joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

仕分け

2009年11月30日 | 日記
仕分けについて。


科学技術予算を削るのはケシカラン!

と声を上げた科学者がいたけど、ねぇ・・・


基礎研究にお金を出さない風潮に従ったのは大学人や研究者自身だ。


文部省からお金をもらうために、自分たち自身で研究者・研究組織の在り方を決めることを放棄したのは自分たちではないか。


そのことを反省している人はいるのかな?

国家の起源

2009年11月23日 | 日記
〔国家の起源〕

国家の起源は、支配しようとする欲望にある。

略奪ではなく、支配である。

この支配は、コントロールとも言い換えられる。

相手に拷問を課すのも、あるいは衣食住を与えるのも、どちらも等しく支配だ。

危害を加えるのではなく、衣食住を与えることが国家の目的へと転化したのが、近代国家の特徴だ。

国家を国家たらしめているのは、(傲慢な)善意にある。


国家の起源は、他の団体との差異ではないし、ナショナリズムの感情でもない。

他者をコントロールしようとする意思、そこに国家の起源がある。


団体の構築とは、言い換えれば一体性の維持とは、他者を生かし、コントロールしようとする意思によって成り立つ。

サヨナライツカ

2009年11月18日 | 日記
サヨナライツカの映画化、これはおかしい。


映画化がおかしいんじゃなくて、キャストがおかしい。


辻仁成は自分の小説がわかっていないんじゃないだろうか。




まず、俳優の年齢。


みんな小説の映画化で求められる年齢より10歳ぐらい上だ。


この小説は中年男女の大人の恋を描いた話じゃない。


働いてはいるが、内面は子どもいっぱいで学生の延長のような男女の恋の話だ。


それをなんで西島英俊と中山美穂なんだ????


10年前なら西島英俊はベストかもしれない。



でも中山美穂はちがう。


彼女はミステリアスでも小悪魔でもない。純粋さが透けてしまう人だ。



西島英俊のフィアンセ役の石田ゆり子も同じくおばさんだ。きれいだけど歳はおばさんだ。きれいなおねえさんだ。小説の役柄とは程遠い。


この小説は確かに後半で時代が30年ぐらい進むから、あえてこのキャストにしたのかもしれない。20代と50代の両方を演じられる年齢として、40歳の俳優を集めたのかもしれない。


でもそれは無理があるのじゃないだろうか。



若さゆえの未熟さあってこその、あの話の前半なのだ。


ということで、この映画は見ないと思う。



予告編を見ても、やっぱり画面にいるのはおばさんとおじさんたちだ。違和感いっぱい。

マナー

2009年11月18日 | 日記
通勤車内で飲食する大人たち すたれる公共マナー 寛大な風潮が助長か


個人的には、通勤車内で飲食できるのが当たり前になって欲しいなぁ。


たしかに隣に人がいる狭いところで飲食するのは迷惑だけど、それは新幹線でも同じでは?


まぁ、でも車内が汚れるからしないほうがいいかな。


でもそれも新幹線と同じですよね。