淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「さよなら東京。でも帰るべき街へと近づけば近づくほど俺の心はますます暗くなってゆく」

2008年02月05日 | Weblog
 日中、都内は気持ちのいい青空が広がる。
 ぽかぽかと暖かい。

 夜の帳が降りた東京駅の新幹線発着ホーム。
 ビルの灯かりが美しい。
 多くの人間が、まだこのビル群のオフィスの中に居残り、ハードな仕事をこなしているんだろうなあ。

 何度でも同じ事を言うけれど、俺は、仕事からのみ生じるプレッシャーや、仕事からのみ発生する人間関係や、仕事絡みの煩わしさとか憤りとか、そういう仕事が絡む抑圧だけでは、絶対に潰れないという自信がある。

 ただ、耐えられなくなるのは、個人的な、極々個人的な実生活上から発生する、様々なトラブルや、煩わしい出来事や、理不尽な攻撃や、漠然たる憂いや、言いようの無い空虚感や、何処からともなく襲ってくる圧倒的な寂しさなどが絡まって一気に押し寄せてきた際、それらが連環・連鎖してゆくなか、仕事を含めた周辺にまで波及した、そのときである。

 これが途轍もなくキツイ。
 死ぬほど辛い。
 
 新幹線に乗り込み、車窓から夜の街を眺める。
 ああ。あと数時間で、また元の木阿弥かよ。心は廃れ、心はズタズタに引き裂かれる。
 ここに一体何の希望があるというのだろう?
 
 昨日も、完全におかしかった。ミスを何度も犯した。
 八戸駅から新幹線に乗り込んだ時、ちゃんと予め座席を確かめたのにも係わらず、号車を間違え、注意された。駅弁を食べていた際、箸を落とすし、眼鏡を右手に持ちながら、眼鏡がないと車内の周りを探したし・・・。

 俺は絶対おかしい。って、別に威張って言うことでもないけれど・・・。

 青森駅に着く。
 暗い街である。寒い街である。また明日から荒んだ日々が始まるのかなあ。

 黒い塊が、胸の辺りから這い上がる。何か、これにも慣れてきちゃったよ。



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