おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

邪馬台国のロマン

2005-11-30 22:21:08 | 旅の想い出
3日目の午後、国営公園「吉野ヶ里歴史公園」へ行きました。「国営公園」てことばを初めて聞いたような気がしますが、全国に17ヶ所あるとか。国がお金を出して整備してる公園てことやけど、歴史公園としては奈良の飛鳥と、この吉野ヶ里だけみたい。今まで整備にかかった費用は600億円。年間6億円の維持費がいるのだとか。なんで、この吉野ヶ里が国営公園になったかというと、BC3世紀~AD3世紀の約600年間の弥生時代すべてが、この遺跡から把握出来るからやそうです。ふ~ん。
学芸員の方のプチ講習のあと、皇居と同じくらいの広さがあるという園内を見学しました。弥生時代の前期、中期、後期と遺跡は徐々に広くなっているらしいのですが、クニの成り立ちを、そこからたどっていけるというんですね。考古学史上、最大の謎と言われてる邪馬台国の所在地をめぐる論争も、吉野ヶ里は大きく影響してるとか。昔、歴史で習った「魏志倭人伝」にある施設らしき建物跡がここにはあって、それらの建物が復元されてるんですね。高床式の倉や竪穴住居、それに、当時の国会議事堂にあたる主祭殿など。主祭殿は高床式の建物で、下から階段を上って見学するんやけど、誰もいてないと思って2階へ入った瞬間、私は、気配を感じてビクっとしてしまったんです。よ~く見ると、古代人の人形がいっぱい並べられてて。復元シーンとか。ホント、ビックリ! 3階では、卑弥呼らしき人形が「霊のお告げを聞くために祈って」ましたね。当時は、国全体の決め事が合議で決まらない時には、最高司祭者、つまり、祖先、神の声を聞ける特殊な能力を持った人に祖先の霊の声を聞いてもらって、その声に従って決定してたそうです・・・ズバリ、言うわよ~って感じかな。(笑)
壱岐で出会った吉野ヶ里サポーターの方もいはりました。壱岐の会場では、私たちのよしの笛にすごく興味を持って下さり、「吉野ヶ里にもよしがあるので、是非、笛を作ったりしたいですね」と言ってはりましたね。
いろんな人と交流が持てて、知らなかった知識も得られて、いろいろもりだくさんの旅でした・・・しっかし、3日目の夜遅くに帰ったら、ダンナが一人で出来合いのお総菜を食べてました。う~ん、ちょっと胸痛い・・・娘らはどうしたん? メールで聞いたら、それぞれ外食の予定やとか。ダンナ曰く。「大人やねんし、ちゃんと死なへんように食ってるから」・・・。娘曰く。「心配やったら、オトンも連れて行ったらええねん」。
ダンナの可哀想さ?と、娘らがいかにアテにならないか、よ~くわかった旅でした。

吉野ヶ里遺跡についてはこちらから

九州博物館へ

2005-11-29 23:59:29 | 旅の想い出
学生時代、中世日本史を専攻してましたが、(自慢やないけど、勉強はしてないな・・)遺跡とか、埋蔵文化財とかには、あんまり興味がなかったんですね。どっちかというと、城郭とか「つわものどもの夢のあと」には、ロマンを感じてました。だから、県内の城跡にはすっごく興味があって、(一説によると滋賀県内の城跡は、戦争のための砦のようなものを含めて1500以上あるとか言われてます) 山の中の土塁とか、湖に沈む石垣とか、見てみたいと思ってますね。
さて、3日目の朝、博多のホテルを出発。10月にオープンしたばかりの「国立九州博物館」へ行きました。太宰府の天満宮のすぐそばにあり、天満宮とは動く歩道とエスカレーターでつながっていました。
特別展「美の国日本」の終了間近ということもあって、連日すごい人やとか。私らは朝一番に行ったので、わりと空いてる間に入れました。でも、夜の飛行機で帰る予定で、午後からは佐賀の吉野ヶ里遺跡へ行くので、2時間あまりしか時間がありません。
なかなか、九州まで来れへんねんし、もう、特別展と常設展示を必死で見てまわりましたね。おかげで、昼ご飯をゆっくり食べる間もなく、太宰府もお参りして、梅が枝餅を食べて (そんな時間はあんねん、笑)、バタバタでした。(どこ行っても、同じやな~)
何が一番印象に残ったか・・・あまりにたくさんの展示物を見たので、なんか最初に見たのが思い出せへんかったり・・でも、建物自体が特徴的でした。木を使った和風な要素を取り入れながら、ガラス張り、耐震構造の建物の上に、大きな鉄製の柱を持った大屋根がのってるような造りやとか。どこのゼネコンが建てたのかは知らんけど、耐震構造ねぇ・・・
あまりに急いで回ったので、見逃してるのもあるかも知れないし、記念に特別展の本(2500円)を購入しました。金印、螺鈿の器、秀吉、信長らの肖像画・・・東京国立博物館蔵が多かったかな。また、ゆっくり見ようと思います。
さてさて、午後は吉野ヶ里。邪馬台国があったのではと想像される候補地ナンバーワンの地。どんなところなんやろうね・・・

