ウリパパの日記

自由気ままに・・・

台風15号が接近中 2019.9.8

2019-09-08 17:00:51 | 自然

強い台風15号が伊豆大島の南のあってゆっくりと北上中です。午前中は青空が広がり八王子の最高気温は31.1℃まで上昇しましたが、午後からは南東からの湿った風の影響で雨雲が波状的に襲ってきて、強いにわか雨が降ったり青空が広がったり目まぐるしく天気が変化しています。

 

先ほど雨雲が通過後に太陽が姿を現したので東の空を見上げたら、予想通り虹が出ていました。

 

台風15号(ファクサイ)の予想経路です。16時現在気圧は965hPaと少し弱まりましたが、中心付近の最大瞬間風速は60m/sと強さと保っています。今のところの予想では未明に湘南地方に上陸。その後常磐線に沿って北上しそうです。八王子では進行方向の西側に入る可能性が高く強風による被害は少なそうですが、台風前面の雨雲がかかり200mmを超える大雨になりそうです。一方、進路の東側に入る東京都心や千葉県、茨城県東部方面は猛烈な風による停電などの被害が懸念されます。明日の朝、常磐線動くかな・・・

 

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日光散策(4) 東照宮奥宮から御本社、神輿舎へ 2019.9.6

2019-09-08 16:32:42 | 旅行

東照宮巡りは一番奥まった奥宮に到着。奥宮は、拝殿・鋳抜門(いぬきもん)・御宝塔からなる御祭神のお墓所。いずれも重要文化財に指定されています。 

 

右手前は御宝蔵です。外部全体が青銅で包まれています。この御宝蔵は朝廷から家康公並びに東照宮におくられた官符宣命等の文書を収めたものだそうです。御宝蔵横の階段を上がった正面が拝殿です。

 

階段下の左側には口を閉じた角ありの「吽像」の狛犬

 

階段下右側は口を開いた角なしの「阿像」で獅子。伝統的な狛犬です。

 

階段を上がった正面の奥社拝殿。この奥にある御宝塔に参拝するための社殿で、将軍のみ昇殿参拝を許されました。建物全体が黒漆が塗られた銅や真鍮で包まれ毛彫が施されています。

 

 拝殿上部の装飾です。

 

 

奥宮拝殿の奥に鋳抜門があります。 鋳抜門は唐銅製(金・銀・銅の合金)で屋根・柱・壁などを鋳造されています。慶安3年(1650)に建立されました。扉以外の柱や梁などが一つの鋳型で作られていることから鋳抜門と称されています。

 

鋳抜門の真後ろに奥宮宝塔があります。奥宮宝塔は徳川家康の墳墓の上に建てられたもので当初は木造でしたが、天和3年(1683)将軍綱吉公の時に鋳物師の椎名伊豫により唐銅製に鋳造されました。

 

奥社宝塔の説明です。 

 

8角5段の石の基盤の上に更に3段を青銅で鋳造し、その上に宝塔が乗せられています。

 

 裏側にまわり振り返ります。正面奥に鋳抜門。右奥には幹が折れた大木。

 

その大木は樹齢約600年の叶杉です。

 

 

 ほこらに向かって唱えると願い事が叶うと言われています。

 

奥社宝塔を一周し、鋳抜門を振り返ります。 

再び階段を下り、御本社へ向かいます。

 

まずは祈祷殿(需要文化財)。結婚式や初宮などのご祈祷が行われます。

 

御本社は本殿・石の間・拝殿からなり東照宮の最も重要なところです。例祭をはじめ、年中の祭典が斎行されます。また拝殿左右には、「将軍着座の間」・「法親王着座の間」があります。現在御本社は平成の大修理中で足場が組まれています。祈祷殿と唐門の間から本殿に入れるので見学してきました(内部は撮影禁止です)。拝殿の天井に描かれた狩野探幽らによる龍の装飾は見事でした。ここで神主さんが日光東照宮について説明してくれました。お土産に慶祝令和とかかれた陽明香守(御香守り)を500円で購入。白檀の香りがするお守りです。

