おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

夏といえば、高校野球!

2017-07-29 23:13:21 | 演劇・舞台
曇りがちな日、雨もパラッとしてたかな。
でも、相変わらず、蒸し暑いです~~

今日は、午後から彦根まで。
演劇鑑賞会の次回例会(上演)に向けての、
運営サークルの会議です。

今回の作品は、「遙かなる甲子園」。
前に、ちょっと紹介しましたけど、沖縄で、
実際にあったお話を舞台かしたものですね。



耳の聞こえない高校生が、硬式野球に挑戦し、
甲子園を目指すというお話。

夏休み中の公演やし、聴覚障害児ということもあって、
今回の作品は、学生(小・中・高校・大学)や、
一般の方にも観ていただこうということになりました。


※クリックすると大きくなります。

演劇鑑賞会は、会費制で演劇を楽しむ会で、
普段の公演は会員しか見られません。
今回に限り、学生 1000円、一般 2000円で、
観ていただくことができるんです。
興味のある方、観てみたいと思う方、ぜひ、ご連絡を。

それだけ、素晴らしい作品ということもあります。
俳優さんは、手話を使いながら演じるし、
字幕も用意している舞台です。

先日、この作品の「魅力を知ろう会」を開いたのですが、
関西芸術座の、主人公を演じる上沢拓也さん、
マネージャー役の、雨宮良子さん、制作の靫マユミさんの
3人が、彦根に来てくれました~



一から習ったという手話の話など、稽古の裏話や、
作品に対する思い、当時の沖縄の背景など、
興味深い話がたくさん聞けました。

某紙に、紹介記事も書きました。



この作品を観て、演劇にハマってくれる人が増えたらいいな。

鑑賞会の会員数は、私が入った2年前よりだいぶん減っています。
このまま減り続けると、鑑賞会の存在も危ういです。
演劇を観る、そういう文化が滋賀から無くなるのは残念なこと。
東京でしか観られない舞台を、地元で観られるんやし。

演劇好きな方、ぜひに、いらっや~い!


オマケ、

そうそう、夏の甲子園の滋賀代表は、彦根東高校ですね!
彦根城の城内にある進学校です。
彦根市役所に、大きな応援幕がかかってました。
築城410年の年に、頑張ってね~~!


ひまわり

2017-07-27 23:13:25 | 湖国日記
夏と言えば・・・ありきたりですけど、
今年も、守山第一なぎさ公園で、撮影してきました。



ひまわりです。
青空の下のひまわりを撮りたかったんですけど、
なかなか、タイミングがあいませんね。

某社が参加するリフォーム相談会のイベントが、
毎年、この時期に、この近くであるんですね。
なので、毎年、それに合わせて撮影してます。



すぐそばに、バブル期に建ったリゾートマンションがあります。



この角度ですと、琵琶湖が見えないのですが、
この、ひまわり畑の向こう、西側には、
琵琶湖が広がっています~ そして、琵琶湖の向こうは、
比良山系のやまなみが見えます。



こんな感じ。
堤防のところまで行くと、琵琶湖がしっかり見えます。



日曜日に行ったので、たくさんの人が来てました。



みんな同じ方向を向いてるのがひまわりの特徴ですが、
太陽に向かってるっていいますけど、どうなんでしょうか。
曇っていたので、太陽の位置がよくわからんかったし。



お昼前に行ったんですが、東の方向を向いてますね。
夕方あたりに行くと、西を向いてるんかしら。

なにはともあれ、ひまわりの花を見ると、
なんか明るい気持ちになりますよね!
元気をもらいます!

