おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

ヴォーリズ記念病院、五葉館

2014-10-30 23:50:53 | 湖国日記
なんかね、腹立つくらい、あっけない終焉でした。
打てない、ってことが結局敗因やねんけど、まさか、西岡の守備妨害って!
3ボールで、せめて、外野フライが打てへんかったんかいって思うけど、
ボテボテでホームがホースアウト、あげくに守備妨害って、どやねん・・・涙。
一瞬、同点かと思ったのに~~

ま、嘆くのはこのくらいにしとこ~
どっちか言うたら、はように終わってたペナントレース。
棚ぼたみたいな、日本シリーズ進出やってんもんね!


さて、ヴォーリズ特別観覧の続きです。

4軒目は、ヴォーリズ記念病院の敷地内に今も残る、五葉館。



近江療育院として病院が創設された1918年に建築。
ツッカーハウスの後方の斜面に建っています。

六角形のホールを中央において、5辺に、2,5m四方の5つの病室が、
モミジのような形になってつきだしています。



抗生物質がまだない当時の結核治療は、清浄な空気の中に身を置いて、
充分な日光浴をするというのが大前提でした。

なので、5つの病室は3面に窓を取り、日光を受けやすいようになってます。
風通しがよいように、床が高くなっていて、ホールの屋根の中央には、
空気を抜くための小塔が立っています。
換気を良くするための工夫やそうです。



中は見学できなかったので、ドアから覗いて撮ってみました。



かなり荒廃しているようですが、中央のホールからチラッと病室の光が見えます。
長期療養の人の病室やったようですが、中央ホールが患者さんの集いの場のようで、
ヴォーリズらしいやさしい設計と言えますね。

もう少し、ゆっくり見たかったんですけど、
もう一軒、しかも安土まで行くというので、あわただしく、
ヴォーリズ記念病院をあとにしました。



帰り際に、チラッと撮らせてもらいました。
母が亡くなった頃に建設中やった、ホスピスです。

この建物も、ステキですよね~




ヴォーリズ記念病院 礼拝堂

2014-10-29 22:24:01 | 湖国日記
3軒目は、ヴォーリズ記念病院の礼拝堂です。



ヴォーリズ記念病院は、ヴォーリズが結核患者のためにつくったサナトリウム。
現在は、ふつうの病院であり、終末医療のホスピスを併設しています。

肝臓癌に冒されていたうちの母が病院の治療を拒否して自宅治療を選んだけど、
最後に、「行ってもいい」というたのがヴォーリズ記念病院でした。

ホスピスがあったからやけど、あの当時はちょうどホスピス病棟を建設中で、
一般病棟の一角で終末医療をしていました。

わずか2週間ほどやったけど、本当に心穏やかに過ごせた日々でした。
お医者さんも看護師さんも、信仰があるからなのか、とても優しく、
看護師さんがほおずりするように話しかけてくださった姿は忘れられません。

病院付きの牧師さん。
毎日、母をたずねてくださって、母の話を聞いてくださいました。
病棟の裏にある礼拝堂を、母は訪ねられへんかったと思うけど、
でも、賛美歌の入ったカセットは聴いていたようです。



礼拝堂は現役の建物です。
だれでも入ることができると、現在の牧師さんがおっしゃってました。



病気で苦しむ人の心の癒しになってるんやろうなぁ。



窓の形が、ヴォーリズを感じられる建物です。



後ろを振り向くと、大きな、キリストを描いた絵が飾られています。

午前と午後、ボランティアの方が、コーヒーや紅茶を出してくださいました。
患者にも、付き添いの家族にも振る舞ってくれます。
コーヒー好きな母は、コーヒーの香ばしい香りが漂うと、
とっても、うれしそうにしていました。

もっと早く、ここへ連れて来てあげれば良かった、って思いましたね。
ここがあることを知らなかったのと・・やっぱりお金の心配。
甲斐性なしの子どもらで、ほんと、申し訳なく・・・

ヴォーリズは、伝導のために日本に来て、英語教師として八幡商業学校に赴任。
でも、わずか2年で退任します。それでも近江八幡にとどまり、
YMCAで近江ミッションの布教活動をしながら、建築の仕事を始めるんですね。

ヴォーリズ建築の特徴は、合理性とか経済性とか言われています。
大丸百貨店のように、商業的な建物は独特の意匠デザインとか凝っているけど、
一般住宅は、本当に、日本人の生活に合わせたものが多いようです。


 

