joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

らくちん

2005年06月29日 | 日記
今日(つまり明日)の夜中にはサッカーのコンフェデレーションズ・カップがずっとあります。夜の一時ごろから三位決定戦があって、4時ごろから決勝戦。さすがに僕でもこの二試合をずっと観ることはないだろうなと思います。

でもどちらもとても面白そうな試合です。ドイツ対メキシコ、ブラジル対アルゼンチン。ドイツは開催国の面目にかけて全力で勝ちに来るだろうし、南米同士の決戦は互いの王者としてのプライドをかけたものになるのでしょう。

でも、やっぱり夜中に二試合つづけて朝まで観る気力はないような気がする。

しかし、来年にはこういう日がずっと続くんですよね。ドイツと日本は時差が7時間あるので、向こうで試合をやる頃はちょうどこちらは真夜中です。まだ夜の一時や二時ならいいけど、三時、四時というほんとの真夜中です。

それを考えると、三種の神器の一つのDVDレコーダーが欲しいなぁと思ったりする。HDD内臓とかいっても、すでにどういう仕組みか分からなかったりするのだけど、人の話では録画がとても簡単だということだし。DVDプレーヤーなら安いもの(ウン千円)があるけど、レコーダーはまだまだ高そうだなぁ。

一番いいのはドイツに行っちゃうことなんですけど、でもいかにも「日本人」という感じの日本人観戦客でむせかえってそうで嫌気がさすかもしれません。

いかにも「日本人」というのは、なんかとてもへらへらした感じの人たちのことです。まぁ、それから距離をとろうとしても、自分もどうしようもなく「日本人」なのだけど。

ヨーロッパにいると、やっぱり自分はとても猿に思えてきます。日本人ってやっぱり猿なんですよね。それは、むこうに行って同じ日本人をみかけたら多くの人が感じていることだと思います。日本でどんなに堂々としていようが、向こうではヘンにおどおどしたり、虚勢をはっていたり。いかにも無防備な女の子、視野の狭そうなビジネスマン、ヨーロッパにいることに優越感をもってそうな若者、そして観光客のおばちゃん・おじちゃん。みんなみんな日本人。

僕の言いたことは、遠藤周作の『留学』を読んだことのある人なら分かってくれるんじゃないかと思います。あの小説からもう30年か40年以上も経っているけど、いまだに日本人はたいしてかわっていないような気がする。

旅行ならともかく。外国に住みたいという願望は今の僕にはないなぁ。それは、少しだけヨーロッパに住んで、そこで大変なことを少し経験して、やっぱり日本がらくちんらくちんと思っているからです。

でも、らくちんなところに進化はない。


涼風


クーラー

2005年06月28日 | 家電製品にかかわること
関西地方は、梅雨のはずなのに全然雨が降りません。とても蒸し暑くて、焦げるような暑さです。でも7、8月にはこれがもっとひどくなるのだろうな。今日も空は曇りなのにむっとした気温です。

夜になると、12時を超えると僕は部屋の電気を消して机の電気スタンドだけをつけています。なんだか真夜中に電気を明々と点けているのがお金と資源の無駄遣いのような気がするからです。と言ってもスタンド一つでは暗いので、二つ点けたりします。ひょっとして電気代は変わらないのかな。でも夜中に部屋が明るいとあまりいい気分じゃないので、こっちのほうがいい。目に悪いのならやめるけれども。

夜に窓をあけて部屋を暗くし電気スタンドだけをつけていると、この季節にはそこに小さな虫がたくさんよってきます。それが少し悩みの種。やっぱり部屋の電気を点けるべきかな。いや、そもそも夜にはちゃんと寝るという習慣にすればいいだけなんだけど。

経済的にはもちろんがんがん暑くなってくれたほうがいいんでしょうね。「夏は暑い」ということを前提にみんな品揃えを考えているし。

夏に暑くなるとクーラーが飛ぶように売れるとよく報道されます。でもクーラーを毎年買い換える人はいないはず。またクーラーはAV機器やパソコンと違ってそれほどバージョン・アップするということがない。もちろん省エネになったり音が小さくなったり空気をきれいにする装置がついたり、マイナーチェンジは毎年あるだろうけど、今動いているクーラーを捨ててまで買い換えるほどのものには思えません。にもかかわらず暑くなると飛ぶように売れるというのはどういうことなのだろう?

