多忙な９月

ミュウちゃんが日に日に元気がなくて、ちょっと心配。
腎臓病用のカリカリをやってみるけど食べないしね。
お水飲むのも心なしか力がないし・・・昨日、点滴してもらったんやけどな。

思えば去年のお正月に16才の愛犬ポッキーが胃捻転であっけなくいってしもて。あとからめちゃめちゃ落ち込んだんですよ。
犬やし～って思ってたのに、やっぱり家族の一員やったんやって後から感じたんですわ。昔はもっと短い命やったペットも、今は病気もわかるし長生きできるようになって、それだけ人間の生活に入り込んでるんやね。

そういや、昨日、「猫が糖尿病で・・・」と友だちにメールしたら、
「生活習慣病か？　ええもん食べさせてるんやな～」との返事。
猫の生活習慣病って？
好きな時間に起きて、お気に入りのマットで爪研ぎして、お気に入りの籐の椅子（別名、エマニエル椅子？）で好きな時間に寝て、好きなだけ眠って。ご飯は、いつも食べてるカリカリ（安いです！）を１日１回お皿に入れてもろて、何回にも分けて食べて、時々、新鮮なお刺身をダンナに食べさせてもろて・・・（←　これがあかんかったん？）
とてもストレスをかかえてるようには見えへんねんけどね。（猫ってＢ型ちゃう～？）
けど、やっぱり生活習慣病ですかねぇ。

仕事と笛吹きとイベントと、伯母の病院行きと猫の病院行き。
そんなこんなで相変わらずバタバタの９月です。
あ～、遊びにも行ったしね！　（苦笑）　
でも、さすがに草ボウボウの庭が気になって、先週は草引きもしましたよ。
虎刈りやけど・・・・あ、虎と言えば・・・・やめとこ　（涙）

さぁ、明日も仕事。
ちょっとくたびれてはいるんやけど、ニャンコの医者代も稼がなあかんし（泣）、頑張りますわ～

画像は２週間前のミュウちゃん。まだ元気やった。
この１週間で、な～んかヨレヨレやし・・・

血糖値

敬老の日。朝から彦根へ。６年ほど前に一度伺ったところの敬老祝賀会に、今回も呼んでいただきました。６年前に比べたら少しは上手くなってるやろうと・・（笑）
お昼に地元に戻り、ウチの町内の敬老会へ。
つまり、今日は２会場で演奏ということです。さすがにちょっとほっこりしますわ。
いや～、お年寄りって、みんなお元気やね！　ホンマに。

さてさて、夕方から愛猫ミュウちゃんをお医者に連れていきました。
先日から、やたら水をよく飲み、おしっこもいっぱいするんです。
この秋１６歳。最近、ヨボっとしてるんで、階段も辛いやろうと、２階にあったご飯のお皿とトイレを下に持って来たんです。それにしても食欲もなさそうでやつれ気味やし。
ひょっとしたら腎臓かも・・・猫って腎臓弱いみたいやしね。
で、連れて行ってきたんやけど・・・・
尿検査で腎不全気味な兆候と、高脂血症、それに糖尿のケがあるらしいとのこと。血液検査でより詳しく調べてもらったら、肝臓とかは異常ないけど血糖値は540ほどある・・・糖尿～？
「そんなええもん食べさせてないんやけど・・・」

あんだけ水を飲んでても脱水症状があるらしいし、点滴をしてもらいました。お薬ももらって、しばらくは通うコトになりそう・・・
診療代と検査代、点滴代・・・しめて17，250円。高っ！　（泣）
しゃあないけどね・・・ミュウちゃん。

ところで、移動の時に笛吹仲間とコンビニでおにぎりを買ったんやけど、つい言うてしまうやん。
「このお米は大丈夫なんかな・・・？」
まったく。ナニを信じて食べたらええんだか～

画像は、いただきものの「栗」！
大粒でおいしそう～　ナニを作ろうかな～？


　

マジック消えたん？

朝夕は涼しくなったけど、蒸し暑い日が続きますね。
やっぱり、すんなり秋はやってこないみたいで。

同じように、すんなり「優勝」の二文字がやってこないのがタイガース。
まったく、シンドイ試合が続くし。昨日、矢野さんのサヨナラヒットでホッとしたのに、今日はまたまたマジックが消えるし・・・

