joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

スターバックス

2008年10月20日 | 店舗を観察して
スターバックスって、どうしてあんなに無意味におしゃれな服装をした人でいっぱいなのでしょう?


どうしてあんなに無意味におしゃれを装ったボサノヴァ風の音楽ばかりかかっているのでしょう?


どうして空間のデザイン性ばかり意識して実際には座りにくい椅子が置かれているのでしょう?


どうしてあんなに小さなクッキーが200円もするのでしょう?


どうして砂糖をべたべた塗っただけのまずいドーナツを置いているのでしょう?

文具店

2007年02月26日 | 店舗を観察して

             公園のシマウマ


昨日と違って今日の天気はよさそう。昨日は寒いし眠たいし、疲れた一日だった。でも今日は朝から気分もすっきりしている。

昨日、ある文具店に紙をめくりやすくするために親指にはめるゴムを買いに行きました。値段は3個で348円。一番大きなサイズでも親指に入るかどうか確かめたかったので、店主のおじさんに「見本はありませんか?」とたずねると、ないとのこと。その代わり店主の人は袋を開けて一個取り出してくれました。

はめてみたところ、ちょっとキツイ。そこで僕は「他のお店も見てみます」と行ってそのお店を去りました。

うーん、ちょっと悪いことをしちゃいましたかね。新品の袋を開けて出してくれたのですから。あれはもう無駄になっちゃうのだろうか。

結局他のお店に行くと、1個100円ほどで同じ製品を売っていたので、それを1個買いました。うん、3個よりも1個だったら買いやすい。

最初に行ったお店は、個人営業という感じのお店。どこか狭く暗くセコセコした雰囲気のお店です。次に行ったお店は、店内が広くて綺麗で、品揃えもよさそうなチェーン店。

なんだかお店に対するイメージで購買行動を決定したのだと思います。

Can't they move?

2007年01月27日 | 店舗を観察して

             「円いベンチ」


キーワード:大手は、ゲリラ的な新規参入者の価格低下に、当面追従できない。

解説:大手は速いスピードで動けない。価格低下をすれば、大手が追従することもあるが、大手はその低価格品を売っても、社内で誰も評価しないため、販売に真剣になることはない。

--「仕事のヒント」神田昌典365日語録--  No.194


写真の現像で、最近は二度ほどDPONEというネットのお店を利用してみました。

この店の特徴はその安さ。L判1枚10円で5ポイントつくので、次回ものこのお店を利用すれば実質1枚5円になります。

元々わたしはcanon selphyを使って家でプリンしていました。これだとでインクと紙を買って1枚20円強です。それでも写真屋さんで現像してもらうよりは安いかもしれませんが、110枚の用紙入りのインクセットを買うのに毎回2千円以上かかるので、一回や二回ならともかく、ずっと買い続けるのは結構キツイです。

それに対して上のお店だと1枚実質5円なので、家でプリントするよりも4分の1安くなります。送料も80円です。またポイントを使えるのは二回目からですが、初回利用時には200ポイントが同時に利用できます。

質のほうは、元々画質にこだわらない私には、ちょっと補正が効き過ぎているのかな?という感じの、くっきりした濃い目の色合いになりますが、とりあえずは満足です。

同じネットサービスでも、フジカラーの料金を見てみると、L判1枚37円。DPONEの7倍の値段です。しかし大手のメーカーに7倍の画像のよさがあるかというと、ちょっとそれは想像できません。

どうしてここまで値段の開きが出てしまうのだろう?

そもそも1枚5円で運営している会社があるということは、それだけの値段でも利益は出るぐらい、インクと紙の単価は本来安いということなのでしょうか?