ツッカーハウス

2014-10-28 23:29:27 | 湖国日記
昨日の続きです~

ヴォーリズ特別観覧コース、2軒目は北之庄にあるヴォーリズ記念病院、
敷地内にある、旧サナトリウムの「ツッカーハウス」です。



老朽化で中を見学することができないらしいので、外観しか観ることができません。
ガイドさん(教職を経て、老後に、近江兄弟社のお仕事をしている方らしい)
の話によると・・・比叡山で修行していた若い僧がその信仰に迷っていた頃、
キリスト教に興味を持ってヴォーリズを訪ね、ヴォーリズの事務所で働きはじめた。
やがて彼は設計の才能を発揮していくが、肺結核で亡くなってしまう。
かねてから、療養院建設を志向していたヴォーリズは、彼の死を悲しみ、
結核撲滅のために、療養施設の建設を急いだそうです。



アメリカのメアリー・ツッカーの5000ドルなどの寄付があって、1918年に建築。
木造3階建ての中心部と両側が2階建て。国の登録有形文化財。



現在では結核は治療できる病気でも、当時は「死に病」とおそれられ、
患者は社会から排除されるような時代でした。
ヴォーリズの命に対する優しい思いが、このツッカーハウスにあり、
ヴォーリズ建築の象徴といえる建物として保存、再生することになったそうです。
今回のイベント(メモリアル)の収益も、このためだと言われてました。



東向きはキレイなツッカーハウスも、斜面に沿った北側は、かなり荒れています。
再生させるための費用は、1億円はかかるだろうと、ガイドさんはいうてました。



北側は、かなり深刻に老朽化してます。

建物そのものが日光消毒されるように、患者にとっても、
自然の恵みが治療の手助けとなるよう工夫して建てられているとか。



日照の方角や時間を計算し、冬至期の最大熱量が得られるように、
建物全体を南北軸に対して、20度東寄りに振り、さらに、
窓の形状や間隔、建物内の配置など、もっとも効果的な建築としたそうです。

ヴォーリズの日本に対する隣人愛。

ここで、命を助けられた人がたくさんいたんでしょうね。





ヴォーリズ建築、旧佐藤邸

2014-10-27 23:55:05 | 湖国日記
お薬を飲んでるので、少しマシになりました~
原稿も、なんとか書き上げて・・今日は、午後から近江八幡へ。

今、真っ最中のヴォーリズ・メモリアル。
ヴォーリズさん没後50年を記念して、1ヶ月間、建物の公開と、
講演会、コンサートなど、ざまざまなイベントを行っています。
土日のイベントは行けないけど、いち早く予約した、特別観覧コースは、
月、金曜日にバスが出るということで、行くことができました~
定員15名。2000円。

旧佐藤邸、ヴォーリズ記念病院のツッカーハウス、礼拝堂、五葉館、
そして、安土にある、旧伊庭邸の5カ所をバスで回ります。

土田町にある、旧佐藤邸は・・・



集落の中、住宅地にあります。
門扉も個性的ですが、木立の中にあるんで全景がなかなか撮れず・・・



『湖国のモダン建築』(石田潤一郎・吉見静子・池野保著)
によれば、自宅としてこれを建てた佐藤久勝は、ヴォーリズ建築事務所の所員。
八幡商業学校出身で、実務を通じて才能を伸ばし、「霊想霊腕の天才」と言われた。
・・・どういう意味かようわからんけど、デザイナーとしての才能があったみたい。
大丸心斎橋店、大丸ヴィラなど大きな建物を担当したようです。



40才で自宅を建てた彼は、細かいところまで懲りに凝ったようです。
一つとして同じではない窓のカタチ、玄関のタイル、玄関横には噴水のある池・・・



階段の手すりの横には、ユニークな明かり。ステンドグラスですね。



二階の窓もユニークな形をしています。



こちらは丸型。カーテンがあります。



2階の部屋。網戸が入っていて、ドアの向こうはベランダです。



玄関の横にある書斎。
作り付けの書棚、吊り型のステンドグラスの照明も個性的です。
手前には、暖炉もありますね。



和室です。お庭を楽しめるようになっています。




浴室。ステンレス浴槽が入っています。



客間ですね。
立派なマントルピースがあります。

佐藤久勝は、自ら設計し完成したわが家にわずか数週間しか住んでいません。
肺炎にかかって、あっけなく亡くなってしまったんやそうです。

その死を悼んだ彼の母親が、親しかった彼の同僚・前田重次に託したとか。
なので、『湖国のモダン建築』には、前田邸として掲載されています。



しかし、今日の案内では、前田氏の息子さんが亡くなってしまったので、
この住まいが公開されるのは、今回が最後になるだろうと言うてましたね。

そう言われたらいっぱい撮っておかなと、みなさん撮りまくってました。
もう少し、ゆっくり見学できたらもっと良かったんやけど、
なんせ、見学時間はトータルで2時間。

大急ぎで、次に向かいました・・・ふぅっ。




深大寺そば

2014-10-25 23:50:59 | 旅の想い出
そばかうどんか、と言えば、うどん派です。
そら、そうでしょ、やっぱり、関西人やし、大阪生まれやし。
家で、おうどんを作ることは多いけど、おそばは大晦日ぐらい。