金曜日の桂吉弥さんの落語会で渡された、ピンクのプログラム。というても演者の名前はあるのに演目は空白ですけど～（笑）　でも、吉弥さんの「ごあいさつ」が書いてあるんですね。先週の昼席のトリを取ったこととかを書いてくれてはるんですが、後半は前日のタイガースのサヨナラ勝ちのことが書いてありました。今岡さんのこととね。同じ虎ファンなんよね。
で、今夜はどうやねん？て、帰りに友だちが携帯で見たら負けててんな。
は～あ、完封負けやし試合も早く終わったんやなぁと溜息つきながら帰路へ。
大阪駅でタイガース仕様の服を居た人たちに出合うんやけど、どの人も寂しそうで～。
もう、ホンマに！

この日は、４人で繁昌亭に行ってたんやけど、地元に帰ってきたら駅の改札で、タイガース色の親子に遭遇。子どもさんは小学生停学年ぐらいかな。
「今日は残念やったね～」と思わず声を掛ける阪神ファンのオバサン二人（笑）
野球にまったく関心のない二人に他人のフリをされつつ、（あ、他人やけどね～）見るからに虎ファンとわかるタイガース色の人が他人とは思えないんやから、しゃあないやん。

おなかぺこぺこなんで、４人で駅前の居酒屋へ。
若者が多くて店内はちょっとやかましくて、
「オバサンとしては、もっと静かなところがええけどな・・・」
「ええやん。負けてへんやろし」
「そやな」
そんな会話をしながら乾杯！
しばし、落語の話で盛り上がり、「ちりとてちん」の話で盛り上がり、元気なオバサンの夜は更けたのでありました・・・

上方落語のＴＶでの定席が出来たそうです。
関西テレビ、「扇町寄席」
10月５日（日）6:30～（予定）・・朝なんかな？
吉弥さんの落語（収録）みたいよ～

「お仕事です」

先週に続いて、今週の金曜日も「天満天神繁昌亭」、夜席に行ってきました～　
多忙な中を、それでも遊びに行くおかんです～（笑）
先週は桂吉弥さんが初めてトリを取るという繁昌亭昼席。今週は、吉弥さんの落語会「新お仕事です」。
先週も良かったけど、昨日の落語会も良い会でしたね。

「みかん屋」　桂雀五郎
「池田の猪買い」　桂吉弥
　中入り
「禁酒関所」　桂紅雀
「高津の冨」　桂吉弥

今夜は立ち見席も出た繁昌亭。意外に若い女性も多かった気もするけど、幅広い世代の人が来てましたね。指定席ながら前の方で見てたんやけど、汗かきながら冬のネタと思われる「猪買い」を演じてはりましたね。私にとってはけっこう思い出のあるネタやけど、これって、こんなにおもしろかったっけ？　そう思うくらい笑わせてもらいました。
それに「ちりとてちん」でもストーリーに入ってた「高津の冨」。昔、笑福亭松鶴さんのをよく聞いたけど、これも、こんなにおもしろかったっけ？　吉弥さん、うまいなぁ。
前座の桂雀五郎さん。学生時代よく聞きに行った雀三郎さんのお弟子さんです。「みかん屋」ってあんまりきかない噺やと思うねんけど、これもおもしろかったわ～
中入り後の桂紅雀さんは「禁酒関所」。もう、臭ってきそうなくらい最後の方は過激な噺ですよね（笑）で、この方、枝雀さんの末弟子なんやけど、滋賀県出身ですって！　応援しやな～
でも、私らだけでなく客席もよく笑ってはったし、本当にええ落語会でした。
また行こ～

今日の朝日新聞夕刊に、「上方落語大ウケ」という記事がありました。
またまた、朝日新聞ですが～（笑）　小見出しは「朝ドラ効果　東京進出」。
「ＮＨＫドラマ『ちりとてちん』人気も追い風に、東京で上方落語の定期的な寄席に乗り出す・・・」という書き出し。
「ちりとてちん」が出てくるたびにうれしくなってくるけど、このドラマの始まりは、繁昌亭にあったらしいですよ。「関西を舞台に伝統と継承をテーマとするドラマを」と考えていたＮＨＫの遠藤プロデューサーが、繁昌亭の建設を機に上方落語に興味を持って取材し始めたというんです。「実は、それまで、上方落語をよく知らなかったんです」って！！
15日で繁昌亭は丸２周年。
来月は小米朝さんの披露もあるし、益々盛りあがるかな～