だとしたら、これまで一枚30円強で商売してきた大手メーカーは、このビジネスはかなりの利益率を上げていた部門だということになります。

もともと大手のフィルムメーカーは町の写真屋さんと提携していて、それら町の写真屋さんの店舗維持費用もかかったから、1枚40~50円が必要だったのかもしれない。

でもネットではそのような店舗維持のコストが消えるので、1枚5円でも通用するのかな。

しかしだとしたら、大手メーカーの1枚30円強という値段は、プリントメーカーのインク代も含めて、ネットを通じた現像サービスの時代に生き残るのはかなり難しいように思う。

どうしてここまで値段の差が開くのだろう?また差が開いている状態が続いているのだろう?大手メーカーはどういう考えをもっているのだろう?



料理教室におどろく

2007年01月27日 | 店舗を観察して

             「青い空 黄葉をつけた木 白い建物」


昨日、高層ビルの最上階に行ったとき、同じフロアにある料理教室の中の人の多さを見てびっくり。外からも何をやっているかが筒抜けになる大きなガラスで囲われているのですが、たくさんの女の子が夕方から料理をしているのです。この人たちはみな学生さん?それとも花嫁修業の家事手伝い?

そういえば三ノ宮のジュンク堂書店に隣接しているクッキング・スタジオも、ここは中の様子はそれほど見えないけど、いつも生徒さんで混雑している印象があります。一体何なんだろう?といつもいぶかしく思っていたのだけど。

この料理教室は株式会社 ABC Cooking Studioという会社らしく、全国に85箇所の教室を展開しているそうです。料金を見ると、標準的なコースで1年12回で41580円。一回4千円ですが、これが高いのか安いのか。

もっとも僕は料理教室なんて行ったことがないから驚いているだけで、料理教室自体は前からたくさんあったはずです。ただ、この会社のように外から見えるガラスで区切られたスペースでホントにたくさんの女の子が料理しているのを見ると、今の女の子ってそんなに料理に熱心だったの?と思っビビってしまうのです。


参考:チャレンジ体験 THE LIFE IS ETERNAL。

   ABC初体験 気ままに綴るDiary
 
   +++ 久しぶりにABCクッキングスタジオで料理をしました +++ トモエ生活

Specialized bookstores

2007年01月23日 | 店舗を観察して


このブログでも本をご紹介するときはアマゾンのページにリンクしていますが、絵本を紹介するときは、最近は「絵本ナビ」というお店のページにもリンクしてみました。

僕はまだこのお店のことを全然よく知らないけど、おすすめサイトNo.1に選ばれたりと、有名なサイトなのかもしれない。

会社概要を見てみると、ベネッセやオリックスが出資者となっているみたいなので、まったくの一個人が始めた事業ではないのかもしれません。絵本に限るとはいえ、本の注文を全国から受けて配送するわけなので、最初から在庫のためのそれなりのスペースを備えた会社でなければ対応できないと思う。

ユーザーがレビューを書き込むだけでその人にポイントが溜まるシステムというのも、最初から資金がなければ実現できないアイデアだと思う。

ただ、一消費者としての感情としては、何から何までアマゾンを使うというのも、あまりいい気分ではないので、色々な本のショップができて欲しいとは思います。

アマゾンが嫌いなわけではありませんが、本を買うのも、ブログでリンクを貼るのも、いつもいつもアマゾンというのでは、何かアマゾンにコントロールされている気がしてきます。アマゾンが悪いわけじゃないけれど。

アマゾンがココまでネットユーザーに浸透しているのには、アマゾン自身の企業努力が背景にはあるわけですが、やはりいつも同じ会社ばかり利用するというのは、消費者として精神衛生上よくないと思うのです。

アマゾンがここまでシェアを広げている以上、規模でアマゾンに対抗する会社の出現は難しいように思えます。ただ、本やCD、DVDなどではあらゆるジャンルをカバーするアマゾンに対し、個別のジャンルに特化したコンテンツサイトが生存する余地はあるのかもしれません。「絵本ナビ」のように。

アマゾンはジャンルが広いだけに、一つ一つの商品の情報量はそれほどでもありません。またユーザーのレビューも、評価というより悪口のようなレベルのものも少なくありません。

それに対して、個別ジャンルに特化したサイトであれば、そのジャンルに詳しかったり愛情があったりするユーザーが集うので、建設的な意見や愛情のある意見が多くなりそうに思う。そうなれば、「このジャンルのorCDorDVDはここで買おう」というようになるかも(あるいはすでにそうなっている?)。

絵本以外でそういう可能性のあるジャンルってあるかな?やはり、1500円以上の商品は配送料無料にするというのは、一商店では難しいかな?

