ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

最近はまっているもの

2008-09-19 11:27:06 | グルメ
日本の生活で、はまったのが、今日本では流行の「米粉パン」です。授乳中なので、すぐにお腹がすくので、パンは食事やおやつにはあまり向いてないなあと思っていたのですが、米粉パンはずっしりしてお腹にも溜まるし、ほんのり甘いからプレーンでも十分おいしいし、ふわふわ、もちもちの食感がたまらない。日本で私の一番のお気に入りは、サンジェルマンというパン屋の「もちもち米粉パン」でした。

アメリカでも米粉を売っているのは知っていたので、日本で米粉パンのレシピの乗っている本を買ったのですが、買ってみたらがーん。米粉パンを作るには、パン用の米粉が必要とのこと。米粉にはグルテンが入っていないから、そのままではパンは出来ないのです。しかしインターネットなどで検索して調べたら、米粉とグルテンを配合すると使えるようです。グルテンは、胚芽パンなどを作るときに使っていたので、家にもあります。そこで、早速米粉を買ってみて作ってみました。

最初のレシピは、普通のパン用小麦粉も半分くらい入れるもの。ちゃんと膨らんだけど、日本で食べた米粉パンの甘みがない。それで、翌日はグルテンと米粉を配合して作ってみたら、そうそう、あの味です!もちもち感がもっと出るかなあと思って、「もち粉」を使ったのですが、そうするとさらにずっしりして、すこしねっとりするのですが、腹持ちはますますよくなるし、私はあまり気にならないのでOKでした。それで、そのあと今度は米粉だけでも出来ます、というレシピがインターネットにあったので、やってみたのですが、これは大失敗。発酵が終わってもどろどろのままだったので、でも捨てるのはもったいないので、パンケーキみたいにフライパンで焼いてなんとか食べました。この間は黒ゴマを入れてみましたが、これも香ばしくてなかなかでした。この間は玄米の米粉を買ってきたので、今度はこれでやってみよう。

あと、日本では当然と思われるでしょうが、アメリカでは非常に珍しい「エコ」を実践しています。日本から帰ってきてから、ほとんど毎日洗濯物は「干して」います。ほとんどの場所で、景観を損ねるという理由で、アメリカでは洗濯物を干すことは禁止なので、どこの家でも乾燥機を使っていますが、うちは家の中ですが干すようにしました。結構すぐ乾くので、なんだ、意外といけるじゃん、って感じです。かなり光熱費の節約になっていると思います。今まで2,3日分ためて一気に洗濯して、何時間も乾燥機にかけていたのですが、今は干す場所も少なくて済むので、毎日洗濯してせっせと干しています。あたりまえのようなことですみません。

買い物も、なるべくエコバックを持ち歩いています。これもアメリカのスーパーでは最近はどこでも売っていますが、使っている人は普通のスーパーではほとんど見たことがありません。なので、結構目立ってると思います。

子連れ出張

2008-09-19 11:09:05 | おしごと
実は今、カブちゃんを連れて出張中です。場所は、クリントン元大統領の出身地、アーカンソー州です。私の住むペンシルバニア州からは、直行便がないので、乗り継いで、飛行時間だけなら計3時間ちょっとの場所です。

家族4人の生活も毎日あわただしく、カブちゃんも母乳一筋で育てているので、仕事はぼちぼち復帰、というつもりでしたが、既に出張の予定がいくつか入ってしまいました。絶対行けと命令されているわけではないですが、立場上どうしても行かなければいけないと判断したもので、子連れでも行けそうな場合は、行くことにしました。

今回は復帰後初の出張です。先週の昨日、いきなりこのアーカンソー州に本社があるアメリカの某有名企業T社から、うちの会社の製品についてのプレゼンをしてほしいとのコンタクトがありました。この企業のある業界は我々の会社の製造している製品の大口の使用客です。この地域の担当セールスマンだけに行かせるわけにはいきません。しかもプレゼンを準備しなければいけません。なので、先週から一週間、毎日毎日ほぼ一日中、夜は子供たちが寝てから遅くまで、プレゼンの準備をしてきました。ようやく昨日の朝完成したのです。

