥たちの清清しい風景が垣間見られ、また渓谷の岩肌を歩くときのたどたどしさ、
横を流れる清水の美しさ、ポインター犬も登れないような急斜面を、犬を押し上げて登り、上り詰めて見下ろす世界の爽快さ、山の険しさと温かさが心深く広がりました。
その様な経験を教えて頂いた父も、今は山の頂から見守ってくれていると思えます。父からは色々な事を学びました。




合掌すれば妙楽の世界今開く、父を拝まん母を拝まん