友達に会いに平山温泉

この前バッグの中にスマホ、財布、車の鍵、家の鍵を入れて、自分が車に乗る前にまずバッグを助手席に載せてドアを閉めたら、ガチャッと音がして車の鍵がかかってしまった。
嘘だろう？と何度かドアをガチャガチャしたけど、やっぱり開かない。

スマホもない、金もない、家にも入れない、頼れる人もいない。
呆然と立ち尽くした。

最終的に、同じアパートの方が車で戻って来られたので、事情を話してスマホを借りて、管理会社に電話をすることが出来た。
これはなかなか辛い体験だった。




人に会いたくなった。
10年前から年に1回ペースで会っている友達がマルシェをするとSNSで宣伝していたので、そこまで自転車で行ってみよう。


ガーミンのナビに従って走っていたら、走ったことのない道に出て、多分ここは植木のスイカ畑。


この前本屋さんで「死ぬまでにしたい100のこと」を記載するノートを見かけた。
「スイカの真ん中の甘いところだけくり貫いて食べる」は是非ともリストアップしとこう。


川沿いの道では、工事のおじさんに「頑張るね」と声をかけられ、「おじさんの方が頑張ってますよ」と返す。
自転車乗りもお一人私を追い越していかれた。


山鹿市内を過ぎて、


看板に従って走り、


目的地到着。




今日の目的地は、山鹿の平山温泉街の「華の番台」という温泉。

平山温泉はお湯がぬるぬるしてて、美肌になるので人気だ。



友達には今日行くことを言ってなかったので、突然行ったら驚いて喜んでくれた。


友達と友達の妹さんとハグして再会を喜ぶ。
おしゃべりして、買い物して、お土産ももらって、別のブースで性格診断をしたりしていたら、あっという間に時間が過ぎた。


友達に見送られ、平山温泉街を戻っていたら、自転車乗りとすれ違い、挨拶したらさっき追い越していった方だった。
こんなところでまた会うなんて奇遇だなぁ。

そういえば、さっきの性格診断で「出会い運がまだあと4年ありますよ」と言われた。
今まで生きてきて、何もなかったのにたった4年間で何が起きるというのだろう。



今日は朝食も昼食も食べ損なったので、ひとまずおしるこ補給。



山鹿で迷走したけど、どうにか知っている道に出て、その後再び河川沿いを走る。


何か食べるところがないか探しながら走っていたら、後ろから声をかけられ、振り向いたらさっきの自転車乗りだった。

まさかの3回目の遭遇。
これは運命の出会い？

私はもっと話したかったけど、すぐに私の2倍の速度で走り去っていかれた。


運命と思ったのは、私だけのようだ。
まぁそうだろう。


焼きいもの幟が見えたので、焼きいも休憩。




焼きいもが甘くて( ﾟДﾟ)ｳﾏｰ。
これで100円なんて安い。



走った距離:84km
獲得標高:840m