淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「うすぼんやりとー」

2008年02月13日 | Weblog
 携帯電話は当分持ちたくないし、最近は、パソコンで送られて来るメールやコメントの類も一切見ないようにしている。

 なので、仕事に関係するもの以外は、家でも仕事場でも、パソコンのメールは全く開かないで、読まずにただ機械的な削除だけを繰り返している。
 次々に削除するから、中には大事なメールも一緒に消しちゃうこともあるけれど、それだって、最終的には会ったり電話したりすれば分かり合える程度のものだ。特に問題はない。

 毎日毎日、100件程度のメールが家のパソコンにも届く。
 それにしても膨大なメールの量だ。辟易する。勿論、中身なんて全然読まない。
 H系メールがほとんどだけど、よくもまあ、世の中こんなにメールやメッセージがあるものだ。全部消すのに一苦労する。

 それとて、相手側には「開封済み」と表示されるのかもしれないけれど、実際は全く見てもいないのである。
 人間って、メールや携帯電話しなければならない、緊急的な懸案がそんなにあるなんて到底思えないのだけれど・・・。不思議なコミュニケーションだ。
 当分、何の情報も知りたくないし、煩わしいコミュニケーションも取りたくない。人と会うのが怖くさえある。

 ああ、早くボクシングをやりたい。サンドバッグを死ぬほど叩きたい。1分、30秒でもいいから思い切り誰かとリングの上で打ち合いをしてみたい・・・。体だけが唯一信じられる。

 うすぼんやりしている。
 そんな自分がいる。

 昨夜も、友人と飲みに出掛け、鍋を突っつく際に、間違って具を小皿に盛ってしまった。最近、本当におかしい。病んでいるのだろうか。
 虚ろである。蜃気楼の中を漂っている、そんな奇妙な感覚がする・・・。

 2月はわりと好きな季節なのだ。
 長かった冬が終わりを迎え、早春の匂いが微かに漂って来る。まるで夜が明ける前の、ほんの僅かな時間帯のよう。あとはただ、ゆっくりと上昇してゆくだけ・・・。

 でも今年の2月は、そんな温かい気持ちにさえなれない自分がいる。
 一瞬、とても穏やかな気分になったりもするのだけれど・・・。
 ああ。いつになったらこの蟻地獄から脱出出来るんだろう。







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