必死のパッチ

ひや～・・・もうドキドキの毎日です。
ナニがって、野球ですやん。
ま、ゴールデンタイムは働く主婦は多忙やし、チャンネル権は私にはないんであまり見せてもらえないんですけどね。
だから、矢野さんの「必死のパッチ」やら、葛城くんの「１，２，３、ウォ～」も、リアルタイムには見れず、翌朝のサンスポを感動しながら読みました（笑）
今日の、今岡さんのはニュースで見ました！
「お昼は鳴尾浜にいたんで、夢のようですね」
ホンマに。
この前、サンスポに「今岡クビ～」とか書かれてましたし、私らも夢のようですわ。

思えばこの９月になってから、いやいや、８月のロードから、な～んかいや～な雰囲気ってありましたもんね。今年は違うトラなんやって、夏前はあんなに盛り上がってたのに。８月で優勝決めてしまうんちゃうかって言われてたし。
けど、トラファンって、それでもず～っとなんか不安持ってなかったかな。
10ゲーム以上差があったのに、気がついたら巨人に追いつめられて3,5ゲーム差まで縮まってたやん。

実のところ、いくら３連続サヨナラで勝ったとは言え、まだまだ不安です。
スキッとした勝ち方やないからね。打てないのは相変わらずやし。
新井さんは故障やし。セッキーも昨日の死球でお休み・・・大丈夫かな？
それでもＭ17。６ゲーム差。
とりあえず、レギュラーシーズンはあともう少し。
頑張って欲しいなぁ。

【今日の発見】
今朝の「おは朝」で、血液型で人気の「自分の説明書」シリーズやけど、ついに？「大阪人」の本が出たとのこと。紹介してる七井くんと共演してる大阪のオバチャンタレントさん（名前忘れて・・）がめっちゃおもしろかったわ。
一番笑ったのは、
「さぁ、玉子安売りしてるし買うてこ～　自分で産めへんしな」
・・・油断してましたわ、このセリフ。確かに、自分で産めへんわな～（笑）
この本。本屋さん行って、買うてこ～　（笑）


画像は、昨日、久しぶりに行った中国料理のお店「ポピー」さんの坦々麺～。

大きなお世話？

「大阪のおばちゃん」というと、どんなイメージでしょうね。
ヒョウ柄の服着て、キンキラな光り物アクセサリーを付けて、隣の人を叩きながらしゃべってる・・・って感じでしょうか～（苦笑）
なにがすごいって、ビジュアルではなくて、その行動ですかね。
いわゆるパワフルというか。
大阪生まれですけど、ヒョウ柄の服は持ってないし、ビンボーなんで光り物も持ってないし、私はすっかり田舎もんで見た目もごっつうジミです・・・
でも、やっぱり、パワフルかも知れない・・・・

先日の繁昌亭で。
大きな旅行カバンを引っ張ってやってきてた二人連れのお嬢さんに出会いました。ウチの娘ら世代かと思うんやけど、大阪旅行にきて前から興味あった繁昌亭に行こうとチケットを取ってやってきたんやとか。けどね。彼女たち、意外なことに看板の「桂吉弥」という字が読めず、まったく吉弥さんを知らなかったらしいんです。
「え～っ！　今、めっちゃ旬の噺家さんやで～」とあきれる私と友人。

昼席終了後に感想を聞いたら、
「落語、すごくおもしろかったです～」
「トリの吉弥さんはどうやった？」
「良かったです～」
「朝ドラ『ちりとてちん』に出はって、今すごく人気ある噺家さんで、吉弥さんの出はる日はなかなかチケットが取れへんねんよ～」
「そうなんですか～？　（ふたりで顔を見合わせて）　良かったね！　良い日に来て」

オバサンのお節介はそこから発揮されます・・・・
「ほら、一緒に写真撮らしてもらい～。記念に。シャッター押したげるし・・」
繁昌亭の前で、たくさんのファンに応えてくれている吉弥さんに、
「こちらのお二人、大阪観光で鳥取から来られたんです～。ご一緒にお写真よろしいですか～？　この子ら、吉弥さんのこと知らんって言わはるんですよ。私、今、レクチャーしときましたから～」　（爆～）

