淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

ドリカムの最新DVD「史上最強の移動遊園地2007」、去年の夏の青森でのコンサートを思い出す。

2008年02月27日 | Weblog
 最新DVD「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007」がアマゾンから届いた。
 早速、観る。
 去年の8月25日行われた「ドリカムの夕べinつがる」と同時に行われた、国立競技場において2日間で12万人を動員したコンサートの模様が収められている。

 吉田美和の夫君は去年の秋、癌の病で他界した。
 その出来事は彼女にとって相当なショックだったろう。
 彼女は去年の夏、壮絶な病魔と闘っていた夫を思いやりながら、過酷なコンサートを続けていた事になる。
 愛する人との別離の辛さほど、世の中に辛い出来事はないのではないか。
 
 DVDの中の吉田美和は、3時間20分、くたくたになって汗を流しながら歌い続けている。それがまた何とも痛ましい。切なくなってくる。

 「うれしい!たのしい!大好き!」、「悲しいKiss」、「未来予想図ll」、「決戦は金曜日」、「やさしいキスをして」、「JET!!!」、「大阪LOVER」、それから「きみにしか聞こえない」。
 どれも素晴らしい。

 吉田美和は天才である。そして、最強の女である。
 少しだけれど、彼女からパワーを貰った。これが音楽の力だろう。

 最近、本当に心の底から思う事がある。
 人生を通じて、音楽を聴いてきたか、聴いてこなかったかで、人間の何処か奥底に宿っている炎の勢いって少し違うんじゃないだろうか。

 どん底に沈んだとき、苦しくて苦しくてどうしようもなかったとき、確かに何も聴きたくない期間もあったけれど、それでも生活の中に仮に音楽が無かったとしたら、俺の人生はもっと別な方向に向いていたかもしれない・・・。
 もっと捻くれていて、カサカサな心に覆われていたのではないか。そう思うのである。

 「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007」。
 ちょっと・・・元気になった・・・。






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