そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

8月13日(日)我が故郷、我が鎮魂

2017年08月13日 | 公開

 

  泊まったホテルの食堂からのレークビューはみごとだった。バイキング形式だったので、仏壇のお供え用の白飯などを、こっそり確保した。(笑

  実家へ帰り、掃除をする。半年締め切っていた家を開け放ち、風をいれ。掃除機を掛けて拭き掃除をすれば、さほど傷んではいなかった。外に出していた鉢植えは、枯れ果てていたけれども・・・。近所にご挨拶に回った。

  11:00に南田町のゲストハウスの見学に行く。中学高校の同級生H君の妹さんがやっておられる、古民家再利用。ご祖父母が暮らしておられた、大正期の民家を、貸家にしておられて、リニューアルされたものである。本当に素敵だったが、何気なく置いてあった竹製屑籠に、感激。これは、かつておそらく、松江のどの家にでもあった屑籠ではないだろうか? 私の育った家にもあって、今でもなつかしく思い出す。今でも作られているのであれば、入手したいとずっと思ってきたものである。いやはや、ほんとうに懐かしかった。

  妹さんと、ご友人のインテリアコーディネータのKさんを御案内し、実家を見ていただく。Kさんの姉上は、どうやら、H小学校が私と同期らしいのだが、人数も多かったし、記憶にない。(汗

  結果、家屋自体はしっかりしているので、片付けさえすれば、貸家もしくは貸しオフィスなどにすぐ使えるのではないかとのこと。まあ、ロケーションは国宝松江城のすぐ横で、最高である。実妹と相談してみよう。

  それから墓参り。花を立て、灯明と線香をあげて、本日のメインイベント終了す。

  昼食は「ろんじん」へ行く。かつて松江にあった、しゃぶしゃぶの名店だが、堀端に開店、オーナーも何もかも代わり、店名と調度類だけ引き継いだとのことであった。まあ、このロケーションなら、観光客は入ることだろう。

  それから、家の管理をお願いしている従姉の婿殿、T宮司のところにご挨拶に行った。

  夕方は、I電鉄会長ご夫妻との会食で、T宮司も呼ばれ、電鉄駅近くのお店で、すっかりご馳走になった。正真正銘、宍道湖産の鰻と、モロゲエビが供されたのには、しんそこ感動いたしました。

これやこの 宍道の湖(うみ)に 棲むといふ あをてふ名なる 鰻なりけり(雲州甲乙人)

これやこの 宍道の湖(うみ)に 棲むといふ もろげえびなり てながではなく(右往左翁)

 

  明日は棚行である。それが済んだら盆送りで。明後日帰京し、娘を嫁?に、出さねばならぬ。

 

 


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