鬼の足跡から、夜の博多へ

2005-11-28 23:58:37 | 旅の想い出
壱岐。とにかく海がキレイ。この日は良いお天気ながら、もやって見えなかったけど、北端からは対馬が見えるとか。こんなとこまで来たんやねぇ。西端にある牧崎には、海触洞が波の侵食でドームのような穴が出来て、地元では「鬼の足跡」というそうです。ここの崖に立った時、あまりの絶景に、相方が歓喜の声を上げてました。「すごい~! も~、こんなキレイな景色が見れるなんて。写真撮ってや~、私電池切れやから、撮って送ってや~」・・「ハイハイ」
私は赤米グループのおっちゃんに言ってました。
「ここで、美人容疑者が告白すんねん。『そうよ、私がアイツをやったのよ・・・』って。ほんで、遠くから、パトカーのサイレンが近づいてくねんな」 あはは・・・ホント、サスペンスに出て来るような場所やもん。
お土産屋さんで、壱岐の麦焼酎2本、おつまみのスルメ等を買って家に送りました。翌日着くというんで、ダンナにもメール送らなっ。
「アナタのガソリン送ったから」・・

夕方、絶景の壱岐からジェットホイルで博多へ向かいました。教育委員会や遺跡ボランティアの方だけでなく、昨夜会場に居たという、お土産やさんの人にも「演奏に感動しました」と言われました。シロウトのつたない演奏やけど、喜んでもらえたことはありがたいことです。壱岐へまた来れるかどうかわからへんけど、また行きたいと思った次第・・

博多へ着いたのは6時過ぎ。タクシーに4人ずつ分譲して、航空券とのパックになってるビジネスホテルへ。前の座席に乗ったAさんが、運転手さんに「ホテル○○にお願いします」と言ったら、すぐに分からなかったようなんで、「O公園の近くみたいです」と重ねて言うと、
「あぁ・・昔からある小さいホテルやね。古いホテルですわ・・最近行かないけど・・・まだやってるのかな・・・」
「え、えぇ~?」と私ら。うわ~、ど、どんなホテルに泊まるんやろ~
Aさん、ムッとして、「失礼ね~。私らが予約してるのに・・」
夕暮れの博多の町。大相撲の取り組みが終わったところで、道が混んでました・・
「ここですわ~ あぁ! キレイになってる!」と運転手さん。
どうも、リニューアルしたみたいやね~
降りしな、Aさんが運転手さんに言い放ってました。
「アナタ、ここのホテル忘れないで、ひいきにしてあげてよ!」 
関西のおばちゃんは、世話好きやからね~

ホテルのそばの居酒屋で(やっぱり居酒屋なんか!)夕食。
シングルルームでやっとほっこり。でも、翌朝も早いので、もう寝る事にしました・・パソコンもないし~

遺跡で交流!

