ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

天使の歌声

2007-10-16 13:21:04 | エンターテイメント
日曜日から仕事でラスベガスに来ています。

遊びに来たわけじゃないけれど、この機会にどうしても行きたかったショーがありました。シーザーズ・パレスというホテルでやっている、セリーヌ・ディオンの A New Dayというショーです。

私が今回参加している展示会は2年前もあってそのときもベガスに来ましたが、そのときもこのショーをやっているのをみて、行きたいなあと思っていたけれど、数日前に気が付いて探したときにはもうチケットは売り切れでした。前に何度かラスベガスに来たときは、何らかのショーを数日前、または当日決めてすぐにチケットを買えたので、これもすぐに見られると思っていたら、これは人気でそう簡単には観られないことに気が付きました。そのときのことを思い出して、今回は2ヶ月前に予約しておきました。

セリーヌ・ディオンは日本でも良く知られていますが、私はだいぶ前から彼女のことが好きでした。特に彼女の歌(曲)が好きなわけではないのですが、セリーヌに限らず歌唱力のある歌手が好きなので、日本で人気が出る前から注目をしていた歌手です。

カリフォルニアに住んでいた8年位前に、テレビでセリーヌのライブの模様を見て、この人はライブでもCDと同じくらい(またはそれ以上)上手に歌うんだなあ、と感心したものです。そして彼女の夫でプロデューサーでもあるRene氏が、「セリーヌの歌声は天使の歌声だ」としみじみ言っているのを聞いて、本当にそうだなあ、と納得すると共に、どんなに彼が彼女と彼女の才能を愛しているかを感じて、非常に感動した記憶がああります。

今回は生でセリーヌの歌声を聴きましたが、本当に以前思ったとおり、生でも本当に上手で、すばらしい歌声でした。周りの人も感動しているのがよくわかりました。

元シルクドソレイユのプロデューサーがプロデュースしただけあって、ダンスと幻想的なプレゼンテーションとセリーヌの歌を合わせた、というのがコンセプトでしたが、前半はダンスはただのバックダンサーという感じで、セリーヌがヒット曲をメドレーのように歌ってただのコンサート、という感じでした。後半は比較的マイナーな曲や、フランス語の曲などが織り交ぜられる一方、ダンスや仕掛けが目立つようになり、もっと「ショー」のような形になりました。

このショーは2003年から週5日やっているようですが、今年12月15日を千秋楽に完全に終わってしまいます。最終日はもう売り切れているようで、あとは数日空きがあるようですが、もうすぐ終わってしまうというせいもあるのか、大変人気でチケットが入手しにくいようです。

「私は妻で、母で、歌手で・・・」と本人も言うように何足のわらじを履いている彼女ですが、そんなところにも共感が持て、彼女の歌声と共に自分の立場についても少し考えさせられました。

とにかく本当にチケット入手できてこのショーが見られて良かったです。

さて明日は展示会の最終日なのですが、実はその足で日本に10日ほど里帰りします。短い期間ですがちょっとしたバケーションです。夫は留守番で息子だけ連れて行くのですが、夫に息子をラスベガスまで連れてきてもらうことになっています。(その足でフィラデルフィアに帰る気の毒な夫・・・でも本人も10日の「休み」をもらえるので喜んでいますが。)

今回はポータブルのDVDプレイヤーと息子の大好きなDVDを用意してあるし、ANAはパーソナルテレビもあるので、何とかなるかなあと期待していますが、もうすぐ2歳の怪獣との二人旅、どうなることやら。日本では母の還暦祝いに鴨川シーワールドに週末旅行の予定。後は秋の味覚やお約束の買い物が楽しみです。