joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

らくちん

2005年06月29日 | 日記
今日(つまり明日)の夜中にはサッカーのコンフェデレーションズ・カップがずっとあります。夜の一時ごろから三位決定戦があって、4時ごろから決勝戦。さすがに僕でもこの二試合をずっと観ることはないだろうなと思います。

でもどちらもとても面白そうな試合です。ドイツ対メキシコ、ブラジル対アルゼンチン。ドイツは開催国の面目にかけて全力で勝ちに来るだろうし、南米同士の決戦は互いの王者としてのプライドをかけたものになるのでしょう。

でも、やっぱり夜中に二試合つづけて朝まで観る気力はないような気がする。

しかし、来年にはこういう日がずっと続くんですよね。ドイツと日本は時差が7時間あるので、向こうで試合をやる頃はちょうどこちらは真夜中です。まだ夜の一時や二時ならいいけど、三時、四時というほんとの真夜中です。

それを考えると、三種の神器の一つのDVDレコーダーが欲しいなぁと思ったりする。HDD内臓とかいっても、すでにどういう仕組みか分からなかったりするのだけど、人の話では録画がとても簡単だということだし。DVDプレーヤーなら安いもの(ウン千円)があるけど、レコーダーはまだまだ高そうだなぁ。

一番いいのはドイツに行っちゃうことなんですけど、でもいかにも「日本人」という感じの日本人観戦客でむせかえってそうで嫌気がさすかもしれません。

いかにも「日本人」というのは、なんかとてもへらへらした感じの人たちのことです。まぁ、それから距離をとろうとしても、自分もどうしようもなく「日本人」なのだけど。

ヨーロッパにいると、やっぱり自分はとても猿に思えてきます。日本人ってやっぱり猿なんですよね。それは、むこうに行って同じ日本人をみかけたら多くの人が感じていることだと思います。日本でどんなに堂々としていようが、向こうではヘンにおどおどしたり、虚勢をはっていたり。いかにも無防備な女の子、視野の狭そうなビジネスマン、ヨーロッパにいることに優越感をもってそうな若者、そして観光客のおばちゃん・おじちゃん。みんなみんな日本人。

僕の言いたことは、遠藤周作の『留学』を読んだことのある人なら分かってくれるんじゃないかと思います。あの小説からもう30年か40年以上も経っているけど、いまだに日本人はたいしてかわっていないような気がする。

旅行ならともかく。外国に住みたいという願望は今の僕にはないなぁ。それは、少しだけヨーロッパに住んで、そこで大変なことを少し経験して、やっぱり日本がらくちんらくちんと思っているからです。

でも、らくちんなところに進化はない。


涼風