昨日の午前中は自宅前のエスフォルタアリーナ八王子が騒がしかったようです。ネットで調べると全日本マーチング東京都大会が開催されているらしく、高校の部に地元八王子学園八王子高校が参加していました。娘が高校の時に全国大会に出場して大阪城ホールまで応援に行ったことを思い出した奥さんは、思わず観戦に行ってしまいました。その甲斐あってか???見事東海大高輪台を破り全国大会の切符を手にしたようです。東京都を代表して出場する全国大会でも頑張ってほしいですね。
午後からは奥さんの要望でノートパソコンを近くの電気屋に買いに行きました。早速office2019の設定をしたところ、UPDATEの時にOffice365のアカウントに誘導されて抜け出せなくなり、officeを再インストールしようとしてもプロダクトキーにOffice365が紐づけられてしまって、どうにもならなくなってしまいました。夕方からは自宅の車を買い替えを目的にディーラーに行って試乗し購入を決定、契約・・・と慌ただしい一日でした。夕食後は息子の協力を得てパソコンと再格闘しましたが、どうやらマイクロソフトの罠にはまってしまったようです。今日はそのリカバリーに追われそうです。他にもやることが山積み。相変わらず休めない休日が続きます。
さて、この前の木曜日は明るいうちに酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)を訪れるために早めに退社して、勝田駅からひたちなか海浜鉄道で阿字ヶ浦駅へ向かいました。
阿字ヶ浦駅到着は16時20分。留置されているキハ222(写真右) とキハ2005(その奥)は見るたびに痛みが激しくなっています。引退してまだ3~4年ですが潮風の影響でしょうか。この先どうなってしまうのでしょう。
残暑が厳しい中、東へ歩いていくとほぼ中間地点に案内版がありました。とても可愛らしい表記ですね。
酒列磯前神社の鳥居と参道です。本社がこの鳥居付近から現在地に遷宮したのは元禄15年(1702)。水戸第2代藩主光圀公が遷宮を命じ、光圀の死によって遷宮は一時中断されますが、第3代綱條公の時に遷宮が完了し、以後、本殿や拝殿を囲む境内地内や一の鳥居から拝殿まで続く参道両脇の樹叢は手厚く保護されてきたようです。
酒列磯前神社のHPから引用します。
関東地方の太平洋岸沿いの台地斜面などには、海洋による温暖な気候によって生育が促された暖帯性樹叢がしばしば見られますが、酒列磯前神社の境内林もその樹叢の一つです。
ヤブツバキが優占する参道両側には、樹齢300年をこえるといわれるヤブツバキの古木に加え、枝振りに特有の奇観を呈するタブノキの古木が点在し、さらに、オオバイボタ、スダジイ、ヒサカキなどの常緑広葉樹が生育しています。
薄暗く心地よい参道を歩きます。200mあまり続きます。
途中にあるタブノキの大木です。
まずは手水舎で身を清めます。
正面に鳥居と狛犬、そして拝殿が見えてきました。再び酒列磯前神社のHPから引用します。
『文徳実録』によると、文徳天皇の斉衡3年(856年)12月29日に常陸国鹿島郡大洗磯前に御祭神大己貴命・少彦名命が御降臨になり、塩焼き(塩を精製する者)の一人に神がかりして、「我は大奈母知、少比古奈命なり。昔此の国を造り訖へて、去りて東海に往きけり。今民を済わんが為、亦帰り来たれり」と託宣され、当社「酒列磯前神社」が創建され、また現在の東茨城郡大洗町には「大洗磯前神社」が祀られました。 翌天安元年8月には官社に列せられ、更に10月には「酒列磯前薬師菩薩明神」の神号を賜りました。延喜の制では名神大社に明治18年4月には国幣中社に「大洗磯前神社」と共に列されました。
御社殿はかつては現在の第一鳥居付近に鎮座していましたが、先に紹介の通り水戸藩2代藩主徳川光圀公が由緒深い名社の荒廃を嘆き元禄年間御造営の計を起し、3代綱條公が現在地に遷座再興されました。
二の鳥居をくぐると左手には末社五社が続き、その先には水戸斉昭公腰かけの石。水戸藩9代藩主・徳川斉昭(徳川慶喜の実父)が神事をご覧になったときに腰かけた石と言われています。
続いて亀石象。宝くじで高額当選された方が縁起の良い亀石象を奉納したそうです。神社にお参りして、亀石象に触ると御利益があると評判になり、大安・友引日には大にぎわいになっているとのこと。。
めでたい知らせです。ジョイフル本田ニューポートひたちなか店内の宝くじ売り場ジョイフル本田チャンスセンターでは、年末ジャンボ発売日に以後一年間の高額当選券発売と多くの方々が当選しますようにと、酒列磯前神社の神職と巫女が売り場で祈願祭を行っているそうです。年末ジャンボの時期になると、会社でもジョイフル本田の宝くじ売り場の件が話題になります。
これが亀石象。
参道右手には神馬舎があります。社の中には白馬の像が鎮座。神社に馬が奉納されているのは珍しいですね。
隣には神楽殿。大神輿と随神様が保管されています。
正面の拝殿です。現在の社殿は国費を持って昭和12年に改築竣工されました。
拝殿に施された「リスとブドウ」の彫刻は日光東照宮御造営後の左甚五郎の作と伝わっています。
本殿の左手には酒列鎮霊社があります。日露戦争から第二次世界大戦までの戦没者を祀っています。
拝殿とその奥の本殿です。これらの社殿の背後に広がる境内林は、スダジイ、タブノキなどが樹高15~20m程の高木層を、さらにユズリハ、モチノキ、ヤブツバキ、シロダモなどが亜高木層~低木層を構成し、比較的自然度が高く、壮観ともいえる独特の林相を呈しているそうです。
反対側からの眺め。
丸い扁額?をズーム。"酒列磯前神社" と彫られています。
帰りは、参道横(北側)の鳥居をくぐり海へ向かいます。
漁港から阿字ヶ浦海岸を見渡します。正面にはひたち海浜公園の観覧車が小さく見えています。あそこまで歩いていきます。
阿字ヶ浦海岸の様子。
ズームすると堤防に釣り人。その先にはNYKと書かれた大型船が見えていました。