僕の部屋のクーラーはもう20年以上も動いています。もちろん現在の省エネタイプより電気代はかかるのだろうけど、機能そのものに不便は感じません。たしかに現在のクーラーに比べると体に感じる涼しさは現在の物のほうがさわやかだけど、ちゃんと動くのに捨てたほうがいいとも思いません。

昔のクーラーは長持ちするけど、現在のクーラーは4,5年で調子がおかしくなると言うことなのだろうか?あるいは、世の中の人はクーラーの機能がバージョン・アップすると、我慢できなくて今あるクーラーを捨てるか売って新しいものに乗り換えているということなのでしょうか?

日本ではクーラーはもう何十年も前からほとんどの世帯にいきわたっている成熟商品です。現在の中国ではクーラーを製造して億万長者になっている起業家がいるそうですが、そういうことは日本ではなさそうに思えます。

にもかかわらず暑くなるとクーラーが飛ぶように売れるのはなぜなのだろう?


涼風

ドラマ

2005年06月26日 | reflexion
攻撃とはドラマ。

そこには正義というカタルシスがあり、自分は被害者であり、敵は加害者となる。

加害者とは罪の重い人たちのことをいう。

誰かを罪人にしてムチでうつことによって、私たちは自分が可愛そうな存在であり、純粋無垢であり、神聖な存在であることを証明しようとする。

すべての攻撃はドラマ。そのドラマを私たちは手放そうとしない。


涼風

『タイガー&ドラゴン』

2005年06月25日 | 映画・ドラマ
『タイガー&ドラゴン』が終わってしまいました。多分5回目か6回目から観始めたけど、宮藤官九郎のドラマって面白い。

たとえばフジテレビのドラマは、一見そのときの若い人たちの感性にいちばん近いように見える。だけど、僕の知っている限りではフジのドラマというのはとても道徳的な説教をしたがる。主人公達は恋愛や仕事で傷ついたり傷つけたりしながら、最後には他人を愛し・人に優しくしましょうというメッセージをお約束のようにつけていく。またセットや撮影の色使いはとても平面的なカラーで、キャスティングも予定調和的な選び方しかしない。

ぼくには、フジのドラマは、視聴者の現代的な感性に一見近いようでいながら、実際はレディ・メイドされたお菓子を提供しているだけにしか見えない(あたかも私たちに他の選択肢を与えないかのように)。視聴者のニーズを追い求めるふりはしているし、本人たちもそのつもりかもしれないけど、実際は「大衆が求めているのはこんなもの」という不真面目な態度が漂う。そう僕はよく感じる。

それに対しTBSのドラマは、フジのように視聴者にすり寄りたいというスケベ心と、視聴者を本当に感動させるドラマを作りたいという生真面目さの間で分裂して、結局何を言いたいのかわからないものになりがちです。

日本テレビは、じつはとても真面目にドラマを作りたがっている局です。時代の流行に鈍感なのか、あるいは流行に追いつけないのか分からないけど、真面目そうなテーマに、真面目な役者を振り当てて、真面目なドラマをつくる。それが面白さににつながるかどうかはまた別問題だけど、ドラマの制作陣は実は真面目な人たちなのでしょう。

(そう考えると日テレは不思議な局です。一方でそういう真面目な社員がいながら、『愛は地球を救う』という番組の中で深夜に野球拳をやり、若い女の子の服を脱がそうとする。そして朝が来るとシャアシャアと飢えている難民の映像を流したりする。ホントに不思議だ)

話がそれたけど、僕が言いたかったのは、宮藤官九郎のドラマは、そうした業界の流れを突っ切って、意表をつくユーモアを連発し、表面的な市民道徳を容赦なく剥がしながら、そうしたあとで彼自身の優しさみたいなものを表現しているところが特徴です。そこには嘘がそれほど感じられない。

キャスティングも、脚本の意図を汲んだ誠実なものだったんじゃないだろうか。


涼風

2005年06月24日 | reflexion
すごく寝覚めの悪い夢を見ました。今もどきどき。

宝彩有菜さんによると、夢というのは、

1.日中で想っていて、かつ自分で意識していること。 
2.日中で頭は想っているのだけど、意識が気づいていないこと。つまり無意識に考えていること。
3.起きる直前の出来事のイメージ化

