淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

アメトーーク「輝く55名!!運動神経と出川と狩野あーーータタラタラタはぬーん5時間SP!」

2013年12月31日 | Weblog
 大晦日、本州最北端にある県庁所在地は今日も何故か晴れている。
 穏やかな大晦日だ。

 録り溜めしていた全ての映画やドラマを観終え、電池が無くなった腕時計を店に出し、今年最後の洗濯物をデパート一階のクリーニング屋さんに預け、隣の本屋さんで「進撃の巨人」12巻と「おやすみプンプン」最終13巻と「ロッキングオン」2月号を買い、新しい靴の底に冬用のラバーを装着して貰うために「靴の修理屋」さんに預けていたその靴を受け取った。

 昨日の夜も、ひたすら映画三昧。
 録り溜めしていた映画―映画館で観るのを見逃していた映画―を今年中に全部観終えたくて、食事を獲る以外ほとんどテレビと睨めっこ。

 昨日の夜中は、ポルトガルの文豪カミロ・カステロ・ブランコの小説を、「クリムト」のラウル・ルイス監督が映画化した、「ミステリーズ 運命のリスボン」を観る。
 なんと、上映時間4時間30分!
 長いっ。

 観始めたのが遅かったので、映画が終わったらもう完全に真夜中だった。
 フランスでは1年間に及ぶロングラン上映がなされ、日本での上映時も各映画誌で絶賛されていた。
 観よう、観ようと思いながら、ここまで来てしまった。その「ミステリーズ 運命のリスボン」、やっと観ることが出来ました。

 映画冒頭のエピソードで、修道院で孤独に暮らしている少年が登場する。
 両親も知らず、苗字すらなく、彼の出生の秘密をただ一人知っているらしい神父のもとでひっそりと生活していた。
 そこにある日、母親だと告げる美しい母親が少年の前へと現れる。そしてその母親は、嫁いだ先の侯爵から幽閉され酷い扱いを受けているという・・・。

 ここから映画は、壮大な物語絵巻をみせてゆく。
 少年を主軸に据えながら、そこに関係する多くの人物たちの過去と現在が縦横無尽に語り尽くされる。

 恋愛、復讐、憎悪、裏切り、嫉妬、別離と再会・・・様々な要素をはらみながら何度も行き来する。
 まるで「大菩薩峠」だ。
 あまりにも多くの登場人物が交錯するので、途中でどの人物かよく判らなくなってしまうけれど、とにかく圧倒的な「語り口」で最後の最後まで観る側を飽きさせない。

 ラスト。
 大団円ではあるけれど、「そう来たか!」というような衝撃的な結末が用意されている。
 映画「ミステリーズ 運命のリスボン」、4時間30分、凄い。

 そして大晦日ぐらいは笑って終わりたいと、これも昨夜ダビングしておいたテレビ朝日「アメトーーク」、「輝く55名!!運動神経と出川と狩野あーーータタラタラタはぬーん5時間SP!」を一気に観る。
 これもまた5時間。

 今回は、「ハーフ芸人」、「運動神経悪い芸人VSガリガリ芸人」、「出川と狩野」、それから「アメトーーク大賞2013」という仕立て。

 「雨上がり決死隊」の司会進行が上手いので番組自体がサクサクと進み、随所随所で笑わせてくれる。
 一番良かったのが「ハーフ芸人」。
 やっぱり、ハーフでありながら日本人国籍を取得しているということから起こる様々なギャップが、とにかく面白く、今回一番笑った。

 続く「運動神経悪い芸人VSガリガリ芸人」は、いつものパターンだったけれど、やはり運動神経悪い芸人には抱腹絶倒した。
 素だからこれほど面白いのだろう。

 それから「出川と狩野」。
 この出川と狩野の天然ボケもまた笑える。
 そしてそれを上手に引き出していたのが有吉弘行である。有吉がいなかったら、ここまで2人は光らなかったのではないか。

 「アメトーーク」で5時間笑って、ふと窓から外を眺めた。
 とても綺麗な夕暮れだ。

 これで、今年も終わりだね・・・。








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