すいません。本当にすいません。厚かましくてすいません・・・
誠実な吉弥さんはお嬢さんたちと並んでニッコリ。

きっと、彼女たちにはステキな大阪の思い出になったと思います。
厚かましいオバサンのことは覚えてなくてもいいんで、吉弥さんと、上方落語の面白さをいつまでも覚えていてね。

200席あまりの繁昌亭なんで、終了後のファンとのふれあいもどことなくのどかな感じがします。落語家さんを身近に感じられて、また応援したくなりますもんね。

そういや、翌日の市民ホールで染丸さんと一緒にいた入門１年目という染吉くん。
一緒に写真を撮らせてもらったんやけど、
「若い頃に一緒に写真撮ってんで～って、将来家族に自慢できるように、大きな噺家さんになってね」
と（『ちりとてちん』の）磯七さん気分で言うたら、ニコニコとしながら「はぁ」と言うてはりました～

まったく、大きなお世話ばっかり。

【今日の発見】
マクドの月見バーガー、わりと好きなんですよね。マクドはよく行きますよ。オバサン一人でも入れるし、車の中でも食べれるし、どこのマクドも味は同じやしね。
けど、ちょっぴりショック。値段が上がってるんよ。月見バーガーセットは580円。ベーコンレタスバーガーは610円・・・600円台は高いよね・・・
（新聞は日曜日のサンスポ・・・泣）

琵琶湖～

今日は良いお天気でしたね～
久しぶりのお日様？って感じです。それなのに、今日は洗濯をしてる間がなくて（涙）
７時半に家を出ましたからね。
琵琶湖行きやったんです。いつもの笛吹ですけど～
毎年何度か参加してるんですけど、「ぐるっと琵琶湖クルージング」。
今年は４回目かな。今までで一番お天気が良かったんですよ。でもね、でもね・・・・風が強くて波も荒く、今までで一番揺れて大変やったかも、でした。
琵琶湖って湖ですけど、潮、やなかった、水の流れがあるんですよ。琵琶湖大橋を境に南を南湖、北を北湖と呼んでいますが、南湖は穏やかでも、北湖はけっこう波があったりします。
今日は特に白波が大きくて、小さな高速船は飛んでるみたいに揺れましたね～。すごかったです。甲板に上がって写真を撮ろうとしたら水しぶきを浴びてしまいましたし～　転けないように踏ん張りすぎて、足が痛いですわ～

昨日は日野町の特別老人ホームの「敬老祝賀会」で演奏やったんで、連日の笛吹です。仕事もあるけど、仲間とともに呼んでいただくだけでもうれしいですね。
と言いながら、諸般の事情で？今週末も船に乗る予定。
・・・頑張ります！

さて、差し替え記事の件で休み明けの今日もアクセクしてました。昨日までに段取りして、今日は朝からメール。後は、琵琶湖の上なんで電話での作業・・・無事校了してホッとしました～。

琵琶湖から浜大津港に着いたのが18時。そこから移動。笛吹の協会の親睦会があったんで、３人でそのまま参加してきました～。

わが家の夕飯は、はどうなってたんかしら・・・・

かんさい特集

一昨日の繁昌亭で、トリをつとめた桂吉弥さんが、マクラで米朝師匠のことを少し話されてました。孫弟子にあたる吉弥さんですが、米朝宅で３年、住み込みで内弟子修行をしたそうです。その時の話でしたね。米朝師匠がお茶やさんとかにつれていってくれたと。若い芸妓さんが来ると思ってたら、米朝師匠が話を聞きたがる芸妓さんを呼ぼう思うたら、米朝師匠の年齢が上がるにつれ芸妓さんの年齢も上がって行く・・・（笑）

その日、録画予約してたNHKの「かんさい特集」。
「米朝一門の苦節60年の軌跡」というタイトルで、戦後、噺家が10数人になって消える寸前やった上方落語を、ネタの復興や各地への巡業などで支えて来た米朝師匠の足跡と、大勢の所帯となった一門が、新しい芯を持って伝統を引き継いでいくであろう姿をレポートしたものでした。

