そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

12月3日(水)御堂関白になる

2014年12月03日 | 公開

  A師匠のご指導で、忘年会の歌会のリハーサルみたいなことをする。「うつほ」の意味がどうも釈然としないが、作者の意図と享受者の読みがすれ違うのは、よくあることなんだけれど…。

  余興?の打ち合わせも。私はなんと、御堂関白役をやらされることに。原典ヴァージョンと、現代語訳ヴァージョンを交錯させるという面白い思い付き。しかし、現代語ヴァージョンはどう演じたものか。道長を森繁、実資を有島一郎でやろうかということに一応はなったけれども…。まあ、こういうのを、その場でアドリブでやっちゃうのが、大学教授というものなのだ、エヘン。

  終了後は飯も食わずに直帰。松江からアゴ製品が届いていたので、ボージョレヌーボーの残りおよびベーグルと一緒に食って、おしのぎとする。

  A師匠に、本日の有職故実のご講義の画像を見せていただいたが、武官束帯を着したモデルの女子学生があまりにかっこよくて、驚きももの木だった。これをきかっけに、前近代で卒論を書く学生がぜひ増えてほしいよ。


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