2005-11-27 23:59:38 | 旅の想い出
壱岐に着いたらすぐに会場へ。詳しく把握出来てなかった今回のイベントですが、看板の「遺跡ボランティア大集合、西日本交流大会」の文字に、へぇ~と思った私。大丈夫かいな・・・活動報告に参加してる団体は6団体で、「吉野ヶ里遺跡サポーター」はじめ、「西都原(さいとばる)遺跡」や「妻木晩田(むきばんだ)遺跡」のガイドボランティアなど、有名な西日本各地の遺跡ボランティアグループによる活動状況の発表やお国自慢等が発表されるものらしい。
私たち笛吹サークルは、遺跡から出土した熱帯ジャポニカにちなんで、遺跡のある学習田で赤米を作るグループと一緒に来たんやけど、たまたま、そこから出土した石器にちなんで、去年、石琴を作り、地元中学生と一緒に、よしの笛、木の笛とコラボしたワケです。
せっかく、壱岐まで行くのやからと、滋賀がどんなところで、私らが住む町や、遺跡との関わりを、プロジェクターで映像を映して紹介、石琴を使った曲も入れて5曲演奏しました。
堅い発表の中に、色モン(笑)が入ったことは、とても印象的やったようで、同じく映像を使って活動報告をした赤米のグループともども、皆さんに褒めていただきました。
私たちのつたない演奏でも、やっぱり、音楽、”音”があるのは良いのかも・・・
その後、考古学に精通した俳優の刈谷さんの講演もあり、終了したのが9時半頃。それから旅館へ行って、温泉、食事・・・寝たのは1時頃かな。
でもでも、翌日は朝から、その壱岐の遺跡ボランティアの方の案内で、原の辻遺跡から、市内の史跡や景勝地を案内してもらったのでした。

とにかく、海がキレイ! 島全体がリアス式海岸みたいで、海の色も景色も、すごくいいんです。心が洗われる感じでした。

原の辻(はるのつじ)遺跡、今回のイベントはこちらから

カメカンでショック!

2005-11-26 23:36:50 | 旅の想い出
九州の初日。朝早くから出発。福岡着が9時半過ぎでした。笛吹仲間7人と、学習田で赤米作りをしている遺跡ボランティアのおじいちゃん6人、学芸員さんら3人の総勢16人で、すぐに板付遺跡へ。学芸員さんつながりで、福岡の教育委員会の方に案内してもらいました。弥生時代の土器などが発掘されている板付。公園化された広場では、地元のお年寄りがゲートボールに興じてました。
相方(笑)が、「遺跡というのに、ゲートボールやってるんやね」と言うので、「でも、やってはる人らは、遺跡みたいな人らやし」(失礼!)と私。
歴史公園は、地元の人が利用することこそ価値があるという意見もあります。歴史を学ぶ事は、自分たちの文化を学ぶことであり、それが生きていく上での力になるはず・・そうか~

その次に案内されたのが、金隈(かねのくま)遺跡。地理的に福岡のどのへんかわからへんねんけど、行ってビックリ。「甕棺(カメカン)」という、土器のカメに遺体を入れて埋葬したという、弥生時代のカメがいっぱい埋められていた場所。つまりは、お墓やね。あまりに多くの甕棺が埋設されていたので、その場所を建物でおおったみたいです。
それで、その建物の中に入ったら、一面、その甕棺と遺骨(しゃれこうべやで~)があるんですよ。冷や汗!
外に出た時、仲間のオバチャンが、体を払ってましたね。
「ついて来やんといてや~」って。
霊がついて来そうな、そんな雰囲気やし~

午後。3時半に、博多港からジェットフォイルで壱岐へ出発。1時間ほどで郷の浦港へ着き、イベント会場へ。
「遺跡ボランティア集合、西日本交流大会」・・・大きな看板がありました。
そうか~、そんな大会やったんや・・・

明日に続く
画像は金隈遺跡の甕棺(カメカン)
詳しくは こちらから

玄界灘を渡りました

2005-11-25 23:56:20 | 旅の想い出
2泊3日の旅から帰って来ました。夜遅くに帰って来たので、とりあえず、ホッと一息。家を2泊も空けることがないので、とにかく、ダンナがナニを食べてるのかが、すっごく不安で、(不良主婦のワリには、気は小さい?) 毎夜、ダンナと娘らにメールしてました。まぁ、私だけが旅してるとう後ろめたさもあるし(笑) でも無事に帰ってきたし、ダンナの機嫌も悪くなかったんで、良かった~

さて、今回の旅は充実したものでした。趣味である笛の会のメンバーと行ったのではあったけど、「遺跡」というものを通じたイベントに参加したことで、思いもかけない「遺跡」巡りができたことや、いろいろな人たちと出会えたことが大きな収穫でした。
イベントは、長崎・壱岐の、「遺跡ボランティア・西日本交流大会」。見学したのが、福岡空港そばの、板付遺跡、金隈遺跡、そして壱岐の原の辻遺跡、それから、今日行った、吉野ヶ里遺跡。それともう一つ行けてうれしかったのが、10月にオープンした国立九州博物館。欲ばりな旅は、いろいろな方のネットワークから出来た旅であり、いろんな意味で、勉強になった旅でした。