の3つから成り立っているそうです。

このうち、2の無意識に考えていることは、繰り返し夢に現れやすいとのこと。というのも、自分でも気づかないけど無意識に自分の頭と身体に植え付けられているパターンの映像化だから、対処の仕様もなく、ずっと身体の中にこびりついているからです。

僕の夢は「友達」と「親」にかかわるものだった。「友達」とは、相手の首を絞めるような葛藤があり、「親」には恐怖の念がある。

無意識に何を考えているのだろうか。


涼風

ブラジル戦

2005年06月23日 | スポーツ
サッカー好きの方はご存知のように、日本対ブラジルは2-2の引き分けで、決勝トーナメント進出はなりませんでした。しかし観戦された方はご存知のように、Exciting!!!!!としか言いようのないゲーム内容でした。

このブラジル戦であらためて確認されたのが、日本の中盤はやはり世界レヴェルだということです。ゴール前でのフィニッシュでは世界に水をあけられていますが、中盤に限れば一人一人が周りを敵に囲まれても針の穴を通すようなパス交換ができるということです。

今日のゲームでは前半10分にブラジルにゴールを入れられます。このように早い段階で、強豪国にスピードとテクニックを駆使されて点を決められ、おっかなびっくりするのは、年代を問わず日本代表のいつものパターンです。1999年のワールドユース決勝のスペイン戦。2001年のフランスとの親善試合。2004年のオリンピックでのパラグアイ戦。同じく昨年のワールドユースでのブラジル戦。そして先日のワールドユースでのオランダ戦。もう見飽きたぞ。

それからもブラジルのグランド全体を使ったダイナミックな攻撃に何度もゴール前を脅かされ続けました。

しかし中盤での創造性という点では日本も負けませんでした。点を取られてもボールをつないでいき、ついに中村のエクセレンット!なミドルシュートが決まります。ホントに芸術的なゴール。

しかしその後にまたゴール前でワン・ツーで崩されてゴールを決められます。足の速いブラジルの選手はあっという間にカウンターを決めます。

そう、ブラジルというのはじつはカウンターを得意とするんですよね。個人技がすごいので攻撃的なチームという印象があります。たしかにディフェンシヴとは言い難い国ですが、機械的に攻めまくるオランダのようなチームとも違う。後ろや中盤でゆっくりボールを回したり、中盤でのインターセプトをきっかけに怒涛のようにゴール前に選手が攻め込んでくるのです。

それでも日本は後半に入ると最初から大黒を投入。もうこの大黒がキレキレのプレーを連発。オフサイドぎりぎりで相手の裏に抜ける動きを繰り返します。その危険度は日本人FWではダントツです。

その大黒という目標ができた日本は、積極的にブラジルに攻め込みます。もちろんそのリスクの結果としてブラジルにも何度もゴール前まで攻められますが、これも(ポストにも助けられて)なんとか防ぎます。

そして後半40分すぎ。ペナルティエリア前の絶好の位置でフリーキックを得ます。蹴るのは中村。この誰もがゴールを願うプレッシャーバリバリの状況で中村のキックしたボールは見事なスピードと角度でゴールへ。しかしなんとそこにはポストが。鋭い音を立ててボールはフィールドに跳ね返ります。しかしがっかりする間もなくそのボールに大黒が詰め寄りゴールを決めます。朝の5時過ぎに一人でテレビの前でガッツポーズを何度もしてましたよ、わたしは。

その後もめちゃくちゃおしいシュートもあったのですが、結果は引き分けに終わりました。


それにしても、ギリシャ戦から導入した、ディフェンスの枚数を減らして中盤を厚めにすることでこんなにチームががらりとかわるとは。アジア相手にもっさもっさとしたサッカーをしていたあのチームと同じとはとても思えません。やはり後ろを少なくすることで、中盤から前へと早くパス回しをする意識づけが選手の間に浸透しているのでしょう。

ただ、この素晴らしい現在のチームをみて、複雑な気持ちにもなります。

世界レヴェルの中盤をそろえ、それを生かすフォーメーションを採ることで、今回の日本代表は華麗なパス回しとサイドの崩しで相手ゴールを脅かす危険なチームに変貌しつつあります。