でも、おそばの名所って、多いよね~
ダンナが、土地のやせたとことか、貧困な土地でも育つから、
どこでもかしこでも、そばを作ってるねん、っていうねん。
たしかにね~ 山間とか、涼しいところで多く取れるね。
滋賀県では、町おこしで、休耕地におそばを植えてるとこも多いです。

さて、先日書いたように、東京で最後の日、
午前中に少し観光ができるからと、深大寺まで行ってきました~

深大寺と言えば、有名なのが、おそば、なんですよ~



寄ろうと思っていた、一休庵がお休みなんで、
仕方なく、別のところへ行きました~

なんで、深大寺なのか、なんで、一休庵なのか・・・
つまりは、大好きな俳優さんが、行っておそば食べた、
というブログ記事を書いてはったからです。

しかし、月曜日が休みのとこ多くて・・・鬼太郎記念館も休みやったし(涙)



にぎわってる門前の茶屋で、マイタケせいろそば。
マイタケの天ぷらが付いて・・・いくらやったかな。たしか、1000円ほど。

お寺の鐘を聞きながら、おそばをいただきました。
おそば、おいしかったですよ~

このあたりは、水が豊富でおそばもおいしいらしい。



食べ終わってから、店先で売ってたヨモギ焼き餅をいただきました~
ベンチにお茶も飲めるようにポットが置いてあって、いっぷく。

お餅もおいしい~

ツイッターでアップしてたら、若い友だちから、

「食べ歩きツアー?」

ま、基本、どこ行ってもそれがメインになりますけどね。

東京も、緑が多くて静かなところ、あるんですね~




湖西でほっこり

2014-10-24 23:08:07 | いやしん坊バンザイ!
そういえば、7年前、初めて東京へ舞台を観に行ったとき、
夜行バスで行って、東京で2泊。帰宅したら、しっかり風邪っぴきでした。

今回は、夜行バスでもないし、そんなに疲れるほど夜遊びもしてないのに?
風邪をひくねんから、やっぱり、それだけ年くった、ってことでしょうかねぇ・・・

確かに、上京するまでも、帰ってからも、忙しかったです。
上京する前日は、湖西の子育て支援のイベントで笛吹でしたしね。





秋の空~ 先週の湖西にて。

打ち上げのランチは美味でした~



志賀町の、ぷりむろーず。
木立の中に、ひっそりとたたづむ建物です。



前菜は生ハムのサラダ。



カボチャのスープはシナモンがきいて美味。



メインはパスタを選びました。
茄子のトマトソース、やったっけかな。
器が和風ですてき。同じパスタでも、みんな違う器やったよ~



口直しに寒天。
デザートのケーキの前にいただけるのが解くした気分。



デザートのケーキは、選べます。
私は、紫芋のモンブラン。
ソルベがついてます。
それと、ホットコーヒー。

値段は・・・・たしか2000円ぐらいやった~



隠れ家風のお店。
以前は、どこかの会社の保養所やったとか。
お庭も広くて、テラス席もあります。

知らんかったら、ちょっと入りにくいお店です~


それにしても、冷える~~~

はよ、寝やな・・・




バルで女子会

2014-10-23 21:56:48 | いやしん坊バンザイ!
前兆は確かにあったんやけどね・・・
東京から帰ってきたら、家族みんな、風邪っぴきですわ。

帰って来た月曜日に、ダンナが「風邪引いて寒い」。
なので、敷き毛布を出してあげてんけど、私も、鼻の奥がいたくて・・・
これ、私の風邪の前兆なんですよ。
鼻の奥、鼻と口の境目がいたくなるんですね。
なので、お医者さんに行きたかったんやけど忙しくて。

というのは、昨日と今日、「守山BAR」やってたから。
「バル」というのは、2000円のチケットを買って、
参加してる守山駅周辺のお店、3店舗でハシゴ酒ができるというもの。