どんな旅やったんか、とりあえず、明日は仕事があるし、また、ゆっくり書きたいと思います。

行ってきま~す

2005-11-22 23:25:27 | 日々のつれづれ
さて、いよいよ明日から2泊3日、長崎壱岐~博多の旅です。ま、趣味の笛吹がきっかけで行くのですが、そのために、仕事を前倒しにして行くワケで、昨日、今日とバタバタでした。相変わらずの段取りの悪さもさることながら、いまだに、「ダブリン・・」の舞台のコーフンをひきずり・・・まったく、私って! (笑)
でも、肝心な時に、デジカメの充電をするACアダプターが行方不明になり、(結局買いに行ったし! しかも取り寄せで1週間後らしい・・泣) 近所に住む姉から借りてきました。そしたら、メディアが8Mしかなくて・・。しゃあないし、買いに行ったら、「今は、64Mがフツウですよ」って言われ、も~、ようわからんけど、2500円もしたやん。
アダプター、どこいったんや~!!

結局、ギリギリまで仕事してたんで、買い物してワンコの散歩をしてら、8時半でした。
明日、着ていく服はどうしよ~。ダンナが、「寒いかもわからんしコート着ていった方がええで」って言うから、(え、やさしいの?) コート・・・ってないやん。普段、車の生活やから、ジャケットしかない。タートルのセーターはクビが痒いし、(トシか?) 何着たらいいんだか・・・Gパンはゆずれないけど(笑)、2泊って、着替えが2枚はいるってことやんな・・・
まるで、修学旅行。娘らにバカにされながら、さっきまで大わらわでした。
とにもかくにも、早起きしないと遅刻するんで、今夜は早く寝ます・・・眠れるかな?

ではでは、無事に帰ったら25日の夜、また書き込みます・・

観劇で感激! その2

2005-11-20 22:33:16 | 舞台・映画・ドラマ
観劇2日目です。昨日、あんなこと(笑)があったので、今日は準備すべきことを考えました。また「彼」に遭遇するかも知れないし、サインしてもらえる準備をせな。昨日買ったパンフレットならホワイトマジックやないとあかん、けど、ないし~。しゃあないんで、A4のコピー紙をつかんでクリアファイルに入れました。はぁ~? これって、仕事と一緒やん(笑) 気は心、ってなんかわからんけど、それに油性マジック (しか見当たらず)を持ってでかけることに。今日は、昨日マチネ後に合流した、大阪のお友だちAさんと待ち合わせです(昨日はRさん)。梅田に着いて劇場に向かってたら、Aさんからメールが来ました。
「今どこ? もう、○くん楽屋へ入ったよ~」
「え~、ホンマ~?」 
残念です。今日は、舞台前に「彼」に会えないんやね・・・
ふと、○タバの前に、こぎれいな若い女性が2人、2人連れの女性にサインをしてました。
うわっ!! ○ンナちゃんと○り子ちゃんやん!!
「彼」はダメやったけど、女優さんやし~、しかも、かわいいし、記念に書いてもらおう~
準備してきたクリアファイルからA4用紙を取り出し(笑)、
「お、お願いします」と差し出しました。先に○ンナさんが、かわいいサインをしてくれました。
「かわいい~! 頑張って下さいね」
「はいっ!頑張ります!」・・ハスキーながら、ハキハキと答えてくれました。
か弱そうな○り子ちゃん。あのウエストにあこがれます、なんて言えないんで(笑)、
「頑張って下さい。応援してます」と言いました。
○ンナちゃんは赤いマニキュア、○り子ちゃんは黒いマニキュアでした・・・
サインをもらって、Aさんのいるところまでダッシュ。昨日、私が「彼」に遭遇した辺りにAさんが着いた頃には、もう「彼」は楽屋口の方に向かってたらしいです。
「もう5分、早く着いてたら会えたのにね~」
いわゆる「入り待ち」をしてるファンも多くいるようですが、楽屋口でもない道を歩いてる私らは、ま~言えば、サプライズ待ち!ってとこでしょうか。
Aさんと話してると、いろんな方向から、役者さんとおぼしき方々が歩いていきます。みなさん、どこに泊まってはるんやろうね。みんな、いろんな方向から、バラバラで来はるし。(昨日の「彼」も一人やったし)
田○さんがファンにサインをしながら歩いてはりました。カッコいいね~ 
Y田さんも、フツウに歩いてました。(あったり前か~) 昨日見たN山さん、コンビニ袋を下げてるY山さんも通過。他に、見逃してる役者さんもいたのかも・・・
ちなみに、役者さんたちは、みんな帽子(たいがいニット帽)かぶってはって、リュック持ってはるんやね。ふ~ん。
「あ、○としさんやわ」とAさん。
前方に、ファンに囲まれてサインしてる○本○としさん発見。テレビや舞台で活躍してる方、大阪出身、プレトークもすごく楽しませてくれました。今回の舞台も濃い演技(笑)が光ってましたね。やっぱり、ニット帽です。背が高くて、ホントにカッコええわ~。前を通らはる時に近づいて、思い切ってA4の白い用紙を差し出しました・・ダサイよね、A4用紙・・。
「カッコ良いです。ホンマ、ホレましたよ~ また、違う舞台も、ぜひ、観に行きますし!」
「ありがとう!」
○本さん。ええ人です。ほんで、昨日「彼」に言えなかった分を、○本さんに言うてる私・・
○本さん、「彼」と違って(笑)、顔、おっきい! ホリも深い。歯が大きくて白い・・「彼」と同じ、サウスポーでした・・・
あぁ、○本さんに言えるのに、なんで、昨日の「彼」に言えへんかったんやろ~