しかし中盤でどんなに華麗にダンスをしようが、サッカーはゴールを決めて何ぼのスポーツ。そのゴールを決められる選手がやはりいない。いないと言うといいすぎだけど、絶対的に信頼できるFWがまだいないのです。

ジーコは日本の選手のフィニッシュの弱さを、「心理的な問題」と言っています。彼らはゴール前で落ち着いてプレーできない、と。これはトルシエも指摘していたことです。それが指導法に由来するのだとしても、ともかく歴史によってあけられた強豪国との差なのかもしれません。そんな歴史に由来する差を1年で埋められるのだろうか?

しかし、化ける可能性のあるFWが日本にたくさんいるのも事実。大黒・大久保・田中あたりは、スピードを生かしてがんがん攻め込みます。

ともかく大黒の登場でFW争いは俄然激しくなりました。柳沢・高原・久保・大黒・大久保・田中・玉田・鈴木あたりが代表経験者ですが、残れるのは4人ぐらいでしょう。しかし1年もあるわけですから、Jで他の選手の台頭があるかどうかも楽しみです。

中盤は、強豪国と当たった場合、やはりボランチを守備の強い選手を2枚にして中田英を前にあげるべきなのかな?ベンゲルは今日そうすべきだと言い、ジーコもそうしてきた。

でも同時に、中田英のボランチもこの大会で光っていた。DFからはつねに彼にボールが集まり、また彼から前へと的確にボールが供給されていく。そのプレーはとてもインテリジェンスにあふれていて、うっとりしてしまいます。

ともかく、今日のジーコ・ジャパンはすばらしい試合を見せてくれました。おそらくこのフォーメーションをジーコは発展させていくだろうし、またそうして欲しい。つまりゆっくり後ろでボールをまわすのではなく、後ろも中盤もつねに前へ前へとボールをまわすことで相手の攻撃を回避し、同時にそれによってこちらが攻撃を仕掛けるプレッシング・サッカーです。本気モードのブラジルを相手にこれだけやれたのだから、これを続けない手はないよ。

ありがとう、日本代表!


涼風

Tシャツ

2005年06月22日 | 日記
先日、ユニクロで780円のTシャツを買いました。高品質路線を狙っているユニクロのことだし、冬に買った厚手のカーデガンもなかなかのできだったので、Tシャツもしっかりしたものになっていると期待したのです。

結果は・・・期待はずれ。まぁ、780円に期待するのが間違っていたのでしょう。買ったばかりは着心地がよかったけど、一回洗濯すると、すぐにビロ~ンと伸びて、いかにも「風呂上りのお父さんTシャツ」になってしまいました。そういうのが嫌だから買いに行ったのに。それとも、僕の上半身が貧弱だから、Tシャツもヨレヨレに見えるのだろうか。

だらしないTシャツを着ていると、ただでさえ暑さで頭がくらくらなのに、余計にだれてきてしまう。でも、高いTシャツを買うのも気が引けるしなぁ。

しかし、高いものを着る必要はないけれど、ボロを着ることは自分を粗末に扱うのと同じこと、という話を聞いたこともあります。たしかに、たかが衣服といっても、一日中自分と一緒にいるのだから、ボロでいいということはないのでしょう。おしゃれをしようとは思わないけど。

Tシャツで思い出したけど、ライブドア・デパートをみると、ホリエモンTシャツが7千円ぐらいで売っていました。7千円かぁ。ちょっと高いなぁ。


しっかりした(?)Tシャツが欲しい。


涼風


苦しみ

2005年06月21日 | 家電製品にかかわること
プリンタを購入しました。といってもネットで申し込んだ段階で、商品の到着は今日になるのですけど。

買ったのはhpのpsc1315。これは実際に量販店で見たり、価格.comで調べたりして、前から目をつけていたものです。

ただ、おとついにも言ったように、hpはインクコストが高いのではないかと恐れていたんですが、教えて!gooで聞いてみると、hpのインクは一個の値段は高いけどそれだけたくさん量は入っているとのこと。むしろ国産メーカーのインクは量が少ないので安いだけ、と教えてもらいました。