前日に、久しぶりの友人からお誘いがあって、「バル行こう~」。
2年ほど出稼ぎに行ってた友人やから、やっぱり会わないとね。
もうひとり、昔の仕事仲間に声をかけて、女子会です。



駅前のポピーさん集合。
生ビール1杯と唐揚げの甘酢ソースかけで、チケット1枚。

2軒目は、前回のバルの時に娘と行った、「agape」さん。
ポピーさんと同じく守山駅東口、昨年の暮れにできたワイン食堂です。



ワインのおいしいお店やけど、今回はエビスの生と7種類のラタトゥィユ。
おいしそうなので、お肉の煮込みやらいろいろ頼み・・・ビールもね。
チケット1枚以外に、1人1000円ちょっと追加でお支払い。

でも、なかなか、おいしいお店です。

そこっでけっこうまったりしてたんやけど、
せっかくなので残りの1枚も使おうということになり、
駅をまたいで西口方面へ。

こばやし酒店のWAINE&DAIN。
ワインクーラーを持ってる酒屋さんがやってるお店です。



スペイン風タパス料理盛り合わせとグラスワイン。
キッシュと牛肉の煮込み、テリーヌ、という感じかな。
なかなかおいしいです~

それまでにビールを飲んではいるけど、最後に赤ワイン。



再会に、乾杯~!

このメンツ3人で飲むのは、何年ぶり???


バル、なかなか楽しかったけど・・・
風邪薬も飲んだし、片付けが終わったら、もう寝よう・・・



ワクチン注射

2014-10-22 23:50:30 | My Family
東京から帰ってきてから、忙しくて・・・
なかなか更新ができなくて、すいません。

なんせ、原稿2本、取材1件・・・写真の整理もあるし、
なにより、観てきステージの感想もまとめやな・・・ん?(苦笑)

さて、先日、取材した動物病院を紹介しておきます。
紙面にはもう掲載されたんやけど、近いし、ウチの猫たちも、
こちらでワクチン接種をお願いしました。



くすの木動物病院。
今年の2月にオープンしたばかり。
先生とスタッフがお二人。トリマーもOK。

先生が獣医を目指すきっかけは、犬を飼っていたこともあるけど、
高校の時の生物の先生の影響も大きいらしい。



院長先生です。
愛犬のラブラドールレトリバー「ぐり」と。

・・・ぐりって、「ぐりとぐら」、の「ぐり」でしょうかね。
聞いてないけど、その絵本が、待合室にあったのと、
最初、私が「グリ」と書いてたら、「ぐり」と修正が入ったから~

ま、「ぐり」も「ぐら」も、犬ではなく、野ねずみやけどね。 
先生がお好きなのかも~

そういえば、院長先生、どこかで見たことがあるような・・って思って、
よ~く考えたら、俳優の生瀬さんに似てるかも・・・いや、似てます(笑)



注射されて、翌日はちょっとぐったりしてた、あなんさん。
ダンナがめっちゃ、心配してたけど、その翌日は元気でした。

まろくんも、連れて行きましたよ。
行くまでが、車の中でミャーミャーうるさかったけど、
(もちろんお出かけバッグに入れてるんやけど)
病院に着いたら、ワンちゃんが鳴いてたからか、
ぴたっと、おとなしくしてました。

ちなみに、あなんさん4kgほど、まろくんは7kg。

注射は、また来年。



東上り?

2014-10-20 23:17:51 | 旅の想い出
良いお天気の秋の日、東京まで行ってました。
目的は、いつもと同じ、大好きな俳優さんの舞台を観に行くため、です。

相変わらずです~(苦笑)
東京でしか見られないし、どうしても、見ておきたくて~~

でも、せっかくなので?合間に、お詣りしてきましたよ。
御朱印も、もらってきました~



中野にある、新井薬師。
正式には、新井山梅照院。
真言宗のお寺ですね。
「目の薬師」「子育て薬師」と呼ばれて信仰されているそうです。



本堂。薬師如来と如意輪観音の2つの仏様が祀ってあります。
目的地のホールの近くにあるお寺なんですが、
実は、2年前の夏にも行ったことがあるんやけど、
その時は誰もいなくて、御朱印をいただけなかったんですね。

でも、今回は、ちゃんといただけました。



そして、もう一カ所、お詣りしてます。



深大寺。
武蔵野にある天台宗のお寺。
元三大師を祀り、参拝者も多く、りっぱなお寺ですね。



阿弥陀如来が祀ってある本堂。
最近、大屋根改修工事が行われていたんやそうな。



左手奥にある、元三大師堂。

七五三詣りの人がたくさんいました。
もうすぐやねぇ~

それぞれのお堂で、2枚の御朱印をいただきました。



スタンプラリーのような御朱印でも、達筆な文字、
朱の陰影など、それぞれのお寺、神社の個性があって楽しいですね!

