夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

鉱石ラジオ

2008年01月12日 11時41分47秒 | 日記・エッセイ

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小学校で始めて鉱石ラジオに出会い、広い広い青雲に高いアンテナを張り、形ある声を目に見えない世界を通して、また形あるメッセイジーとして受け取る事に不思議であり、神秘的なものを感じ、自分自身の深い罪悪観から、見えないものにたいしての深い真実を肌で感じる体験でありました。父母を通して真実の世界を求める時代でも有りました。

合掌すれば、妙楽の世界いま開かん、父を拝まん母を拝まん


幸い

2008年01月08日 22時15分47秒 | 真理の言葉

わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、あなたがたは幸いである。喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。  マタイによる福音書 4


無限に光るひとしずくの緑

2008年01月08日 21時13分49秒 | 日記・エッセイ

トラックがはき出す砂塵の中から、突然にひろがるどこまでも、何処までも続くみどり、遠くに微かに、初めて見る地平線、初めて観るどこまでも障害物の無い世界・・・・・・ 父が基山で映画館を始める事となり佐世保から基山へトラックでの大移動である。

まるで西部劇の幌馬車で夢を求めて走る開拓者のように。

裕次郎の「嵐を呼ぶ男」が聞こえるなか、初めて裸足で感じる運動場、川に光る砂、鮠、金魚、空に囀るひばり、黄金色に輝く麦、白銀の世界に手作りの薪ストーブに夢中に戯れる私、緑の中を駆けめぐる草スキー、自他の世界から自分を観じる世界が広がる少年時代へ・・・・・


日佐の住吉神社

2008年01月05日 23時17分35秒 | 日記・エッセイ

赤いレンガの塀をぬけ馬車が通る広いくぐり門を抜けると中庭が広がり、黄色く色づいた金柑、ジュウシマツがさえずり夜には飛行機の爆音が響きわたり、鴨居には煤けたたくさんの神棚。

寒い朝に湯けむりがあがり表面に薄っすら膜が張り搾りたての牛乳、それを運ぶ馬車、お昼には地下足袋を履いたまま縁の上で美味しそうに真白いご飯をほお張っていた叔父、質実剛健な祖父の三世帯の大家族。

中庭の奥にある牧場に白くろのまだら模様の牛乳うしと馬、子供は座敷にある火鉢に近づけなかった、

質実剛健な雰囲気な家柄で生まれた私である。

近くにある大きな武者絵巻のある住吉神社<祭神住吉で遊び、米の収穫時の長いベルトと発動機で動く脱穀作業、布団の奥深くもぐり寝入り、祖母に甘え祖母と赤い鳥居のある神社に行った記憶・・・・・・・

物、物にあらず

神のいのちの現れである

つつましく水を使うこと

つつましく火を使うこと

一片の菜も、一切れの芋も

人参も牛蒡も生かして使うこと

一枚の小皿を傷つけたら詫びること

有機物も無機物も一切の物のいのちを

永持ちするように心がけること

一切の物は神からの預かりものである


木造バギー車

2008年01月05日 20時09分02秒 | 日記・エッセイ

上に下に揺れるバスの中突然、正面に丸い石の石垣が迫まり曲がりくねった道・・・・ 八つでの葉とスギが印象的でスズメが舞う庭で養母の父が作ってくれた縄で操る手作りの木造バギー車、牛の背中に乗り楽しく過ごしながら、いつも丘の上から遠くに見えるバス道を見つめ養母を待つ日々。

親戚のお婆さんが床につきまもなく丸い桶に入れられ、近くの墓地に深い穴が掘られ桶ごと入れられ上から土がかけられ、まるで何もなかっ様にお婆さんが居なくなった。

部屋の奥からキラッと光る眼差し、生きようとする強い意志・・・・・ 祖父から縁側からオシッコをさせて貰い、祖父の背中腰を踏み、祖母の温かいそうめんの味噌汁、養母の実家で過ごす幼少時代

現象は無常・実相は常住である

現象は心の影である。影は必ず過ぎ行く。そしてきっと、青空があらわれ、太陽がさんさんと照り輝くのを見ることができるのである。


空に冴えわたる星

2008年01月04日 23時26分50秒 | 日記・エッセイ

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湯けむりたつ温かい味噌汁にからっとあがった天かす、父と母との寿司と天ぷらの夫婦店で、毛布に包まり清らかに冴えわたる夜空を見上げ安らかに寝入る幸せを胸に秘め・・・・・ 隣には天高くそびえる東京からやって来たとらやデパート、初めて見るどら焼きのオーメーション機械をじっと見つめ、初めて東京の人とらやの息子と遊ぶ日々、初めて父に東京からやって来た中村レストランでチキンライスを食べ、ココアを飲む、店を出るとアメリカーナ、黒人、憲兵、チョコレート、日本刀を使ったがまの油売りと国際色豊かな中で、駅前の階段で目を輝かせた小さい少年の素晴らしい靴磨に足を出す大きい大人、私たちの木造つくりの小学校、芝生と金網を張巡らした身近な外国のドラゴンスクールと白い鎧戸と白いカーテンの有る一戸建て、過去と現在と未来が混在した街佐世保・・・・・

世界の平和の根本となるもの

ただ一つの宇宙、ただ一つの神に創造られ、神に支配されたる宇宙が実在するだけである。銀河系宇宙もその一部であり太陽系もその一部であり、地球もその一部である。全体が巨大なただ一つ神の展開せる宇宙であり、その宇宙大生命に生かされているのがすべての人間であるのである。人種の差別、民族の差別、皮膚の色の相違などは、ただ表面の相違であり、壁の色やカーテンの色の相違にすぎないのであって、内部の生理構造は、あらゆる人種、あらゆる民族ことごとく同様であるのである。ただ一つの神、ただ一つの神、ただ一つの生命がそれを創造し、支配しているのであり、すべての人類は互いに兄弟姉妹であるのである。この生命の本質が共通であり一体であるということを深く自覚することによってのみ、世界に本当の平和は出現するのである


海軍橋のたもとで

2008年01月03日 20時16分43秒 | 日記・エッセイ

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ボーと汽笛が響き、外人バーのネオン街の奥からひばりの港町13番地の歌声が響き、細い静かな遠くに見える灯かりの奥にある父の勤める料亭湊屋敷を尋ね、広い荒野の中に馬と馬車が駆けめぐる映画を特等席で見ながら、近くに母の薫りを感じながらも・・・・・・

近くに在る病院は、ある日突然私が急変し、母は小さな私を着のみ着のまま抱きかかえ運んでで頂いた病院である。

もう少し遅かったら私は今ここに存在しなかった身なのです

。母の機転に、母の強さと深い愛を感じながらも、母の気持ちになかなか報いきれない自分にもどかしさを感じ、何時の日か私の希望が実現する事を祈る日々です。

アメリカの海兵隊のジープと日本の水兵さんが同居する佐世保に、父と母と私と共に暮らした少年時代・・・・・・