 

本殿の帰りにまだ見学していなかった神輿舎を外から見学。こちらも重要文化財です。中には春秋渡御祭(5月18日、10月17日)に使われる、三基の神輿が納められています。

 

東照宮大祭の様子が写真で紹介されていました。

 

中の様子を拝見。3基の神輿が収められ、中央は徳川家康公、右側は豊臣秀吉公、左側は源頼朝卿の神輿です。鏡天井の金箔地には狩野弥右衛門による天女舞楽の図が描かれています。

 

最後に訪れたのは本地堂(薬師堂)。天井の龍の絵は鳴き龍として知られています。大勢の観光客や子供たち(遠足や修学旅行)が殺到していて入館するのに大行列。相当な待ち時間を要しそうです。中も騒々しく鳴き龍を体験できそうに無さそうなので、ここはパスすることにしました。

 

約1時間30分かけて東照宮をめぐってきました。まだ時間があるので、お隣りの二荒山神社まで足を運んでみることにします(まだまだ続く)。

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日光散策(3) 東照宮唐門から眠り猫を見て奥宮へ 2019.9.6

2019-09-08 15:30:19 | 旅行

豪華絢爛な陽明門を抜けると正面に唐門、右手に神楽殿と坂下門と続きます。唐門の背後には平成の大修理中の御本社が控えます。陽明門、御本社、唐門、坂下門の眠り猫と国宝がひしめき合っています。

 

 

まずは唐門を見学。門が開かれ拝殿の様子を見ることができます。全体が胡粉で白く塗られ、「許由と巣父(きょゆうとそうほ)」や「舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ)」など細かい彫刻がほどこされています。柱には昇龍、降龍の彫刻が施されています。唐門の屋根には鰭切れの龍(昼の守り)と、恙(つつが)とも呼ばれる唐獅子(夜の守り)が飾られています。

 

唐門の説明板です。江戸時代の参拝基準となった門で、ここより昇殿出来る者は御目見得以上の幕臣や大名に限られていたようです。

 

 

 

唐門の上部には「舜帝朝見の儀」が彫られているそうです。

 

 

右手には神楽殿(重要文化財)。春の大祭では八乙女が神楽を奉納します。

神楽殿の先の坂下門を抜けて奥宮へ向かいます。

  

坂下門手前の回廊の上に、国宝に指定されている彫刻「眠り猫」があります。

 

 

眠り猫は左甚五郎作と伝えられています。牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われています。

これより奥宮に通じます。江戸時代には将軍しか入れなかった開かずの門だったそうです。

 

奥宮参道の説明です。階段は207段あります。 

 

坂下門の先から階段が始まり、しばらく平坦な参道を歩き、再び階段が続きます。 

 

東照大権現と書かれた扁額の掛かる青銅製の鳥居が見えてきました。三の鳥居となります。ここから先が奥宮です(さらに続く)。 

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日光散策(2) 東照宮表門から陽明門 2019.9.6

2019-09-07 18:11:55 | 旅行

五重塔を見学後、いよいよ正面の東照宮へ向かいます。日光東照宮は、元和3年(1617)徳川初代将軍徳川家康公を御祭神におまつりした神社で、現在のおもな社殿群は三代将軍家光公によっり寛永13年(1636)に造替されたものです。社殿群は平成11年12月に「世界文化遺産」に登録されました。

昭和25年4月から着手した昭和大修理事業に続き、平成の大修理により多くの社殿が美しくよみがえっています。現在も御本社を中心とした修理工事が数められています。

 

最初の表門です。東照宮最初の門で左右に仁王像が安置されています(仁王門とも呼ばれています)。昨日は大勢の生徒が修学旅行や遠足で訪れていて大混雑でした。

 

表門の左手にコウヤマキの大木があります。樹齢370年、樹高38m、目通り直径1.4mあります。栃木の名木100選に選ばれています。

 