そんなこんなの観劇前、Aさんと、イタメシやさんにお昼ご飯に入りました。よもやまの話をしながらパスタを食べてたら、Aさんがビミョウな表情に。
「あ、なんか、堅いもんが入ってる・・・」
「えぇ? 何? 卵の殻とか・・・って卵使ってないよね~」
・・これ!ってAさんの口から出てきたのは、なんとくねくねした4cmぐらいのハリガネ状のもの。
「えぇっ! なんやそれ~ あっぶな~」 今日、一番のサプライズ?
ちょうど隣の席に来たお店のおねえさんを呼んで、「こんなん入ってましたよ~」と言った私。「申し訳ありません」と恐縮するおねえさん・・・ということで、頼んだコーヒーだけでなく、デザートをサービスで持って来てくれはりました! 
ラッキー!(いや、私が。Aさん、ありがとう?)

ところで、舞台。感動ものです。やっぱり2回目観ると、ストーリーもよくわかるし、日替わりのアドリブも楽しめました。最後のカーテンコールも、昨日は3回やったけど、今日は4回。(ちなみに夜の大楽は5回やったらしい!)
「彼」も頑張ってました。
充実の、夢のような私の2日間の観劇は、あっという間に終了です。
明日は、仕事!

画像は、ゲットしたデザートです

観劇で感激!

2005-11-19 22:33:28 | 舞台・映画・ドラマ
このコーフンをなんて表せばいいんやろうか? そう、今日は、待ちに待った舞台「ダブリンの鐘つきカビ人間」の観劇日。最初、金曜日からの3日間で5公演の予定が、前売りでチケット完売になり、急遽、木曜日が追加公演となりました。それだけ、この再演の舞台に期待する人が多かったんでしょうね。ちなみに、私は金曜日を含め3公演のチケットがとれたけど、昨夜は仕事もあって娘に譲ってました。それだけに、ホントに今日は、期待でいっぱい、胸いっぱいの舞台鑑賞になったんですね・・・
舞台はもちろん面白かったんですが、舞台とは別に、思いもかけないことがあって、私自身、今日は、すっかり舞い上がってしまったのです・・。