医学書専門の本屋さんって多いけれど、ウェブでもあるのかな?「医学書」で検索するといくつかあるみたいです。

他に何があるかな?

QBハウス

2006年07月19日 | 店舗を観察して


朝方はもう何もする気が起きず、嫌な感じを感じながらも布団で臥せっていました。気分の悪さを引きずって。昼頃に起きると昨日までの調子の悪さがだいぶ抜けていたように思います。

外は大雨の間の曇り空。昼頃に起きたために、なんだか手持ち無沙汰で何をすればいいのやら。

食事をして、他の所用もあったので髪を切りに三ノ宮駅のQBハウスへ。ここは1000円でカットしてくれるお店で、最近は色んな所で見かけます。多くの男にとって髪を切るというのはただただ早く時間が過ぎて欲しい時間です。べつに凝ったスタイルなんていらないから短くしてくれればOKです。そういう人たちにとってはたしかにQBハウスの登場は衝撃だったと思います。なんだか吉牛の感覚で散髪屋が登場したみたいです。

僕がいつも利用する三ノ宮駅のお店では、店員さんも親切に対応してくれます。また、だからと言って個人店のような親密な空間でもなく、無理に店員さんと会話する必要もありません。

シャンプーもなく、時間はたしかに10分ぐらいですみます。待つ時間を合わせれば、大体20分以内でしょうか。

こういう場所は有難い反面、こういう場所で働くことは店員さんにとって幸せだろうか?とも思います。とても狭い空間の中で、とにかく大量のお客さんの髪を切っていきます。それだけ細かいセットをしなくていいので、技術的には簡単なのだと思いますが、こうしたフランチャイズ店で一生働きたいと店員さんに思わせているでしょうか?

もちろん、お客のニーズを満たしているという点では、いいアイデアのビジネスなのだと思います。ただ、それが働く人をもし“道具”“材料”と見なすことにつながり、社員・アルバイトのライフ・デザインを無視したビジネスであり続けると、それは結果的に社会にマイナスの作用をもたらすことになります。

QBハウスにせよ、牛丼屋にせよ、格安商品を扱うチェーン店・フランチャイズ・ビジネスはたしかに消費者にとって便利なのですが、こういう場所で働いている人に幸せをもたらしているのでしょうか。もしそうだとしたら、消費者にも、また社会全体にもいい作用をもたらす活動だと思います。


涼風

日々いろいろ

2006年04月13日 | 店舗を観察して


タイガースは、接戦に勝っていい調子だと言った矢先にまさに接戦で連敗です。うーん。今年の優勝は巨人かな。まぁ、そうなったらそれも仕方ないですね。

神戸地方は今桜が満開を迎えています。桜の樹が町中に植えられているのか、少し歩けばどこもかしこも桜で一杯です。いや、うれしいんですけどね。

やっぱりお腹の太り具合が気になる。バスや電車に乗っても、椅子に座るとジーパンのボタンがきつくてしょうがありません。これは、ジーパンの選び方が下手なのかな。僕は昔から腰周りがいつもきつく、ボタンを外したくなります。腰周り以外はちょうどいい具合なのだけど。それとも世の中のジーパンを穿いている方々はみんな苦しいのを無理して腰のきついジーパンを穿いているんでしょうか。

