joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

アフィリエイト熟考

2005年12月08日 | ネットでの取り引き
「アマゾンのアフィリエイトをやろうかな」とか考えることもあります。

記事を書いていてアマゾンにリンクを貼ることが多いので(これはその方が読む人に参考になるかなと思ってやっているのですが、こちらにはもちろん1円も入りません)、こんなに毎日リンク貼るならアフィリエイトをした方がいいかな、と思うこともあります。

もしアフィリエイトをするなら、「gooブログ・アドバンス」というものに切り替える必要があり、それには半年で2000円を払う必要があります。それであればアフィリエイトをしてもいいのだそうです。

ただアフィリエイトをしても2000円も入るかというと、ただ読んだ本を紹介しても無理だと思う。

なんらかの工夫が必要なのだろうけど、そういうのって得意そうじゃないしなぁとか考えてしまいます。

gooブログ・アドバンスにすればgoogleの広告を入れることもできるのかな?それだと何もしなくても広告料が入るのだそうですけど。

ちなみに、少し前にアマゾンからアフィリエイトで好成績をあげているブログに表彰があったのですが、私がよく閲覧するブログも二つ表彰されていました。やっぱりこれくらい充実すればおこずかい程度に収益を上げることもできるようです。


「Amazonアソシエイト・プログラムコンテスト」

・書籍部門賞 「たけくまメモ」

・DVD部門賞  「映画瓦版」

もうかなり前の話題なのですが、おめでとうございます(パチパチパチ)。


涼風

マーケットプレイスで赤ペンを引いた本が売れました。

2005年11月19日 | ネットでの取り引き


アマゾン・マーケットプレイスに赤ペンでいっぱいの本を出品したらさっそく買い手がつきました。1680円の本を580円で出品です。

他にも880円ぐらいでいい状態の出品があるし、どうして私の商品を選んだのか謎です。もちろん買っていただいて有難いです。

同じような過去のケースで、私は一応確認のメールを出して「よくない状態の商品ですけどいいですか?」とたずねます。でも返事は返ってこない場合が多いので、二日後には発送してしまいます。トラブルは今まではありません。


アマゾンのいいところはカード引き落としだから面倒な手続きが要りません。なのにわざわざ確認願いのようなメールをもらってもウザイだけなのかな?

アマゾンで商品を買うとワクワクします。それはお店に行かなくても商品が翌日には自分の家に来ているという魔法のような出来事だからですよね。サイトでの商品紹介やレビューもそこそこ充実しているし、商品発送の迅速さが企業イメージを高めています。一度シェアを占めているのでブランドも確立しています。

でもこういう言い方でアマゾンでのショッピングでのワクワク感を表現しきれているだろうか?


涼風


関連:ニュース Amazon.co.jp、「スポーツ」ストアを開設~600ブランド10万点を販売 (INTERNET Watch) - goo ニュース

興味本位のお客さん 買うお客さん

2005年11月10日 | ネットでの取り引き
Yahoo!オークションに出品していると、たまに「質問」が来て商品に関して尋ねられることがあります。

それでわかったのは、買う前に色々聞いてくるお客さんはほとんど商品を買わないということ。

以前、商品説明のプロが言っていましたけど、台所用品とか他の商品を実地で実演していると前に陣取って色々質問してくる女の人たちがいるけれど、そういう人は絶対に商品を買わないそうです。

これはどうしてなんでしょう?

思うに、商品を買う前に色々考えている時点で、その人は買わない理由を探しているのかもしれないし、もともと買う気がないから、いろいろと頭でその商品について“考える”のかもしれません。

人が何かを買うときというのは、たとえお店の人に何かを聞いたとしても、大体「買う」という腹が決まっているように思います。

興味本位で来るお客さんほど、いろいろ頭で考えて質問をするけれど、結局は買わないものなのかな。

買うときはスパッと買ってしまう。

言い換えれば、いいセールスマンというのは、人を理屈なしに「買おう!」と思わせてしまうもののように思います。

「買う」という行為は理屈で説明できるものではないんですね。


涼風

オークション

2005年06月11日 | ネットでの取り引き
中古CDをアマゾンや楽天に出品していたけど、大体のCDは出品登録したので、今度はマンガを売ろうとヤフー・オークションに出品したりしています。でもなかなか売れないんですよね。

