山と自転車

熊本県熊本市在住の「ちよ」です。
ロードバイクの記事をメインで書いています。

九州ほぼ横断に挑戦

2015年06月22日 23時34分00秒 | 自転車
どこか遠くに行きたいなぁという思いが強くなり、今日22日が休みだったので行ってきた。



まず前日(21日)仕事が終わって、夕方から輪行で出発。
時間の都合で、菊陽の光の森駅まで車載して、電車に乗り込む。



そして、「九州横断特急」に乗る。



往路は別府まで輪行で移動して、復路は自走で熊本に戻ってくる計画。
このコースは前々から行こうと思っていたが、やっぱり県外というのと、山越えがあるので躊躇していた。


九州横断コースは、ブログで交流している「のぶ」さん、「みきたか」さんがそれぞれ既に行かれていた。


「熊本自転車紀行」ののぶさんが前日から輪行で別府に向かい、自走で熊本まで走る。

「ディスカスな休日」のみきたかさんは、朝から自走で別府に行かれて、夕方輪行で戻って来られていた。


帰りにもし電車に乗り遅れたらいけないので、私はのぶさん方式で行くことにした。
迷子の可能性があるので、コースは一番わかりやすい道にする。


「九州横断特急」の料金は光の森駅から片道4040円。
3両編成で、輪行袋は2両目と3両目の間に荷物置き場があるので、そこに置ける。

乗車率は2割くらい。


ソワソワしながら3時間弱で別府駅に到着。



駅に近いホテルを予約していたので、そちらに泊まる。




翌日、朝5:30起床。
6時からホテルの外で自転車を組み立てる。


6:30に出発。
でもホテルからどっちに行けばいいかわからず、早速道に迷う…。

地図を見ながら、どうにか脱出。
ひとまず、城島高原へ。


別府市内からすでに上りが始まっており、でも5〜6%くらいでそんなに急ではない。


ただ交通量が多いのと、道が狭いので、神経使う。

後々の上りに備えて、かなりゆっくりペースで走る。
私、意外と慎重派。

8:20に12km先の「城島高原」に到着。


「城島高原」手前辺りから勾配が3-4%くらいに緩くなった。

スタートから17km、「由布市」に突入。


8:50 「狭霧台」


展望所から、湯布院が見渡せる。



9:20に24km地点の「湯布院駅」到着。24km走るのに、3時間くらいかかってしまった。






どこかお店に立ち寄ろうと思ったが、自転車の鍵を持っていくのを忘れたので、どこにも寄らず。

この辺で道を間違えたりして、タイムロス…。

ちょっと心細くなってしまった。


「湯布院道の駅」で休憩し、
昼食として、かしわおにぎりと、鶏コロッケを購入。


20分くらい休んで、再出発。

そして雨が降りだした。



下りは滑らないようにゆっくり。
上りもゆっくり。


「九重町」に入る。




「長者原」通過。


13:20 「牧の戸峠」到着。
ここまで60kmくらい。
標高1330m。



寒かったので、ホットミルクをベンチで頂く。



ここでショックな出来事が…。
ボトルにスポーツ飲料を補充しようと蓋をトレーに置いたら、カラスが蓋を加えて飛んでいった…。

まさかカラスが狙っているなんて思いもしなかったので、ショック。
思いもしない人が実は敵だったみたいな気持ち。


ガーン。

凹んだけど気を取り直して、山を下る。
不吉な予感がするので、より一層慎重に。



それにしても山は寒い。
山が寒いことをすっかり忘れていて、ウィンドブレーカーを持って行ってなかった。
なので、以前ブログで教えてもらったビニール袋を服の下に入れるテクニックを使う。

これ本当はダサくてしたくなかったけど、でもこれで助かった。


牧の戸峠から先はほとんど下り。
このまま真っ直ぐ行って、阿蘇市に下るか、右折して大観峰経由で帰るか。



日が暮れる前には帰りたかったので、真っ直ぐ進み阿蘇市に下る。

この判断は正しく、だんだん雲行きが怪しくなり、やがて雨が降りだした。
大観峰に行ってたら、ひどい目に遭ってただろう。


でも結局ずぶ濡れになりながら、57号線に出て、最短距離で大津町経由で光の森を目指す。


大津まで下ると、雨は降ってなかった。

そして17:00、無事にゴール。



このコース、激坂があると思って覚悟していたが、最大勾配8%が1回あっただけで、ほとんど緩めの上り坂だった。
逆コースだったら、辛かったかも。

でも遠くに行きたい願望が満たされて、満足した。

ガーミンの調子が悪く、午前の部で一旦リセット。


午後の部。


走行距離:130km
獲得標高:2000くらい
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雨上がり、俵山

2015年06月14日 16時04分07秒 | 自転車
鎖骨骨折でリハビリ入院中の先輩からメール。
「速く走れる方法をリハビリの先生に聞いたので聞きたい?でもメールだと説明が難しい。ケンタッキー食べたくなった」というので、一昨日ケンタッキーのチキンを買ってお見舞いに行った。
先輩は前よりは元気にされていた。


結局は、チタンテープ(ファイテンとか)を貼るといいよ、という話だった。

血流が良くなる、リラックス出来るみたいな感じ?

