ミッションというよりどちらかというとバリュー、もしくは、そんな言葉があればサブ・ミッションということかもしれないけれど、以下は、今まとめようとしている私たちの会社の心得のようなものの抜粋。
私たちの仕事は、
読み、書き、聴き、学ぶ/真似ぶこと。
私たちの仕事は、
誰かに言われたからやるようなものではない。
私たちの仕事は、
仕事を楽しむ方法を考えること。
そして、最高の倫理観をもって
物事に、謙虚で、オープンで、正直であること。
いまはまだダメだな。言葉もむちゃくちゃだ。しかし、ここに書かれたようなことは、ぜひ構えとして明文化しておきたいと思う。もちろん、この話の前半部には具体的なドメインとか目指すべき姿、そのための方法論を示す信条があるわけだけれど(それはまた別の機会に譲るとして)、たとえその部分が変わることがあったとしても、少なくともこれらの考え方については、不変のものとして心に留めておきたい。
もっとも、完成度としては、まだまだ補足説明がないと成り立たないような代物なので精度を高める必要はある。とくに「仕事を楽しむ」なんてのは何かと誤解を生みそうで、「仕事を楽しむためには……」というこの後に続く能書きも込み込みで、なんとか短い訓示にまとめたいと苦戦している。
#
少しその「仕事を楽しむ」の部分だけ深く考えてみると、結局は、公私のボーダーをなくす、というところに行き着く(もちろん、イヤな仕事でも楽しめる方向に企画していくという心意気を学ぶっていうのもあるけれど)。しかし、このことを正確な言葉で表そうとすると、いささか難しくてどう書いても誤解を招いてしまいそうだ。
「いつも仕事のことを考えておくこと」というのも少し違うし、「趣味や生活を仕事に取り入れる、仕事と関係しそうな趣味をもつ」というのも違う。やはり何度かふれているが「切り替えが自在な公私2つのモード/回路をもつ」という言い方が一番近い。「オリンピックとか、おおむねの人が忘れそうになっている巨人×阪神戦は見たいけれど、ウェイティングの時間までTVモニターの前に寝っころがってダラダラするのもなんなので、PCをリビングに持ってきて仕事しながら見よう。ひょっとしたらTVの中に、カラースキームとかキャッチフレーズのヒントが見つかるかもしれないし」とか「まあとりあえず仕事しよ。飽きたら『宿屋めぐり』なんか読んでみて、そんで感想でもブログに書いて、飽きたらまた合間みて仕事したらいいやん」。たとえば、こんなようなことか。
ただ、こういったことを上手くやるには、緊張/弛緩、集中/拡散のそれぞれの深みに一気に入っていけるという能力が必要になるんだろう。なんだか、『バガボンド』の24巻、25巻あたりの武蔵と小次郎の戯れあたりが大いに参考になりそうだ。
私たちの仕事は、
読み、書き、聴き、学ぶ/真似ぶこと。
私たちの仕事は、
誰かに言われたからやるようなものではない。
私たちの仕事は、
仕事を楽しむ方法を考えること。
そして、最高の倫理観をもって
物事に、謙虚で、オープンで、正直であること。
いまはまだダメだな。言葉もむちゃくちゃだ。しかし、ここに書かれたようなことは、ぜひ構えとして明文化しておきたいと思う。もちろん、この話の前半部には具体的なドメインとか目指すべき姿、そのための方法論を示す信条があるわけだけれど(それはまた別の機会に譲るとして)、たとえその部分が変わることがあったとしても、少なくともこれらの考え方については、不変のものとして心に留めておきたい。
もっとも、完成度としては、まだまだ補足説明がないと成り立たないような代物なので精度を高める必要はある。とくに「仕事を楽しむ」なんてのは何かと誤解を生みそうで、「仕事を楽しむためには……」というこの後に続く能書きも込み込みで、なんとか短い訓示にまとめたいと苦戦している。
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少しその「仕事を楽しむ」の部分だけ深く考えてみると、結局は、公私のボーダーをなくす、というところに行き着く(もちろん、イヤな仕事でも楽しめる方向に企画していくという心意気を学ぶっていうのもあるけれど)。しかし、このことを正確な言葉で表そうとすると、いささか難しくてどう書いても誤解を招いてしまいそうだ。
「いつも仕事のことを考えておくこと」というのも少し違うし、「趣味や生活を仕事に取り入れる、仕事と関係しそうな趣味をもつ」というのも違う。やはり何度かふれているが「切り替えが自在な公私2つのモード/回路をもつ」という言い方が一番近い。「オリンピックとか、おおむねの人が忘れそうになっている巨人×阪神戦は見たいけれど、ウェイティングの時間までTVモニターの前に寝っころがってダラダラするのもなんなので、PCをリビングに持ってきて仕事しながら見よう。ひょっとしたらTVの中に、カラースキームとかキャッチフレーズのヒントが見つかるかもしれないし」とか「まあとりあえず仕事しよ。飽きたら『宿屋めぐり』なんか読んでみて、そんで感想でもブログに書いて、飽きたらまた合間みて仕事したらいいやん」。たとえば、こんなようなことか。
ただ、こういったことを上手くやるには、緊張/弛緩、集中/拡散のそれぞれの深みに一気に入っていけるという能力が必要になるんだろう。なんだか、『バガボンド』の24巻、25巻あたりの武蔵と小次郎の戯れあたりが大いに参考になりそうだ。