CDにしてもよく売れたのはアマゾンからでした。やっぱり、カードですぐに引き落とされるから、購入側にとっては便利なのかな。あと、アマゾンというサイトの販売システムがやはり強力なんですかね。個々の商品ページが見やすいし、そこに新品商品とユーズド商品が並んでいて、とても洗練されている。その辺が個人的に楽天の垢抜けなさとの違いです。

でも、アマゾンって手数料とか成約料とかいう名目で結構マージンをとられます。880円という値段設定をすると、購入者側には配送料として340円を請求。でも売り手に払われる配送料は200円。そして手数料等で販売者に250円ほど請求します。結局売り手にわたるのは850円ぐらいで、純益は700円ぐらい。この過程でアマゾンは大体400円近くの利益を得ます。まあ、システム利用料ということだし、アマゾンに出品すると売れる確率は高いので、それに見合った手数料なのかな?

それに対しヤフー・オークションは毎月300円ほどかかるけど、システム利用料は販売価格の1割ほどなので、アマゾンよりは安いかもしれません。その代わり商品が売れないとペイしない。

結構マンガを出品しているけどあまり売れていません。マンガなんて流通している量がすごいからあまり売れないのかな。やっぱりかなり安くしないと難しいかな。アクセス数は多いんですけどね。その辺りは日本最大の会員数を誇るだけのことはあります。

楽天の場合は毎月決まった額も取られないし、システム利用料も売れたときにしか支払う必要はないけど、ヤフーに比べるとアクセス数が格段に違う。ユーズド商品のマーケットとしては、じつは楽天はとても立ち遅れている。あまり重視していないのかな。

ともかく、マンガを全部売りさばいてすっきりしたいなぁと思っています。

涼風

自分に価値を与える

2005年04月20日 | ネットでの取り引き
「低額商品を売っていた人は、高額商品を売ることができない。
逆に高額商品を売っていた人は低額商品を売ることができない。
販売する商品の価格帯が変えられないのは、セルフイメージの問題。
価格帯を変えたければ、セルフイメージを変えなければならない」

--神田昌典365日語録-- No.284 より


こんにちは、涼風です。

今日、アマゾンと楽天に出品していた中古CDを発送するため、セブン・イレブンに行ってきました。

メール便を扱うのはセブン・イレブンだけというのは本当に不便。僕の住んでいる神戸はローソンが圧倒的に多いけど、ご存知のようにゆうパックを扱うことになったため、ヤマトが取引をやめてしまいました。しかしそれってヤマトにとってトクなことなんだろうか?ぜひメール便をローソンでも復活させて欲しいのだけど。

今日発送したCDのうち一枚は、価格を2,800円にしていました。そう、定価とほぼ同じ値段です。そこからアマゾンに手数料や成約料を引かれるので、純益は2,200円ほどになります。

いずれにしても高い値段ですよね、中古CDなのだから。ただ、このCDはすでに品切れでアマゾンでも扱っていないので、思い切ってほぼ定価の値段をつけてみました。また、僕にとって思い出深いCDだし、その音楽のよさを僕は十分知っていたので、そうしてもいいと思ったのです。

でも、ケースとかにはかなり汚れもあります。だって購入したのは10年以上前なのだから。

そのCDを出品したら次の日には買い手が現れました。一応その人に「だいぶ前に購入したのでケースは汚れてますよ」とメールしたのですが、返事もなかったので送りました。

2,800円という値段は妥当だったのでしょうか?汚れたケースに何度も聴いたCDを入れて定価で売るのはいいことだったのでしょうか?

よくわかりませんが、そのCDに2,800円を払う人が現れたのは、その人がそれだけの価値を中古商品につけてくれたからです。また、今回のCDの音楽は、僕にとってとても思い入れがあり、その素晴らしさを十分に知っています。だから僕自身は2,800円をつける気になったのだと思います。

音楽というのは一つの情報です。情報の価値は、悪く言えば恣意的に、よく言えばコモン・センスにそって決まります。同じ品切れのCDでも、1万円以上するものもあれば、1000円以下のものもあるでしょう。

情報資本主義というのは、産業資本主義時代の価格設定が通用しなくなる時代です。原価がどれだけで労働時間がこれだけでという計算に価格設定が左右されないのです。

僕の好きなあるベストセラー作家の講演会は、2時間で一万円以上もします。セミナーだと一日で8万円!もします。なんだかぼったくりのようにも思えて、その人のセミナーに出ようと僕は思ったことがありません。