チャンスがあれば、花が咲いてる間に、
もう一度、行ってみようかな。





谷中散策

2017-07-26 23:52:48 | 旅の想い出
右腕と肩が痛くて、この間から接骨院に通ってるけど、
この間、右腕の筋肉が押さえつけられたみたいに堅い・・って言われ、

「なんかに当たったとか、心当たりありませんか?」

ひょっとしたら、毎朝、6時半にダンナを送り出してから、
7時半ぐらいまで、猫と一緒にソファでうたた寝してて、
それが、右腕をマクラにしてることに気付きました~

朝のうたた寝、気持ちいいんですけどね・・
なので、もう起きようと、椅子に座って新聞を読んでたら、
いつの間にか、またうとうと・・・

痛っ! 今度は首のスジが~~

寄る年波、ロクなことないです(涙)

さて、先日の東京ウォーク。
行きたかったのは、谷中なんですね。
招き猫の街、ってイメージやったのですが、
あまりちゃんと調べてないけど、「谷中銀座」までバス。



テレビとかでよく見かける所ですね~

狭い通りにいろんなジャンルのお店が並んでます。
ついつい、惹かれて入ったところがこちら。



和栗やさん。
表のメニューに惹きつけられて~~



注文したのが、モンブランパフェ。950円。
ほうじ茶がついてます。



お昼ご飯を食べる前に、デザートを食べちゃいました。
でも、めっちゃおいしい。
茨城県の栗を使ってるらしい。

狭い通りに、招き猫発見!



8月に、「谷中ひゃっこい祭」があるらしい。



知り合いの紙の猫作家さんの作品が老いてあるギャラリーは、
どうやら、もう少し違う場所のようです。

さも、暑過ぎて、そこまで歩く元気もなく・・・



テレビで翌見かける「谷中銀座」をパチリ。
「夕やけだんだん」とよばれる夕日の名所らしいですが、
さすがに、真っ昼間なので~

谷中は坂が多いのかな。
上野に寛永寺が建ってから、周辺に子院が多く建ち、
谷中にはお寺が多いようです。
お寺が多いと、参詣する人が集まるので、
商店街も形成されていったみたいですね。
谷中銀座は終戦後、昭和20年頃からできたとか。

JR日暮里駅が近いので、そこから帰路に・

短い時間の東京ウォークでしたけど、
招き猫ギャラリーは、次回に順延。、というか、
招き猫の故郷??を巡ろうかな~


さてどこでしょう(笑)






東京ウォーク

2017-07-25 21:22:34 | 旅の想い出
わりと陳腐やな、って思いながら見てる、今の朝ドラ。
さすがに、幼なじみの時子ちゃんに抱きついて泣いてるみね子ちゃんに、
もらい泣きをしてしまった・・・還暦すぎたオバチャンですが・・・
あの時代なら、20才の娘なら、ありってことなんでしょうかねぇ~ ほんまに。

わが家の30ん才の娘は、3日連続で大阪ドーム。
最後の日は、さすがに地方から来てるお仲間は、
すぐに帰路についたようで、地元大阪の人とご飯してきたらしい。
コンサートの時だけ会う方らしいけど、
どうやら娘より、一回り上の方らしい。
幅広いね、彼らのファンも~

しかも独身らしいけど、そうでないと、
3日続けて行けないよね~???

なんて、人のことは言えない主婦ですが(苦笑)
先日の観劇の翌日、東京ウォークを紹介。

朝は、「ルノアール」でモーニング。
昔からある喫茶店らしくて、何店舗かあるみたい。
スタバでもなくマクドでもない、
「喫茶室」ですよ~



王道のモーニング。
お客さんもシニアが多いです。



サンドイッチとスープ、ヨーグルトがついて750円かな。

高田馬場から上野へ。
そこから、東京ウォーク開始。



JR上野駅の公園口から出て、まっすぐ。
東京文化会館前から、上野動物園の方へ。



ここは・・・



世界遺産登録で有名になった国立西洋美術館。
・・絵画好きの友だちなら絶対立ち寄るところやけど、
造詣もなく時間もない私なので、前を通過するだけですが・・・

世界遺産に登録されたのは、この建物が、フランス人建築家で、
近代建築の巨匠ル・コルビュジエ(1887~1965年)の建築作品だからですね。
世界各地にある17件が「ル・コルビュジエの建築作品」として
昨年、世界文化遺産登録されました。その一つなんですね。