もうそれを聞いた時点でぼくはhpの複合機にしようと決めていました。

しかし、ここでもまたまた迷うことが出てきました。僕が「PSC1315」を考えていると言うと、「PSC1510の方が性能は上で、かつ安い」と言われました。調べてみると、
よく分からないけどこのPSC1510のほうがなんだか外観も立派そうで品質もよさそうです。値段も1万円を切っている。

ただ、この商品を価格.comやJoshin Webで調べても載っていません。アマゾンでは売っていました。Joshin Webに問い合わせてみると、「この製品はメーカー直販モデルなので取り扱ってません」とのこと。

僕自身は、たしかに新製品は魅力的なのだけど、できれば量販店の5年保証が欲しかったので、ここで1510はあきらめました。

量販店でも保証の仕方はいろいろで、1万円以上から5年保証をつけるところもあれば、3万円いじょうでなければつけないところなど様々です。全国的に展開しているビッグカメラやコジマ、ミドリ電化では、2、3、5万円以上でなければ5年保証がなかったりする。(そのビッグカメラではなぜか1510を扱っていたりする。メーカーとのコネが強いのかな)

ということで、もう考えるのも疲れたので1315をJoshin Webで頼みました。

しかし1315と1510の違いというのは、写真印刷の高画質だったりする。ぼくはデジカメもっていないし買う予定もないのに、なぜか「1510のほうがやっぱよかったかなぁ。馬鹿なことしたかなぁ。1315って外観は安っぽそうだしなぁ」とかいうやわらかい(いやらしい)後悔や自己攻撃をしたりする。

電気製品の購入は疲れるばい。

そういえば、電気髭剃りを買い換えるか、バッテリだけを交換するか、また迷っていたりするんだよなぁ…


涼風

神経質

2005年06月19日 | 家電製品にかかわること
プリンタの購入で(また)悩んでます。インクジェットプリンタにするか複合機にするか。

デジカメをもっていないし欲しいとも思わない僕にとっては、本当は文書印刷ができればそれで十分なはず。ならばインクジェットプリンタで十分なのだけど、最近の複合機には1万円前後のものもあり、それだとコピーが使えること。これって結構便利じゃないのかなぁとおもったりします。

その複合機というのはHP(ヒューレット・パッカード)のPSC1315のことです。

ただ懸案事項が合って、それはHPのプリンタは印刷コストが高いらしいということ。でも、それは写真やらをプリントアウトしたときのことで、おそらく文書印刷では関係がないように想像しています。

ただこのあたりのことは誰かに聞かないと正確なことはわからないし、そもそもコピーってそんなに必要だろうか?とか考え始めると、悩みがとまらなくなる。

なので、この問題もしばらく考えないことにしました。自然に解決策が出てくるのを待ちます。

しかし、電化製品を買うときはなぜいつも迷うのだろう?それだけお金のストレスにやられているということなのかな。最小限のコストで最大の利益を得ようとすることにこだわりすぎているのです。みみっちい。


涼風


U-20もあるし、夜更かしが続く

2005年06月19日 | スポーツ
ドイツで行われているサッカー・コンフェデレーションズカップの明日(きょう?)のギリシア戦で日本は4-4-2のシステムをとるそうです。楽しみだ。

日本が4-4-2を採用したのはアジア最終予選・アウェーでのイラン戦以来です。中盤で多くのタレント(中田・中村・小野)をピッチに並べるためのシステムです。この試合で日本は従来の3バックを変更し、かつ試合に負けたため、「4バック」はダメという論調が(軽薄な)マスコミを支配しました。

選手自身も3バックのほうがやりやすいと判断して、次のホームでのバーレーン戦では従来のシステムに戻りました。

でも僕自身は、負けはしたけど、イラン戦は今まで見た中でいちばん面白い試合でした。

3バックというのは、3人のディフェンス+サイドの2人で守る守備重視のシステムです。あるいは、守備重視に切り替えやすいシステムです。

しかし、サイドの2人がディフェンスに張り付いてしまうと、どうしても攻撃が緩慢・単調になります。自陣でゆっくりボールをまわしてしまうのです。

アジアを相手に日本は、とにかくボールを支配しながら、ゆっくり攻め上がるサッカーを確立しました。実力で勝るアジア諸国相手なら、とにかくボールを支配してゆっくり回し、攻撃のチャンスを窺い続けることが可能でした。