コウヤマキの大木のすぐ脇にあるのが神厩舎です(重要文化財)。ご神馬をつないでいた厩です。建物の欄間には8個の神猿彫刻が飾られています。

 

これが有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿彫刻です。

 

神厩舎の反対側には三神庫(重要文化財)。上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫と呼び、千人武者行列で使用される馬具や装束類が収納されています。上神庫の屋根下には立派な彫刻があります。 

 

狩野探幽が下絵を描いた大きな彫刻です。当時は日本に像がいなかったので想像で描かれたそうです。このように彫られると神聖な印象をうけますね。

 

上神庫の先には徳川の紋が彫られた鳥居の先に陽明門が姿を現します。その左手前が鼓楼、右側が鐘楼です。そして階段下脇の灯篭は南蛮鉄燈籠。

 

正面の陽明門は遠くから見てもとても美しいです。

陽明門の手前にも多くの社殿があるので紹介しておきます。

 

水屋(御水舎)です。こちらも重要文化財です。ここで心身を清めます。花崗岩の水盤を中央に配し、水を使うことを考慮して柱は腐らぬよう花崗岩でつくられています。は元和4年(1618)九州佐賀藩主鍋島勝茂公によって奉納されました。屋根は唐破風。彫刻が配されていて桃山時代の豪快な彩色の代表的な遺風とされています。

 

天海版の一切経を収めた建物で経蔵とも言います。内部には輪蔵と呼ばれる八角形の回転式大書架があります。

 

陽明門向かって右側の鐘楼です。

 

 

向かって左側の鼓楼です。鐘楼とは参道をはさんで左右対称に配置されています。いずれも重要文化財です。構造、意匠ともにほぼ同じつくりですが、彫刻の数が異なっています(鐘楼78体、鼓楼38体)。また鐘楼、鼓楼の先には陽明門の廻廊が続いています。こちらは国宝です。陽明門の左右に延びる建物で、外壁には我が国最大級の花鳥の彫刻が飾られています。いずれも一枚板の透かし彫りには、極彩色がほどこされています。

鼓楼手前の銅灯籠はオランダ国からの奉納されたものです。写真ではわかりにくいですが回転灯篭上部の葵紋がすべて上下逆さになっていることから、逆紋の廻り灯篭と呼ばれています。

 

続いて国宝、陽明門を見上げます。彩色鮮やかで豪華絢爛です。いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など508体の彫刻が施されています。

 

陽明門の案内板を紹介しておきます。 

 

 

 

 陽明門の扁額は後水尾天皇の直筆によるもので、「東照大権現」と書かれています。

 

日光東照宮の絢爛豪華な装飾を企画・構成したのは、幕府御用絵師である狩野探幽(1602- 1674)です。

 

 

どの彫刻も穏やかな表情をしています。泰平の世をもららした徳川家康公の功績をたたえ、理想的な政治の在り方を示すものと考えられています。

 

本殿を守る随身像(向かって右側) 

 

 向かって左側の随身像。これらは誰なのでしょうか。随身像の袴の家紋が、織田信長の家紋「木瓜」や明智光秀の家紋「桔梗」に似ているので注目されているようです。

 

陽明門の背面には狛犬(向かって右側) 

 

向かって左側の狛犬。東照宮のHPによると、狛犬は一般的に唐獅子と狛犬(角がある)の一対を総称した呼び名ですが、陽明門の一対にはどちらにも狛犬の特徴である角が付いていないので、両方唐獅子という珍しいものです。

 

陽明門の天上には狩野探幽作の昇り龍と降龍が描かれています。こちらは登り龍。八方睨みの龍とも呼ばれています。

 

こちらは降り龍。四方睨みの龍とも呼ばれています。いずれも今にも動き出しそうな龍でした。ゆっくりと見たいところですが、昨日は見学者が多く通路を歩きながらの見学となりました。

 