でも、そういう僕も2日間で5万円のセミナーに出たことはあります。それだって、一部の人から見れば法外な値段のサーヴィスだと思います。しかし、そのときのぼくはそのサーヴィスに5万円という価値を与えたのです。

セミナーを一人8万円の値段にしたその作家は、自分を8万円に値するとみなしました。どちらも僕から見ればすごい金額です。

もし今の僕が人前で話をするのに2時間で一人10万円の値段にしたら、それは「ぼったくり」「騙し」になると思います。なぜなら、僕の意識が、「涼風の講演会は10万円」というイメージについて行けないので、僕の意識は混乱をきたすからです。

しかしそのベストセラー作家が、「自分のセミナーは8万円以上のものを受講者に与えることができる」と納得し、また動揺も何もないのなら、その作家のセルフイメージはその金額に耐えるだけの高さ・強さをもっているのだろうと思います。

情報産業の普及が本格化するのはおそらくこれからで、まだ前段階です。しかし、これからはサーヴィスする側もされる側も積極的に情報の価値を決めていきます。見えるモノ、見えるサーヴィスではなく、見えないもの、感性に訴えかけるものの価値を決めていきます。

単なるモノにみえても、そこに消費者の見えない感覚に訴えるものがなければ売れません。ipodのヒットはいい例です。

見えないものは、見えないだけに価値設定は個人の感覚にゆだねられます。そこでは、「えっ」というものが何万もして、しかも売れるという現象が出てくるでしょう。

これまでは、この「見えないもの」のもつ価値は霊感商法などによって悪用されてきました。良くも悪くも、その商品に消費者が大きな価値を与えたためです。視点を変えれば、消費者がいいと認めるその感覚が発達するほど、その商品は原価や労働時間にかかわらず高い価値をもつ時代に突入しています。

不況を克服する鍵があるとしたら、売る人がどれだけ自分の提供するサーヴィスに見えない価値を付与し、それによって消費者を楽しませるかにかかっています。「楽しむ」というのは主観的なものだから、どれだけアイデアを出せるか、相手のハートに響くものを出せるかが大切になります。


「君が提供したサービスの量と質=君が受け取る報酬額」

「現在の世の中は、経済価値や喜びを与えた人間が豊かになるようになっているんだよ」

「金持ちが人から奪っているというのは、工場経営の時代の幻想だよ。金持ちは多くの人に喜びを与えるから、金持ちになったのだ。いまからの情報化時代を考えると、ますますその傾向は増すだろう」

(本田健著『ユダヤ人大富豪の教え』 p.32,50-52)


涼風 


期待通りはダメ

2005年04月19日 | ネットでの取り引き
「期待した以上の商品価値を、3回続けて提供した場合には、
どんな冷淡な客でも、提供される商品、販売者を信用するようになる。
お客を自動的に反応させる、単純なメカニズムだ」

神田昌典365日語録-- No.283 より


こんにちは、涼風です(自分で言ってみるとヘンな感じ)。

最近、持っているCDや本をアマゾンや楽天に出品しているという話をしました。そこで自分の商品が売れたときに、後で購入者の人から出品者(つまり私)への評価が入ります。その評価はページ上で私の名前と同時に表示されるので、結構重要です。

その評価で最近5段階で4をつけられました(つけていただきました)。他の出品者はみんな5が当たり前の感じなので、4をつけられたのはちょっと痛いなぁと思いました。

その商品というのは書籍で、じつは赤ペンで20箇所近く線を引いてあったんですね。普通ならそんな本は古本屋でも売れません。しかし、赤線が引いてある以外はきれいな状態だったことと、その本の著者自体は今日本で人気のある人だったので、僕はその商品に自然に780円という値段をつけました(ちなみに、その値段の本が売れた場合、そこから手数料や成約料という名目で220、230円ぐらいアマゾンに引かれ、同時に配送料がアマゾンから200円ほど支払われます。要するに、純益は550円ほどになります)。

その本はすぐに買い手がつきました。ぼくは「こんな赤ペンが引いてあるのにいいのかな?」と思いましたが、「でもそのことをちゃんとコメント欄に書いてあったから向こうも了承しているだろう」と思いました。