調べたら、入館料が安いらしい~
しかも、毎月第2、第4土曜日は無料ですって!
美術館所蔵の絵画が多いので、写真もOK・・・
寄りたかったなぁ~ (造詣がないのに??)
ビンボー人根性ですかね~(苦笑)



なぜかここに、野口英世像。
横から見ても、野口英世ってわかりますね。
黄熱病や梅毒を研究した「偉人」として、
小学生の時に読んだ伝記にも登場してました。
けど、実は、女好きな遊び人で、
勉学の資金や留学資金などで、周囲から借金を重ねては、
すぐに使い果たしてしまうくらい、放蕩で、
ええかげんな人やったらしいですよ~ ほんまに。



国立科学博物館。
こちらも、見学してる時間がないので通過します・・・



出口付近にある、シロナガスクジラの像。
でかいです~



上野公園、広いです~



ここは・・・国立博物館ですね。



こちらは、旧館らしいです。
ドラマのロケで使ったとか~

・・見学せずに・・・通過します~~(汗)



ここは、東京芸術大学らしいです。音楽科かな。



道路を隔てて両側に門があったけど。
大きいんですね。芸大の美術館もあるらしい。

そこから、まだテクテク・・・



吉田屋酒店・下町風俗資料館付設展示場、らしいです。



無料で店内が見られます。
かつて谷中六丁目にあった商家建築を、
この上野桜木町に移設したようですね。



暑いなか、歩いてます~



このへんの道は、「言問(こととい)通り」。

隅田川に掛かる言問橋に通じるので、
この名前がついたらしいけど、言問橋の名前の由来は、
平安時代の六歌仙のひとりである在原業平の歌にゆかりがあるとか。

ウッキペディアによると・・・
人気歌人だった業平が、不祥事が原因で辺境だったこの地に左遷され、
隅田川ほとりで、鳥の名に託して都の恋人を偲んだという、
伊勢物語の故事から言問を転用したものと考えられている、らしい。
へぇ~

さて、大きなお寺、寛永寺です。



徳川将軍家の祈祷所であり菩提寺。
東叡山という山号からも、比叡山ゆかりの天台宗の寺院。



江戸時代に大いには大いに栄えたらしいけど、
幕末に倒幕の上野戦争の戦場となり、
また太平洋戦争でも、多くの伽藍を焼失したとか。
現在はかなり縮小していて、伽藍のいくつかが、
上野公園内に点在して遺っているようです。



御朱印をいただいてきました~~

さすがに暑いので、ここから循環バス100円に乗って、
谷中銀座へ向かいました~~

長くなったので、続きは、また明日~



飲み過ぎ禁止!

2017-07-22 23:26:02 | いやしん坊バンザイ!
昨夜、25時着の最終電車で帰ってきた娘を、
駅まで迎えに行ったら、けっこうたくさんの人が下りてきました。
金曜日やし?夏やし?? 

タクシー乗り場にも数人並んでたんやけど、ふと、
手すりの下になんかあるわ・・・って、見たら、
作業着を着た人が寝てるやないですか~
・・・そんな浮浪者とか、小汚いということもない、
普通の仕事をしてるオジサンという感じやってんけど。
酔いつぶれてるんやろうね~
地面に寝てるんですよ~
夏やね~~ 冬はありえへんわ、多分。

そのすぐそばで、普通にタクシーを待ってる人が並んでて、
なんとも不思議な光景ですよね~~

飲んでも、ああはなったらあかん!
酔いが覚めたら、きっと恥ずかしいで。


さてさて、そう言いながら?
東京で飲んできた!?写真をアップしときます(笑)



今回は高田馬場で。
学生の町らしいですね。早稲田が近くにあって。

で、私たち(いつもの?3人のオバサン~)が、
観劇の後に、気軽に飲むのは居酒屋です。
今回は、さくら水産とかいうちょっと古びた?お店。
バイトらしい女子が留学生っぽいです。
・・・わりと流ちょうな日本語でした~



まずは、ナマ中で。



サラダとか、だし巻きとか・・・だいたいいつも通り(笑)
右にあるのは、「ナスのお刺身」ですって。
薄くスライスしたナマのナスです。
しゃきしゃきっとしておいしい!