背面から見た陽明門です。

続いて唐門と眠り猫を見て奥宮へと向かいます(まだまだ続く)。

 

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日光散策(1) 東照宮五重塔 2019.9.6

2019-09-06 23:43:08 | 旅行

今日は休暇を取得し日光をめぐってきました。車で日光市内は素通りして奥日光方面へ向かうことが多いためか、日光市街を歩いたのは小学校の修学旅行以来かもしれません。東照宮や二荒山神社、輪王寺を全て巡ると丸一日かかるようですが、午後から石の里大谷にも行ってみたいので、日光は東照宮を中心に見学、時間が許す範囲で他の観光スポットにも寄ってみることにしました。

 

いつもと同じ時間に起床し、朝食後に友部のアパートを出発。6時48分発の水戸線で小山駅へ向かい、両毛線を2駅乗り栃木で東武日光線に乗り換えます。栃木駅から急行で約40分で東武日光駅へ到着します。新鹿沼駅を過ぎて今市に近づくにつれて空が青さを増し、車窓左側に日光連山が姿を現しました。9時16分に東武日光駅に到着。友部から約2時間30分です。

 

東武日光駅から東照宮までは約2km。大谷川沿いに上流へ向かいます。日光連山が近くに見えますが、男体山、大真子山、女峰山共に標高2000m以上は積雲の中です。

 

約50年ぶりの東照宮です。小学校の時に訪れた記憶はほとんど残っていません。

 

まずは五重塔に向かいます。スカイツリーとどのような関係があるのでしょうか・・

 

東照宮に向かう途中に、このような案内がありました。東照宮はスカイツリーとほぼ同じ高さにあるのですね。

 

東照大権現と書かれた鳥居をくぐります。正面が東照宮。

 

その左手前が五重塔です。高さは36m。極彩色の日本一華麗な五重塔で、初層軒下には富田宿(現大平町)の名工 後藤正秀が手がけた十二支の彫刻があります。また、初層内部にも漆塗り・彩色・漆箔がきらびやかに施されています。

 

重要文化財の説明です。なるほど。心柱は4層から鎖で吊り下げられ、下端が礎石から浮いているのですね。耐震効果の高い心柱構造は東京スカイツリーでも使われている技術です。

東照宮のHPから引用します。

塔を貫く心柱は事例の少ない懸垂式で、礎石には据えられず、四重から吊り下げられて浮いています。これは、時を経て重みで塔身が縮んだ際にも、心柱が五重の屋根を突き抜けてしまわないよう、江戸時代に考え出された工法です。  こうした工法が可能であったのは、五重塔の心柱が構造上塔身から独立して、先端の相輪だけを支えているためですが、一方で、そのように塔身と分離した心柱は、免震の機能を果たすとも考えられてきました。東京スカイツリーのデザイン監修者である元東京藝術大学学長 澄川喜一氏によれば、この五重塔の免震機能はスカイツリーの制振システム(心柱制振)にも応用されたといいます。

 

内部が公開されていたので見学します。公開されている内部の心柱は撮影禁止なので、説明資料を紹介します。

 

心柱の下端が地盤から10cm浮いている様子です。心柱制震と呼ばれる技術です。

せかっく内部に入ることができたので、名工 後藤正秀が手がけた十二支の彫刻を間近に見ることができました。ぐるっと紹介しておきます。順不同で撮影したので十二支の順番に編集しました。合ってるかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて東照宮を拝観します(続く)

 

 

 

 

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月と木星が大接近 2019.9.6

2019-09-06 21:22:06 | 日の出・月の出

今日は残暑が厳しい一日でした。八王子では最低気温 20.0℃、最高気温33.2℃と日中は真夏の陽気が続いています。ただし空気は若干秋めいてきました。帰りの埼京線の車内から富士山のシルエットが綺麗に見えました。夜になると、南の空に大接近した上弦の半月と木星が綺麗に見えています。