とりあえずの、趣味なので~(笑)


女の一生

2014-10-16 23:16:17 | 舞台・映画・ドラマ
締め切り間近な原稿をいっぱい抱えてるワケでもないのに、
なんか知らん、相変わらず、忙しい日々です。

いや、忙しい理由は、わかってはいるんですけどね。
なんせ、先週末は、祭り三昧やったから。

でも、ほんとに、お祭りっていいなぁって思います。
33年に一度の苗村神社の式年大祭は、もう二度と見られへんと思うけど、
でも、疲れたけど、やっぱり行って良かったです。

思いもかけず、知り合いに会ったり、知り合いに見つけられたり?
滋賀県て、狭いなぁ~って、思います。ほんまに。

さて、昨日は、ひこね文化プラザで演劇鑑賞をしてました~
先日、取材で話を聞きに行った「ひこね演劇鑑賞会」。
仕事で行ったのにもかかわらず、話を聞いてるうちに入会してしまい・・・
その、例会(いわゆる鑑賞会)が、昨日やったんですね。

前にも書いたけど、今回の作品は、文学座の「女の一生」。



今は亡き大女優・杉村春子さんの当たり役で有名な作品です。
座付き作家の、森本薫の作品。

杉村春子さんへの”アテ書き”とも言われてるようですが、
ちょうど終戦の年に生まれた作品で、来年で70年になるんですね。

全国にある演劇鑑賞会ですが、「ひこね演劇鑑賞会」は、
近畿ブロックに属し、会員数600あまり。年に5回、演劇の上演を行っています。
会員の会費でまかなっているので、多人数の会員数のところは、6回上演しているとか。

そして、上演される作品ごとに、会員が別れて「運営サークル」をつくります。
上演するための、裏方になるんですね。
事前勉強会から、当日の搬入、受付・・など、いろんな作業を分担します。



年に1回は運営サークルのどれかに入ることになってると聞き、
入会した勢いから、当面の「女の一生」の運営サークルに入れてもらいました。

おかげで、演劇鑑賞会のことも、いろいろとわかりましたし、
なにより、今まで観たことないジャンルの舞台を観ることができました。

そして・・・

入った以上は、何かお手伝いをしないと・・・と思っていたら、
お仕事で書かせていただいた記事を気に入っていただけたのか?
おしゃべりガキにいられたのか? 
対面式の挨拶をしませんか? って、誘われて、
いいですけど・・・と、またまた、カンタンに応じてしまい・・・

対面式というのは、小屋入り(劇場入り)した劇団員さんと、
お世話をさせていただく運営サークルメンバーとの初対面の挨拶です。

そう、その挨拶、つまり、運営サークルメンバーを代表する挨拶を、
不肖、新人の私がすることになったんです~

事前に事務局の方や先輩諸氏にレクチャーを受けつつ、
原稿を書いて、それを見ていただいたりして・・・
なんせ忙しいから、原稿書いたのは前日~(苦笑)

「特技=MC」って、なんかのプロフィールに書いたこともあるけど(笑)
いつもの演奏会とか、仕事のプレゼン・・とは違うねんし。

例会に参加するのも初めてやから、雰囲気すらわかってない。
対面式は、舞台と客席と言う場合もあれば、
今回のように、ロビーの場合もあるようです。

でも、みなさんに励ましてもらって・・・やりましたよ~

舞台が好きなこと。
その空気感が好き。ビジュアルはsあっぱり覚えてないけど、
役者さんたちが言葉にするセリフが特に気になり、覚えてたり。
上演台本を読んだ感想、主人公になった気分で、
声に出してそれを読んだりしたこと、とか。

笑いも取ったし(笑)
・・・役者さんたちも、笑ってはった~
ろうろうと(って言われた!)挨拶してきましたよ。

でも、目立つのはイヤやから、
これからはおとなしくしておこうっと。


舞台の感想は・・・主演の平淑恵さん、さっすがです!
この舞台を過去に観たことないねんけど、
でも、杉村さんにそっくり・・・と思ったら、
今回は、できるだけ似るようにと、衣装も似たようなのにしたらしい。

地味な作品やと思ってたけど、ラストのシーンは、
やっぱり、こみ上げてくるものがありました。

気が向いたら、詳しく書くかも~