タンパク質も、しっかり摂って。
鶏肉のグリル焼きですね。



江戸前のにぎりも頼んじゃいました~
おいしかったです!

だいたい3杯程度いただいて、解散です。

飲み過ぎないですから~



夜の高田馬場。

そして、翌日は、朝から友だちと二人で
(もう一人はお仕事!)
上野→谷中かいわいをうろうろ。
東京をちょこっと味わってきました~



恒例の?夏の芝居

2017-07-21 23:36:56 | 演劇・舞台
長女は、今日から3日連続で大阪ドームらしいです。
そう、関ジャニの彼らが、今年は夏にドームツアーをやってはって。
昨日から大阪公演らしいですわ。

確かに、昨年のツアーは、北海道公演のとき、
雪で飛行機が飛ばなくてたいへんやったもんね。
チケットあるのに行けない人が出て~

そんなこんなで、まだ帰って来ませんけどね。

さて、母も娘のことは言うてられへんのですけど(苦笑)

先日の「イヌの仇討」を昼公演で観た後、
夜公演は、中野ウエストエンドスタジオで、
Jr.5公演「霞の中の少年」を観ました。



Jr.5は、劇団「Studio Life」の5期生のユニット。
本格的な芝居は2015年からで、作・演出は、
メンバーの一人である、小野健太郎くん。

今回も、「家族」をテーマに描いてましたね。

主演は、今年61才という中原和宏さん。
「ユビュ王」で拝見したらしんですけど・・・
ごめんなさい・・覚えてなくて~(涙)

劇場に入ると・・
落ち葉が敷き詰められた舞台にお布団が敷いてあって、
主演の中原さんが寝てるんですよね。
席に着いたときからドッキリです。

めざまし時計の音が開演を知らせる?とか、
その後のもったいぶった?静寂とか、
中原さんの、あのビジュアルで学ランとか、
とにかく驚かされっぱなしの序盤。

照明で時間軸が切り替わる演出は小野くんの定番。
笑いをちりばめながらも、言葉の暴力で空気を凍り付かせる、
そういうのも、小野くんらしい演出です。
・・・私的には、あまり好みではないんやけどね。

着地点がなかなか見えなくて不安な展開・・・
それもいつも通り?小野くんらしいのですが。

主人公には兄がいて、高校生の時、
兄につれられて、幼なじみ3人と一緒に山に登ったんですね。
そして、どうやら、兄は遭難した・・・

後半、一気に霞が消えて真実が見えて来るんですが、
なんか、切なかったですね。

遭難するのは兄ではなく弟、
つまり、主人公は、弟を見捨ててしまった自分の過ちを、
家を捨て、弟に成り代わって生きることで、償おうとしてたんですね。

老いて孤独は、ほんとに切ないです。
それでも待っている家族(両親と妹)がいることで、
彼は救われるんでしょうか。

過去の二作も「家族」を描いてますけど、
小野くんの描きたい「家族」について、
毎回、考えさせられます。



セットがそのままで時間軸が交錯するので、
枯れ葉の上に布団というのは、最後までそのまま。
ゴミや雑誌やタバコ・・などが、枯れ葉の中から出てきたり、
布団の上を靴を履いたまま行き交ったり、
・・・このへんも、私好みではないねんけどな(汗)
でも、描こうとする世界観は、悪くないですね。

来年は、どんな芝居を見せてくれるかな。




イヌの仇討

2017-07-18 12:19:10 | 演劇・舞台
夕べは予報通り、集中的な雷雨で、
パソコンを切ったりしてたから、更新ができませんでした。
yahooの天気予報がiphoneに届くようにしてるんやけど、
地域的な予報ながら、良く当たりますわ。