そして今朝早朝6時の飛行機に乗って、カブとアーカンソー州にやってきました。プレゼンは昼すぎから。万が一飛行機が遅れたりキャンセルになったときのために、昨日フェデックスの最速サービスでバックアップのプレゼンファイルを、先に来ているセールスマンに送っておいたのですが、飛行機は遅れもせず、スムーズにこられました。

問題はカブちゃんです。こぐまとはちがって、機嫌がいい時間が長く、おとなしいので、飛行機に乗って連れてくることはあまり心配していなかったのですが、1時間のプレゼンの間ベビーシッターが必要です。こぐまを夫の両親に預けて、夫に来てもらって見てもらうことを考えたのですが、この地方空港に来るには飛行機代が高く、自前で払うのは不可能。こぐまを夫の両親に預けるにしても、泊まりは心配なので、日帰りですが、日帰りのスケジュールはない。というわけで、某ベビーシッター検索サイトに登録して、募集をかけたのです。

ベビーシッターの出会い系サイトみたいなものなので、多少心配でしたが、雇う側も雇われる側も住所とかきちんと登録する必要があり、有料のサービスだと無料でバックグラウンドチェックもできるので、勇気を出して使ってみることにしました。幸い、プレゼンは某ホテルの会議室なので、そのホテルに宿泊して、部屋で見てもらうわけだし、プレゼンはたったの1時間なので、何とかなるだろうと思いました。

募集をかけたらいろいろな人(主に地元の大学生)が応募してきましたが、その中で目に留まったのが、日本人のご主人と結婚して日本に18年暮らしていたという女性。日本語も流暢とのことだったので、電話してみたら、確かに日本語も流暢で、4人のお子さんがいるということで、信頼できそうだったのでお願いすることにしました。

それでも心配でしたが、約束の時間よりずっと早く来てくれて、日本の大学に行っている娘さんが丁度遊びに来ていた様で彼女も来ていたので、嘘はついていない、大丈夫だなと思って安心して預けることができました。

アーカンソーのど田舎で、日本語ぺらぺらのアメリカ人女性とそのハーフの娘さんと出会うとは思いませんでしたが、二人ともとてもいい人でとてもよかったです。私の自宅の近くに住んでいたら、定期的にベビーシッターお願いしたのになあ、というのだけが残念。

カブちゃんは、丁度眠い時間で少し泣いたようですが、私が部屋に戻ってきたときはシッターさんに抱っこされて得意のゆびしゃぶりでおとなしくしていました。一安心。

さて、プレゼンのほうは、1週間ストレスとプレッシャーと戦いながら寝る時間を削って作成しただけあって、急いだ割にはなかなかの出来栄え。総合的にはかなりうまく行ったのではないかと自画自賛。

午後はカブちゃんがずっと寝ていてくれたので、溜まっていたメールの返事などの仕事もこなし、またセールスマンとのミーティングもカブちゃんがおとなしかったのでできました。あー満足満足。

我ながらタフだなあと思うのですが、出張も連れがいると孤独感もなく楽しいものです。と結構ポジティブモードの私です。

それから、この間日本から帰ってきたときも思ったのですが、アメリカ人って本当に親切です。妊婦や子連れの人を見ても席を譲らない日本人とは対照的に、子連れで旅行していると、どこに行っても皆すごく親切にしてくれます。男性は間違いなく荷物を持ってくれたり、女性も、トイレに行く間とか荷物を降ろす間抱っこしましょうか、と申し出てくれたり。今日ここに来る間にも、何人もの人に申し出ていただき、実際助けていただきました。本当に感謝です。だからこのような出張も何とかなるのです。

今日まで1週間毎日不安と心配もあったけど、すべてうまく行って本当によかった。今日は久しぶりにぐっすり眠れそうです。なんか今後も勇気出てきた。