淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「黄昏のパルス」

2008年02月18日 | Weblog
 今日から3日間、個人的な所用で東京へ。
 朝の6時に起きて、急いで着替え、バッグを一つ持って青森駅まで。
 結構、雪が積もっている。でも天気はいい。昨夜かなり降ったのだろう。

 それにしても異様なほど頻繁に東京に出掛けている。もうお金も底をついて来た。
 散財の極みかも・・・。

 お腹が空かないので、新幹線の中でも缶珈琲だけ。宮城県を抜け埼玉県に入ると、まるで春の陽気のよう。穏やかな天気だ。
 東京駅に着き、今回の宿泊先である池袋まで。高層ホテルの22階に部屋を取り、荷物を置いてまた即出掛ける。

 都内での個人的な用事を終え、渋谷。道玄坂付近は若い人たちでごった返している。
 風はあくまでも爽やか。太陽が眩しい。街は活気に溢れ、行き交う人たちは皆、心成しか楽しそうに見える。

 夕暮れが迫っている。
 明るい紫色の光が街を包んでいる。その色がまた変わった。オペラ・ピンクの色彩、もしくはオペラ・モーヴ色と言ったらいいのだろうか。
 美しい。
 とても美しい都会の夕暮れだ。黄昏のパルス・・・。

 時間が空いたので、独り、渋谷公園通りのパルコ・パートⅢ前の「シネマ・ライズ」で映画を一本観た。
 「夜になるまえに」のジュリアン・シュナーベル監督、「潜水服は蝶の夢を見る」。

 映画を観終え、外に出た。
 もうすっかり、日が暮れている。恋人たちが楽しそうに手を繋いで歩いている。
 池袋駅まで戻り、ホテルの近くのコンビニで缶ビールとつまみとミネラル・ウオーターを買い求め部屋に帰り、独りでちびちび飲む。

 ホテルの22階の窓から、新宿副都心、それからその奥ずっと左側に、東京タワーと六本木ヒルズが見える。
 夜闇に輝いている。綺麗だ。



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