今さっきも、これから集中豪雨があるとyahooニュース、
パラパラっと、降り出しましたよ~

夕立が3日続くと梅雨明け、とか言うけど、
これで、梅雨が明けるんかしらね。
・・・朝とか夜中とか、雷雨の時間はバラバラやけどね。


さて、昨日は海の日。
雨もさることながら、さすがに、毎日暑いです。
京都の祇園祭も暑いさなかに、前祭が終わりましたね。
いまだに、しっかり見たことがないねんけど・・・


相変わらず、腕と肩は痛いです。
一昨日は、テーピングしてるのに、
町内一斉清掃で、公園の草引きですよ。
おかげで、昨日は肘から下、手首あたりが痛く(涙)
足もね、足首とか、痛い~


そんな私に元気をくれているのが、イケメン詣で(笑) 
同じ仲間(若くはない人たち?)と盛り上がることで、
いや~、もう、本当にパワーをもらってます。

今年は、それプラス、演劇鑑賞会の活動があり、
新劇を観る、というのが加わって、めっちゃ忙しいです。

おかげで、facebookもやけど、私のブログも、
なんか、観劇記録が多くなってきましたね~
興味のない方、ごめんなさい~

でも、これを機会に、ぜひぜひ、興味を持ってくださいませね。

先週は、紀伊国屋サザンシアターで、
こまつ座の「イヌの仇討」を観て来ました。



こまつ座は、井上ひさしさんが立ち上げた演劇制作集団。、
井上ひさしさん亡き後も、井上作品を上演し続けています。
現在は、三女の麻矢さんが代表。

「イヌの仇討」は、29年ぶりに再演された作品。
再来年の、近畿演劇鑑賞会連盟おすすめ作品としてあがってます。

かの有名な「忠臣蔵」を、大石内蔵助の美談というのではなく、
「なぜ、殺されなければ行けないんだ?」
という、吉良上野介の立場から描いてます。

殿中で刃傷沙汰を起こしたのは浅野内匠頭。
「忠臣蔵」では、吉良から要求された賄賂を拒否した事で、
吉良から嫌がらせを受けたことが原因とされてます。
内匠頭は切腹、浅野家はお取りつぶし、
片や、吉良は、なぜかおとがめナシ・・に、怒ったのは、
赤穂の浅野家家臣だけではなく、江戸の民衆であったような・・・

思えば、300年もの間、悪名として名を残す吉良さん。
ドラマや映画で描かれるのも、たいがいイヤミなジジイですよね。

「勧善懲悪」のストーリーは、時代を超えて今も、
民衆に支持されてきたけど、「忠臣蔵」は、
あくまで、赤穂事件をモデルとしたフィクション。
実際の出来事をすべて忠実に再現したものではないらしいですよ。
・・・当たり前か~

舞台の方は、一言でいうと、面白かったです~
演技に定評のある方々が出てはりますしね!



赤穂浪士の討ち入りからの2時間、
味噌蔵という隠し部屋にこもった上野介と、
側近の3人と側室、女中頭、お犬様付きの女中・・・
そこに、なぜか盗人が加わり、
リアルタイムな2時間を描いています。

「なんで大石はワシを殺しにきたのだ?」

上野介の素朴な疑問。
声しか聞こえない赤穂浪士、庶民を代表する盗人、
時々屋敷の様子を伝える茶坊主。

登場人物の会話から、「刃傷松の廊下」に始まり、
赤穂浪士が討ち入りに至る事件の経緯が語られます。

そして、元禄の世の無責任な庶民の関心や同情、
犬公方5代将軍綱吉の世の幕府の意向・・・
なんとなく、現代を思わせるような会話劇が面白いです。
終始薄暗い舞台ですが、セットが細かく造り込んであり、
それを見るのも楽しいですね。

そして、何より、役者が素晴らしい。
上野介を演じる大谷さんが可愛くて、
武士の一文にかけて蔵を出て行く、
ラストはめっちゃカッコ良かったです~!