高校生のときからずっと聴いているプリンスのニュー・アルバム“3121”が発表されて3週間以上経ちました。

アマゾンではいまだに二桁代の順位で噂ではビルボード初登場1位とのこと。昔からのファンとしては感慨があります。レビューでは80年代の全盛期を彷彿とさせるそう。つまりかなりいい出来のアルバムみたい。

にもかかわらず、昔はずっと彼を聴いてばかりいて初来日時にはコンサートに行き、二度目の来日時にもセンター試験を控えながらもチケットを買うほどだったのに、未だにニュー・アルバムは買っていません。

買っていないのは、2千5百円を出すのがなんとなく惜しいから。そのお金があればオーディオ・ブックが買えるんじゃないかと思ってしまうのです。欲しいものがあるんですよね。アメリカのアマゾンとかで捜していると面白そうなオーディオブックが売ってあります。

英語やドイツ語のオーディオブックをたくさん買っても一つ理解するのに何度も何度も聴かなくちゃならないし、一度にたくさん買っても棚に積まれるだけなので、音楽CDを買ってもいいはずなんだけど。優先順位って変わるものなんですね。

その代わりじゃないけど、最近TSUTAYAに入会してスティービー・ワンダーのCDとか聴いています。TSUTAYAに入ったのは、やはり品揃えがいいからです。スティービー・ワンダーの60年代の作品も置いてあったりして嬉しい。

店にもよるけど、やはりTSUTAYAは他の地域のレンタル店に比べてユニフォームで店員の衣装を統一し、店内の雰囲気もかなり凝っています。そうしたチェーン店の体制により、他の中小レンタル店に比べて、消費者にTSUTAYAを利用していること自体に満足感を植えつけているのかもしれない。

価格はCDもDVDもしっかり300円をとるので他に比べて安くないのにお店を拡大できているのは、そのせいかもしれません。


涼風


大丈夫かな“ビデオ・イン・アメリカ”

2006年02月11日 | 店舗を観察して
いつも利用しているレンタルDVD店“ビデオ・イン・アメリカ”に行きました。

このレンタル店は関西に結構出店しているので、まだ大きいほうなのかもしれない。でも、印象ではTSUTAYAの一人勝ちの印象もある。まぁ印象だけなんですけど。

いずれにしても、この“ビデオ・イン・アメリカ”はブロードバンドに対応したサーヴィス(レンタルDVD宅配、配信)を行っていない。ホームページすらない。だから消費者としてはやっぱりちょっと心配してしまう。

TSUTAYAとかよりも100円ほど安くしているので、そうした細かい計算をするお客をとりあえず呼び寄せている。でも、借りに行き返しに行くという手間ひまかかることも、インターネットの浸透でそのうちみんな嫌がるようになると思う。

それに対抗するには、既存の店舗を合併して総店舗数を縮小し、品数の豊富な店舗を少数にまとめるぐらいしかないです。

しかしやはり限界があるような気がする。

宅配DVDレンタルは、今は一ヶ月2000円ぐらい。しかも借り放題。自由な時間をDVDに費やす人なら一ヶ月に10枚以上見るだろうし、そうすれば既存の店舗に行くよりも安く済んでしまう。僕はこのサービスを利用する予定はないけど、ホントに魅力的なサービスだ。

資本力のあるお店の一人勝ちになる可能性(or危険)のある業界ですね。

これはネット宅配ビジネス全般に言えるかもしれない。インターネットは誰でも情報発信できるという思い込みがあるけど、情報が無限にあるために逆に情報を探すという手間をみんな省きたがります。するとどうしても大手の一人勝ちになります。