９年前に枝雀さんを、２年前に吉朝さんを若くして亡くして、そのお二人のことを質問されて応えてる米朝師匠を見ると、ホンマに落胆してる様子が痛々しかったです。期待してた弟子に先立たれたということは、本当にショックやったんですね。
そのお二人の元気だった頃の高座のようすがVTRで流れました。
吉朝さんは、最後の「米朝・吉朝二人会」で演じた「弱法師（よろぼし）」の録音されてた音声が流れ、噺家さんもすごい仕事やねんなと思いました。

この秋、小米朝さんが名跡「米團治」を襲名します。米朝さんの師匠の名前です。
一門の新しい芯です。「小」が取れるだけやなくて、名跡を継ぐんですから、小米朝さんのプレッシャーもあるやろうね。

吉朝さんが亡くなってから、師匠の衰えが顕著になったと言う話。最近は、落語を演じるより、弟子たちと「よもやま話」をすることが多くなったという師匠。米朝さんが大好きで弟子になった人もたくさんいて、そんな弟子たちが師匠を支えてるようでした。
「人間国宝の、一般公開です～」

11月、襲名披露公演に行きますけど、そこで「国宝」にお目にかかれるのが楽しみです。

画像は、三重県のお友だちにもらった「梅干し」のような和菓子です。甘～い！

落語三昧

「縁」、でしょうかねぇ～
今日は、市の「ふれあい人権講演会」がありました。いわゆる人集めというか、地域のお当番で行くことになってましてね。
でも、その前に広報で見た時から、「行こう～！」って思ってたんですよ。
だって万葉亭柳宝師匠こと林家染丸師匠が講師として来られるんですから～！　しかも、無料～（笑）
去年までの私なら、見逃してたかもわかりません。
けど、今年の私は違いますよ。”落語”にめちゃ敏感になってますからね。
昨日の繁昌亭夜席でもお会いした師匠ですけど、講演だけやろか、なんか噺をしてくれるんかしら？　なんて思いつつ、今日は午後から市民ホールに行きました。

行って良かった～！
すっごく楽しかったですよ。「ちりとてちん」のドラマの中で、草原兄さんが主人公の喜代美ちゃんに言うてましたね。
「落語家はお客さんに気持ち良うなってもらうのが仕事や」
染丸師匠も、言うてはりました。
「自分が気持ち良うなるには、相手に気持良うなってもらうようにすればええんですわ」
ホンマに、ええ気持ちになりました。
講演は師匠の長いマクラを聞いてるようなもので、ロングハウス？時代のお話とか、お父さまが聞かせてくれたという（ホンマの話しなんだか？）新作昔話？も、めちゃくちゃおもしろかったですよ。（どっかで使おう～！）
染丸師匠が先頃出されたＤＶＤにもある、「落語講座」もわかりやすくて楽しかったしね。
そして、「こほめ」。
ちゃんと噺を聞かせてくださいましたね！　
ソデにある赤い毛氈の台を見たときに「やった～！」って思ってました。
そして、会場はず～っと笑いっぱなしでしたよね。
最後の三味線も、「奴さん」、都々逸、陣太鼓？　たっぷり堪能しました。

終了後、ロビーで久しぶりに会った人とかと喋ってたら、お弟子さんを連れて帰ろうとしてる染丸師匠と遭遇しました。井戸端会議も役にたちますね（大笑）
師匠とお話することができたんですよ～　
来年還暦という染丸師匠ですけど、おしゃれやしね。
オチケンやった学生時代、まだ「染二さん」の頃、よく聞きにいったもんです。
華やかで、色気があって、声も所作もキレイな落語家さんですよね。

「昨日の夜席もいかせてもらいました」
「あぁ、そうですか～」
「『京の茶漬け』いただきました」
「ありがとうございます～」

ちなみに昨日の繁昌亭夜席は染丸プロデュース「四葉の会」という落語会ですけど、月一回、半年間続いたの若手四人の落語勉強会。昨日が最終回で最後の回に行ったことになるんやけど、林家染左さん（借家借り）、林家染弥さん（悋気の独楽）、桂あさ吉さん（茶の湯）、桂三四郎さん（十七歳）の四人と、昨日は前座に入門１年目の染吉さん（兵庫船）と染丸さん（京の茶漬け）の噺が聞けました。
ホンマ、連日楽しませてもらってます～