中秋の名月まで1週間となりました。台風15号が通過後、秋雨前線が南下しそうです。来週末の天気はどうでしょうか・・・

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令和元年「かもめーる」の特別小型切手シート 2019.9.5

2019-09-05 21:51:27 | Weblog

今日の昼休みに株の配当金を受け取るために会社近くの郵便局へ行ったところ、小型切手シートが販売されていたので思わず衝動買いしました。10月からの郵便料金改定を先取りした63円と84円切手のシートです。それぞれ月と白梅がデザインされています。10月以降の通常切手がこのデザインになるのか尋ねたところ、そうではなく記念切手との説明。でも何を記念した切手かどこにも記載されていません。帰宅後に調べたところ、かもめーるのくじ賞品でした。デザインの説明を郵政省HPから抜粋します。

令和元年に発行する賞品として、「令和」の由来である万葉集「梅花の歌」序文の「初春の令月にして気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披らき蘭は珮後の香を薫らす」にちなみ、月と白梅を題材にしたデザインです。

 

こちらは勧められて同時に購入した寄付金付き記念切手。寄付金は東京2020オリンピック、パラリンッピックの準備と運営に役立てられます。

明日は久しぶりの一日休暇(働き方改革のため休暇取得数が少ない人は強制取得)。今週は車を自宅に置いてきました。さて電車でどこへ行こうか。日光東照宮あたりかな?

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阿字ヶ浦の酒列磯前神社 2019.8.29

2019-09-01 00:17:16 | 茨城県

昨日の午前中は自宅前のエスフォルタアリーナ八王子が騒がしかったようです。ネットで調べると全日本マーチング東京都大会が開催されているらしく、高校の部に地元八王子学園八王子高校が参加していました。娘が高校の時に全国大会に出場して大阪城ホールまで応援に行ったことを思い出した奥さんは、思わず観戦に行ってしまいました。その甲斐あってか???見事東海大高輪台を破り全国大会の切符を手にしたようです。東京都を代表して出場する全国大会でも頑張ってほしいですね。

午後からは奥さんの要望でノートパソコンを近くの電気屋に買いに行きました。早速office2019の設定をしたところ、UPDATEの時にOffice365のアカウントに誘導されて抜け出せなくなり、officeを再インストールしようとしてもプロダクトキーにOffice365が紐づけられてしまって、どうにもならなくなってしまいました。夕方からは自宅の車を買い替えを目的にディーラーに行って試乗し購入を決定、契約・・・と慌ただしい一日でした。夕食後は息子の協力を得てパソコンと再格闘しましたが、どうやらマイクロソフトの罠にはまってしまったようです。今日はそのリカバリーに追われそうです。他にもやることが山積み。相変わらず休めない休日が続きます。

さて、この前の木曜日は明るいうちに酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)を訪れるために早めに退社して、勝田駅からひたちなか海浜鉄道で阿字ヶ浦駅へ向かいました。

 

 

阿字ヶ浦駅到着は16時20分。留置されているキハ222(写真右) とキハ2005(その奥)は見るたびに痛みが激しくなっています。引退してまだ3~4年ですが潮風の影響でしょうか。この先どうなってしまうのでしょう。

 

残暑が厳しい中、東へ歩いていくとほぼ中間地点に案内版がありました。とても可愛らしい表記ですね。

 

酒列磯前神社の鳥居と参道です。本社がこの鳥居付近から現在地に遷宮したのは元禄15年(1702)。水戸第2代藩主光圀公が遷宮を命じ、光圀の死によって遷宮は一時中断されますが、第3代綱條公の時に遷宮が完了し、以後、本殿や拝殿を囲む境内地内や一の鳥居から拝殿まで続く参道両脇の樹叢は手厚く保護されてきたようです。

 