ただ、世の中の上位5%に入るマニア・新物好きの人が小さいお店を見つけ出してそれをブログなどで伝えれば、口コミのスピードもとてつもなく早いかな。


涼風

ダイエーのロゴが変わる

2005年12月01日 | 店舗を観察して

ダイエーのロゴが変わりました。

そういえば昨日ダイエーに行ったら床が全面的に張り替えられていました。壁も変わっていたと思います。以前の薄汚い昔の内装から、少しずつチェンジしているようでした。

サティやジャスコにはまだ及ばないかもしれないけど、食料品のイメージで売っていくそうなので頑張って欲しいと思います。

以前NHKでイトーヨーカ堂の店舗改革の特集をしていて、カリスマバイヤーと言われる人が店舗指導で、これからはどんどん高級感をスーパーも出していってイメチェンしていくべきと言っていました。安いモノを適当に並べると逆にお客さんにやる気がないように思われてしまうのでしょう。商品開発でも高給な商品にどんどんOKを出していました。

僕の印象だと、やっぱり今の30代・40代の夫婦・世帯の感覚だと、スタバや無印良品・ユニクロのような“アノ”感覚、高くないけど“ちゃんと”していそうなもの、そういうものを洗練されたイメージで出していける商品に流れるのだと思います。

スーパーという業態はおそらく社員の平均年齢が比較的高いんじゃないでしょうか。そういうスーパーが、スタバやユニクロ・無印良品のような感覚をもつのはとても難しいような気がするし、それに成功すれば頭一つ飛びぬけるのかなぁと感じます。

事情通の人はどう見ているのだろう?


涼風

サティでお買い物

2005年11月18日 | 店舗を観察して

今日、サティに部屋で着る上着を買いに行きました。

スウェットの上からでも羽織れるような大きくて厚手のカーディガンを探していたのですが、そういうものはなく、結局renomaのフリースにしました。

このフリースには色々な色があったのですが、見た目が一番映えていたのはとても白に近いベージュでした。

買う前も買った後も、「これでよかっただろうか?」という罪悪感が出てきました。白は汚れが目立つし、家の中で食事とかするときに着ると汚れがついてすぐに汚くなるように思えたのです。

そうした罪悪感は結局「親に叱られるんじゃないか」という想いにつながっているように思います。

昔遠足のおやつを買いに行ったときに好きなものを買っていたらチョコレート系のものばかりになっていました。家に帰って兄弟と親がそのことで文句を言いました。食べるのは僕だし予算内の買い物だったのですが、「いけないことをした」という罪悪感に凄くとらわれた出来事でした。そうした経験はたくさんしていると思います。

そういうものが積もり積もって、お金を使う買い物にはどこか罪悪感がつきまとい、「賢明に買い物しなければ」という想いが出てきます。好きな色を買うよりも親に叱られない買い方をしなくてはいけないと思っているのです。こういうのは多くの人が案外持っているんじゃないかと思います。


そのサティは兵庫県の大久保というところにあります。神戸・大阪の通勤圏内で新しいマンションが立ち並ぶだだっ広い平面な土地で、サティを経営するジャスコ系の建物が5つぐらいドーンと立ち並んでいます

中に入ると商品は安いものが中心ですが何か華やかさがあります。ドトールに通ずるような華やかさと安さの混合ですね。裏はともかく表をきれいなカラーにしたような店造りです。

これはどこか薄暗いダイエーとは大きな差です。サティも必ずしも業績はよくないのですが、それでもお店の醸し出す明るさの雰囲気は大きく違います。簡易なオシャレ感が出ているので、消費欲が旺盛な若い夫婦や家族などはサティに流れているんじゃないでしょうか。

どういうコンセプトをもてばこんなにダイエーと大きな差がでるのだろう?