後日、その買い手の人から「4」という評価を貰いました。その人のコメントには、「商品の状態がコメント通り」と書かれてありました。

そのとき僕は、「あぁ、やっぱり、たとえ向こうが商品の状態について了承したとしても、それほどよくない状態の本を高めの金額で売ると、向こうはいい印象をもたないのかな」と思いました。

本来なら、僕は本の状態をあらかじめ記していたし、発送も迅速に行ったので、「5」をもらえてもいいように思います。でも、たとえ手続きを踏んで了承を得ても、よくない商品を高い金額で売ることは相手にいい印象を与えないのかもしれません。

これは考えすぎかもしれません。5段階の評価で4なのですから、むこうはそれほど悪い印象はなくて、ただいい点数として4をくれたのかもしれません。

でも、「4」という数字をみたとき、僕はちょっとショックなのでした。

提示している説明その通りの商品を与えていると、お客さんはなにも感動しないということの一例のように思いました。


涼風



中古商品の出品

2005年04月12日 | ネットでの取り引き
2月から「アマゾン・マーケットプレイス」や「楽天フリマ」に中古の書籍やCDを出品しています。最近は一日一点ぐらい出品している。

合計の売上げ金額だけであれば1万円を超えたほどです。もちろんそれから送料やアマゾン・楽天に払う手数料を引くと、純益は何千円ほどです。それに梱包や発送手続きなんかの手間ひまを考えると割りはよくないけど、やっていて面白い面もある。

こういう中古商品を個人で売っていると、時間との闘いですね。出品数自体は個人だからとても少ない。にもかかわらずその少ない商品をネットを通じて見つけてくれる「誰か」を待っていなければならない。「こんなものを買ってくれる人がいるのだろうか?」と思いながら出品し、なかなか売れなくて忘れた頃に「商品受注の連絡」というメールが来たりする。やはり願いは忘れた頃にかなうんだね。

でも、こういうシステムができるのなら、昔買ったCDや本なんかもとっておけばよかった。古本屋に持っていっても二束三文で売るのは嫌なので、大量に人にあげたりしたもんなぁ。まぁ、それはそれで喜ばれたからいいんですけどね。

ブックオフとかにもっていっても、CDも本も50円とか100円で買い取られる。しかしそれが店頭で1000円で売られたりする。まあ、会社としては人件費も場所代も維持費もかかるから、そうせざるをえないのだろうけど。

しかし、やはり個人でネットに出品したほうがやはり割りはいいんだと思います。売れるまでに時間がかかるけれども。少しおこづかいが欲しい人には、押入れに眠ってあるいらないCDや本が売れたりするかもしれないですよ。

「商品」というものを売っていて感じたのは、心のどこかで「お客さん」を“敵”のように考えてしまう時があること。“敵”と言うと大袈裟だけど、なんというか、こちらを煩わせる人という風に見ているのです。

自分の梱包やメールでの対応が上手く行っているかどうか神経質になったときに、イライラしてきて、知らず知らずに相手の気持ちを考えずにこっちの都合のいいように解釈して物事を進めようとしたりすることがある。もちろん、面と向かって失礼なメールを出したりはしないけど、気持ちのどこかでお客さんのことが「なんかうっとおしいなぁ」と思っている。

扱う金額のレベルはちがうけど、すべてのビジネスマンは同じようなことを経験しているんでしょうね。お客であるにもかかわらず、また仕事がもらえて嬉しいにもかかわらず、相手を自分の道具のように見てしまうのです。自分が仕事を進めるための道具。自分に神経を使わせるやっかい者。というふうに。

ビジネスはお金を得る手段であるために、お客もお金を得る道具として見てしまう。それは不可避なんだと思います。大切なのは、自分が相手を道具として見ていることを自覚すること。自覚しながら、しかし相手を一人の人間として見て、相手の感情に配慮することを学び、対等に接することができるよう自分の感情を安定させることを学ぶことなのかな。

相手に提供する商品(サーヴィス)が相手にとって重要であると確信し、その取引から自分がお金を得ることを肯定できること。そのときはじめて、相手と対等な関係を作ることができる。

相手からお金を「奪おう」とすれば、ヘンにへりくだったり、横柄になって押し売りすることになる。

などなど考えさせられて、面白いです。


涼風