潤さん改め、植本純米さん、薄暗い蔵の中、
最初どこにいはるのかわからず、
清水一学やとわかった時はビックリ!
・・・てっきり坊主の春斎かと(苦笑)
めっちゃ、かわいかったです!

そして、あのおイヌ様!
作り物だとは思うけど、生きてる犬みたいで~
それにもビックリ。役者さんたちもたいへんやったのかな。

それから女中頭の三田和代さん。
ベテランさんだけあって、めっちゃ貫禄でした!

吉良上野介は、国元では善政をしたお殿様やったとか。

上野介には、上野介の言い分があったんよね。
ずっと、意地悪なジジイやと思ってたけど、
ほんまは、上野介の方が正義やったのかもね。

私が観に行った日は、プレゼントがありました。
麻矢さんの本「夜中の電話」のクリアファイルです。
井上ひさしさんが残した言葉を集めた本ですが、
クリアファイルの中に、1枚ずつ、その言葉が入ってます。



私のは、こういう言葉でした。



帰り際に、井上麻矢さんにお目にかかれたので、
ご挨拶してきました。
一昨年の、例会「父と暮らせば」で、
お目に掛かって以来ですね~。



紀伊国屋サザンシアターは、新宿高島屋のそば。



高島屋の奥に続く、渡り廊下の先にありました。

こまつ座の作品は、よくここで上演されるようですね。


この日は、このあと、中野まで足を伸ばし、
この作品と、まったく異なる舞台も観てきました。

いや~ 演劇って、すごいなって、思います。







夏といえば

2017-07-16 23:40:08 | 演劇・舞台
高校野球の夏の大会、各地で予選が始まってます。
なんか、母校も今のところ勝ってるような・・・遠い昔、
一度だけ、甲子園に出場したことがあるけど、ほんまに遠い昔(汗)
母校に限らず、この暑さに負けないで、
球児たちには、頑張って欲しいもんです。

そういや、沖縄は、もう代表が決まったみたいね。

高校野球、沖縄と言えば、
8月のひこね演劇鑑賞会で上映する作品は、
関西芸術座の「遙かなる甲子園」なんです。



タイトルからわかるように、
高校球児が甲子園を目指すお話なんですけど、
単なるスポ根ものではないんですね。
球児たちは、耳が聞こえない聴覚障害者なんです。

実際にあった実話を元にした作品で、
小説にもなり、漫画にも描かれ、映画化もされてます。
舞台化は20年ほど前で、今回は再演です。

私も、今回、この作品をするというので、
いろいろ調べたんですけど、ビックリしました。

1964年、日本が東京オリンピックで盛り上がってる頃、
世界的に風しんが流行し、アメリカでも大流行。
まだ、アメリカの統治下にあった沖縄も、
その半年後から風しんが流行したそうです。

風しんは、いわゆる「三日ばしか」と呼ばれ、
熱がでたり発しんが出るんやけど、
わりと軽い目で治っていく病気です。
でも、妊娠初期の妊婦がかかると、胎児が、聴覚障害や心奇形など
「風しん症候群」という障害を引き起こすことがあるそうです。

今でこそ、知られているけれど、当時の沖縄では、
医師でさえも、ほとんど知らなかったらしい。
その結果、沖縄全土で400人以上の風しん障害児が産まれ、
その多くが、聴覚障害児やったそうです。

前年に流行したアメリカでは、2万人以上の、
風しん障害児が産まれたといいます。
米軍が駐留する沖縄は、流行をそのまま、
受け入れてしまったんですよね。

それはともかく、300人以上の聴覚障害児のために、
期間限定で、単学年だけのろう学校がつくられました。
それが、モデルとなった北城ろう学校ですが、
中学、高校の6年間だけ存続し、
彼らが卒業すると同時に閉校になりました。

