joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

喫茶店

2005年06月17日 | 店舗を観察して
歩いていて疲れたので、家に帰る前に神戸の中心街からすこし歩いたところのドトールに入りました。ロイヤルミルクティーとミルクレープで合せて650円。微妙に以前より高くなっている。スタバとあんまり値段が変わらなくなってきたよ。

ただ、その店は中心街の真ん中にあるドトールとちがって多少空いていてよかった。時間的にも夕日が差し込んで気持ちよかった。

ボクは、以前東京都国立市に住んでいたとき、大学通りという場所のドトールに毎日のように通って本を読んでいました。文学や心理学や宗教的なことをあつかったものを読み始めた時期で、そこでコーヒーを飲みながら本をむさぼる様に読んでいました。

そこのドトールは通りに面した窓から木々の緑が見え、夕方や夜にいるとなんだかとてもホッとする空間だったのです。

ただ、いくらコーヒー・紅茶が200円前後とはいえ、こんなに毎日通うのは贅沢かな?とも感じました。そこで考えました。一年間で300日ドトールに行くとどれぐらい消費するか?およそ6万円です。

6万円。

驚愕しました。一年間に6万円払えばこの至福の時間を毎日味わえるのです。なんて素晴らしい世界だろう!

それからどれくらい通ったかは数えていませんが、一年間に300日も通ったりはしませんでした。やっぱり自然に回数は減っていったかな。

でも、そうやって特別な空間と思わせてくれる喫茶店と言うのは、hard to find です。同じドトールでもスタバでも、場所や店員や店の雰囲気で何かが違ってくる。ただ、個人経営の喫茶店はぼくはやっぱり苦手かな。上記の国立市には“こだわり”のある・馴染み客の多い喫茶店が多いのですが、僕はそういったお店ではあまりリラックスできませんでした。なんだか店員やお客の思い入れがお店に充満して息苦しくなるのです。ちょっと大袈裟だけど。チェーン店のいいところは、やっぱり気楽に入れるところなんですね。


涼風