おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

講談界の好男子!

2022-08-14 15:10:22 | 演劇・舞台
毎日、暑いですね。
今日は、朝から伯母を整形外科まで。毎週の注射。
病院が明日からお盆休みで開院している日曜日に連れて行ってきたけど、この注射が痛いらしく、めっちゃイヤがってます。
3か月間なので、あと2回。来月からはお薬が変わって、月に一度の注射。
94歳の骨折予防。頑張ってもらおう。
なんせ、先月の血液検査の結果が良好で、(二度もガン治療してるのに!) 100歳以上生きるって、かかりつけ医が。
すっごいね~~
私らのほうが先にバテてしまうかもです~~~汗

さて、先月、祇園祭の後祭のころ、以前の職場で一緒だった知人が、地域のお役が当たって、夏祭りの相談をされました。

「夏祭りの夜に、怪談ばなしをしてくれる人、知りませんか?」

地域の夏祭り、なかなかプロは来てもらえないにしても、「怪談ばなし」ははーDるが高い。
知り合いの、趣味で落語をしている人に当たってはみたけども、快い返事はなく・・・
なので、知り合いと言えば知り合いの?Facebookでつながりのあるプロの講談師、旭堂南龍さんに、ダメもとでメッセージを送りました。

「地域の夏祭りに、怪談ばなしをしてくれる人がいないかを聞かれています。どこへ頼めばよいかご存じないでしょうか」

南龍さんは、毎年、近所で「怪談ばなしの会」を開いている方で、何度も聞きに行っています。
そもそもは、10数年前に、地元のお寺で講談会を開かれたときに声をかけさせてもらって、それ以来のお付き合い。
とはいえ、講談師さんとファンという関係に過ぎないんですけどね。

そんな南龍さんから、お返事がきました。

「空いていたら、私が行きますよ~」

なんというオトコマエなお返事!!
ささやかな謝礼にもかかわらず、滋賀の田舎なのにもかかわらず、来てくださるとのこと。
知人も、その地域の人も、めっちゃ喜んでくださって。

「さっすが、顔が広い!」

いやいやいや・・・

その、怪談ばなしの講談会、私も行ってきました。



地域の夏祭りなので、子どもは走るし、酔っぱらってる人もいるして、やりにくい環境やったと思うのですが、
めげずに力強い話しぶりで、知人も、そのお母さまも、「怖かった~~」と。(怪談ばなしやしね!)

地元近江の講談一席と、怪談「江島屋 ~恨みの片袖~」。
状態の悪い着物を売りつけられた娘が、その着物のせいで恥をかいて自殺に至り、着物を売った江戸の商人を幽霊になって復讐(復習する話。
地元の怪談ばなしの会でも披露されたお話です。

始まる前に、着替えなどを知人宅でされたのですが、そこでいろいろとお話をさせてもらいました。
なかなか楽しかったですね。
娘と同世代の南龍さん。お子さんがもう中学生になるとか。
コロナ前に、若手講談師の神田伯山さんの活躍で、一気に注目されるようになった講談。
関西の若手で一番の期待の星が、南龍さん。



講談界の好男子。
また、お会いできるといいなぁ。


祇園祭 後祭の辻回し

2022-08-13 09:59:18 | 日々のつれづれ
お盆です~~
写真雄整理もできないまま、相変わらず、あっという間に時が流れますわ~
お墓参りも済ませ、お坊さんのおつとめも終わり、あとは送り火を遠く眺めて・・・
そして、仕事は容赦なく、締め切りあり~の、児童クラブもあり~の、の日々です。

忘れそうになりますが、今年初めて、祇園祭の山鉾巡行をナマで拝見しました。
というても、後祭りのほうですけど。
急遽、思いついたというか、7月24日の京都文芸であった桂吉弥さんの同宴会のチケットを買っていたので、
それも昼公演やし(日曜日の開催が珍しい~)朝から行けば観られるやん~~ということに。

しかも、毎回、落語界に一緒に行ってる後輩からも、

「祇園祭を見ませんか?」

なんていう連絡ああって。
どうやら、ご主人が撮影してきた山鉾の写真に触発されたのだとか。
近くに居ながら、観てなかったなぁと。

熱心な祇園祭の追っかけカメラ小僧さん方にはお恥ずかしい限りですが、
前祭に比べると、観客が20分の1という後祭り、河原町御池の辻回しをしっかり観てきましたよ。



JR山科駅から地下鉄東西線で市役所前まで。
大きな街路樹の日陰と、交差点の陽だまりを何度も行き来しながら、観てきましたよ。













ニュースでも話題になった、196年ぶりに復興された「鷹山」。
白木がまぶしいですね。





しんがりの大船鉾。
この鉾が復活したことで、後祭りが復興したのだとか。
前祭りでも大船鉾がしんがりを務めますが、後祭りのこちらのほうが大きいらしいです。

動画でいくつか撮影したのですが、なかなかうまくは撮れませんね・・・

祇園祭の山鉾巡行は、八坂神社の祭礼の、いわば露払い。
前祭と逆方向に回って、各町家に戻っていくんですね。

辻回しのこの日は、ちまきの販売がないというので、この数日前にわざわざ京都まで粽を買いに行きましたよ。
宵々々々山、ぐらいやったかな。
新町通りの大船鉾から、北へあがっていくつかの山を観てきました。



大船鉾。



見学させていただきました。見学料500円。













これは復興の時に新調されたので、旧のもの。
紙製らしいです。紙に金箔を貼ってるんですね。









明かりが灯った、橋弁慶山
ご祭神はこちらに。





こちらが鷹山。
196年ぶりに復活した鉾。
この日は招待客だけで、一般の見学ができなくて、残念。







釘を遣わず組み立てる。
伝統の技術を継承していくためには、開催されることが大事。
3年ぶりの巡行は、京都・祇園祭にかかわる町衆にとってはギリギリのことやったようです。
悪疫退散、それを願って、869年に行われた御霊会が起源と言われるお祭りですもんね。

ちなみに、後祭りの山鉾巡行と同時に行われている花笠巡行は中止になったとかで観られず。
まだまだ、コロナの影響はあるようです。

日差しは強かったけど、風が少しあって、前祭よりは観やすかったかも。
また、機会があれば行ってみたいですね。