生徒の中で、野球好きな子どもたちがいて、
硬式野球部をつくり、野球経験者の教師が指導、
甲子園を目指したんですね。

でも、当時の学生野球憲章には、高野連への、
ろう学校の加盟は認められてませんでした。

結果としては、高野連は沖縄県大会への参加を認めるんですけど、
そこへ至るまでの日々が、描かれているんです。

京都の某高校の芸術鑑賞で上演されると聞き、
先月、観に行ってきたんですけど、
俳優さんたちは、一から習ったという手話を使いながら、
役を演じてはるんですね。

聴覚障害者のような発声でセリフを言うときもありますが、
後半は、「心の声」として、あらかじめ録音されたセリフが流れます。
俳優さんたちの演技に合ってて違和感がなく、熱演されてました。



いろいろな舞台がありますが、
手話を使って会話をする、こういう表現方法もあるんですね。

野球が好きなこと、甲子園を目指すことに、
障害のあるなしは無関係やし。

近所のお兄さんが甲子園に行ったので、
一人で沖縄から応援に行った主人公の一樹。
甲子園で、「音を見た」って言うんです。
球音、球児や観衆の声、それらを「見た」んですね。

ルールに基づいて戦うことに、健常も障害もない。
彼はそう思って、野球部を作ろうとするんですね。


そういえば、最近の男の子って、
サッカーはしても野球はしないらしくて、
関西芸術座が再演をするのに、若い俳優さんが、
野球ができなくてたいへんやったとか。

へぇ~

昔は、三角ベースとか、男子はみんな野球やってたのにね。

俳優さん、手話と同時に野球も練習したらしいですよ。


野球と言えば、オールスターも終わって、後半戦ですよ。
あんだけ負けたのに、まだ2位ですからね、トラは。
・・・うれしいというか、情けないというか・・・

そして、心配は、藤浪・・・



肩こりの原因は

2017-07-14 23:04:39 | お仕事メモ
3日ほど前から、腕が痛い、肩も痛くて、
右手が挙げにくい・・・

なんでかな・・と考えてみたら、
ぞの前日に、裁断機で紙を切ってたんですよね。
某社の、来週末のイベントに向けてDMを作っていて、
中に入れるチケット2種類、案内文などを印刷して、
それぞれのサイズに切って・・・

というか、印刷する前にそれをパソコンで作ってますし。
だから、右腕は肘から手首にかけて、常にボロボロです~(涙)
肩こり、眼精疲労は慢性的な持病やから~

本業はライターなので、文章を書いてはいるんですが、
チラシを作ったり、チケットや、ポップ、ポスター、
そういうなんも作ってます。
もちろん仕事ですけど、頼まれたら、
仕事以外でも、作ってたり~~

自称、スキマ産業って言うてるんですけどね(苦笑)

パソコンがあれば誰でもできることやけど、
みなさん、めんどくさいからやらない、そういうのを、
仕事にしてるって感じですね~

この間から作ってたチラシは、
知り合いの染織作家さんの作品展の案内。
美山のかやぶき美術館でされるし、
関連イベントで、コンサートとかもあるそうです。

このチラシを作るのに、打ち合わせに、
工房までお邪魔しましたけど、
あとは、メールとLINEでやりとり。
FAXも使ったかな。

印刷所には、ホームページ上で印刷を依頼し、
原稿は、webでアップロードして入稿・・・

できあがったら、依頼者のところと美術館に配送。

ほんとに、便利になりましたよねぇ~

・・・できあがりを見てないので、多少不安ではあるけど(汗)


※クリックすると大きくなります~


※クリックすると大きくなります。

こんな感じです。

美山までは京都縦貫道で行くと、
園部で下りてから30分ほどで行けるとか?

