ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

今回の出産メモ(3)

2008-06-23 21:41:55 | 妊娠・出産
私の出産した助産院は普通の家のようなところでした。院長の先生一家は同じ建物内に住んでいるようです。私達患者(と呼んで良いのでしょうか?客?)はもちろん個室です。今回は他に出産した人もいなかったので、一番広いという部屋に滞在させてもらいましたが、ベッドとソファーベッドがありました。ちなみに夫は毎日通って夜はここで寝泊りしてました。

新生児室というのはなく、出産後から母子同室です。日本では、産婦が休めないということで初日は別室強制というところが多いようですが、アメリカでは自分で選べました。今回助産院では逆の選択肢はありませんでした。部屋には新生児用のベッドもありましたが、殆どのお母さんは添い寝で同じベッドで寝ると聞きました。私もそうするつもりでしたし、そうしました。ちなみにこぐまのときは初めての出産後で緊張していたのか、どのみちゆっくり眠れなかったのですが、今回はリラックスしていたのか、ぐっすり眠れたし、カブちゃんも疲れていたようで良く寝てくれたので、母子同室でも全然OKでした。

この助産院はお風呂も広くてきれいでよかったです。日本ではどこもそうだと思いますが、共同のお風呂です。でも私一人しかいなかったので、好きな時に使えてよかったです。アメリカの病院では個室にシャワーがついていました。これは部屋で着替えが出来て便利ではありました。

日本で良かったと思ったのは、ウォシュレットがあったのと、食事でしょうか。アメリカではウォシュレットは普及しておらず、産後はプラスチックの容器に温水をいれて手当てをするように指示されました。温水をいれるのが面倒だし、温水の量も制限されるので、ウォシュレットの方が断然良いです。食事は、アメリカの病院では、ホテルの朝食のルームサービスみたいに、数種類から選び、ソースも付けるか付けないかなど、細かく注文できましたが、味はあまりおいしくないし、量も意外と少なめ。いわゆる病院食をアメリカ版にした感じでしょうか。日本の助産院の食事は、旅館風の食事で、和食中心で一般に「母乳に良い」とされているような野菜や魚中心のヘルシーな手作り料理、しかも産後にお腹すいてる産婦にはうれしい、量も食べ応えがあり、味もなかなかでした。

総合すると助産院と言うのは誰かの家にお世話になっている(実際そうなのですが)感覚で、アットホームな雰囲気で産後を過ごさせてもらいました。4泊もすると結構ひまで、アメリカみたいに2泊でいいのになあと少し思いましたが、後から考えたら、あの時ゆっくり休めて良かったと思いました。ちなみに、その助産院では、最終日はアロマフットマッサージを部屋に来てやってくれました。

あと、出産後、アメリカでも、病室に助産婦さんが来て、オムツの換え方とか、母乳の与え方を個人指導してくれましたが、日本では、母乳のチェックとして、おっぱい自体をチェックしてくれました。出産数日後、胸が張って大変だったのですが、その時のケアの仕方も教えてもらいました。今回は問題なく母乳が出たのでチェックもすぐ終わりましたが、初産のときにチェックしてもらい、乳腺が開通していない時にマッサージとかしてもらっていたら、最初も苦労しなかったかもなあと思いました。アメリカでは、抱き方をちゃんとして、回数をあげていれば母乳はそのうち出ると言う考え方で、おっぱい自体のチェックはしてくれなかったので。

助産院の事は以上にして、次回は割礼の話をして終わりにしようと思います。