さて、夕べ録画していた「かんさい特集」の「米朝一門苦節60年の軌跡」。
今朝、再生して見てたんやけど、故桂枝雀さんと吉朝さんのVTRが流れて、ちょっとこみ上げて来るものがあって朝から涙してました。
また、明日にでもレポってみます。

落語三昧な日々。しばし野球のことが忘れられるかと・・・・今日は勝ってたな・・・

その陽気なこと～

つい一ヶ月ほど前、９月初旬がこんなに忙しいなんて思ってもいなかったんですね。だから、今週は休息日、充電日のつもりやったんです。ダンナも夏休みやし。
けど気がついたら、今週も来週もめっちゃ多忙になってますやん・・

今日は、お友だちと約束してた「繁昌亭」の日！
１日から今日まで、繁昌亭奨励賞を受賞した桂吉弥さんが昼席のトリをつとめる週なんですね。（明日、明後日は「彦八まつり」なので休館）
夜席に「四葉の会」という、半年前から林家染丸師匠がプロデュースする落語会の最終回があり、昼・夜合わせて聞いてきました。まさしく落語三昧の１日でした。

昼席は初めてやったんやけど、ちょうど眠たくなる頃に「色もん」のジャグリングが入ったりして（苦笑）、なかなか楽しめました。
中トリは桂都丸さんで、やっぱり貫禄でしたね。新作やったけどおもしろくて。
中入り後、桂春駒さんの次に「色もん」で「南京玉すだれ」の桂勢朝さんが登場してトリの吉弥さんになるんやけど、意外に？勢朝さんのしゃべりが楽しくて、それまでで一番大声出して笑ったかも。

「このあとの吉弥くんを見に来られた方も多いと思いますけど、ぜひ私を覚えて帰ってくださいね」
「売れてるよりも、これから売れるかもしれないという私を、応援したろと思いませんか？」
「気軽に楽屋に来てくれはったらいいですよ。誰か知り合いがないと楽屋に行かれへんて思ってはるかもわかりませんけど・・・私と知り合いになりましょう～」
「もう、しゃべってばっかりせんと、はよ『玉すだれ』やれ～とか思ってはるでしょ。もう、そんなん６分ほどで終わってしまうんで、しゃべらんと」
「私の師匠は、人間国宝の桂米朝なんですけど・・・」
・・・・へぇ～という会場の声に　（私の隣のお二人やったけど！）
「なんですか、その『へぇ～』言うのんは、人間国宝の弟子やったらあきませんか？　しゃあないやないですやんか、ホンマやねんから～」
「あ、みなさん、楽屋来る時ですけど・・・」
「大きな花束よりも、札束！」
「ご声援よりも、5000円！」・・・

相変わらずの自虐的？ネタの応酬。
関西人は大好きです。
ちなみに勢朝さんは三重県出身らしいですね。

さて、トリの吉弥さん。
相変わらずの？「ちりとて」ネタのマクラから始まり、
「今日は『愛宕山』をやります・・」という言葉に拍手喝采。
「15分の番組の中では頭のところだけしか放送されませんしね・・・・その道中の陽気なこと～、って言うところまでしたけど」

いや～、ナマで吉弥さんの『愛宕山』全編は初めて聞いたけど、すごくおもしろかったです。吉弥さんは『七段目』とかああいうハメものがある落語はホントに上手いですね。芝居好きというのがわかりますし、所作が丁寧でメリハリあって、ホントに引き込まれますし。
主人公の「いっぱち」がめちゃカワイイねん。良かったですわ～

さて、終了後、入り口のところで噺家さんたちが並んでお見送り。
半被を着た都丸さんも出て来てくれてました。勢朝さんがいはったんで、「お知り合いになれてうれしいです」と声を掛けたら握手して下さいました～。
吉弥さんは・・・表でたくさんの人に応対してはりました。疲れてはるやろうにサービス精神旺盛で、ホントに誠実な方ですねぇ。
写真に応じたり、サイン、握手といやな顔もせず、さわやかな笑顔で応じてはりましたね。
ま、私も、その中の一人なんですけど・・（苦笑）

NHKで関西特集「米朝一門60年の軌跡」を放送してたんやけど一応録画予約してました。吉弥さんのことも出て来そうなんで、明日、ゆっくりみたいと思います。

夜席については、明日にでも書きます～。

画像は、ミストが作動する熱い？繁昌亭。