そういえば、レースでも貼っている人を見かけた。
今度やってみようかな。

でも先輩はテープを剥がした跡がテープ負けしてかぶれていた。
笑える。

先輩はなんで可笑しいのかわからないと言っていたので、身体に良いことをやって、逆に悪くなってるから笑える、と解説すると、逆に私の笑いのツボが違うと言われた。
先輩はちょっと変わってる。



今日。
雨上がり、10:30に家を出る。

今日は時間がないので、近場にしておく。
ひとまず俵山へ。

平地は蒸し暑かったが、山の上は寒い。

俵山手前から、品の良さそうなロマンスグレーのおじさんと一緒になる。
南阿蘇マルシェに行かれるそうだ。

「おしゃれですね」と声をかける。


俵山を下ったら、久木野界隈をぶらぶらして帰宅。
走った距離:74km
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小嵐山

2015年06月04日 20時27分00秒 | 自転車
今日は休み。
一週間以上振りに自転車に乗る。
いつもの悪いパターン。



昨日仕事終わりが遅かったが、せめて休みの日は100km以上は乗ろうと心を入れ替え、6時に起床し7時に出発。

新しいホイールで平坦コースを走ろうと思ったが、阿蘇望の練習と新しいホイール試走も兼ねて阿蘇方面に行く。

今日は阿蘇望の練習なので、休憩少なめで行こうと思う。

私の阿蘇望完走の鍵は、いかに休憩を少なくするか。
…悲しい現実。


今日の行き先は、以前紅葉サイクリングで走った「小嵐山」。
車が少なくて、気持ちいい道なので、もう一度行きたいと思ってた。


阿蘇外輪山には、「鼻」(突き出た部分)が7つあって、そのひとつ「木落が鼻(象が鼻)」 の下部の小高い丘を「小嵐山」と言うそうだ。
「小嵐山」はグーグルマップで検索すると出てくるので、迷う事はない。


私の家(熊本市東区)から阿蘇方面に行く時は、7時に出発すると上手い具合に通勤ラッシュをくぐり抜けて俵山にたどり着くことが出来る。
これ豆知識。


俵山へは、気分転換も兼ねてルートを変えて行ってみよう。
いつもの西原村メインストリート(県道28号線)を通らず、その北側にある山寄りの道を通る。

何箇所か10%弱の上り坂あり。


向こうに大切畑大橋が見える。



途中看板がたくさんある分岐部(写真撮り忘れ)から右折して坂を上ると、揺ヶ池弁財天(萌の里の向かいにある鳥居の先)に出る。

ここに水源があるので、水でも汲もうと思ったら、近くの民家から犬が二匹、ワンワン吠えながら追いかけて来てきた。

わーっと言いながら上り坂を必死に上る。
(これデジャブ?)
人って切羽詰まると実力以上の力が出るね。

犬は150mくらいで諦めて、家に帰って行った。


水源はとっくに通り越してしまったので、水は諦めよう。(´・ω・`)

私、何か悪いことしたかなぁ。





気を取り直して、その後はいつものルートで俵山へ。






「小嵐山」は、「はな阿蘇美」の近くなので、ひとまず「はな阿蘇美」を目指す。

国道57号線側に向かって、そして上る。


あと、真っ直ぐな道。







今日は休憩しない予定だけど、せっかくなのでちょっとだけ「はな阿蘇美」に寄ってみる。(交差点左側)

自宅からここまで60km。(最短コースだと、35kmくらい)
到着時刻は11時。4時間かかった。


建物の入口で何か販売されている。
阿蘇の白雪」と書いてあったので、それ何ですか?と訊ねたら試食をもらった。

落雁(らくがん)だった。

たった一欠片で、口の中の水分を全部持って行かれた…。

サイクリングで落雁は止めた方がいい。
これ新たな豆知識にしよう。


隣のテントで、ドライフルーツの試食。


試食したら断れないタイプなので、一袋購入。400円。


バラソフト、350円。

これ、上手い。
ここで、おにぎりも摂取。


「はな阿蘇美」の近くの信号から、「小嵐山」方面へ曲がる。

信号を曲がったら、真っ直ぐ行けば着くと思ったが、途中で道を間違えた。
でもどうにか到着。


ここは!
阿蘇カルデラスーパーマラソンのコースになっていた!

阿蘇カルデラスーパーマラソン(100km)は、ダンディーN川とコナさんが出られる。

こんな急な坂も走るんだー、凄い。
仕事が終わって、間に合ったら応援に行こう。
でも私が応援に行ったら、二人から逆に「お前が頑張れよ」と言われそう…。
(うん、頑張る)





以前はみんなで走ったので、そこまでキツい感じはしなかったけど、今日はキツかったー。
勾配は最大12%くらい。
景色の写真を撮る振りして、ちょっと休憩。



「小嵐山」の入口からピークまで、4kmくらい。
どうにか上りきる。


その後、尾根沿いを走って、ここ(写真参照)を左側へ進むと、ミルクロードに突き当たる。


そこを左折すると、大観峰方面。


左折してから、上り基調のアップダウン。
80km走ったくらいで、脚に来た。
太ももがダルい。



14km走り、左手に大観峰。
大観峰には寄らずに、スカイライン展望所で記念撮影。


太もものダルさは多少回復したが、もう上りたくなかったので、二重の峠経由で平坦な道を選択しながら帰宅。

走った距離:127km



かかった時間:8時間半
休憩時間:1時間40分

そんなに休憩していないつもりだけど、結構休んでた。
獲得標高は阿蘇望の半分なのに、時間がかかりすぎ。
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