夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

形骸の文明である物質文明から精神文明へと導くコロナの教訓

2020年08月16日 17時03分08秒 | コラム・人文
院内にコロナの陽性患者を受け入れ、緊張感が走りましたが、落ち着いてきました。

外来患者さんも新しいシステムに慣れて、

依然の混雑した外来風景が一変し、

人々が整然と行動する節度ある姿に人間の素晴らしさを感じました。

質素な慎ましい生活を育み、

皆が『肉の手』では無く『心の手』で共に携えて生きる『

精神文明』の夜明けだと思われます。

神恩

『因果の法則』の悪い半面で言うと悪い因縁をつくると悪い結果があらわれる。

それを人格化したものが『悪魔』ということになり、

因果の法則の善い半面で言うと善い因縁をつくると善い結果があらわれる。

それを人格化したものが『観世音菩薩』ということになります。

観世音菩薩は人々の心の苦しみなどの響きを観じて

自由自在にその心の姿の通りに顕れて世の中を救いとる菩薩様であります。

観世音菩薩は単なる『因果の法則』、

あるいは『心の法則』のようなものではありません。

それは神、佛が一切衆生、有情非情生きとしいけるもの

ありとしあらゆるものを救いとる『大慈大悲』のおはたらきの一面なのであります。

『因果の法則』・『心の法則』を超越した“今“此処に置かれた場所に『神恩』がある。

悲しみを捨てよ、怒りを捨てよ、憎しみを捨てよ、

そしてみずからを祝福し、みずからを歓喜せよ、そこから天国浄土が実現する。




いかならむ ことある時も うつせみの 人の心よ ゆたかならなむ

                明治天皇御製 明治四五年 御製 『心』



感謝すべき点をさがしたら無数にあるのである。
感謝すべき点を探し出して感謝せよ。



我を捨てること。我こそ一切の不幸の根因である。



潔く生きると云うこと。
潔く生きるとは我と云うものが無くなることである。