また、小野・中村・中田英の3人が怪我やチーム事情で一緒になることも少なかったので、誰か一人を司令塔にして汗かきタイプの選手を周りに置くには3-5-2のシステムがぴったりでした。

しかし上記の3人を並べる、あるいは自陣からゆっくり攻めあがるのではなく、攻守の切り替えを早くして中盤からどんどん攻撃的なサッカーをするには4-4-2のほうが適しています。

僕自身は、やはりサッカーの面白さを引き出すという点でも、スピーディな攻守を迫られる(難易度の高い)4-4-2のシステムのほうが、見ていて面白かったです。

ようするに、システム云々ではなく、自陣で足元にボールをパス交換するのではなく、走り回りながらつねにボールを前へ前へと動かすサッカーのほうが好きです。そしてそのためには、今の日本代表には、やはり4-4-2の方が面白いサッカーをする可能性があるように感じられます。

つねに前へ前へとボールを動かすサッカーは、それだけディフェンスに選手を張り付けないので、攻撃していなければ失点につながるリスクの大きいサッカーです。それだけに速く、かつスペースを広く使ってボールをまわし続ける必要があります。

そういうサッカーの萌芽が見られたのが、アウェーでのイラン戦でした。結果は1-2で負けましたが、ジーコ就任以来でもっとも面白いサッカーでした。

その4バックのシステムにギリシア戦で挑戦するそうです。ヨーロッパ・チャンピオンを相手に、ここにきてシステム変更するというのは不安もありますが、楽しみでもあります。

コンフェデレーションズカップの結果で大騒ぎする必要はないと思います。ただ、これまでの「ゆったりサッカー」とは違うサッカーを目指す方向性をこの大会で見せて欲しいと思います。


涼風

罪悪感

2005年06月18日 | reflexion
ここ数日は生活パターンがとっても乱れています。なんだか時間を無駄遣いしているようで罪悪感。

でも、時間の無駄遣いといっても、どれだけ「成果」を成し遂げても、死ねばすべて自分には関係がなくなる。どれだけ「将来」のためにいろんなことを積み重ねようと、「将来」つまり死とは無を意味する。

もし生まれ変わりがあるとしても、何度も生まれ変わるなら、「時間を効率的に使う」ということは益々馬鹿らしくなる。だって、永遠にあるものを「効率的」に使うことなんてできない。

しかし、じゃあ毎日自堕落に生きて行ってもいいのかというと、それは「いい悪い」という問題ではなくて、自分にとって苦しみになる。「自堕落」「怠惰」というのは、自己攻撃の一種だと思います。夜中にアダルトサイトを延々とサーフィンしても、空しい快感と苦しみが残る。

結局、重要なのは、「何を感じているか」なのかもしれない。本田健さんは、人間は「何をするか doing」「どうあるか being」を経て、最終的に「何を感じるか feeling」が重要な価値基準になってくると言っています。

昼夜が逆転するのは健康によくないかもしれないけど、昼夜が逆転することで「自分はダメなヤツだ」と思うことはその何十倍も本人にとってよくないかもしれない。あるいは、そう思うから体によくないのかもしれない。

自己攻撃をlet goするということが、いちばん大事なことなのかもしれない。お約束みたいなフレーズだけれど。


涼風

喫茶店

2005年06月17日 | 店舗を観察して
歩いていて疲れたので、家に帰る前に神戸の中心街からすこし歩いたところのドトールに入りました。ロイヤルミルクティーとミルクレープで合せて650円。微妙に以前より高くなっている。スタバとあんまり値段が変わらなくなってきたよ。

ただ、その店は中心街の真ん中にあるドトールとちがって多少空いていてよかった。時間的にも夕日が差し込んで気持ちよかった。

ボクは、以前東京都国立市に住んでいたとき、大学通りという場所のドトールに毎日のように通って本を読んでいました。文学や心理学や宗教的なことをあつかったものを読み始めた時期で、そこでコーヒーを飲みながら本をむさぼる様に読んでいました。

そこのドトールは通りに面した窓から木々の緑が見え、夕方や夜にいるとなんだかとてもホッとする空間だったのです。

ただ、いくらコーヒー・紅茶が200円前後とはいえ、こんなに毎日通うのは贅沢かな?とも感じました。そこで考えました。一年間で300日ドトールに行くとどれぐらい消費するか?およそ6万円です。

6万円。

驚愕しました。一年間に6万円払えばこの至福の時間を毎日味わえるのです。なんて素晴らしい世界だろう!