行ってみようかな~

あ、そうそう、

パソコンが便利と言えば、最近、動画作りもやってました。
今さらってかんじですけどね。

孫がいる人とかは、孫の動画を編集したりして、
当たり前のようにやってる人も多いけどね。
娘たちも、友だちや先輩の、結婚式で披露する動画を作ってたし、
若い人なら、子どもの動画とか、やってますよね~

孫もいてない私なので、ウチの猫・・ではなく?
琵琶湖の景色とか・・・も作りましたけど、
他にも、いろいろ・・・うふふ・・・

ネット上に、無料でBGM音楽を提供してるサイトもあるし、
パソコン(win7)に入ってるムービーメーカーを使い、
写真にキャプションを入れて、音楽を入れて、
アニメーションで写真をめくり、タイトルを付けて・・・

そのままでも(mp4)パソコン、iphoneで見られるんですが、
DVDメーカーを使って、テレビでも見られるようにもできます。
便利やわ~

で、結局また、肩こり眼精疲労・・・



猫は、肩こりないんかしらね。




びわ湖浜大津寄席

2017-07-11 23:02:31 | マイブーム・落語
先週末は、久しぶりに落語会。
大津の奏美ホールから、浜大津のスカイビルに移動し、
名前も新たに、「びわ湖浜大津寄席」にリニューアル。



噺家さんは、桂米二さんなので、同じですけど。
2回目は、行けなかったんやけど、初回は行きましたね。

前座の二乗くんが、しきりに謝ってましたね。

「ダブルブッキングしてしまいまして、
 この場をお借りして、謝らせていただきます~」

まぁね。そういうこともあるやろうけど、
聞けば ← 2番目の紅雀さんが言うてたけど、
ダブルブッキング、3回目なんですって!!(汗)

後で、師匠の米二さんが嘆いてましたけどね(涙)
なんでそうなるんやら~

二乗くんは、「阿弥陀池」。
友だちから、二乗くんも上手くなってるよ、って、
聞いてたんやけど、う~ん、どうなんかな。
欲を言うならば、テンポが欲しいところ。
たたみ掛けるようにしゃべって落とす、
というのがないというか、噺のテンポが、
ずっと同じなんですよね~

噺を知ってるから、面白いんですけど。

でも、一緒に行った後輩が嘆いてました。

「私、落語がわからへんようになったんかと思うくらい
 噺の意味がわからへんかったんです・・・
 他のお客さん笑ってはったし、
 私だけがわからへんのかな・・・」

2番目に登場した、紅雀さんの噺はよくわかったし、
面白かったから、ホッとしたって言うてました~~

まぁ、「親子酒」やしね~
酔っぱらいの噺は、鉄板かもね!
ほんとに、亡き師匠の枝雀さんを彷彿させますから。

紅雀さん、マクラからぼやいてましたね。
テレビに出てるのに、覚えてもらえないという話。
そらぁ、びわ湖放送やから・・・

「その番組でボクを見たことある人!」

パラパラッと、手があがりましたよ(苦笑)

ちょっと前に、「綾鷹」のCMに出て、
ポスターも大きく載ってたのに、電車に乗っても、
誰からも、「出てるね」って言われへんかったって。
地元出身てこともPRしてはりました。

というか、この日のお客さんて、大津の人が多いのかなぁ。
意外に、京都からのお客さんが多かったりして(苦笑)
なんせ、浜大津からおけいはんで10分も乗ったら京都やし~

米二さんは、2席。
中入り前に、「代書」フルバージョン。

「これは私の大師匠、4代目米團治が作った噺です。
 5代目には、こんなん作れません」

相変わらず、ライバルの米團治さんの悪口?
安定の、代書です。ほんまに、面白いですよね。
でも、やっぱり、私のベストは枝雀さんの「代書」なんで、
「生年月日!」でボケるところは、欲しいかも(苦笑)



トリは、「皿屋敷」。
米二さんのお菊さんは、あんまりかわいくないというか(笑)
あっさりしてるというか~ さらっとした感じ。
やっぱり、かわいいお菊さんは、
昨年亡くなった春団治さんがピカイチです。

オチに向かって、噺家さんそれぞれのもって行き方があるけど、
米二さんは、やっぱり丁寧ですね。上手いです。
噺も面白いし、やっぱり師匠やなと思いますね。

でも、私の好みは、かわいいアホが好きなんで。

また、そういう噺家さんの落語会にも行きますね!