酒列磯前神社のHPから引用します。

関東地方の太平洋岸沿いの台地斜面などには、海洋による温暖な気候によって生育が促された暖帯性樹叢がしばしば見られますが、酒列磯前神社の境内林もその樹叢の一つです。

ヤブツバキが優占する参道両側には、樹齢300年をこえるといわれるヤブツバキの古木に加え、枝振りに特有の奇観を呈するタブノキの古木が点在し、さらに、オオバイボタ、スダジイ、ヒサカキなどの常緑広葉樹が生育しています。

 

薄暗く心地よい参道を歩きます。200mあまり続きます。

 

途中にあるタブノキの大木です。

 

まずは手水舎で身を清めます。

 

正面に鳥居と狛犬、そして拝殿が見えてきました。再び酒列磯前神社のHPから引用します。

『文徳実録』によると、文徳天皇の斉衡3年(856年)12月29日に常陸国鹿島郡大洗磯前に御祭神大己貴命・少彦名命が御降臨になり、塩焼き(塩を精製する者)の一人に神がかりして、「我は大奈母知、少比古奈命なり。昔此の国を造り訖へて、去りて東海に往きけり。今民を済わんが為、亦帰り来たれり」と託宣され、当社「酒列磯前神社」が創建され、また現在の東茨城郡大洗町には「大洗磯前神社」が祀られました。 翌天安元年8月には官社に列せられ、更に10月には「酒列磯前薬師菩薩明神」の神号を賜りました。延喜の制では名神大社に明治18年4月には国幣中社に「大洗磯前神社」と共に列されました。

御社殿はかつては現在の第一鳥居付近に鎮座していましたが、先に紹介の通り水戸藩2代藩主徳川光圀公が由緒深い名社の荒廃を嘆き元禄年間御造営の計を起し、3代綱條公が現在地に遷座再興されました。

 

二の鳥居をくぐると左手には末社五社が続き、その先には水戸斉昭公腰かけの石。水戸藩9代藩主・徳川斉昭(徳川慶喜の実父)が神事をご覧になったときに腰かけた石と言われています。

 

続いて亀石象。宝くじで高額当選された方が縁起の良い亀石象を奉納したそうです。神社にお参りして、亀石象に触ると御利益があると評判になり、大安・友引日には大にぎわいになっているとのこと。。

 

めでたい知らせです。ジョイフル本田ニューポートひたちなか店内の宝くじ売り場ジョイフル本田チャンスセンターでは、年末ジャンボ発売日に以後一年間の高額当選券発売と多くの方々が当選しますようにと、酒列磯前神社の神職と巫女が売り場で祈願祭を行っているそうです。年末ジャンボの時期になると、会社でもジョイフル本田の宝くじ売り場の件が話題になります。

 

 これが亀石象。

 

参道右手には神馬舎があります。社の中には白馬の像が鎮座。神社に馬が奉納されているのは珍しいですね。

 

隣には神楽殿。大神輿と随神様が保管されています。

 

正面の拝殿です。現在の社殿は国費を持って昭和12年に改築竣工されました。

 

拝殿に施された「リスとブドウ」の彫刻は日光東照宮御造営後の左甚五郎の作と伝わっています。

 

本殿の左手には酒列鎮霊社があります。日露戦争から第二次世界大戦までの戦没者を祀っています。

 

拝殿とその奥の本殿です。これらの社殿の背後に広がる境内林は、スダジイ、タブノキなどが樹高15~20m程の高木層を、さらにユズリハ、モチノキ、ヤブツバキ、シロダモなどが亜高木層~低木層を構成し、比較的自然度が高く、壮観ともいえる独特の林相を呈しているそうです。

 

反対側からの眺め。

 

丸い扁額?をズーム。"酒列磯前神社" と彫られています。

 

 帰りは、参道横(北側)の鳥居をくぐり海へ向かいます。

 

漁港から阿字ヶ浦海岸を見渡します。正面にはひたち海浜公園の観覧車が小さく見えています。あそこまで歩いていきます。

 

 阿字ヶ浦海岸の様子。

 

ズームすると堤防に釣り人。その先にはNYKと書かれた大型船が見えていました。

 

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