それからどれくらい通ったかは数えていませんが、一年間に300日も通ったりはしませんでした。やっぱり自然に回数は減っていったかな。

でも、そうやって特別な空間と思わせてくれる喫茶店と言うのは、hard to find です。同じドトールでもスタバでも、場所や店員や店の雰囲気で何かが違ってくる。ただ、個人経営の喫茶店はぼくはやっぱり苦手かな。上記の国立市には“こだわり”のある・馴染み客の多い喫茶店が多いのですが、僕はそういったお店ではあまりリラックスできませんでした。なんだか店員やお客の思い入れがお店に充満して息苦しくなるのです。ちょっと大袈裟だけど。チェーン店のいいところは、やっぱり気楽に入れるところなんですね。


涼風

2005年06月16日 | 日記
「愛国心とは悪党の最後のよりどころ。」

(サミュエル・ジョンソン イギリス 辞書編纂者 1709-84)


ホント、そのとおりだ。

ある人が、一人の人を助けるのは愛だけど、たくさんの人を助けようとするのは欲だ、と言っていました。それと同じことなのかな。

郷土愛と愛国心と言うのは違うなぁ。そもそも国というのは、“自然”なものとして感じるにはあまりにも大きいし、あまりにも制度的だ。

おそらく公共性というものと愛国心とは違うのです。公と国は違うという意味で。「公」という言葉は人との交流が示されるけど、「国」には人同士の平等な交流はない。そこにはヒエラルヒックなシステムしかない。


涼風

虫歯

2005年06月13日 | 日記
先日歯が痛いと日記に書きましたが、観念して歯医者に行ってきました。やっぱり虫歯があったみたいです。助手さんの話だとあと3回ほど通う必要がありそう。まぁ、仕方がないですね。

日本人の87パーセントが虫歯だと、20年ほど前のテレビ番組『なるほど・ザ・ How Much』で言っていました。これは今でもそうなのだろうか。調べてみよう。

こんな統計がありました。ともかく、日本人の9割は虫歯にかかっているとのこと。そりゃ、歯医者が繁盛するわけだ。

でも、昔の人は虫歯をどうやって治療していたのだろう。こんな痛み、治療できなかったら耐えられないよ。それとも、「虫歯」も近代の産物なのか???

そう言えば、藤原道長は糖尿病で苦しんだと聞きました。いいものばかり食べていたのかな。どんなに権勢を誇っても、治らない虫歯をもってたらやっぱり可愛そうだ。


涼風


夕方

2005年06月13日 | 見たこと感じたこと
今日は両親がジャズ・シンガーのコンサートに行ったので一人で夜を過ごしました。親がいようといまいと本当は何も変わらないはずなのに、なんだか羽を伸ばせるような感じになる。普段とくに会話がなくても、やはり同じ家にいるだけで相手のことに神経を使っているんですね。

夜はお弁当を買い、インスタントの味噌汁を食べました。お弁当はうな重。うな重なのだけど、480円。でも、期待がない分、レンジで温めて食べたらおいしかった。

すっかり日が長くなりました。夕方の空はとてもきれいな青色でした。もちろん“真っ青”ではなくて、なんだか夜につながっているような青さですね。

とくに予定はなくても、夕方というのはわくわくしますね。夜に向けてこれから楽しいことが始まるという感じ。以前だと、友達と飲みに行ったりとか、夕方の待ち合わせまでの時間というのはとても楽しい。

この楽しさは万国共通のような気がします。といっても、僕は日本以外ではドイツにしか住んだことがないけど、ドイツにいたときも夕方に街を歩いていると、日本にいたときのような、友達と待ち合わせをしてのみにいく風景が自分の中でよみがえったりしました。

会社勤めしている人たちは、飲みに行くとき、夕方にわくわくしているのだろうか。夕方のわくわくは多くの人にとって大切なものだと思う。


涼風