今日はマチネ(昼の部)を観る予定で、お友だち(「彼」のファン仲間です!)と大阪駅で待ち合わせ、お昼ご飯をどこで食べようかとブラブラ歩いてました。あんまり濃いもんはいらんな~、軽くサンドウィッチでも食べようかと目的とするお店へ向かってました。そしたら、工事中で行き止まり・・・しゃあないし、Uターンして歩いてたら、役者のNさんらしき人とすれ違いました。
「あの人、Nさんちゃう?」
「え~っ、気付かへんかった・・」
そう言いながらまた歩いてたら、前方で、2人の女性に前屈みにサインしてる人がいました。ニット帽に紺のダウンジャケット、茶色のパンツ、リュックを手に持ってます。
「誰やろ~?」と私。お友だちが、その人の靴(ブーツです)を見て、小さく叫びました。「○くん違う?」
「え~っ、ホンマ?」
通り過ぎようとして、サインをし終わったその人をのぞき込むように、私は声をかけました。
「○さんですか?」
深々とかぶった帽子からハラリと落ちる髪に手をやりながら、(「彼」のクセです!)私の方を見たその人は、短く「ハイ」。
きゃ~!! ○くんやん~! ホンマ? ホンマやんか~!!
・・・こ、こういう時って、案外、言葉が出て来ぇへんもんなんや~。
いつものように(TVとかで見るように)、オドオドした感じの「彼」・・・そんなに怖がらんでもええで~、とって食わへんから~
お友だちが、手に持ってた小さな紙袋を渡しました。「受付に預けようと思ったんやけど・・・」
「何ですか?」と「彼」。
「ノドのお薬、○ックスです」 (なるほど、そんなん用意してたのね~)
私の目の前の素の「彼」は、顔が小さくて、きゃしゃな感じの若者でした。ダウンの下にグレイのTシャツが見えたので思わず、
「寒くないですか?」(な、何言うてんねん、私・・・)
「さぶいです」 
と言いながらダウンジャケットを手で押さえる「彼」・・・(何言うねん、このオバサンは~って思ったんちゃう?)・・そんな普通の会話して、どうすんねん、私ぃ~!
「頑張って下さいね~」 (他に言葉が見付からず・・・)
「ハイ、ありがとうございます」
・・・あぁ・・行っちゃうの? サインしてもらおうにも、マジックも紙も何にも持ってへんし、握手してもらうことすら忘れてるし・・・

茫然と、お昼ご飯をどこで食べようかと、また歩き出す私たち。でも、心ここにあらず、しみじみ込み上げるコーフンと、後悔?で・・・
「・・○くんに、会えたね・・・思いもかけず、会えたよね~」
「なんか、変なこと言うたよね、私・・あぁ、どうしよ~」
今日は、これでもうええわ~、と思ってしまった私。ていうか、「彼」を目の前にして、照れて、気のきいたことを何にも言えなかった乙女な(笑)私に、ビックリしています。
でも、こういうことがあるんやね。舞台って。
あぁ、そんなことなら、お肌の手入れとダイエットをしとくんやった・・・(涙)

舞台上の「彼」は、なかなか良かったですよ。
笑いあり、涙あり、ファンタジーなストーリー、芸達者な役者たちがいて、最高でした。
そう、明日も行って来ます。明日こそは気持ちを静めて、じっくりと観て来ようと思ってます。今日は、気持ちが浮かれすぎましたから・・・はぁ・・・

ドタキャンされちゃった

2005-11-18 22:37:05 | お仕事メモ
ここんとこ、仕事に気が入ってないとはいえ、受けた仕事はきっちりしないといけません。当たり前やね。フリーの部分は、無責任にするとそのまま次の受注に支障をきたす訳で、おろそかにはできません。とは言うものの、今回は参りました。某季刊紙の表紙の絵をお願いしてる作家さんと連絡が取れないんですよ。先月末に連絡した時は、「は~い」というお返事をもらってたのに、今週に入って、連絡がつかないんです。特に、この3日は、携帯もつながらず・・・まさかとは思ってたんやけど、忘れてどっか行かはったんかしら? 表紙絵、ドタキャンですよ~
とにもかくにも、印刷に間に合わさないと表紙の絵がない、なんてことになっては困りもの。苦肉の策で、昨夜、別の作家さんにメールしました。
松風直美さんという、「紙のものつくり作家」さんです。以前、この季刊紙で取材したことがあるのですが、わが家の玄関に彼女の作品たちが並んでます。そう、猫作家さんでもあるんですよ。
急なお願いにもかかわらず、引き受けて頂けました。ありがたいですね~。
ホント、お願いできたんで、ほっ!ですよ・・・まったく・・
ちなみに、松風さんのHPは、こちら

さてさて、明日は、いよいよ、生の「彼」を観に行きます。
「ダブリンの鐘つきカビ人間」・・・今夜は、娘が行ってます。今、帰路に着いて、電車の中みたい。どんなんやったんでしょうねぇ~ 
あっちこっちのサイトで、ネタバレを読んでしまってるんで、それだけに期待が募ってます。すっごく楽しみ~