涼風


参考:「マイカル、スピード再建 当初計画7年前倒し 更生手続き12月終結」

広~い広~い

2005年09月01日 | 店舗を観察して
ほぼ日課となっている夕方の散歩を、今日は郵便局とダイエーに寄るかたちでしてきました。

ダイエーは店舗の整理中なのか、かなり広いスペースに何もない状態のフロアがあります。一応そこでは無料のメディカル・ケアが行われていて、若い男の子の店員が僕にもチラシを配り、「試しにどうですか?盛り上げに一役買ってくれませんか?」と言ってきました。

そのフロアに来た途端にチラシを渡されたので少し驚いた僕は、慌ててさっと立ち去りました。でもその男の子は一見ぼんやりしてそうだけど、感じは悪くなかったです。

セールスでは、この「悪くない感じ、いい感じ」というものをセールスマンがもっているだけで印象が全然違います。作った笑顔ではなく、自然に「いい人そう」というだけでホントは十分なのかもしれない。でも、それがまた一番難しいのかも。

ダイエーはこれからどう変わるのだろう?ダイエーの店舗は「だだっ広い」フロアにいろんな物が工夫もなく整然と置かれてきました。でも、いろいろな物があるということは、逆に言えばそこには何もないのと同じですね。「ダイエーでなければ」という物がないんですね。

安い衣料ならユニクロに行くし、本屋ならジュンク堂や紀伊国屋に行くし、等等。今はホームセンターやユニクロや本屋や電化製品や家具など、ある特定のジャンルの商品に特化した専門店の大型店舗が郊外にあります。何かを買おうと思えば、みんな思いつくのはそうした郊外の店舗にクルマで行くことです。

結果的に、ダイエーの近くに住んでいる人たちが食料や日用品を買うのに利用するだけなので、あまり売り上げは伸びない。

もっとも大型スーパーはどこも赤字で、コンビニ業界でトップを走る鈴木敏文率いるセブンイレブンと同じグループのヨーカ堂ですら赤字を出していますよね。

私たちの感覚が変わってしまったんですね。大きな場所でただモノを与えられても有り難味がなくなってしまった。いろんなものが置いてあるスーパーよりも、専門店に行くほうが、主体的にモノを選んでいる気分になれます。

ただ色んなモノがおいてあるだけでは駄目なのならどうすればいいのだろう?ダイエーの店舗の特徴は、郊外の専門店とは違い、街中にあることが多い。街中に大きな建物を所有している。その広大なスペースに人を呼び込むにはどうすればいいのだろう?


涼風



ビデオ

2005年08月23日 | 店舗を観察して
今日はとても涼しい一日でした。真夏日がありつつも、こうして秋に移行していくのかな。

行きつけのレンタル・ビデオ店で、料金が安くなりました。旧作は180円・準新作は一週間で280円・新作は2泊3日で280円です。

このお店は関西地方でチェーン店を展開しているけど、小さな店を閉めて大きな店に在庫を集中させたりしています。それは正解だと思います。やはり、大量にクルマの置ける駐車場を備えた大型店舗に大量の在庫をそろえたほうが、お客を引き寄せるのでしょう。

でも価格破壊はどこまで続くのだろう?レンタルビデオの場合、これからはインターネット配信の期間限定視聴が遠からず主流になるでしょう。働き人にとっては、わざわざお店に返しにいくのもうっとおしいだろうし。

しかし、ネット配信するのであれば、これまでのレンタル店ではなくポータルサイトの会社などが行うのかな。すでに始まっている音楽のように。だとするとレンタル店は安さやレンタルビデオ・DVDの宅配とかしないと競争できないかも。

あと気づいたのは、いよいよ陳列棚ではDVDが主流になっていることです。マイナーな作品だと、もうビデオを仕入れずにDVDだけを置いています。それはつらいよー。ぼくはDVDプレーヤーをもっていないのです。べつにビデオデッキは壊れていないのでビデオで全然構わないのだけど。

でもそうやって制約があれば、逆にこれまで見てなかった過去の名作のビデオを借りればいいんですけど。


涼風

ホームセンター

2005年07月31日 | 店舗を観察して
ある文章を読んですこし憂鬱気味です。それは、僕の心のメカニズムを解き明かして、なぜ今の僕がダメなのかを証明しているように感じるから。その文章の言っていることはやはり正しいのだろうか・・・


今日はひさしぶりにクルマを運転しました。5月に買ったコンポ購入のきっかけとなった「ラジカセ故障事件」で、そのラジカセの保証書が見つかったので、ホームセンターに壊れたラジカセを持っていったのです。

ホームセンターは大賑わいでした。ただ、僕の感覚はその垢抜けない雰囲気に嫌悪感を感じていました。対応してくれた女性店員さんたちの野暮ったい風貌や店内の灰色の雰囲気や家族連れのお客さんたちの“低所得者”的匂いや物であふれかえってゴミゴミした店内や。なんだかとても“臭い”場所に感じました。

その後、ユニクロに行きました。さっき行ったホームセンターとの対比で、ユニクロはとてもすっきりした場所に感じました。店員さんも垢抜けた感じだし、お客さんもすっきりした20代、30代の人が多いように思います。

おかしいですね。売っている商品を考えると、おそらくユニクロのほうが単価は安いと思うのだけど。

なぜあのホームセンターに対して僕はああいうことを感じたのだろうか。こういうのを「差別的な眼差し」と言うのかもしれない。


涼風

喫茶店

2005年06月17日 | 店舗を観察して
歩いていて疲れたので、家に帰る前に神戸の中心街からすこし歩いたところのドトールに入りました。ロイヤルミルクティーとミルクレープで合せて650円。微妙に以前より高くなっている。スタバとあんまり値段が変わらなくなってきたよ。

ただ、その店は中心街の真ん中にあるドトールとちがって多少空いていてよかった。時間的にも夕日が差し込んで気持ちよかった。

ボクは、以前東京都国立市に住んでいたとき、大学通りという場所のドトールに毎日のように通って本を読んでいました。文学や心理学や宗教的なことをあつかったものを読み始めた時期で、そこでコーヒーを飲みながら本をむさぼる様に読んでいました。

そこのドトールは通りに面した窓から木々の緑が見え、夕方や夜にいるとなんだかとてもホッとする空間だったのです。

ただ、いくらコーヒー・紅茶が200円前後とはいえ、こんなに毎日通うのは贅沢かな?とも感じました。そこで考えました。一年間で300日ドトールに行くとどれぐらい消費するか?およそ6万円です。

6万円。

驚愕しました。一年間に6万円払えばこの至福の時間を毎日味わえるのです。なんて素晴らしい世界だろう!

それからどれくらい通ったかは数えていませんが、一年間に300日も通ったりはしませんでした。やっぱり自然に回数は減っていったかな。

でも、そうやって特別な空間と思わせてくれる喫茶店と言うのは、hard to find です。同じドトールでもスタバでも、場所や店員や店の雰囲気で何かが違ってくる。ただ、個人経営の喫茶店はぼくはやっぱり苦手かな。上記の国立市には“こだわり”のある・馴染み客の多い喫茶店が多いのですが、僕はそういったお店ではあまりリラックスできませんでした。なんだか店員やお客の思い入れがお店に充満して息苦しくなるのです。ちょっと大袈裟だけど。チェーン店のいいところは、やっぱり気楽に入れるところなんですね。


涼風

ジュンク堂舞子店

2005年06月06日 | 店舗を観察して
わたしの家から歩いていけるジュンク堂書店はJR舞子駅の駅ビルの中にあります。この駅ビルにはスーパーやケーキ屋さんや喫茶店や100円ショップや雑貨屋やレコード屋などなど、大きくもないけど小さくもないビル。ジュンク堂はその中で小さくないスペースをとっています。

ここのジュンク堂が特別なのは、そのフロアの海に面した窓から明石海峡と海が一望できるところ。天気のいい日なんかは店内にいるととても気持ちいい。

品揃えは、まあ専門書はとても少なく、手軽に読める本がたくさん置いてあるという感じ。でも、気分転換がてらに来るので、それで十分。

同じジュンク堂でも、こういうお店に一日いると、疲れも幾分やわらぐのではないだろうか。


涼風